展示室51・永野護デザイン展をちょっとネガティブに記す。

  どうもこんばんは。昨日(2月11日)ですが「DESIGNS 永野護デザイン展」に行ってきました。午後2時すぎに会場に行ったのですが待ちもなく、混雑も特になかったので快適に見られたと思います。
 ただ他の方から聞いた話では午前中は展覧会入場に並ぶようです。
 コラボメニューの角川食堂も終始並んでいました。また、2日めなのにダ・ヴィンチストアとロックミュージアムショップのグッズは半分くらいが売り切れで、3連休が終わってみればこの2店舗のグッズがほぼ完売してしまったようです。(再販する様ですがいつになるかなぁ)
 あくまでへっぽこの推測でしかないのですけども、このあとも土日等でデザイン展に行かれる方は、朝一番で展示→角川食堂でコラボランチという王道ルートは避け、時間をずらしていただいたほうがより快適に作品をご覧いただけるのではないかと思います。
 展示そのものは午後のほうが空いている可能性が高そうです。お気をつけ下さい。

 さて今回は2時間会場にいて…とても楽しかったですしクタクタになりましたけども、私のようなファナティックな?FSSファンでも全力になりきれない部分が展覧会にあったことを(きっと少数派だと思いますが)書いておきます。
 当然ネタバレ付きの内容ですので展覧会に行かれる予定がある方はこの先絶対見ないように!ということでよろしくお願いいたします。

 すみませんがまず、皆様にはまずこちらのリンクからご覧頂ければと思います。
 これは2020年年末に行われた雑誌ニュータイプのイベント、「ニュータイプ35周年アニメ・クロニクル」のへっぽこレポートです。
 会場は今回の永野護デザイン展と同様のEJアニメミュージアム。当時コロナ禍真っ只中ということもあり、オープンしたばかりのところざわサクラタウンなのにめちゃめちゃ空いていたことも含めて、すごい(なんというか呆気にとられた)イベントでした。
 でも一方で、ファイブスター物語ファンにとっては綺羅星のように素敵な催しでもありました!
 それは全体展示の1コーナー分だけではありましたけども、ここで史上はじめてのFSS単行本表紙作品(原画)の展示(11巻、13巻)に、生の漫画原稿、設定資料の線画など約50点の作品が所狭しと展示されていたからです。
 上記リンクにはその時何が展示されていたのか、私が必死になってメモした内容があります。

 そして今回の永野護デザイン展、本当に長年夢見ていた待望のイベントでしたし、実際に出かければ大変楽しかったのも事実なんですけども…。ただ、以前のアニメ・クロニクルでの素晴らしさも知っていた私にとっては、当時コロナ禍のため旅行などが叶わず、あのときの展示をご覧いただけなかった方向けにも再展示もそれなりにあるのだろうと考えておりました。
 再展示??私はそれが全部であっても全く構わないくらい、本当にすごい内容でしたから、是非もう一度対面してその内容を確認したいという思いもありました。

 ところが今回アニメ・クロニクルとデザイン展で被っている展示というのが…
  • 単行本11巻の表紙
  • 単行本13巻の表紙
  • キャラクターズ2表紙(セル画)
  • ミラージュ騎士団レフトメンバー&パルテノ(セル画)
  • クローソーが裸体で中央に鎮座している三姉妹(セル画)
  • ボスヤスフォートとソープ(セル画)
 だけなのですよ(多分)
 美麗な線と直しの殆どない漫画原稿の数々も、カイゼリンのラフスケッチも、あるいは今回の展覧会のイメージビジュアルにもなっているLEDミラージュ・インフェルノナパームの巨大な直筆設定画もここにはない。
(ついでに、ダ・ヴィンチストアでミニ色紙としてグッズ発売されているラ・ベルダやナイトマスターの絵も展示されていないよね)
 その代わりファイブスター物語コーナーは単行本表紙17冊分が全て公開されていますし(以前は写真撮影禁止&近づきすぎないようにしてあったけども今回は遮るものもなく、ここのコーナーについては写真撮影オールOK)それ以外でも、例えばニュータイプ表紙に用いられたセル画などがこんな風に展示されていました。

