~へっぽこからのお知らせ~

10月28日(土)13時~の市ヶ谷フォーカスライトにて行うFSSオフ会について、参加者の皆様に詳細をお送りしております。
ご参加いただける13人の皆様大変ありがとうございます。もしもまだ届いていない!という方いらっしゃいましたらゴラァ!と私に至急ご一報下さい^^;
また若干名ですが追加募集をすることにしました。当日お休みが決まった方、もし良かったらフォームからお問い合わせください。

11月2日(木)19時~TOHOシネマズ秋田での花の詩女ゴティックメード再上映、無事50枚のチケットが販売され公開されることになりました!(パチパチ)チケットはまだまだドリパスで販売中ですのでお近くの方、ご旅行計画の方是非ともどうぞ!
2日は私も(ほぼ弾丸ですけど…)秋田に行くことになりました^^;どうぞ行かれる方よろしくお願いいたしますm(_ _)mこちらに関しては待望されている方にはちょっと嬉しい情報も今後あるかもしれませんので、少々お待ちくださいね。(あ、でもなかったらゴメンナサイ^^;)

◯5日(日)の上野ゴティックメード再上映+永野先生トークショーはまだ情報がありませんので、永野先生の公式サイト、あるいはTOHOシネマズのサイトをつぶさにチェックをお願い致しますm(_ _)m
※どうも333席のスクリーン3ではないかと思います。新宿のときより競争率高いかも…。

◯配布物Fughetta.シリーズ3冊について。バックナンバーに関してはお申込みを締め切らせていただきました。今迄お申し込み頂いた皆様どうもありがとうございました。
最新号3に限り、年末まで郵送も受け付けます。お問い合わせフォームにてご住所、お名前、お誕生日(要年齢確認のため)お知らせくだささい。
※尚配布物に記載したコラムについてはブログ公開予定はございませんのでよろしくお願いいたします。

ささやかな最大権力(1)

ある平日の午後、お昼と呼ぶには少し遅すぎる頃合だった。 紫外線が突き刺すようではあったけれども、眩しく深い群青色の空と手入れの行き届いた庭の木々、高原特有の爽やかな風が、ひんやりとした畳のみどりと共に、この部屋に帰って来た者をいつものように優しく受け入れてくれていた。 コ...

ささやかな最大権力(2)

部屋の見張り番が「コーラス王のファティマ」であるウリクルを探しに城地下のモーターヘッド・ハンガー(格納庫)へやってきたのは、それから5分ほど経ってからの事だった。 彼女はその時・・・、先日行われたばかりの模擬戦後のモーターヘッド整備に関する打ち合わせを、十数名のメカニックや...

ささやかな最大権力(3)

ウリクルに置いて行かれた形になってしまったハミルがコーラスの部屋へ戻ってくると、彼女は入れ違いに、反対方向へ慌しく場を去るのが見えたのだった。 そしてまた暫くすると、彼女はコーラスの部屋に戻ってきた。─その両手には、欅で出来たお盆を持ち、お茶の用意だと思われる一式と共に。 ...

ささやかな最大権力(4)

・・・その頃、「誰も部屋に入れないように」とのコーラスからの命を忠実に守っているハミルの元に、ひしゃげた紙袋を掲げて急ぎ足でこちらへ向かってくる人影が彼の前に現れたのだった。 「あれ、センパイじゃないですか。」 ハミルは形だけの敬礼をやって来た先輩に対して行った後、陛下に何...

ささやかな最大権力(5)

ハミルと「先輩」が切迫していた頃、彼らの主君であるコーラスと、コーラスのファティマであるウリクルが、広大な自室の濡れ縁で─この場所もまた、徒競走が出来そうなほど広いのだけども─ふたり並んでたたずんでいた。 どこまでも高く深い群青色の青空に、柔らかな雲で出来た牧羊の群れが太陽の...

ささやかな最大権力(6)

ふたりはそのまま、お茶もそこそこに積もる話に花を咲かせていた。 外遊のこと、留守だった時の城のこと、 模擬戦の内容やその後のこと。 時折笑い声も混じりながら。 午後の陽差しに包まれながら、風のそよぎに身を任せながら。 ・・・お喋りしながら、何故だかウリクルは昔の事を...

ささやかな最大権力(7)

「・・・ごめん、ウリクル、トイレに行きたいの?落ち着かないんだけど」 ─冷静でいられるわけがないだろう! 誰かがコーラスと自分の膝枕を見ていやしないだろうか、眼だけでなく首も左右、後ろも振り返りながらどうしようもない事態に困惑と、むず痒いというか恥ずかしいというか・・・とにか...

ささやかな最大権力(8)

陽が時間を追って少しずつ傾いていく。 動いていく雲の色も次第に黄味を帯びていく。 時間は迫り来る。分かっていても二人は話を止められずにいたのだった。 …コーラスの核心に辿り着かないまま。 「さっき昼間にこんな話をするのって久しぶりだって、君も言っていたよね。・・・確か...

ささやかな最大権力(9)

副騎士団長と、騒動に巻き込まれた─渦中に投げ込まれたのはこちらかも知れないけど─先輩がハミルの前から去ってから、彼は再び静寂を迎えた国王の部屋の警備を続けていた。 しかしながら、どういう訳だかどこからともなくセンパイは再び現れ、ハミルの元に舞い戻ってきてしまったのだった。 今...

ささやかな最大権力(10)

─僕がウリクルに抱きしめられている。 思いがけないとしか言い様のない事態をどう処理して良いのかまごつきそうになりながらも、コーラスは次の言葉を待つことにした。 軽く瞳を閉じて、血の通った温かさを感じ取りながら。 「・・・本当にごめんなさい。私、誰にも見つからないように、も...

ささやかな最大権力(11)

ふたりが互いの身を寄せ合っていた時間は決して長いものではなかった。 でも、今のふたりには例えそれが十秒であっても、それで充分だった。 「・・・ちょっとジュノーンの様子でも見てから支度しようかな。」 「マスター、お時間大丈夫なのですか?」 「彼の顔だけ見たらすぐ戻るよ。ウリ...

ささやかな最大権力(12)

地下のモーターヘッド・ハンガーへと、ふたりは城の廊下を並んで歩いていた。 窓の外からは、夕暮れの茜色が今日も白亜の城壁と、彼らを優しく包み込んでいた。 「マスター、さっきのあれでは・・・ばらしているようなものではないですか!」 小声で不服を述べつつ、ウリクルは心配そうな表...

ささやかな最大権力・後書き(1)

結局6月は、オリジナルキャラのイフリート君のお話「希望もないパンドラ」を仕上げる予定だったのですが、ツイッターの #ファティマ総選挙  とそれに伴って出来たこの「ささやかな最大権力」で終わってしまいそうです。でもなかなか怒涛の一ヶ月間ではありました。 自分は単にツイッターの話...

ささやかな最大権力・後書き(2)

二次創作といっても一つの作品としていろいろな種類が存在しますし、コラージュのように他作品と組み合わさったり、もしも設定だったり、あるいは笑いや官能を追及してみたり様々なようですが、(ただ二次創作という言葉自体は、かつてFSSサークルにいた頃の若いときは聞いたことがなかったなぁ。)...