ニュータイプ10月号ネタバレ付き感想~人を変える力がそうさせたの?の巻(2023年)

  今回台風13号が関東地方直撃しそうな中ニュータイプ10月号の発売日となりましたけども、皆さん無事に手に入りましたでしょうか?
 私は今朝セブンイレブンで買ってきました。台風がもっと影響力強かったら分かりませんでしたけども、とりあえず土砂降りの中でもしっかりビニール梱包されて届き、流通のありがたさが身にしみました。
 
 実は今月もう2エントリーしており、昨日もひとつブログ更新しております。もし良かったらこちらもどうぞ。
  さて一触即発な感じだった9月号のラストからどうなったでしょう?この項目以下はニュータイプ10月号・ファイブスター物語のネタバレ付き感想になりますけども、いつものように
  • 中身は実際に読んでみないとさっぱりわからない。
  • あくまで私いち個人の感想でしかない。(今回は特に酷いというか、読まれた方がうんざりされるかも知れない)
ことをお伝えしつつ、スタートしていきたいと思います。
~この画面は広告です!~
ニュータイプ 2023年10月号
 とりあえず私はブログを書く前にファイブスター物語を3回くらい読んで、その後休憩してから作業に取り掛かることが多いのですけども、今月号はとても参りました。
 「何回読んでも理解がついてこない」のです。
 いや、そんな感じの印象を持ったのは多分私だけだと思いますし、頭悪いなぁ自分…。とページを捲りつつどう解釈していいか途方に暮れる一方で「今月号を読んで涙された方はきっと沢山居らっしゃるのだろうなぁ。」と、そんなことも思いつつどうして自分がそうならないのかなぁ、なんて暫くの間ずっと考えてしまいました。

 それではこのブログ愚痴だらけになってしまいますから、何が自分の読解力不足なのか主なことを3点抜き出してみました。
  1. 結果アイシャがどうして剣を置こうとしているのか分からない。
  2. 皇女茄里がどうやってあの人と連絡を取った&頼ったのかが分からない。
  3. 「なんだ…そうだったのか……って…」が何であり、あるいはどこにかかるのか分からない。
 (いや、3は多分大したことじゃないのかも知れませんけども😂本当にあちこちで躓きまくっているのです。)
 まず10月号一番の驚きポイントでありそうな1について。
 メインとしては「自分のしたことが結局は民間人(今のヨーン・バインツェルの扱いはそんなところでしょうか)を廃人に追い込んだから」ということになるのかも知れないのですけども、何もそんな、これはミラージュの掟とかとは関係ないのでは?と誰かに言われたらそうじゃないかという気もしてしまうのです。
 一体何がアイシャをそこまで掻き立てたのか、何回も繰り返し読む必要が(私には)ありました。
 そしてようやくうっすらぼんやり思ったのが…ノルガン・ジークボゥがFSS13巻で母璃里に言われていたこと「あなたには人を変える力があるの」でした。
 ジークの緩急ついた問いかけ(こういう書き方よくない気がするけども、心底怒鳴ったり微笑んだり、矢継ぎ早に態度が変わるあの感じ)でアイシャから、自分の奥底にずっとしまっていた感情を引っ張り出すことに成功しているんですよね。
 だから根っこでは姉妹は良く似ているともスパッと言えるんだろうけども、そんな本来の自分を、初対面の人にさらけだせたのはジークの話術あってのような気がする…。
 そんな思わぬ形で、自分と対峙してしまったアイシャが取った決断、と思うのが良いのかなと?何回か読んでそんな風に思うようになりました。

