ニュータイプ4月号ネタバレ付き感想~謎のキャラクターに翻弄される?の巻

  2年ぶりのお祭り騒ぎ?ファイブスター物語18巻の感想前後編を書いた所で疲れておりました。(FSS18巻ネタバレ付き感想のリンクは文末にあります。)
…普段は昼寝とかするのですけども💦(余談、10日については普段から極力仕事を入れないようにしております)今日はウォーキングに行ってきました。
 残照が美しくて、見ていて心がリセットされるような気分になりました。
 そんな清々しい気持ちのまま2025年ニュータイプ4月号のFSSネタバレ付き感想を書きたいのですが、序盤はファイブスター物語以外のことについて先に書いていきます。

 実は今月号は、ニュータイプ40周年記念号ということで、特設記念サイトも公開されています。(FSSものでも過去の表紙や、永野先生からのエストとザ・ブライドのお祝いメッセージ色紙を見ることが出来ます。)
 なのですが…まずお会計の時点で「990円です」と言われて…いや私は大好きなFSSの続きが読めるのだから(ましてや今回特集や付録ポスターもつきますし)この時点で価格についてどうこう云うことは今までなかったのですけども、でも今回は「あと一歩で1000円台突入か…」となんとなく(悪い意味で)印象に残りました。
 他のアニメ雑誌は価格が軒並み1000円超えておりますから、そろそろNTも覚悟を決めないといけないのでしょうか。

 それだけならばまだ良かったのですけども、中身が…。いえ、私普段NTでファイブスター物語以外のところは大体パラパラめくって終了なのですけども、まずプラスチックの付録は何かと思えば「ニュータイプ40周年ありがとうすごろく」に使うサイコロと謎のゆらゆらコマ。(コマに使われているキャラクターが謎すぎて不明なんですけども創刊当時に使われたのですか?)
 「ナニコレ?」となりつつ肝心の双六を見れば(ピンナップ2枚分使われている)ええ、面白いんですか?という単純な感想を除いても「え?これ創刊時に20歳だった方が今60歳だから、孫とこれで遊べということ?」という変な発想が出てきてしまいましたよ…。
(あとどうでもいい事かもしれませんけども、らんま1/2のマスはバグ?)

 このすごろくだけで90円分取られてるのかと思うとなんだかなぁ…と思ったのですけども、FSS特集(といってもその前の永野先生と井上伸一郎さんの対談とキャラクターの振り返り、後半の美樹本晴彦さんとの対談という形)のあとがこれまたクリエイターのインタビューで占められていて、いえ、読めば面白いお話もあるとは思いましたけども、なんというか「お若い方がこれで今号に興味を持ってくれるのかなぁ…」と不安にさせる感じでした。文字ばかりで。
 ニュータイプってビジュアル雑誌じゃなかったのでしたっけ?
 これがいつもの雑誌に別冊付録という形でインタビュー収録されていればそれほど気にならなかったかも知れませんけども、「売上ナンバーワンアニメ雑誌」を謳っているのに、売りにしたい冒頭部分が自コンテンツ(FSS)とクリエイターのインタビューで、今放送されているアニメ作品については今回完全に後回しにしている印象がやたらチグハグな印象を覚えました。
(あとすみません、先生批判をしたいわけじゃないんだけども、冒頭の永野先生と井上伸一郎さんの対談は…40年前を振り返るのは、年配者には懐かしくて良いのかもしれませんけども最後の方は編集部会議でやってくださいよという気分が💦)
 いや本当、雑誌売れない時代なのに…とぼやきつつ、実はひょっとしたら少子化影響で、人口比でこういった路線の方が売れるのですか?
 でもサブカルチャー的な回顧ばかりに偏っていると、アニメの「作品やキャラクター」を楽しんでいる若い方にそっぽ向かれちゃいますよ…という気分を先に書いておくことにします。

 さて余談が長くなりました。ここからはファイブスター物語のネタバレ付き感想(でも粗筋などはいつも通りなし)といきたいと思います。
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ニュータイプ 2025年4月号
 冒頭部分については…18巻の表紙原画が4月5日(土)からの永野護デザイン展福岡巡回で公開されるようですね!あとそれとは別に公式サイトで色々模型関係で発表があり、福岡会場では1/144破烈の人形やマグナパレスのプラモデル(!アワートレジャー製)や1/72のボルドックス(ボークス製)など要注目の模型見本がお目見えするようです。
 私は今回福岡に行けませんが、九州地方の方は勿論、それ以外の方も遠征しがいがありそうですよ~

