レーダー9の設定画を見て思ったこと。

  ニュータイプ10月号の発売直前なのですが、簡単に9月号のファイブスター物語、表紙の新皇帝設定画について思ったことを改めて記しておこうかと思います。
 元々8月中に書きたかったのですが先月は私事で多忙となってしまい(今月のトップ画も7割位作業したところで3週間何も出来ませんでした)思いつきから時間が経っており、すっかり忘れそうになっている中で必死になって思い出して書いてますから、かなりとりとめのない内容ですけども、それでも良かったらどうぞ。

 あ、その前に2つ秋のイベント関係についてもお知らせしますね。
◯KADOKAWAから佐々木望さんの著書「声優、東大に行く 仕事をしながら独学で合格した2年間の勉強術」という本が現在発売中です。(1650円。電子書籍もあり)トリハロン皇子が表紙のとても面白い書籍です。
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声優、東大に行く 仕事をしながら独学で合格した2年間の勉強術

 この本に関連したイベント「声優、東大に行く 仕事をしながら独学で合格した2年間の勉強術」佐々木望トーク&サイン会が2023年9月25日(月)18:30~紀伊國屋書店新宿本店3階アカデミック・ラウンジにて行われます。
 座席申込みは終了しましたが、当日立ち見&サイン会参加は可能(会場で書籍購入しサイン会参加券を貰う形)ですので、この日行けそうな方は是非ともどうぞ!

川村万梨阿さんが10月28日(土)と10月29日(日)各1230~ホコリ姫公演「Tales from the Picture Book」(中目黒Cafe & Live spot FJ’s)に両日朗読&歌でご出演されます。(土曜と日曜で内容が少し違うそうです)
 気になる方はチケット発売中ですので、足を運んでみてください!(チケットは通し券6000円、各日前売り3500円。リンク先で申し込み)

 では本題といきたいと思います。

フィルモア新皇帝「ブラック・エンペラー」の設定画を見たとき

 直感的に「嗚呼色々変わったんだなぁ」と思ったんですが、まぁカイゼリンのAKD引き渡しが3075→3159に変わった時点で他にも変わったことが多くあることは想定しないといけないので、今後は新しい情報を読んでパッと思ったことからFSSの将来?について妄想を引き出さないといけないのかな?(つまりDESIGNS4あたりまでの過去の資料は役に立たないことがある。そして今まで自分がこのブログで記してきたようなへっぽこについては全て忘れろ!)と感じたのは確かです。

