妄想爆発!な過去と現在の関わり。(前編)

 ニュータイプ10月号を読んでから、あちらこちらで妄想が爆発して困っているんですが😅とりあえず現時点で書きたいテーマが2つばかりあります。
 ただ、申し訳ありません。私が9月中旬からシルバーウィークにかけて多忙につき、2通りをいっぺんに書き上げられそうもないため、とりあえずテーマひとつを前編としてそちらだけ大急ぎでしたためたいと思います。
(9月29日追記)
 もうひとつの書きたいことを後編させていただきました。2週間以上経ってようやく書きました。もしもご興味あればこちらもどうぞ。
 どちらも適当レベルのお話ですが…。

 尚、10月号のネタバレはあれども、直近の物語にはあんまり関係ありません。(特に今回はそうです)
 そして所詮はへっぽこの単なる戯言なので、まず当たっていないと思います😓
 適当に読み流して下さい。

 今回お題にしたいのは、今月号でちらりと登場したブーレイ傭兵騎士団の朱色を背負ってあらわれた「ドリュー・ゼレ将軍」についてです。
 御本人ひとコマしか出ていないので、まだまだ良くわからない点も多いのですけども…。
  1. 2989年のコーラス=ハグーダ戦では当初フィルモア騎士としてブーレィ傭兵騎士団に潜り込んでいた。(ブルーノ・カンツィアンが元フィルモア騎士と言ってるところから、当時の傭兵騎士団内ではそうだったのだと思われるけども、もう他に知るものがいない。)
  2. しかし彼は実は元老院のティルバー女王が手配した「システム・カリギュラ配下」の騎士だった。
  3. システム・カリギュラ配下ということは…LDIやマウザーのように超帝国時代のコピーそのものではなくて、カリギュラが雇った、強いけど恐らく普通の騎士であり、元老院からの依頼があり彼を戦場に送り込んでいた。(なんか派遣会社カリギュラから送り込まれる派遣社員みたいだな…。でもシオの番人達だと強すぎて釣り合い取れないのかもしれませんね。)
  4. ところがこの方は途中で抜けてしまったのか、アトキ戦に参加していない。
  5. コーラス=ハグーダ戦後も恐らくカリギュラと元老院との関係を保ったまま、秘密裏のフィルモア氷グループ(元老院の暗殺専門)に在籍していたけども、今回いつの間にかブーレィ傭兵騎士団に出戻っている。
ということが言えるかと思います。そして今回のブルーノの発言から彼はこんな風に捉えているのでしょうか?
  1. フィルモア帝国とブーレィ傭兵騎士団は2989年時点では深いつながりがあり、ハスハ連合共和国などと共闘してコーラスを追い詰めようとしたけども、それに失敗してブーレィ傭兵騎士団は自分以外戦死してしまった。
  2. それ以後フィルモア帝国とブーレィ傭兵騎士団とは関わりが薄い。少なくとも今回のナカカラ攻防戦には自国との関わりがほぼなかったのではないか??と、彼はゼレの存在に気づくまでそう思っていた。(でもブーレィにはナイアス・ブリュンヒルデ&萌黄グループもいるし、そのあたりブルーノは気がつけなかったということにもなる)
 ここまではなんとなく物語を読んでいて伝わってくるのではないかと思います。
 そして今回私が気になったのは「ドリュー・ゼレはどうしてアトキ戦に参戦せず、結果として死を回避してブルーノ同様に生き残っているのか?」という点にあります。
 ブルーノだって、気絶した彼を抱えて逃げるパラーシャをシャーリィ・ランダースが見逃さなかったら生きていられなかったほどですから、AKDとコーラスとトラン連邦の共闘によって壊滅的にやられた格好となりますよね…。

 これは彼がシステム・カリギュラに属している騎士である事が非常に大きいのかな、と私は読んでいて思いました。
 カリギュラはあちこちと契約を結び、超帝国時代の技術と優れた騎士能力とで、武器(GTM)を開発したりサポートしたり情報を提供したりして莫大な利益を得ています。
 ドリュー・ゼレはカリギュラからの情報を得ながら雇用主・元老院のティルバー女王ともやり取りしつつ、フィルモア帝国所属のブーレィ傭兵騎士として「擬態」していたという形となるでしょうか。
 