 それは2についても同様で、皇女茄里とはあんな事になってしまいましたけども、彼女はダイ・グやクリスティン・Vとの対話もあって(16巻や2022年7月号)多少はジークにも心を許す気になっているみたいですけども、彼女の思いを引っ張り出しているのはやっぱりジークの緩急話術かなぁ…(テクニックの話じゃないんですが結果的にそうなっちゃっているから)
 でも、前回彼女が出てきたのはフィルモア帝国アルケイン・ボルガ城だから(2022年12月号参照)ダイ・グの話とナイアス・ブリュンヒルデの処刑の旨を聞いてから民間機でムンスターまで移動しているのはどうなんだろう…。
 2つ気になることがあり、
  1. 元老院とか茄里の地位を利用したい人が彼女の外出に目をつけたりしていない?(一応ナカカラ攻防戦のときにちらりと出て前線に赴くミヤザにあれこれ言ってますけど、あれ現場にいたわけじゃないですよね…)
  2. それに軍が(ナイアスを捕らえた状態で)本国に引き上げているタイミングなのに民間機でカラミティ~ボォス往復して、かつ(相当、ってどのくらいの時間だかわからないけど、10分とかじゃない感じはしますね。)待たされているというのは、今から動いても時間的猶予が全くないどころか、ナイアスの処刑に間に合わない気がする(いや、11巻でナイアスはハスハント解放戦に参加しているから間に合うことにはなりそうだけど…)
 そんな感じで、頼まれ決意をしたとしてもあまりに時間がない印象がするのです。
 でもこの緩急つけられるピッチャーのような話術を持つノルガン・ジークボゥ、「肝心なことはいつまでも話さない」のはお父さんのショーカム似なのか(正直子供が2人も生まれてからあんな出自や奥さんに近づいた目的を話しちゃうのは未だに大反則だと私は思っていたりします💦)これってさぁ…。
「自分は手引するだけで、(というのも今のところ茄里が皇位一位である状況は変わらないから)茄里にダイ・グの意志を継いでもらって新体制での皇帝のレールを引いたところで自分は死ぬ覚悟なんじゃ…。(母国に戻る時点で元老院に殺される可能性も高そうだし)」と思っちゃうんですが…。(茄里はなんとなくその辺り気がついたような感じがありますよね)
 茄里に向かって「三色の娘」と言っておいて、一体ご自身はどうするんですか?(本来ならば長兄なので茄里より継承順位が上に来るはずなんですが)
 いや真の名前や全てを何処かで打ち明けてジークの皇位一位を復活させるという方法もあるのかも知れませんけども。

 今回はそんなところでしょうか。
 あとはいつものように箇条書きでどうぞ。
  • あ、そうだ!茄里とあのひとはどうやって連絡取ったのか?という点については疑問が解決しないままだった。オデットが知ってたのかお母さん絡みか。でもこの件については他星に出かけるよりも茄里は母星にいる母に相談する方が明らかに早かった気もするけどもそう出来ない何かがあるのかしら…。
  • 茄里に付いてきた彼女の服装が、茄里のえらいカジュアルかつ地味な格好に比べて可愛らしく一方で群衆から目立ちそうな気もちょっとしちゃうのですけども。でもせいぜいミドルティーンくらいしか着れないよね。
  • ヨーンは(時間がかかっても)虚ろな自分自身との対話でもなんとか立ち直れたのかも知れませんね。でもそんな中であの外の世界を、あの人の言葉に気付かされたならば、相当心に染みまくるだろうなぁ…。
  • ただ危ない状況には違いないのに、フォークとか置いておいて大丈夫だろうかという気もちょっとしちゃいましたが💦(いや病んだ騎士は素手でも危ないか…。)
  • あの包み紙はアンナミラーズでしょうか。アンナミラーズそのものは一旦全店閉店してしまいましたが、9月18日(月・祝)まで東京品川駅エキュート内で期間限定出店しているそうです!明日行ってみようかな。ちなみにチェリーパイは1ピース700円だそうです。
  • XDが分からなかったのですが、😆の顔を横向きにした表現なんですね。
  • ちゃあに付き合っている間、ずっと握りしめていたんだうどんストラップ…。
  • 「人を変える力」についてはなにげにキュキィもちょっと変えた?対話が終わった頃にはグラサン外していますよね(それなり以上にあの来客に敬意を払っているということかな)
  • 表紙のファティマ…キューピーちゃんみたいですね。というか上半身守ればそれで良いのか…。ワイドヘッドキャパシタとかは後で付けるんでしょうか。永野先生アシリア・セパレートの様式飽きたのかな…。と思わずにはいられなかったけど。無名工場作なのにあの個性は相当キテる存在なんでしょうか。
  • これ永野先生が考えるわけじゃないのかも知れませんけども、個人的には最終ページの煽り文句はあんまり好きじゃないなぁ…。あれだけで生気を取り戻したと言っちゃうの?(最終的にはそうなるだろうけどさ)
 本当、おしまいまで読んでくださった方、申し訳ないくらい読解力のない者のへっぽこ感想文にお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m
 間に合うようならばこのあと品川駅に行ってみようかしら?

