狙われた?天才少女。

7月になりました。大変蒸し暑いです^^;
水不足やら色々心配事、一方九州地方では大地震の爪あとに大雨があり、どうしてこう上手く配分されないのだろうかと気がかりなこの頃です。
配分といえば7月は大変忙しい為、更新も少し抑えめになるかと思います。(雑誌ニュータイプのネタバレ付き感想文などは予定通り行う予定です。)なのに色々控えていることもあったり.。
さてさて今月のへっぽこブログは一体どんな展開になりますやら。

そんな中、今回はちょいとここいらで物事の整理をしてみようかとつらつら書き出していきました。
例の、ナトリウム・フンフトさんと彼女の娘、桜子さんについてです。
ちょっと長くなりそうなので、一旦ここで区切らせていただきますね!





さてさて。フンフトさんと桜子さんについてですが、改めて振り返ってみましょうか・・・
・詩女ナトリウム・フンフトは、コーラスメロディ王家のピアノさんと不倫して子供が生まれてしまい、預言能力がなくなり詩女剥奪。これが2961年。
・この二人の子供はファティマ・ガーランドでボルテッツ(後者の要素は最近出てきませんが…)ナトリウム・星(シング)・桜子さんである。
ただし彼女の生誕年は2974年である。
・桜子さんは後々、AKDの専属ガーランドになるけれども、どうもログナーの主治医になるらしい。そしてその後も延々とご登場の予定がある。
・フンフトさんは次の詩女であるムグミカさんの死後、ナインの要請もあり臨時で詩女に復帰。しかし預言は出来ないという世間の扱いだがクリスティン・Vに預言している。
また、フンフトはムグミカが生前マグダル・カイエンを未来の詩女として認定している事を承知しており、最大限尊重している。

このあたりまでは別に私はへっぽこを書き込んだ訳ではなくΣ(゚д゚lll)その理由はともあれ漫画で起きている事やデザインズ4、5や永野先生がニュータイプ4月号で仰っていたロングインタビューを簡単に纏めただけ。
これに対してのへっぽこ予想はブログにて既に幾つか書いてます。
そして私の突飛でしかない今までの文章を読んでいなくても、ここに挙げた事項に目を通すだけで、桜子さん親子は何か変だ、というのだけはおぼろげながらも解って頂けるのではないかと思います。

詩女さんは全ての歴史を知り、有名無名問わず人間の生き様を多く目撃、出来事を記憶継承し、政治的には色々あしらいながらも人々の平和を願い、時には預言で人を導くこともある、ボォス星に限らず星団全体を見渡す大きな存在。
上手く書けないのですが、彼女達が遥か昔から代々受け継ぐ情報量だけでも膨大で、その上また新しい視点と言葉が日々上積みされて行くのです。
そこから導き出される答えと行動は、途轍もない俯瞰と抑制によってもたらされているんだなぁと最近特に感じます。(この辺りはゴティックメード・ワールドガイドにも先生が書かれていらっしゃいます。)
しかしこれだけの矛盾が平然と並んでいると、現在いろいろな顔を見せつつあちこちで人を振り回している感じがするフンフトさん、彼女はかつてひとつの過ちで表舞台からの退場を余儀なくされましたが・・・それすらも彼女の戦略ではないかと、そんな気がしてきたのです。

今回は今迄のへっぽこ予想は一旦脇に置いて、別の角度から考えてみます。
(…あ、ご興味あれば今回はこの辺りをどうぞ。・・・一体何じゃこりゃ?という感じを受けるでしょうけれども^^;)
あの子はどさくさ紛れのガーランド、なの?本当?
へっぽこパロディから駒は出ません^^;・・・けども(前)


彼女のお相手^^;だとされるメロディ王家のピアノさんは、どうしてフンフトさんに接触してきたのか?というのが、振り返ってみればどうしてか気になってきたのです。
勿論その結果あんなことやそんなことがあって^^;^^;そうなっちゃったと取るのが普通だと思うのでしょうし(オイ!)まだ物語未登場のピアノさんは一体どんな方だか分かりませんが、メロディ家はコーラス王家の分家であり、彼の周囲にはコーラス王朝三王家の面々が(それこそ大勢)いたのに、彼らのチカラを借りずに、どうして他星にいるフンフトさんに頼らなくてはならない何かがあったのか・・・