 ただ、雇用主であるシステム・カリギュラはかなり強力であちこちの星団各国とパイプを持ち、裏のネットワークを方々に張りつつも彼らが非常に苦手としている項目があります。
 そのひとつがAKDと三女神。(もうひとつが聖宮ラーンと詩女達。)
 13巻でLDI20がそう話していますよね。彼らは天照のことを知りたくて何度も探ろうとしても今まで全て、完全に存在を消されてしまう…。
 となると、ひょっとするんですけども…。自分はこう思ったのです。
  1. 「早いうちならば単独行動していたコーラス3のGTMが大破したのに回収しようとしたら正体不明の誰かにやられた。また負傷したはずの王を仕留めるどころか逆に全滅してしまった。」(これにはF.U.ログナーとディッパ・ドロップスが絡んでいるのはへっぽこブログの読者ならばご存知でしょう。)
  2. 「あるいは遅くともこのコーラス軍に、AKDとトラン連邦の加勢が加わった時点」で
  3. システム・カリギュラ的には「詳しい状況が読めないし、僅かに察知できる要素だけでもこれ以上コーラスに踏み込むのは大変危険だからとカリギュラストップ」がかかったのではないか?(ドクターストップみたいですが💦)
  4. そして元老院はドリュー・ゼレだけを撤退させ、あとはフィルモア本軍+ハスハ+ブーレィの面々だけに任せた…。(AKDの参戦なども特に伝えなかった)
 こんな感じがしてしまうのですけどもいかがでしょうか?

 というのも恐らく元老院はもうこの頃には…もしも自星以外に領土が得られるならばその時の帝国の運営にも協力もするでしょうけども、彼らは2989年時にはもう最後のカーテンのことを知ってしまっていますから、レーダー8のジュノー攻略が失敗するようならば、母国の緊急事態(もしも2960年代?のミス・マドラの大虐殺がフィルモアと関係するのであればレーダー8にとっては2度目のピンチという事になる)ということでさっさと体制に逆らって…この時はまだ幼い、バシルにとっては自分の孫でもある「三色の息子」皇太子ノルガン・ジークボゥでも担いで、帝国の半民主政システムごと引っくり返し、ジークを傀儡として自分たち寄りの専制政治を成すことも可能だったからです。
(※注意。今まで何度も書いてますけどもこの場合の元老院は一部メンバーだけの話しで、ティルバー女王やバシル・バルバロッサ大王などの”最後のカーテンの正体知っているごく僅かな者たちだけ”だけの話です)
 ただ、(多分)ジークボゥが名前を捨て家を出ていってしまったのは2989年か2990年なので、彼がこれを嫌がって出ていってしまった可能性もあります。
 それともジュノー戦前には既にもう彼はバルバロッサの意向に沿うことを嫌がっていて、それで更なる対策として(母・璃里をそそのかして)茄里をもうけてしまった可能性も…。(13巻でフンフトが話す”あの子が生まれた後”というのは茄里の可能性が。このあたりは以前まとめた時系列についてのエントリーでどうぞ。)
 この項目、今までもこの先も妄想めいたことしか書いていないのですけども😂もう少しお付き合いください。
 ブーレィ傭兵騎士団のガワ…兵器供給はGTMなどでシステム・カリギュラが大きく関わっているけれども、その中身についてはその時々で色々な国の人が参加していて、更にその国家とカリギュラとの関わりは国家間の契約内容によって大きく違ってくるのかも知れません。
 ジャスタカーク公国のアイオ・レーンが2989以前はブーレィ傭兵騎士団に、それも宗主国クバルカン法国の後ろ盾で所属していたみたいですけども、その時、ボード・ビュラードの話すペスタコにいたときはやはり領地狙い(クバルカンもジャスタカークもどちらもカラミティの国家ですし)だったのでしょうけども、2989のときは異を唱えたのか参加しなかった可能性がありますね。
 かろうじて人が住んでいるくらいのペスタコと、ジュノーの大国コーラス王朝を攻略するとではわけが違いますから。
 それでこの時、(カリギュラなのかフィルモア本国どちらが主導したのか分かりませんけども)この2国に代わって、将来の領地獲得に向けたジュノー戦線へと共に手を結んだのが、緩いつながりでしかなかったミノグシア連合を急速に統一させ、更に野望を持ちあわせたラオ・コレット王のいる、ボォス星のハスハ連合共和国…彼の孫娘である詩女ムグミカ様も彼の権力により聖宮ラーンから首都ベイジへと移動してきています。
 「この時ひょっとすると、水面下であることが起こっている??」

