マーカス家の家系についてへっぽこが思っていること。

 この記事はニュータイプ10月号ネタバレ付き感想ではないのでご注意ください。
 へっぽこが書いてみたけども10月号の展開から実際には全然違うこともあり得ると思うんですけども…前回のエントリーに対して、ポマト様から頂いたコメントの御返事を兼ねて、ちょっと「私が思ったことを」簡単に書いてみたいと思います。
 前回のエントリーについてはこちらになります。もしもまだお読みでなかったら、良かったらこちらもどうぞ。
 こちらのエントリーで、将来のミラージュ騎士ライトNo.6「3159年のアドラー星侵攻に気が向いたら参加する他国の騎士」がノルガン・ジークボゥではないか?とへっぽこは書いているのですけども、こちらの記述に対してポマト様から「ジークボゥがミラージュ騎士なのは想像がつかない、クリスティン・Vのほうがあり得るだろう」(要約)というコメントを頂きました。
 本来コメント欄でここはお返事すべきなのですけども、クリスティン・Vはこの要件に当てはまらないだろうと自分は考えております。ただどうしてそうなのか説明するのが多少ややこしいので新たにエントリーさせていただくことにしました。

 ミラージュ騎士ライトNo.6「3159年のアドラー星侵攻に気が向いたら参加する他国の騎士」について他にわかっていることは今のところ2つしかありません。
  1. 天照家と全く関係ない人物であるが唯一の例外でガット・ブロウが魔導大戦終盤に渡される。
  2. 母方はハロルドラント・シャンディ・マーカス直系血統である
 シャンディ・マーカスは映画ゴティックメードでも登場するトリハロンの先生でもあり、シワルベに乗り込んでいる唯一の女性騎士です。
 確かにクリスティン・Vはこの血も引いているようなことが13巻のアドー・バルバロッサによって語られております。しかしながら
  1. トリハロンが統合皇帝になった時に皇帝騎(メロウラ↔プリンシパル)の交換があった。
  2. その時マーカス家も「分家」して太陽王国(後々のレーダー王家)側にやってきた。
  3. 太陽王国側にやってきたマーカス一族の末裔がV家である。
 ですから、時期的なことも鑑みると2500年以上前にシャンディ・マーカス自身&兄弟か、シャンディの子供達が「分家して」太陽王国に来ているのでクリスティン・Vの家系はあくまでマーカス家の分家であり、「直系血統」ではありません。
 それに加えて母方ということですから、クリスティン・Vの場合だと、もしこのままアドーの言っていることと「母方」を両方とも当てはめてしまうと「お母さん側がマーカス家の血統」ということになってしまい、ファイブスター物語が始まった当初のV家の当主がクリスティンの母となってしまいます(10巻でちらりとご登場していますけども)
 こうなっちゃうと父バーバリュース・Vが婿養子ということになってしまうのですが…。
 勿論母が「直系系統」の人であり、分家血統のバーバリュースと結婚した、いう可能性も一応ありますけども、そんな話はとりあえず聞いていないので、以上ニ点からクリスティン・Vがミラージュ騎士になる可能性を私は排除しています。

 そしてアドーの話から一つわかるのが、分家していない本家側はあくまで「ドナウ帝国」側にいるということです。フィルモア王家系統ですね。(映画ではドナウ帝国を構成する国家の一つハロルドラントの王女でした。)
 マーカスといえば13巻ではブラウ・フィルモア女王の部下にメリー・マーカスがやってきていますけども、このとき元老院のごちゃごちゃ会話の中に「ドナウ帝国時代にはクバルカンのサヤステ様とともに支えた筆頭騎士家ですなぁ」「恐れ入ります」という会話が紛れ込んでます。
 恐らく「ドナウ帝国~」と話しているのはビオレート・トライトン王子で、応えているのがメリー・マーカスだと思うのですが、トライトンとしては(主として映画を見ていない)読者と、「実力とレーダー8の庇護でアルカナ・ナイトになってしまいフィルモア帝国の全容をよく知らないであろう」ブルーノ・カンツィアンやミヤザ官房長官への説明も兼ねている台詞であると私は思っています。
 つまり、方方に子孫を残し星団各国で影響力を強めた(剣聖も誕生した)サヤステ家と違い、マーカス家はフィルモア帝国内だけでひっそりと、それも帝国内で多少偉くなったくらいでは分からない位の家の繁栄に留めたといえるのではないでしょうか。ブルーノが分からない可能性があるくらいですので…。
 そう鑑みると、マーカス家の本家はフィルモア王家に近いところにいて…となると、新キャラクターでも登場しない限り、やはりジークの母、ブラウ・フィルモア女王の母方が「シャンディ・マーカス」直系血統の可能性が俄然高まるわけです。
(メリー・マーカスでも勿論良いんですが…彼女今のところAKDとの絡みないですし😂)