 色々帝国内の組織が変わりそうですけども、それが出来るのは従来のフィルモア皇帝(ダイ・グとかレーダー8等)の立場ではほぼ不可能であることを先に書かなくてはならないでしょう。
 本来フィルモア帝国は皇帝を頂点とした政治システムながら「度を超えた越権行為をひとまず許さない」ように(民主的とも言える)帝国議会や元老院が配置されているし、その堅牢な国家運営基軸を(炎の女皇帝の言葉もあり)作り出したのが映画ゴティックメードのトリハロン皇子(初代統合皇帝サイレン・フィルモア1)だったりするのですけども…。
 でもトリハロン皇子はこのシステムが上手く行かなかったときを見越して保険を残しておきました。
  • 皇帝は元老院がその時その時の政治状況にふさわしい人物(勿論血筋も無関係ではないが最重要事項ではない)を選んでいたけれども、血筋に沿った継承順位も一応ある。
  • 継承順位1位の存在は必ずボルガ・レーダー家の者である。しかしそれは全く公になっていない。
  • ボルガ・レーダー家の王子・王女は例外的に「皇子・皇女」の扱いで全く別格。1位の者は皇太子(皇太女)として今のフィルモア帝国のシステムをひっくり返すだけの権力を持ち合わせているけれども、それは緊急時だけのことで、普段はひっそりと生きて生涯をおくる。(彼らが皇帝になることも殆どないはず。唯一の例外が2000年代の皇帝ヨミ・フィルモア2か。しかし彼も銘がフィルモアなのでボルガ・レーダーの血筋については公にしていなさそう。でも彼がボルガ・レーダーの血を引いていそうなのは15巻で現当主のジェイン・ボルガ・レーダーが”我が主君”と呼んでいるので間違いないかと。)
  • ところがノルガン・ジークボゥの祖母にあたるポーラ・ボルガ・レーダーがバシル・バルバロッサに目をつけられて生まれたのがワイプ・ボルガ・レーダー(ショーカム)で、彼は寿命の最後に皇太子として勅命を発し「ダイ・グに次期皇帝になってもらう」「そのダイ・グに自分の子二人を保護してもらう」越権行為を行う。ところが…
 と、ここまでが今までのFSSで繰り広げられているお話だと思うのですけども、今月号の新皇帝の設定画を読む限りでは、まず「ノルガン・ジークボゥとして生き、それまでの自分の名前を捨ててしまった者」は近々ボルガ・レーダー家の皇太子として祖国に復帰した上でフィルモア皇帝として動くことになる。と言えるのではないでしょうか。
 従来の方法で彼がフィルモア皇帝になると、それまでの民主的システムが大いに邪魔をしてこんなに急激な政治の仕組みを刷新できませんしね…。
 でも9月号でノルガン・ジークボゥ出てきてますけども、とてもじゃないけどもかつての名前を復活させようとか、そんな状況じゃなさそうですよね。このあたりどう風向きが変わるのか、そしてアイシャ・コーダンテが最新号以後、ジークに発するだろう言葉となにか関係するのか?気になる所です。
 そしてもうひとつ、これを達するには現在の皇位一位・しかも元老院の一部がバックにいるであろう茄里の地位をひっくり返す必要がありますが…(これ、例え良心的に見ても、彼女がジークを新皇帝にと任命するだけでは、そういう急激な変化は興せないから駄目だし。ふたりで共同統治でもすればありかも知れないけどそんな話今のところないしなぁ…。)
 あ、円卓の騎士団にGTMダス・ゴーストがないのは将来彼女が「ブラウ・フィルモア女王として」トリハロンが(映画後)帝国を地道にまとめ上げていく時点のような立場で皇帝とは違う角度から帝国をフォローしていくのかなぁ?なんて最近思ったりしています。政治としては強権的になりそうだから真逆な、民を支えるソフトな視点で。

エストとダッカス・ザ・ブラックナイトについて

 また随分大きく出たなぁと思いましたが😂でもエストってこのあとAKDに行く→3159のときはログナーについてJ型駆逐戦闘兵器駆ることも決まってる?のでここが変わらないのならばレーダー9につくのが3159以降になるわけで、しかも割とすぐ後に4代目黒騎士バントライン・コールもいるから…実際にこのコンビで戦闘に出るとしたら4代目のあと、ありうるのは3230年のAKDカラミティ侵攻のときくらいじゃないかとも思っちゃうのですが。
 その頃だとGTM1騎でも欲しいでしょうから、他の騎士にフィルモアのGTM回して本人はなりふり構わず乗ったような気もします。それまで政治で忙しくて(ミラージュ騎士として以外では)GTMに搭乗するか分かりませんしね。軍事面ではエンペラー・ハイランダーとなったクリスティン・Vに一切任せるかも知れませんし。

バキン・ラカン帝国の事実上の属国化について。

 これはびっくりしましたが、3100年あたりに属国化しても3159年にAKDが来ちゃうからあんまり時間ないじゃん!とも思いましたけども、でももしレーダー9が「ミラージュ騎士ライト6番・気が向いたら3159に参加する他国の騎士」ならばバキン・ラカンを戦火に巻き込まずに済みそうで、更にその後でもミラージュの傘のもとに移民政策取れるかも知れない…。とは思いました。
 あと「事実上の属国化」なので、武力ではなく新皇帝と今の聖帝カンバー・ラ・シーラ、もしくはママドア・ユーゾッタとの婚姻は有り得そうです。お二人共ジークよりは年上ですがそう離れているわけでもなさそうですから。

ジークボゥがミラージュ騎士になる可能性。

 今までブログにも匂わせ程度に書いていましたけども、15巻50ページでジークボゥがヨーン・バインツェルの場所を知っているのは
  1. 彼は典星舎からヨーンの場所情報を得ている。かつヨーンに暗殺者(フィルモア元老院の手先)から守ってもらうよう言われてる。※ヨーンはフィルモア云々は知らない。
  2. 典星舎は天照の意向を受けジークに教えていて、彼もAKDに命を守られていることを自覚している
  3. 天照もまた、ジークの両親もしくは父から子供2人を守るようにお願いされているのではないか?
  4. そしてもうひとりの茄里は→アーリィ・ブラストである。
とこの数年ずっと睨んでいます。さて私の願い(?)は叶うでしょうか??

