ゴティックメードを30回位観てきて思うこと^^;

 7年前の2012年11月に公開された映画ゴティックメード、2019年の今年も全国10地域(東京や大阪は複数あります)で再上映が行われ、私もこのあと11月30日(土)の千葉県柏と、12月28日(金)池袋HUMAXシネマズでの劇場版ファイブスター物語との2本立て上映に行く予定になっています。
 一体その間何回GTMを観に行ったか、もう途中からわやくちゃになってしまっていてすっかり忘れてしまっていますけども^^;多分30回近くは劇場に足を運んでいると思います。
 それでも先日数年ぶりに再会を果たしたフォロワーさんと話題になったのは

「2013年の梅田ブルク7の上映が本当良かったよね」

 という話に。今の所私自身も強くそう思っていて、当時ブログに記した感想を読み直してもその時のことが鮮明に思い出されます。(勿論、時間が経っていますからある程度の思い出補正などもあるかもですけども)
 中々大阪まで他の映画を見に行く機会はありませんけども、もしもGTM以外で興味津々な作品が自分の中で誕生したならばまたそちらに足を運びたい程、画面が本当にピカピカしていて素晴らしかったのです。

 ありがたい事にゴティックメードは
 →本上映(2012年)
 →2013年から起こったドリパスでの再上映
 →更に2015年のTOHOシネマズさんとドルビー社さんによる、ドルビーアトモス対応の9.1ch特別版の興り
 などを私は体験出来たため、今現在でも、9.1ch特別版での再上映では必然的に「開催劇場内での一番大きなスクリーン」での再上映が叶うようになりました。

 ただクラシック音楽でもコンサート会場には一長一短があるように(ホール全体もそうですけども座る所によっても響きが全く異なって感じたりもするのです)映画館にも個人的相性や見易さなどは存在します。
 ドリパスさんがヤフーからTOHOシネマズさんの運営へと変わってから、直営のシネコンであるTOHOシネマズでの再上映の機会が増えましたけども、やはり劇場によって一長一短があるように感じられます。

 全てではありませんけども、2010年代新規に作られたシネコンということであればTOHOシネマズは「何処の席で鑑賞しても画面が平行な感覚で比較的見易い」
 これはとても素晴らしいことだと思っています。
(全てではない、と書いたのは六本木のように違うシネコンからリニューアルしたものはその限りではないからです)
 ただ音響などは座った場所なのかはたまた映画館スタッフの違いなのか一回一回異なって聞こえますし、TCXの巨大スクリーン(9.1ch特別版になるとほぼ自動的にTCXのスクリーンになります)はともすると「発色が薄く感じられることがある」ような気分になる時もありました。
 ただこういったものはともすれば単に自分の体調のせいかも知れません。個々の会場でも随分見え方が異なる印象を抱きつつも、実際の所直接比較したわけではないので今まで自分からは話すことはありませんでした。
 しかしながら作品を見終わった後に感じる全体の印象としては必ずしも「9.1ch特別版>通常版」 ではないように思いました。
 TOHOシネマズだけに話を限れば、(今はなくなってしまったのですが)福岡天神本館や秋田などは通常版でしたけども満足度が高かったように思います。
 勿論音響に関しては9.1ch特別版の方がより繊細でゴージャスに感じられるのですけども、ゴティックメードはアニメーション映画ですし、映像の映り方そのものも作品に大きく左右されます。
 人物の瞳や光線の輝きや砂煙や背景の細かいきらめき、GTMの動きがよく解る方がとても満足度が高いのです(その点で梅田ブルク7は伝わってくる情報量がとても多く、とても優れていたと考えています。)
 これは映写機とスクリーンとの相性なのかスタッフの技術なのかお手入れなのかメーカーの違いなのか、私にはさっぱり分かりませんけども、映像全般としての満足度は箱によって随分異なるものなのだなと感じています。
 昨年年末年始のEJアニメシアターでの再上映(ここは本公開でも使われた旧角川シネマ新宿です)は外から随分と音声が漏れるくらい大音量だったような気がしましたけども、そうやって施設の足りないところをスタッフの手でカバーしている劇場もあるのかも知れませんね。

 まさか同じ作品を何回も別の映画館で見ることになるとは思いもよりませんでしたから、こういったことを書いている私自身が変人なのかも知れませんけども^^;しかし最近ではロングランだったり、声を出しても良い応援上映などで、好きな作品を何度もリピート視聴する作品がゴティックメード以外にも徐々に増えてきているように感じます。
 そして今こんなことを敢えて記しているのは、※9.1ch特別版であるTOHOシネマズ、ドルビーアトモス音響で公開できる12の劇場のうち、自分がゴティックメードで行ったことのあるスクリーンは半分の6でしたけども^^;今度行く柏が現在の所「音響と環境と画面とのバランスが良くて一番適しているのではないか」と考えているからです。
 といってもドリパスでのチケット発売は今日28日の18時まで、残り44枚なのですけども^^;もし良かったらこの週末確認しにいらしてください^^;(締め切り後は劇場要問合せですけども、当日券もあるかも知れません。)
 私自身は柏のTOHOシネマズに向かうのに片道2時間かかるのですが^^;それでもここに率先して行く&合わせてオフ会も計画したのはそんなところも含まれているということを一応お知らせしておきますね…。
 今回行けない方は次回もしあったらご検討下さい^^;
(ただご近所にお住まいでないと最寄り駅から劇場までが遠いですけども…それでも徒歩で移動する部分が少ないのもおすすめ理由のひとつです。JR我孫子駅からのシャトルバスもあります。東京や大阪以外のTOHOシネマズは郊外が多いのでどうしてもそうなってしまいますね。)

 追記
 無駄に?こういった印象が蓄積されてしまったため、他の映像を体験する機会がある度にこういったことを考えてしまうようになりました。
 偶然ですけども今年私はNHKのスーパーハイビジョン8Kシアター(3300万画素と普通のハイビジョン放送の16倍の高精度、音響は22.5ch。確かにより自然で臨場感溢れる音響と、うわ-肌年齢がまざまざ伝わってくる^^;となる映像で大変驚きました。)と、浜松のヤマハ株式会社イノベーションロードにあるスーパーサラウンドシアター(108.6ch、ここまで来るとライブ的過ぎて耳が騙されます^^;)を体感してきて、今度もし永野先生がFSSの映画を作られるとしたら公開時どの辺りをフォーカスされてくるのかとても気になるところです^^;
 さて土曜日オフ会時にお配りするプリントの作業を続けよう…
(元々この文章は、この配布物用にと書いていたものでした^^;結局普通に公開してしまいすみません。)



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