そう思いながらDESIGNS2を読み返してみると、気になる文章が浮かび上がってきました。
「また、メロディ家から本家よりも強い騎士が生まれるかもしれない」という懸念である。
それを読んでハッとなりました。

彼の娘さん、アルル・フォルティシモは確かに強力な騎士であり、お家断絶後、GTM・HL1を持ちだして傭兵をしていたもののマグダルの預言に導かれるようにハスハの騎士になり、その活躍はミノグシアだけでなく、裏ではコーラス国民からも亡国を助ける戦場のヒロインであることを期待されている。というか彼女達を追放した筈の王家自体も、アルルの行動をそれほど咎めていないというか、セイレイ王女は滅茶苦茶怒って討伐にあたっていますが、そんな風に思っているのは彼女だけ、みたいなところがあります。(王家の人間が呑気なのも妙なのですが、2989年のコーラス=ハグーダ戦争でフィルモア帝国の者が国王の命に直接手をかけた、のとは違い表向きには関与が一応未遂に終わったのと、その後ハスハ連合共和国が消滅してしまったのと関係はしている・・・のかな。)
また、メロディ家はかつて、まだ子供の剣聖、ハリコン・ネーデルノイドを擁しながら彼はシステム・カリギュラとの戦いで幼い命を落としています。
そしてそれを後年王朝の人間が振り返ると、どうも変に後ろめたさを感じられる部分がある。
幼い剣聖ハリコン・ネーデルノイドの誕生は、短期間でも「次の国王はこの従兄弟がなるべきでないか」という世論をコーラス王朝に巻き起こしており、ところが彼は早死してしまったので実際にはそうはならなかったのですが、どうもこの背景にはコーラス三王家が関わっているのでは、という良からぬ空気を生み出しています。
ハリコン・ネーデルノイドの時はコーラス21世の治世でしたが・・・

アルルはその後メロディ家から誕生した騎士であり、彼女の生年及び年齢は分かりません。しかし私達からすれば20代の、年頃の娘さんでありそうなのは外見から想像できますし、デザインズ4の個人年表を見ると、ダイ・グ・フィルモア5の生年が2943年なので、2961年の詩女剥奪事件の頃にはアルルはもう生まれていたのではないかという気がしています。だとしてもきっとまだ幼かったと思いますが、それでもハリコンの時だってかなり幼い。(ハリコンの設定画を見ても、3032年現在22歳である今のログナーみたいな感じですよね。)
例えば小学生になったかどうかくらいの強力な少女騎士、ましてやハリコンの死後もメロディ家に受け継がれてきた懐園剣も持ったりなんかしちゃうとえらく目立つ。もしもそんな「一種の天才少女」がまたしても世間に現れたりしたら・・・

コーラス本家を含む三王家、彼女を潰しにかかりませんかね(-_-;)
本来コーラス王家の跡継ぎは男子と決まってはいるのですが、よく理由は分かっておりません。そこにあの剣聖を出したメロディ家から強い騎士、となると女子でもこの際いいじゃん!みたいな風潮すら起きかねないのではないかと・・・。(ごめんなさい、この辺りはこの国のどこかの話にも関係してきそうではありますが・・・)
そしてアルルとの比較ターゲットは、・・・これまたゴメンナサイ、騎士だけど何かぼーーっとした風情の大学生である当時のコーラス3なのです。(しかも2961年時はロードス公と修行の旅に出てしまっていて不在。)
「彼女はハリコンの再来ではないか?」「あちらよりこちらの方が良いのでは?」と言われてしまうようなことが起きてしまったら・・・
比較されるふたりの歳は違えども、いや違うからこそ、ピアノさんは彼女を護るためにフンフトさんのところに相談に行ったとは考えられないでしょうか。

