10月1日（土）に行われたボークス社のイベント「ホビーラウンド27」で、「ボークスF.S.S.開発座談会」というものが行われるらしい、ということを前々日に知ったのですが😅とりあえず行けそうだったので、模型については相変わらず門外漢ではありますが浅草の都立産業貿易センターまで出かけてきました。
ただ当日模型を買うわけでもなし、とのんびりし過ぎた状態で出かけたため、会場についたらお客さんがいっぱいでモニターも含めて座談会の様子は殆ど何も見えず、座談会の模様についてはへっぽこの不行届で写真が撮れませんでした。すみません。
メモから起こしただけの状態ですけども、当日どんな感じだったか簡単にお伝えしたいと思います。
今回ボークスさんからFSS造形プロジェクトチームの塚越由貴さんと大石凡さんが登壇されていました。
ホビーラウンド27では破烈の人形ダルマスのシープヘッド（後述）版が発売されたりしましたけども、展示品に目玉がないということでこういった座談会が開かれたと塚越さんは仰っていましたけども、それでも座談会内で幾つかの発表があり、今回このモデルが一番お客さんを湧かせていたようです。
それは1/100IMS・LEDミラージュV3 インフェルノナパームの再販！（プラスチックキット・通常版 24200円税込み。2023年発売予定）しかも、更に今回リミテッド版としてクリアパーツ仕様が新たに販売される事となりました。（リミテッド版 26400円税込み ）
写真上がリミテッド版で、下が通常版です。
プラモデルの価格帯でこの迫力とボリュームが作れるのだからすごいですね。
更にクリア版は中の構造がよく見える作りになっていてとても見ごたえがあります。（勿論半透明塗装を施すなど、モデラーさんの腕の見せ所でもあると思います。）
このモデルは再販を待望されていたようで、発表後に展示されてからは写真を撮る方ひっきりなしでした。
リミテッド版のエンゲージ（すぐ下の画像）は、自動車の塗装を思わせるようなメタリックとパールの混ざったようなツヤピカの白地をしております。このため部分塗装とデカールだけでも見栄え良く仕上がるように出来ているそうです。（2枚目の画像が通常版ですが、こちらのパーツはかなり薄いグレーのような地色なので、設定画に近いグリーン系のホワイトで塗られておりました。）
座談会ではこの2つの発表に加えて、今後の「ファイブスター物語」模型スケジュールについてのお話なども色々ございましたので、メモの範囲で書いておきます。
GTM（ゴティックメード）※ダッカス以外は全てレジンキット
1/100カイゼリン
- 年末お目見え出来そう。(来年2023年初頭〜春発売)
1/72ダルマス ホークヘッド（来年2023年初頭〜春発売）
（ホークヘッド→設定画＋連載に出た頭部版にも差し替えできるタイプの破烈の人形。尚シープヘッド、ホークヘッドという名前はこの2種のキット商品化にあたり永野先生が付けられたそうです。最近のロウカンといい動物の頭部がカリギュラ系GTMのモチーフになっている？）
1/72デモール・ゾロ
- 順調に開発中。来年春のホビーラウンド28でお披露目出来そう？
1/72帝騎マグナパレス
- 大石凡さん開発のもの。あともうちょっとという感じ。(大石さん談)
- こちらも来年春のホビーラウンド28でお披露目？
※よく聞こえなかったので違っていたらすみませんがマーク2は漫画で違った感じのものが出たので現在開発をやり直していると言ってらしたような…（ミラージュ版のことかな？）あとバーガ・ハリもラインナップにあったのですが形式はよく見えませんでした（ラーン支隊のLA-Hsかなぁ…違ってたらごめんなさい。）
1/100ダッカス・インジェクションキット版
- 試作が出来て来ている→永野先生の監修に入れる状態になるまで現在調整中。（またダッカスなの？と言われているみたい😂）2023年発売を目指してる。
- ダッカス用の黒塗料も現在開発中。(もう少しだそう)
※バーガ・ハリKKも開発中みたいですがこちらは特に具体的な話はなし。
MH（モーターヘッド）
- エンゲージSR1のリミテッド版は通常版より販売が遅れますが来年初頭販売を目指したい。
- レッドミラージュはインフェルノナパームに加えて、ガレージキットの1/100V3本編版（レジンキット・予価44000円税込み）※12月24日~福岡SRミニキャラバンでの発売と後日通信販売予定。も復刻再販されます。ただの復刻でなく、組みやすくなるように手を入れています。（下記画像参照）
その他
- 抽選販売となっている1/72ツァラトウストラ・アプターブリンガーですが、1回目の抽選で予定の数倍申し込みがありました。3回目まで抽選販売となりましたけども、それ以降も販売は行う予定です。（抽選にするかどうかは未定。パーツのクオリティを原型に近づけるための生産がかなり大変で販売数が絞られてしまうのだとか。胴体に真鍮線が入っているとかウェディングドレスのようなデザインとか細かい穴が沢山開いているとか色々仰っていましたが私にはわからんちゃんだったのでお許しください💦）
- 8月に行われたボークスF.S.S.シリーズ展追加展示された1/24ダッカスは、ABSOMECやプラモデルの検証用で個人的に作られたもの。商品化の予定は今のところはないけれども希望が多ければ…（ただ幾らになるんでしょう？とも。）
- この1/24ダッカスは今後行われるボークスF.S.S.シリーズ展ミニキャラバンでは展示する予定です（今回はお客さんが多そうなので展示を見送ったとか。）
※ボークスF.S.S.シリーズ展ミニキャラバンはまず10月22日~11月13日まで仙台で、12月24日~2023年1月15日まで福岡で行われますので、お近くの方はぜひぜひ！
1/24ダッカスについてはこちらのエントリーをご確認下さい。
- 座談会の締めにFSSものも海賊版が多数出ている話や、それで逮捕者が出たりした話もありました。ボークスとしてはなるべく復刻や新製品をお客様にお届けしたいし、もし売り切れてもちょっと待てば買えるような体制をこれからも作っていきたい。このイベントに来てくださるようなお客様の中に（海賊版を買う方は）あまりいらっしゃらないと思いますが、海賊版にはまず手を出さない。もしも怪しいと思われるようなものを見かけた場合は怪しい段階でもできるならば警察に一報を。とのことです。
※あとこれは単なる個人的な疑問なのですけども、塚越さんがボークスF.S.S.展は初回お金を取らなかった旨のお話をされていましたけども、初回も入場料取っていましたよね？私の聞き間違いかな…。
いえボークスF.S.S.シリーズ展は素晴らしいイベントであり、模型の嗜みのないファイブスター物語ファンでも容易に多角的に作品世界に近づける大チャンスですから、ボークスさんしっかりお金とってください！（あの素晴らしい展示で赤字だとおっしゃってたので…）
※そうだ、あと気になったのはFSSのフィギュアはどうなったのでしょう？デコース・ワイズメルの新作が出るはずなんですが原型はもちろん、座談会でも全く話題になりませんでしたけども…。ABSOMECについても今回新情報は特になかったと思います。
そんなところでしょうか。メモを起こしただけなのですみませんが文章などはかなり跳躍が入ってます。お許しください。
ファイブスター物語の模型を作られている方のお楽しみが…ほんのちょっとでも広がってもらえたならば幸いです。
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