 でもジークは明らかにAKDからの支援をうけていることを自覚してそうだから(でもヨーンにはどさくさ紛れで明かさない)長年の恩もあってミラージュ騎士もするんじゃないかなぁ…拘りがなければ、その地位を利用して天照の傘の元、暫くの間はバキン・ラカンとフィルモアとのパイプも守れるかも知れませんしね。

最後に、全然関係ないんですが

 これはジークボゥではなく、その前の号表紙に載っていたアルル・フォルティシモを読んだ時に思ったのですけども、「カイゼリンがAKDに行くのが3075→3159に移ったのだから、ジ・エンドレスとクローソーが聖宮ラーンに行くのも変わった?それともこの話はなくなった?」
 私はなくなった可能性も一応考えています。というのもアルルはGTMアハメスを連れて聖宮ラーンの詩女になりそうだから。勿論別機体ですから2騎くる可能性もありますけども、でもダブるしなぁ…しかもそんなデカい出来事に対して全然今のところ、少なくとも魔導大戦の間ではそんなドラマがやって来そうにもないですよね。(コーラス王朝ほとんど話しに絡まらないし。)
 また、マグダルがアトール聖導王朝を聖宮ラーンではなく旧超帝国北都マグダルに新たに興しそうなので一応可能性があるならば
(ところで、ここって、映画ゴティックメードの出発点だったりしますか?)
  1. 3159年に北都マグダル(アトール聖導王朝)にジ・エンドレスとクローソーがやってくる。
  2. 3159年に聖宮ラーンにジ・エンドレスとクローソーがやってくる(カイゼリンもなんだけども、アハメスとも入れ違いになる?)
  3. それともやってこない。
 そんな感じでしょうか…。まぁ今までへっぽこがファイブスター物語で思った妄想は忘れてなるべく刷新しよう!となりつつ、レーダー9の鋭い視線をずっと眺めているのでした…。
 あ、ニュータイプ10月号は9月8日(金)発売です!いつもより発売日早いので本当お気をつけくださいね!
 ではまたよかったら週末にお会いいたしましょう!😄

(👍9/8追伸)
 このエントリーにいただいたコメントから、補足として別記事を書きました。もしご興味あればこちらもどうぞ。
 コメント下さったポマト様どうもありがとうございましたm(_ _)m

コメント

ポマト さんのコメント…
どうもはじめまして。
以前からよく読ませていただいているポマトという者です。
ジークのミラージュ入りについては、ちょっと想像がつかないかな、とだけ。
確かに名前の公表されてないミラージュ騎士にフィルモアと縁の深い「ハロルドランド・マーカス直系」の騎士がいますが、これならまだクリスティンのミラージュ騎士入りの可能性があるのではと思ったり(彼女もマーカス家の血を引いてるので)。
9月号を見てるとジークのミラージュ騎士入りよりアイシャがジークの妃になる可能性がまだあるやろー。
とか思ったりするわけです。
これだと「誰もが驚く女性を妻に」とか「ちゃあもっとびっくり」という既に公開されてる情報にも合致すると思うのですよ。

乱文乱筆失礼しました。
それではまた。
チーク さんの投稿…
ポマト様

 立て続けになってしまいどうもすみません。
 先程ブログエントリーで書いてみました。良かったらどうぞ。
「マーカス家の家系についてへっぽこが思っていること。」
https://zettaihimitu.blogspot.com/2023/09/blog-post.html

 ジークの妻についてはよく分かりませんけども(^_^;)ただアイシャって3159年に「従帝大宮・アイシャ・天照帝」の銘がついていることは気をつけていないといけないかと思います。
銘云々の意味は分かりませんけども個人的には人生の最期まで彼女には「天照一筋」であってほしいなと願っています。

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