コメント

タクト さんのコメント…
こちらではお久しぶりです。

今月号は私も頭の中が「なんで?」で一杯なのです。

ジークが思いの丈をアイシャ様にぶつけるのは分かりますが、いくら罪の意識があり、さらに妹が現れて混乱しているとはいえ、周りに大勢人がいるあの状況でアイシャ様があそこまで乱れるのが理解できなかったのです。
仮面を外せばどんな立場のキャラクターであろうとまるで子供のように純粋な人が多いFSSではありますが(批判ではありません)心情を吐露するにしても一人きりの時か、友ではなくても信頼している人の前だけだと思っていましたし、そうであって欲しかった。

永野先生の演出にケチをつけてしまっていますが、ポロポロと涙を流さずに、セリフそのままで能面の表情で描いて欲しかった。

ジークにしろアイシャ様にあそこまで怒鳴りつけたのに、「言いすぎました、あなたは悪くない」ではあなた何様?と怒りすら湧いてしまうのです…
よく首を刎ねられなかったなと……言いすぎましたと謝れば済むと思ったら大間違い!

メナーさんが何を思って聞いていたのか、気になります。……どこか二人のやりとりに呆れていたようにすら私には思えました。

ジークのあの人の心を解きほぐし、心の鎧を取り去るあの天性のテクニック?無意識の才能?は非常にタチが悪く感じてしまいました…自分でもビックリするくらいキャラの評価が落ちてしまいました。

ご指摘のアイシャ様の選択には私も疑問があります。気持ちはわかるのですが、剣を返す=ミラージュ退団=死 を選ぶ理由になるの?と。

長々と失礼を。私こそ捲し立てただけになってしまいました。

最後に……「進退願い」には笑ってしまいました……なかなか可愛らしい字体…
青いレーサーB面 さんのコメント…
早速の感想記事、お疲れ様です。

今回は、トラフィクスというエピソード名に相応しい、アイシャ、ヨーン、ジークの思いと道が交差して離れていく回でしたね。
一人一人の行動はシンプルですが、3人分なので、情報量が多くて戸惑った方もいるかもしれません。

まずアイシャ。
冷徹な表情は感情を露わにするまえのタメだったんですね。
アマテラスと同じ位大切なちゃあ、そして並々ならぬ思いを持って見守ってきたヨーン(ヨーンの気持ちはアマテラスに拘っている自分にしかわからないと言ってましたね)の二人を自分が至らないために苦しめてしまった後悔の念が突き刺さってきました。(永野先生の絵なんで、表情はあっさり目ですけどね)
ミラージュを辞める必要は全くないんですが、自分なりになにかケジメをつけたかったんでしょう。
でも、ミラージュって簡単に辞めれるのかは気になりました。シャーリィの時は大騒ぎでしたよね。
書いてたのが辞表ではなく、進退伺いだから問題ないのかな。

ヨーンは.....、
まさかあんなに昔のエピソードがここで生かされるとは思わなかったです。
あのアイテムはとても重要だったんですね。
(個人的には、アーリィ ブラストが味わうという地獄にも関係してくると思ってます)

僕はジークの言動に一番やられましたね。
多分、ダイ・グの意志を継ぐための行動、非情な行動を取る前に、楽しかったちゃあ、ヨーン、そして多分桜子との交流を美しい青春の思い出として鍵をかけて胸にしまうためにやってきたんだと思います。
だからこそ激しい言葉も口に出た。
また、血筋、力量的にアイシャにあんなことを言えるのは彼だけでしょう。
「なんだ…そうだったのか……って…」は、ちゃあやヨーンの事を思うアイシャの気持ち、行動の意図が理解できたという事だと思いますよ。
極めて話し言葉的で前後とうまくつながってないですが。

さて、ヨーンはこれからどうするのか。
次号が楽しみですね!
チーク さんの投稿…
青いレーサーB面 様

 どうもこんばんは。いつもXなどでもどうもありがとうございます。
 コメントを読みながら「こんな風に感想が書けたら良かったのになぁ」と思いました。
 正直な所感激したときのほうがブログの閲覧数って伸びるんです(^_^;)←オイ!でもバズり狙いで書いているわけではありません、思ったことをそのまま綴るのがここの特徴としていることもあり、そこは仕方がないですね。

 シャーリィのときは退団即死という感じでしたけども、今回進退伺ということなので、天照に怒られることを望んでいるのかな…ただ死んでくださいと言われたらその通りにしてしまいそうだけど。
 ひょっとしたらシャーリィ同様やっぱり剣に聞けと言われてヨーンに差し出す可能性はありそうですけども(←ヨーンは将来アイシャのガットブロウを持つので)