 ファイブスター物語のコーナーでは、セル画や直筆設定画の間に、FSSキャラクターやメカの紹介がパネル展示という形でずらずらと並んでいる格好になっています。
 特にFSSコーナーは写真撮影可だったからか仕方ないかもしれないのですけども、NTアニメ・クロニクルの時のような「隙間なく詰め込まれた本物だらけ」という感じがなく、なんというかここだけ「加水された温泉施設」みたいだったのですよ。
 いや、私だってあの永野護先生の単行本表紙を全部間近で見られるだけでもものすごいことであると頭では理解していますし、その細密さと鮮やかな色使いはファイブスター物語ファンじゃなくても、絵画に関わる方だったら絶対に生でご覧いただきたい!と確信しています。
 しかも今回FSSだけでなく永野先生が関わった他作品の情報もこれでもか!とてんこ盛りになっており、出口近くのグッズ売り場に進むときは観客はすっかりお腹いっぱい胸いっぱい、のはずなんですけども…。
 でも2020年当時コロナ禍で東所沢に来られず、絶対見たいはずなのに、感染リスクと世情が許さず見られなかったあの美しい原稿を、あのど迫力の設定画をやっと遠くの方にも観ていただける、と私は考えていただけに、アニメ・クロニクルとの被りがあまりに少なかったのは決して良いことではないようにも感じられました。
 ※ところで文章と直接関係ないですけども上記画像写真に写っているコーラス王のセル画、当時のNTにはコーラス6と書いてありますし、額の宝石も「Ⅵ」になっているんですが何故か解説が4世(Ⅳ)になっている…設定変わったんですか??😭(大泣き)

 ただ最終段階では3月に発売されるDESIGNS7「ASH DECORATION」からの先行公開設定画も展示されてましたから、パネル展示自体を否定するつもりは全くないのです。(それはガンダムやエルガイムの設定同様に、示された情報そのものが大変貴重だから)
 でもね、ガンダムやエルガイム目当てでやってきたお客さんにFSSという作品説明をしたいんだったら、印刷物でキャラクターをただ掲示するんじゃなくて、DESIGNSで成されているような永野先生のきめ細かな解説を入れるか、もしくは細かな情報は後回しでいいからとにかく!原稿の美麗と迫力でFSSにしかない世界観をお客さんに示してほしかったなぁ…とも思ってしまったのも確かです。
 
 きっと開催側は、お客さんが皆さんFSSの表紙絵を写真にパチパチ撮って、SNSにアップして宣伝効果アップ!ということをご期待なさっているような気もするのですけども、残念ながらスマホカメラのレンズでは肉眼で感じる情報量を全然捉えきれていないようにも思います。私はそう感じたのですみませんが、へっぽこブログではあまり写真上げませんよ。
 ご自身で会場で、あなたの目で確認してくださいね!!

 でも実際のところはこの展示会の目玉部分が写真撮影OKになっているため、私としてはこの圧倒的な絵画作品をゆっくりじっくり見たいのに、カメラシャッター音や、漏れ聞こえてくるゴティックメードのPVの音が自分には邪魔でした(いえ、映画は大好きですしベリンの新規作画部分は嬉しかったんですが…でも適材適所、必要不必要あるからなぁ…。)
 
 この後も期間中何回か会場には行く予定ですしとても楽しみですけども、それでもそう思わずにいられないことを敢えてつらつらと綴ってみました。
 しかしこれでは苦さばかりが際立つので、お口直しとして最後にポジティブな話題も記しておきます。
 今回の展示の中で個人的なお気に入りは
  • トリハロン皇子とベリンの初期稿(え!映画と似てるけどぜんぜん違う!と驚きに満ちてました。もっとFSSの今の感じに近いかな)
  • M-2エアバレルの設定画(直筆・私好きなんです)
  • 最初のコーナーにあった無題の絵(戦争の空気感と、それとは相反する様な、そこはかとなく漂う優雅さが感じられとても好きになりました)
 このあたりは私何回も往復しました。(そして会場は行ったり来たりが可能になっていたのがとてもありがたかったです。その気になれば何時間でもいられます)
 とにかく膨大な作品が展示されていることには違いないので、是非現地へ赴いて、永野先生作品と沢山対面して、あなただけのお気に入り、見つけてくださいね!
追伸
(もしも会場でオカザえもんの帽子を被っている変なのがいたら、それは多分私ですので良かったらお声がけ下さい。ポストカード差し上げます)
 本当はもう一枚新作作りたかったのですが、全然描いている時間なくて💦今回カード裏面にする予定だった描き直しの作品がメインになってしまいました。この項目「展示室」なので今回その画も上げておきます。
 

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