 こんな感じでごちゃついてますし、何より決して当たっているわけではありませんけども💨それでも「こう思ったのはそれなりに理由がある」ことをちょっとお伝えしてみました。
 でもこういう事書いていると、斜め上の展開が永野先生からもたらされるんだよなぁ…でも魔導大戦終盤にはこの謎のミラージュ騎士が誰だか分かるんだから、まさかの新キャラクターでないことは願いたいです💦
 ポマトさん改めてどうもありがとうございました!
 ではそろそろ寝て、明日のニュータイプ10月号ネタバレ付き感想に備えたいと思います💥

コメント

ねぎみそらーめん さんのコメント…

ご無沙汰しております。

ミラージュno6はニオたんなら楽しいですね。
ログナーさんと同じ眼窩のお顔😅
ニオたん何気にブラウ家だし。
チーク さんの投稿…
ねぎみそらーめん 様

 どうもこんばんは。いえいえいつもメッセージありがとうございます。
 ニオたんはなんか何かある?とよく言われていますよね。隠し玉なのでしょうか?

 そういえばレフトNo.19のリキッド・オーシャンってニオさんと桜子さんの遠縁で「アーキロンス・ナトリウム・バビロン」だからログナーも関係あるの…でしょうか。
 三人の共通項って眉毛がないことだけど…(^_^;)
 このあたりの方のご活躍は3159以降なのでしょうけども、気になりますよね…。
匿名 さんのコメント…
昨年12月号で星団暦451年にプリンシパルはバルバロッサ家配備でボットバルトが使っていた設定になってるので、フィルモア統合時にドナウ帝国のメロウラと太陽王国のプリンシパルを交換した設定は変更されてる可能性が高いかと。
チーク さんの投稿…
ひょっとしてよくこちらにコメントを下さっている?方

(違っていたら大変すみません、今回何故か直感でそう思っただけです…)
どうもこんばんは、コメントどうもありがとうございます。
うがーーー、思い出して見直したらたしかにそうですね(^_^;)

そして今書いているエントリーに(すみませんまだ6割位しかできていないんですが)かかるんですけども
こういうのって(単行本に既に物語として語られている部分なのに)どうするんでしょうね?細かい部分ですけども重要でしょうから後々副読本などで訂正するんでしょうか。
そしてどうして変更したんでしょう?
「ひょっとするとよくこちらにコメントを下さっている方」さんならばどう思われますか?(振らないように!なんですけども^^;かなり首を傾げます…。)
先生に真面目にお尋ねしたいですね…。
匿名 さんのコメント…
最終的に13巻と辻褄を合わせるなら、不戦の証としてカイゼリンを詩女ラーン渡した時(476年)に太陽王国との和平調停の一環としてプリンシパルを太陽王国に渡すくらいしか思いつきません。統合フィルモア誕生の年(535年)までには太陽王国に渡ってないといけないので。
チーク さんの投稿…
私の無茶振りにお応えくださった方

 もう本当にすみません。お答えくださりありがとうございます。(多分前回と同じ方であろうと思ったのですけども、もしも違っていたら申し訳ないのでお名前は勝手に変えさせていただきました。)
 カイゼリンが渡ってフィルモア帝国が統合されるまで一応50年以上年月がありますから、それならばありなんでしょうかね…。DESIGNS7でフィルモア帝国の成り立ちについてもっと説明されるんでしょうか。
 機体の名前が変わる(GTMも勿論ですけども、古いパターンだとジュノーンがエンゲージシリーズになるとかそういうのも込みで)とかもややこしいのですけども、こういった物語に影響があるものはちょっと勘弁してほしい感じがありますね。
 
 匙を投げてしまいたくなるような感じでしたから、匿名の方になんという無茶振りでしたのに、とてもありがたく思います。これに懲りずにまた気が向いたらコメントいただけると嬉しいです。

Premium Flexible Related Post Widget for Blogger – Blogspot