 あとは7話「フル・フラジャイル」が「星の無い世界」となり(同じような意味合いなのでしょうけども)それについての予告が幾つか語られています。交響組曲って、ベートーヴェンの田園みたいな感じなのでしょうか…(実は田園大の苦手…寝ちゃうんです💦)
 そして冒頭、いきなりマタ・ハリみたいなシアン夫人と話していたのが、この間の大阪トークショーで話題になっていたあの方たち!
 皆さんお答え当たりましたか?…いや、分かるわけないでしょ!!!(ただクラトーマは一応当たったか…。)
 でも、これ(正確な答えではありませんけども)「ネリス・バスコ・スバース」と答えた方がいればその方はほぼ正解なんでしょうね。
 ネリス・バスコは困ったことに9巻の巻末の「純血の騎士系譜」には載っていなくて、あとから出てきた?DESIGNS2に突然登場するアラド・バスコの姉です。(つまりこの方もナッカンドラ・スバースのお子さんです)2コマだけ出てくるかつての剣聖でミノグシア大動乱で活躍したデューク・ビザンチンの母になる方。
 ただ今回出てきた彼女は…名字は多分ですがボード・ビュラードのおじいさんウゴード・ルースの子孫っぽいので、ネリス・ルースということになるんでしょうか…。(でもネリス・バスコとは血が繋がってはいますけども、直系ということではないんですね。)
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F.S.S. DESIGNS 2 ADDLER:JUNO
 そして彼女が調査している何かなんですけども、ノーティガの友人→多分ですがアニー・ポロニウム(ポロン。オリバー・メルシュのAFジャカルナのガーランド)が関係してそうではあるのですがよく分かりません。調べたいのはその先にある頁の人たち関連なんでしょうけども。
 しかし18巻巻末に出てきた「伝言ゲーム」のような人の情報伝達のいい加減さについての話が早速物語に登場してきていますけども、町の言い分をそのまま解釈すると「ユーバー大公は曖昧に話した」ということなんですけども、ユーバーがデコースの口車に乗せられたのか(雇ってもらえるようなPRをしたとか)、それとも他の人に誰かにデコースのことを大げさに話すように言われたのか?あるいは町とトローラは戦っていたりしているのか?とかやっぱり段々余計なことが気になってしまいますけども、ともかくかつて経験したデコースとの戦いで、町だけがひとりその裏にあるものを感じ取り恐怖を感じています。
 しかしなぁ…ごめんなさいね。私最初この初出の謎の生命体「え?ヘヴィメタルバンドのジャケットか何か?」かと思ってしまいました😅でもよく見たら…クリオネ?
 い、いやどっちにしても酷いな…なんですけども申し訳ない、町は一体どこにその恐怖を感じているのかがよく分かりませんでした。
 仕方がないことと思いますが、それがいくら禁断の技術と言われようと、あるいはカラーでの絵で示されても、「動いていない」からそれがエトラムルやAFと何が違うのかさっぱり掴めないのです。まだ星団暦初期に活躍していたガス状の制御システム「シン・ファイア」の方が見ていて斬新で神秘的だったのですが…それらとの今回の生物?との違いはこれから分かるのでしょうか。それを漫画表現するのかなり大変だと思ってしまうのですけども…(それとも、アニメ化予定でもあるのでしょうか?)

 ただこの謎の数ページは驚きを持って迎えられるのでしょうけども、それが原因でデコース・ワイズメルとヨーン・バインツェルの決闘のリズムが崩れてしまったようにちょっと感じちゃうんですけども、ひょっとすると今月号はそのあとの解説に割きたかったのでしょうか?(エストのシンクロナイズド・フラッターとも関係しますし。)
 そんな感じで決闘はまだ続きますけども、でもそろそろ終わるのかな。ダレてきてもいけませんし…。

 あとはいつものように箇条書きに。
  • クラトーマの格好は、あの地域に因んだ格好をしていて、ネリスさんはスパイのような形を取ったということでしょうか?
  • クラトーマはあとひとつ、魔導大戦初期は剣聖慧茄と行動をともにしていたはずなんですが、そこから30年以上の時間が経って彼女が騎士引退→普通にお披露目されたということなのでしょうか。フィルモア帝国の皇帝や皇后のファティマをしていたフローレスなのに、そういうことになるのだとしたら「ファティマの唯一の権利を考えれば当然なのですが中々出来ないこと」でもあるように思います。
  • それでいよいよ出てきたある国家というか地域の人達ですけども、でもなんだか私には「クバルカン+コーネラ+システム・カリギュラ」を足して3で割ったように見えてしまう…すごい人たちなんでしょうけども。
  • ソープ様も地上に降りそうだけども、流石に誰かつけるよね?あれ、いない?ツバンツヒさんもそのあたり心配しなよ…。
  • モルフォの動きは…モルフォが自らの意思で止めてみせたということ?ちょっとよくわからないんだけども(ヨーンがしてみたのではないよね?)
  • 連載扉の前にボークス社製1/72グリット・ブリンガーの広告があるのですけども、その付属品は凄く大きなアピールになりますよね…。(私それだけ欲しい😅)
  • そして最後に、今日から16日(日)まで、東京(大手町)と大阪(梅田)でファイブスター物語18巻のポスター/サイネージ広告が掲載されます!ええ、やっぱりサイネージなんだ。となると私のへっぽこ予想はハズレ💦でもだとするとこのニュータイプ表紙のモルフォは、両手は描かれなかったということなんでしょうか…。
  • サイネージは水曜日に観に行ったので追記。(大手町)こんな感じです。(下画像)何本も柱があり壮観なのですが、人の通過が大変多いので、アップ以外の遠景を撮るのは難しいかも。(10分に一回くらいです。静止画)
  今回はそんなところです。
  FSS18巻ネタバレ付き感想を含めて今日は3本仕上げて、流石に疲れました…。でもこのあと大急ぎで片付けます💦(テーブルの上には資料が散乱しております…。)
(3/11追伸)
 思いつきのようなことを追加しております。もしご興味ありましたらどうぞ。(いや単なる妄想です…)

コメント

匿名 さんのコメント…
サイネージは18巻ですね。
フルフラジャイルはイエスからクリムゾンということなんでしょうか・・・??
チーク さんの投稿…
間違いを教えてくださった方
 どうもこんばんは。早速コメントどうもありがとうございます!そして間違えてましたね😅18巻に修正させて頂きました。お知らせ大変ありがとうございます。
タイトルの変更はそういったロック音楽とも関係するのですね。すみませんロック方面はまるで詳しくなく、フラジャイルというとかつてあった服のブランドを思い出してしまいます。(あれはフラジールですが💦綴りは一緒です)