 というのが後半の内容になりますが、すみませんけども、先にも書いた通りこの後私チークが多忙に付き、続きは今月下旬までお待ちいただければと思います。
(まぁ、いずれにせよ全て与太話ですしね😂ハッハッハ…。)

追伸その1
 これはどうでもいい話だと思いますが。この記事を書いてみて改めて気が付かされたことを。
 今回コーラス=ハグーダ戦のことを鑑みた時…。システム・カリギュラの金儲けの肝のひとつに「情報」があるのだと思うのですけども、そんな彼らでもたったわずか1年で、それもファティマ・ラキシスとクローソーの件がきっかけで3つの大国(AKD、コーラス、トラン連邦)が共闘するような事態になるとは恐らくカリギュラにとって予定外も良いところだったのではないかと思います😂
 今思えば三者の間の友情って結構奇妙だったんですね…。レディオス・ソープはボード・ビュラードを明かさず、コーラス3に至っては両者とも正体に気づきながら明かさず、となりますから。

追伸その2
 しかしその1の場合、友情は奇妙な話で済むのですけども、ひょっとしてひょっとして?14巻の前トリオ騎士団長、現ピチカート公国シェン・ラン騎士団長のアイリーン・ジョルとエルメラ王妃の友情、それ自体は普通に仲良しお友達でいいんですけども…。
 ひょっとしてアイリーンは知らなくても、彼女が見てきた戦況って(恐らくGTMにも記録が残っているはず)コーラスのHL1やワイマールSR2、ミラージュのフォクスライヒバイテなどと凄い兵器と一緒に戦い遭遇した色々な情報がシステム・カリギュラに流れたりしないのかな…。
 GTMアマルカルバリの開発などにも役に立ちそうですし、更にそれだけじゃない気もするのですが。
 ご本人たちも、GTMガーランドのキリル・セトメも一向に出て来ない(孫娘もいるんだっけ?もう忘れてる😅)のでさっぱりわからないんですが一応。

コメント

匿名 さんのコメント…
アイオ・レーンは2985年のダラッカ内戦で負傷してファティマを失っています。
回復後に新たに時をパートナーに迎え、リハビリを兼ねてカステポーに
来ていた2995年にヨーンと出会っているので、2989年にはまだ負傷療養中で
ブーレイに参加したくても出来ない状態だったのでは。
チーク さんの投稿…
私が外出から帰ってきたのに気が付かれた方。

 どうもこんばんは。コメントありがとうございます。
 暫くブログに取りかかれない時間が続いたのに、外出先から帰ってきたその日にコメントを頂いたので(勝手ながら)若干びっくりしております。(勿論偶然だと思いますが^^;)

 さて頂いたお便りの件ですが、この辺りはその通りでもあるよなぁと思うので、「私が外出から帰ってきたのに気が付かれた方」さんがこうしてコメントを頂いた下さったのだろう。と一方では考えているのですが、ただ
「だとしたらジャスタカーク公国でも、後ろ盾でもあるクバルカン法国でもどちらでも良いんですが、アイオ・レーンが彼個人の事情で参戦不可能ならば、ブーレイの隠れ蓑を使って一緒に戦うのであれば誰か代わりを派遣しますよね。」とも思うのです。
 でも2989には彼のポジションはその時も(多分)用意されているものの、結局誰も参加していないような感じがするのです。

 私がこの項目を書いたのはアイオ・レーン個人の状態ではなく、
「ジャスタカーク、及びクバルカンもまた、ブーレイ傭兵騎士団を使って何カ国かで共同の作業をしていたものの、(恐らくカラミティ星以外の領地確保に向けた動き)2989のコーラス=ハグーダ戦についてはブーレイの隠れ蓑を使った共同参戦を見送ったのではないか?(その理由がコストなのか道義的理由なのかそれは無理だろうと思ったのかは今のところ謎ですが)」

という事が主なのでその点でまず相違点があること。及び私の書いていることはいい加減なので「私が外出から帰ってきたのに気が付かれた方。」様の思った事を第一になさったほうが良いのではないかと考えています。
 このブログは自分の思ったことを思ったままに書いているだけなので、所謂答え探しとは少々違うことをお許し願いたいと思います。

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