 ヨーンはあのチェリーパイが加速させそうではあるけども、時間がかかっても自分自身だけでもひょっとしたら立ち直れたのかも、という気もしています(物凄いショックではあったものの其処まで心が弱々ではなかったということか。)気づきは自分から得たのですから。
 でも彼が病んでいる間にジークとアイシャとの間にあんなことがあって、結果アイシャが辞めてしまうのだったらものすごく皮肉でもあると思います。周りの支援あってヨーンはお陰でより強力に引っ張り上げられそうだけども、このあたりはボタンの掛け違いに近いものを私は感じました。
チーク さんの投稿…
タクト様

 ブログコメントどうもありがとうございました。
 はじめに目を通したとき私は2つの感情が行き来しました。「私と似た思いを今月号で感じられている」「あるいはタクトさんは今月号の展開にもっとショックだったのかも知れない?」と。
 そして思った印象は違えども少なくともタクトさんと私とが今月号の物語で抱いた違和感は何処から来ているのか、あれから色々考えたのですけども…そうか!となったときはそれはそれでちょっとスッキリしたのですけども、同時に一抹の寂しさも覚えました。
 勿論これは自分が思っているだけのことで合っているわけではありませんけども、もしも自分の見立てがあまり外れていないのであれば「映画ゴティックメード、2013年の連載再開後からも、副読本の文章から匂わせていた物語が恐らく15巻あたりを目安に変わっている。どのくらいかは分からないけども”多少”ではなさそう。」ことになるからです。

 でももう既にいくつかの要素が完全に変わっちゃっていることは明らかですから(例えばダス・ゴーストやダス・カイザースの件やカイゼリンのAKD行きが3159になったこと等)他にも副読本や表紙扉からの変更はあるんでしょうきっと。


 今月号の扉絵のファティマの容姿が、(先生自らが設定した)アシリア・セパレートの基準だけでなくファティマの戒律から大きく逸脱してる!とみるのか、あるいは先生の新しいデザインであると捉えるのか、どう思うかは人それぞれですけども今回の違和感の原因はそういったことと似ているのかも知れません。
 物語もGTMのデザインのように裏側で変えられてそうな感じなのです。
 「変更?OKOK\(^o^)/」とならないとファイブスター物語って乗り越えられないものであることも頭では理解しているつもりなのですが…。

 ちょっとこの辺りのことは新しくエントリーを起こして、何がノルガン・ジークボゥの言動がタクトさんの不快を引き出したのか今後書いていこうかと考えています。
 自分は話術のコントロールが緩急ついていると書いていますけども、よくよく考えればあれ、…一緒にするなと怒られそうなんですけども、政治家、それもトランプさんとかプーチン氏とかの話術に近い感じなんですよね…。
 
 しかしタクトさんのコメントを読んだ後でシトロン・メナーの視線を見ると確かに「は?何言ってるの」という感じがしますね…。

 そしてアイシャさんの進退伺いについては、あれ、アイシャさん電子辞書か何かご覧になっていそうなので「普段全く日常で使わない漢字と筆の使用」をAKDの書式に沿って相当高い地位にいる彼女ですら書いたこともない文字を書いている、というところなんでしょうかね…。だとしたらあの文字はかなり上手の部類なのかも知れません。
 でもこのジョーカー世界で電子辞書?となりましたけども…。(でもそう見えちゃう)

 なんだかコメントでは曖昧なところもありますけども、長くなっていますからここではこのくらいで。改めてどうもありがとうございます。
 そして「?」となっているのは私だけではないとお知らせしてくださり、感謝感謝です。
タクト さんのコメント…
お返事ありがとうございます!

すぐには整理できない、来月以降の展開でひっくり返るかもしれない…そんな状況かもしれませんが、次回のブログも楽しみにしております!

ツイートでは呟けないので、ここで毒を……

アシリア、もっとメカメカしてもよかったのに!

