エルガイムとレイズナーのイベント行ってきました、けど。（9/3追記あり）

（9/3追記）
　9/1追加のグッズとしてTシャツやクリアファイルなどが販売になった…と思ったら今日も追加商品があります^^;結果私が30日にお店で見たときと比べて大分種類が増えています。（展示サンプルにもなかったTシャツやトートバッグ、永野先生の画を用いたステッカーやスマートフォンケースなども販売されているようです。）ただサンプルで見たものの中で販売されていないものもまだあったりして今後まだ追加販売があるのかなぁ…という感じですから、グッズ類が気になる方はお出かけ前にTwitterなどで情報確認されておくことをオススメ致します。
　追加販売される（まだ未発売のものもあり）商品一覧はこちらになります。

お待たせしました！ 追加商品のおしながきになります！！
⇩「THE AKIHABARA CONTAiNER」HPも更新しました！
https://t.co/F8RrnW6q9K #レイズナー #エルガイム pic.twitter.com/ibXN04ZxUw

— THE AKIHABARA CONTAiNER (@TheAKBCTN_INDOR) September 3, 2019

（以下元の文章。）
※注意　
　このブログは「ファイブスター物語に関連したブログ」ですけれども、以前にもこちらで書いたように、書いている私チークは「重戦機エルガイム」という作品には「永野護センセイのデビュー作」以上の思い入れがなく視聴も特にしていないのに加えて、蒼き流星SPTレイズナーについてはFSSの次くらいに思い入れのあった作品だったりするので、その辺り書いていることに個人的にとても偏りがあることを予めお断りしておきます。

　先日このブログで予告したとおり、秋葉原にあるTHE AKIHABARA CONTAiNERで現在開催中（9/11迄）の「AKIHABARA HANGAR　TYPE：エルガイム＆レイズナー」という物販イベントに行ってきました。
　ところが出かけようとしたらこんなツイートを見かけて…

ただいまレジ前にて、9月より順次入荷予定の新商品のサンプルを展示しています！あいにくの天気ではございますが、秋葉原へお越しのさいは是非お立ち寄りいただけますと幸いです★
(死鬼隊のみんなも待ってるよ)#レイズナー#エルガイム pic.twitter.com/PsDxAvUBuT

— THE AKIHABARA CONTAiNER (@TheAKBCTN_INDOR) August 30, 2019

　えー^^;こんなに追加発売が予定されているのだとしたらこの辺りのグッズが出揃ってから行った方が良いのかなぁと悩んだのですけども^^;ここで今日と予告してしまったし、ひょっとしたらお一人でもレポート心待ちにしている方がいらっしゃる…かもしれないしなぁ。と思い直し出かけてみることに。
　場所はJR秋葉原駅中央口出て右手を少し歩く（つくばエクスプレスだと出て真正面かな）と分離帯の向こうに観光案内所マークが見えると思います。その案内所「秋葉原観光情報センター」内です。駅至近の良いところにあります。



　入り口はこんな感じになっていました。エルガイムMK-ⅠとSPTレイズナーがお出迎えです。
　まず永野先生ファン向けにも多少は有効な情報を示さなくてはいけないですね…
・追加販売のエルガイムMk-ⅠとMk-Ⅱの2種のムーバブルフレームTシャツは、レジのお姉さんがせっせと袋詰していたので、この週末には販売になるでしょう。（でも新商品の発売はTwitterを確認して下さいとの一点張りでした。）
・あと、「今日お昼の追加写真にもなかった」グッズとして、スポーツタオルが2種（エルガイムレイズナー1種ずつ）ありました。
　どちらもメカ類のお姿が全身像で勢揃いといった風情のフルカラーなタオルでした。
・単独であったグッズはエルガイムMk-Ⅰのマグカップ、レイズナーはビールでした。
・両作品2種ずつクリアファイルも販売されます。どちらも表裏フルカラーでメカ・キャラクターという組み合わせのように見えました。（エルガイムの裏はスパイラル・フローに乗ったダバさんとアムさんがあったかな。）
　あとのラインナップはこちらツイートに出ているものとほぼ同じです。（エルガイムとレイズナーのみ）それとレイズナーのみ、ボークス社製のガレージキット各種販売がありました。

インドアがC3AFA TOKYOに初出展いたします。
「重戦機エルガイム」よりバスターランチャーの展示やロボットアニメ関係の物販を行いますので是非お立ち寄りください。
詳細はこちら →https://t.co/82CMFkE4i6
#C3AFATOKYO pic.twitter.com/hK1BcZ5jkG

— INDOR inc (@INDOR_inc) August 23, 2019

　会場は広いとはいえず、駅ナカに入っている雑貨店くらいでしょうか。そしてモニターには両作品のオープニング「エルガイム-Time for L-GAIM-」と「メロスのように -LONELY WAY-（1話のセリフ付きかな）」 が絶えず繰り返しかかっています。
　よく観光情報センターやレジの方とかあのエンドレス状態をやっていけるなぁと思いながら一応一通り見て、少しですけども買い物もしたんですけども…
（少し空けます）


　展示品のバスターランチャーとダバ・マイロードのヘルメットで空けました^^;

　元々物販イベントなんだからそれほど展示物に期待していたわけじゃないですけども、それにしてもお店を出た時のなんともガッカリな気分は半端なかった感じがしました^^;
　まず発売されるべきグッズの多くがまだ店頭に並んでいなかったということが、非常に大きな問題だと思いました。元々期間限定のイベントなんですし、作品に思い入れがあり、熱心な方ほど、とにかく早く足を運ぶでしょうに…！
　でもお店を出た時の苦笑いしたくなる感じは、決してそれだけが原因ではないように感じられました。