そして実際の物語としてはどうなったかわかりませんが、メロディ家は取り潰されたものの、アルルは元気にHL1を駆り、懐園剣ごとボォス星に渡り、その強力なチカラはミノグシアに貢献し、また懐園剣はやがて剣聖マドラの元にたどり着き、ラキシスを護る真の姿「超帝国剣聖アルゴン・プロミネンス」に変貌する有る出来事が起こります。

先にも書いたとおり、フンフトさんと彼女の娘、桜子さんには現在でもこれだけ取り上げられるくらいの矛盾があるため、発端となった出来事ですら何か訳があるのではないか?
現在アルルはその「家を潰された原因の不倫相手が長である」聖宮ラーンにに向かうように指示されそこに留まっていますが、一体彼女とどんなやり取りが交わされて再登場してくるのか?
来週の土曜日にはそんな物語の続きが分かるわけですが、ツラック隊のエピソードは気になることだらけで、もう本当にファイブスター物語の先が読めることが、とにかく楽しみだったりします・・・。

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~ここで余談、というか大宣伝^^;
今回のブログの内容はこんな所ですが、すみません、ここで宣伝をひとつ・・・
(以下、ファイブスター物語とは関係ありません。)

でも丁度コーラス王朝の話もしたので、トリオ、トリオですよ!という訳で・・・
2017年3月2日(水)19時~東京・白寿ホールにて、私達の企画を元に多くの皆様から様々なご協力を頂き、とある音楽会をこのたび開くことになりました。
私達の企画というのは・・・メンデルスゾーンのトリオ・・・ピアノ三重奏曲第一番を、最高のメンバーで集い、当時の楽器を用いた音楽で表現していただくこと。
メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第一番は、通称メントリ(面取りではありません^^;)とも呼ばれるほど、現在でもとても人気のある、大変迫力ある音楽です。
しかし、今の楽器で演奏すると、ピアノの音が大きく、また濁った旋律になりがちで違う意味での抑えたコントロールが必要になります。(FSSで云うところのデチューンみたいな感覚でしょうか。)
これがメンデルスゾーンの生きていた時代の楽器で演奏されると、本来はこういう音楽だったのか!と驚くほど活き活きと表現され、音楽が疾走しだし、興奮と大いなる喜びを覚えるのです。
私たちはクラシック音楽コンサートによく足を運ぶだけで普段演奏したりはしないのですが、今回色々なご縁が重なり、まさに日本を代表する奏者ばかり、考える限りで最高のメンバーが揃いました。
以前にも書きましたが、このブログはへっぽこブログですが、演奏会は本当のプリマクラッセが集まりました。おひとりおひとりが既に日本のクラシック音楽を引っ張っていらっしゃる素晴らしいアーティストですので、永野先生ご夫妻をも胸をはってご招待できるレベルだったりします。
このたび音楽会の詳細をご紹介させていただきます。尚、チラシやチケット販売は秋になる予定です。
クラシック音楽にご興味ある方はもちろん、音楽で五感を大いに刺激される時間になることは間違いありませんので、出来ましたらどなたにでも足を運んでいただけたら、へっぽこブログの主としてはとても嬉しいです。m(__)m

オリジナル楽器で聴く珠玉の室内楽
鈴木秀美のガット・サロン Vol.11
メンデルスゾーンの室内楽〈弦の音色、木の響き〉

2017年3月2日(木)18時30分開場 19時00分開演 白寿ホール
(ホールへの最寄り駅は小田急線代々木八幡駅もしくは千代田線代々木公園駅です)
出演
岡本誠司(ヴァイオリン)
鈴木秀美(チェロ)
小倉貴久子(フォルテピアノ)
*使用フォルテピアノ:J.B.シュトライヒャー(1845年、ヴィーン)

曲目
フェーリクス・メンデルスゾーン・バルトルディ
無言歌集 第4巻 変イ長調 作品53-1
厳格なる変奏曲 ニ短調 作品54
チェロ・ソナタ 第1番 変ロ長調 作品45
協奏的変奏曲 ニ長調 作品17
ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 作品49


いくつかインタビューなどもご紹介します。
鈴木秀美さんについてはこちら
小倉貴久子さんについてはこちら。
岡本誠司さんについてはこちらからどうぞ。



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