正直アシリアのメカパーツがなければデカダンとの違いがよく分からないのです…しかもアシリアのメカパーツは取り外して他のスーツの時にも使えるらしいし、余計区別がつかなくて……もっと装甲の塊のようなスーツでも良かったなぁ…とバルタンを見て思いました。

ではまた次回!(^^;;
青いレーサーB面 さんのコメント…
チークさん、

ご返事ありがとうございます。

そうですね、ヨーンは自分一人でも、少なくとも廃人状態からは復活できたような描写でしたね。
でも、復活にはドラマがないと盛り上がりませんから(笑)。
そして、パルスエットの願い通り、思い出がしっかり彼の中に残っているようで何より。

アイシャの退団(引退)は残念ですね。
ヨーンのできる恩返しは、剣を取り(戦闘の時にガット・ブロウを使うというだけじゃなくて、"大人になる"ことの象徴だと思っています)、立派な騎士になることですが、それを見るのが楽しみです。

さて、来月はヨーンの話がつづくのか、ジークの話になるのか、アーリィのその後になるのか、楽しみですね(彼女、ヨーンのためにダークチェリーパイを作ると言ってたけど、ちゃあの存在を知って絶望に落ちる未来しか見えないです....)。
チーク さんの投稿…
タクト様

 遅くなってすみません。そしてコロナ、無症状らしいですがでしたらこのままで推移しますように。数日間安全にお過ごしください。
 
 アシリア・セパレートの事は色々悩みました。
 ダイヤモンドとキュービック・ジルコニアとクリスタルの違いを漫画の白黒画で表現するのが難しいように、ヘリオス装甲スーツのアシリアとラミネートスーツのデカダン、それに普通の服の繊維だって表現するのはカラーでも相当難しいのに、白黒ではかなり困難かと思います。
 ただアシリアの場合は、装甲ということもあって当初は直線的なギザギザやでっかいワイドレンジキャパシタ、肩や袖のバニング・スタビライザーでごっつさを表現していたと思います。
 なのですが…。

 これは衣装というよりもファティマピットのデザインが変わったせいもありますけども、AFが吊り下げ式で浮遊しており、コントロールシステムが中に存在しない、というのは、見た目が縦長になりがちで画角的にも、また彼女たちが騎士サポートとして何をしているのか動作がなく、説明がないとよくわからないのです。(色々図形がピカピカしたり音は鳴っているようですが)
 このため色、コマ面積の限られた漫画表現にはあまり向いていなかったのではないかと思われます。

 例えば2巻のジュノーン大破直前のウリクルは、焦りの表情や台詞とともに彼女のしている(ボタン操作などの)アクションから相当まずい状況が一目で伺えるのですが、この間のナカカラ攻防戦のチャンダナなどは、正直書いちゃうと「どうしてこの状況でチャンダナが具合が悪くなってしまうのかが分からない。」
 彼女冷汗かいていたりするので、(読者としては)彼女の様子が変なんだろうなぁとは思うのですが、彼女がファティマたちの連絡網について、その間何をしていて一体何が負担なのか見えてこないのです。

 これは先程も書いたコクピットの縦長傾向も影響していて、縦長なのは、コマ割りのある漫画にはあんまり向いておらず、結果コマに書かれる戦闘時AFの状態がバストアップばかりになってしまって、ヘッドキャパシタ以外はあんまり(服の)特徴が出なくなっちゃっているんですよね…。
 漫画演出としてはとてもやりにくいことと思います。ひょっとしてら今回バルタンがえらいショートヘアなのは他AFとの表現差別化を図りたいという意向もあるのかも知れません。
 
 アシリアじゃないとGTMの集団戦が出来ないということなのでこのまま行くのでしょうけども、バストアップコマばかりのようではデカダンでも良かったんじゃないの?と正直思ってしまうところがあります。
 プラスタはボンネットとMHのコックピットでもう少し(漫画上の表現に)差別化出来てたんですけども…


 SNSはもちろん、ブログでも書けないようなことは私も沢山あります(^_^;)
 コメント欄もネットのうちですから、ここが役に立つかどうかは未知数ですけども、もしも気になるような事があればまたお知らせください。
 そしてどうぞお大事に、必ずご無事で回復なさってくださいね!!
チーク さんの投稿…
タクト様

追伸 
 そういえば、コメント確認するのにDESIGNS4見てましたけども、「カイゼリン・スーツのシリアルインジェクター無制限」って完全になくなりましたよね…。

 今後書くことにも多少影響するかと思いますけども、このシリアルインジェクターとも関係してただろうこととして
 ダイ・グの結婚話が一回会ったっきりで有耶無耶にお流れになりましたけども、
恐らくD4が出たときは違ってた(そんな展開ではなかった。多分シリアルインジェクター無制限もどこかで発動する予定があり、かつ町がカイゼリンスーツを着る予定だった)
→そこからあれやこれやが変わって
→ダイ・グが天照と会うこともなくなって(ラキシスが代理でしたような形に。16巻の説明もそんな感じですし)
→カイゼリンがフィルモアに行く予定がなくなっちゃったからダス・ゴースト云々が変わりカイゼリン・スーツだけがチャンダナが着ている(これ、メロウラとかがカイゼリンシリーズとか言われたとしても、今考えてもおかしいと思うんだけど…。)
→結果ダイ・グのお話は(最終着地は一緒かもですが)過程がだいぶ変わった。