　そして帰りの電車内でどうして「ロボットアニメであり、制作会社が一緒なくらいで、違う監督の作品をこうして抱き合せで取り上げたのだろうか？」という、イベントを知ったときからの疑問点に再び行き着くのです。
　もしこの2作品に共通した何かがあるとすれば…
「エルガイムもレイズナーもガンダムやエヴァンゲリオンなどに比べれば世間では知られていないけれども、作品単体ではそれなりに人気があり、だから今でも古いアニメファンを中心とした話題に上る。」（エルガイムは現在のFSSの原点的存在であることには間違いないでしょうし、レイズナーは検索したらゲームで今ご活躍なんですね^^;）
「でも恐らく、リメイクしたりするような可能性もほぼない作品」なんですよね。

　エルガイムはその後の色々（面倒なので略）もありますし、レイズナーなんて打ち切り作品ですからね^^;
　でも上記のことから、私と同世代くらいの人たちのお財布を直接狙ったのかなぁ。という気分をどストレートに感じさせるのです。（あ、私がレイズナーを見ていたのは小学5年生でした。一応）
　でも抱き合わせ故なのか、パッと全体を模様眺めしただけでもあんまり作品個々の愛情を感じないのですよ…。
　先程のバスターランチャーとヘルメットも、そんなに心惹かれませんでしたし（勿論作られた事自体は凄いと思うけども。コミケのコスプレならば有りそう、かな…。というのが正直な感想でした。）永野センセイの設定画をアクリルボードにした展示（これがグッズと言うのであれば一番欲しかったかも^^;）とか多少あるんですけども。作品自体の概要すら全然有りませんでしたし。
　共通項の少ない2作品、しかもはるか昔の作品なのにも関わらずゲームとかFSSとかでしか知らない人に相互の作品を紹介しようとか、そんな気はまるでなさそうでした。
　そういった要素は、販売会が始まったあとから追加で展示品として加わったらしい死鬼隊（しきたい・レイズナーの方です）の展示パネルにその辺りが如実に出ているかも知れません。

　多分実物大のパネルに設定してしまっただろうそれはお店を占拠し圧迫感満載（写真に全て収めようとするのは至難の業です。でも設定画そのままだからでしょう。拡大による線がすごく荒い）なんですけども…これさー、レイズナーでも後期にちょいと出てきてインパクトはあったけども、どうして両作品の主人公や主役ロボットを差し置いてこれをパネルにする？？（幾つかある中の一つと言うならば解るけど…）

　私はあの死鬼隊のパネルを目の当たりにして、ああ、このお店は秋葉原によく通う古の熱心なロボットアニメファンだけにターゲットを絞り、マニア向けになりがちな作品のお互いの良さを提案するということもなく、あくまでご商売のネタなんだなぁ。と結論せざるを得ない感じでした…。
　もしもどちらかの作品だけだったら、メカばかりじゃなくてキャラクター商品にももう少し光が当たっただろうし…永野先生はきっと無理だと思うけども、レイズナーだったら大河原邦男さんとか、描き下ろしでなにかグッズ作れたんじゃないの？（そしてそれは大河原さんのお仕事と収入になります。詳しくは以前このブログで永野先生と大河原さんの対談イベントについてレポートしたものをご参照下さい。）と頭をよぎってしまうのです…。
　古い設定画や番宣用のイメージセル画だけを題材にして商品になってしまっているので、「凄く懐かしいけど思い入れある作品がグッズになっている！」以外の感慨がなく、かといって売れてくれれば次は…新しいクリエイトを用いた展開を期待したい！と考えたいけどもお客さんそんなにいなかったし。
　売れればそういう路線も一応考えられたけれども、その割に…冒頭でも書いた通り、グッズの多くがまだ未発売のため、本来のターゲットであるはずの熱心なオールドファンをも振り回しています…その辺り後から出るグッズ類で挽回してもらえるのでしょうか。
（買い物している方自分しかいなかったです。勿論平日昼間でしたからそんなものかもですが、夏休み中の秋葉原ですしね…）
　昔の作品とファンの思い入れを焼畑農業的に使ってしまっているような感覚に、私は凄く違和感を覚えたのかも知れません。

　今は何らかのきっかけがあればAmazonでも映像作品を観てもらえる時代なのに、片方の作品しか知らない人への相互紹介や若い人たちへの提案でもひとつでもあればもう少し前向きになれたのですけども…。


　とはいえ自分ももう二度と大好きな作品関連の物なんて手に入らないかも^^;という気分からグッズを買ってしまいましたし、元々大ファンの方にはそれでも十分嬉しいのかも知れませんけども、ね…。

　最後に、…このブログ的に締めるのならば、レイズナーのガレージキットはともかく、エルガイムのグッズ買うのならば、そのご予算を永野先生にもご利益がいくだろうカイゼリンに当てて欲しい（って無茶振り^^;）ですね。
　カイゼリンはすぐ近くのボークスホビー天国で展示されていますし…
　というのは強引すぎる話だとしても、21世紀に20世紀のグッズを売り出すのならばもうちょっと、取り上げる作品の良さとか前向きに引き出してほしかったなぁというのが正直なところです。
　※品切れ関連は分かりません（現在は特に何もなかったように思います）けども、そういった訳でFSSファンでもしもこのイベントを覗かれるのでしたら、9/6日六本木でのゴティックメード再上映のついでか、10日にニュータイプを買いに行くときとか、何か他のご用事とも組み合わせて行かれることをお勧めしたいと思います…。