→レーダー9の新設定画で顔つきが変わった(映画のような、トリハロンやダイ・グと見紛うような感じではなくなった)
→レーダー9の役割が当初と変わったので今月号のような展開に。

なのかも知れませんね…。
あ、ひそひそ独り言ですこれ(^_^;)
チーク さんの投稿…
青いレーサーB面 様

 お返事ありがとうございます。
 私アーリィ・ブラストはとても好きだしヨーン・バインツェルも決して嫌いじゃないんですがこの二人がくっつくとはハナから思っていなかったので(^_^;)というかヨーンくん、例え結婚してもモテモテで奥さんがヒヤヒヤするんじゃないか疑惑を向けているため、彼女自身はショックかも知れませんけども是非新しい人生を…と願っております(^_^;)
 
 でもミラージュ騎士ということは一度は天照陛下に会わないといけませんよね。陛下が行くのでしょうか。(あの方一瞬で来れそうですが…)
匿名 さんのコメント…
ジークボゥと茄里がフィルモアではなくムンスターで合流してるのはダイ・グの見舞いが目的と見せかけて完全君主制への移行のためでしょうかね。具体的にどんな手続が必要なのかはわかりませんが、フィルモアの中枢がナナカラに移動してるような状態なので本国よりもこちらの方が都合がいいのかもしれません。
チーク さんの投稿…
ムンスターでのことを書いて下さった方様

 どうもこんばんは。コメントどうもありがとうございます。
 ナイアスは既に(戦闘が終わった)軍と一緒に本国に移動しているようですけども…そこにダイ・グはいなくてナカカラにいるということですか?
 となると理由は「移動できないほど具合が悪い」ということになってしまいそうな気もしますが…でもそれもありそうだなぁ。

 恐らく手続きの一環としては、この場合は茄里が(というのも現在彼女が皇位一位だから)円卓の騎士を呼び出して、ナイアスの処刑を止めるように詔を発することじゃないかと思いますが、今のところ円卓の騎士メンバーだと思われるのは璃里とスティール・クープ博士(多分。15巻参照)位しか分からないんですよね…あと誰なんだろう。
 でもジークは「ダイ・グ兄様のご意志を継ぐのだ」と茄里に向かって言ってるのでそれだけではなくて、このまま政治システムを変え、茄里が次の「専制型皇帝」としてダイ・グの願いが叶うように更に権力を行使しろと言っているようでもあります。

 皇帝がナカカラに残っているのならばムンスターでもありかとも思うのですが、円卓の騎士の集まりがリモートとかでも良いのかな…(全員ナカカラにいるとはちょっと思えなかったので一応)
 でも皇帝陛下(クリスティンとかもですが)移動しててほしいような気もします。なんといっても母国ですし…。とはいえどちらなのでしょうか。今年中にはわかりそうですけども、見守っていきたいですよね。
 どうもありがとうございますm(_ _)m
 
匿名 さんのコメント…
ダイ・グがナイアスと一緒に本国に帰還してるのであれば、使用する船は皇帝旗艦のダランスになるはずですが、7月号でナイアスが乗っていた船は別物のように見えました。また他に船も居るようには見えなかったのでダイ・グも同時に本国に帰ってるかはわかりませんね。ダイ・グの発病は昨日今日の事ではないので、ナカカラに治療のための設備も揃っているはず。危険な状態が続いているというニュースも出ていたので、先の戦いが終わってからずっとナカカラで懸命な治療を続けてるのではないでしょうか。

2018年4月号扉には円卓の騎士は数名で構成されるが現在メンバーと判明してるのは璃里だけとあるので他のメンバーはフィルモアの序列の高い王家の人物かとも思いますが、デザインズ5に円卓の騎士が付けている紋章は超帝國皇家の物とあるので、他国の超帝國の血を引く人物も混ざってるのかもしれません。

Premium Flexible Related Post Widget for Blogger – Blogspot