仮説を時系列でメモしただけ。

 ニュータイプ7月号を読んだ時、クリスティン・Vや皇帝ダイ・グと皇女茄里、アラン・リー・ファウトゥとの身長差があまりにありすぎる(しかもアラン・リーはランドセル姿??)ということで、やっぱり今の皇女茄里は…15巻でバランシェに抱かれている赤ん坊とは別人ではないかという疑問が再浮上してきました。
 確か生まれた時は年子のようにも感じられた兄ノルガン・ジークボゥと見た目に差がありすぎるからです。
 
 私としてはこの辺りを、ブログで記してきた事も含めて時系列で整理して考えてみようかなぁと思っていたのですけども、どうやってまとめて良いのか思いつかず、忙しかった上に7月のブログトップ画が全く出来ていなかったので、暫くそちらにかかりきりでした😅
 ようやく画も出来上がり、どうにか重い腰を上げて書いてみたのが以下のメモとなります。
  • 青枠青字は私の仮説?です。
  • 赤字は繰り返しの項目なのでそうしてみただけです。(これも仮説です。)
  • 帝国元老院の動きも書いておきたかったので、ジークボゥや茄里の誕生の少し前から振り返っております。 ではどうぞ。

2895年→マドラ生まれる

2943年→ダイ・グ生まれる

2946年→剣聖カイエン、メル=リンスとの対決。ファティマ・クーンは詩女フンフト経由でセントリーの下へ。(14巻)

2955年→女官としてバキン=ラカン帝国にいたマドラ、カイエンにスカートめくりを受ける(11巻)

  • スカートめくりの一件は、アウクソーが勘当され天照のもとで成人して、カイエンがAKDから離れた直後のお話なんですね。コンビを組んだ直後からもう女性関係でご苦労されて…😂
  • 2974年の時点で詩女フンフトさんかなりお若いんですが、その30年前くらいからもう詩女をしていたということは…DESIGNS6の高校生していた時は既に詩女さんだったということかしら??


2960年代→「薔薇の剣聖」マドラ、フィルモア元老院に招かれる。ここで彼女が原因の、何らかの大虐殺が起きる

(FSSリブート7・199頁説明にある2960年ジュノー・ネマ王国での虐殺か??)

暴走したマドラを詩女フンフトが次元回廊で制御(17巻部分でマドラが発言)→更に人格分離され”ピッキング・ハリス”となる。

2969年→マドラ(ピッキング・ハリス)AP騎士団に入団。

  • マドラがフィルモア元老院に招かれたのは、「他国に領地が欲しいがゆえの侵攻の一環」であると思われます。でもこの時まだマドラ高校生くらいなんですよね…。
  • この時のフィルモア帝国元老院へのダメージがブラウ・フィルモア王家に降りかかり、その心労で璃里の父が死去。ショックで璃里の学生生活も荒れることに。ん?マドラと璃里は同世代ということなのか…。
  • フンフトが次元回廊で制御できることに注目。彼女はオペラを使えるということです。ナトリウムという名前やモラード博士の件でグレイン・パワーも使えそうな疑惑があるのに、この方は果たしていったい…
  • 13巻で示唆された剣聖慧茄と璃里の3度の対決。1回目はここ?


2968年→クリスティン・Vとちゃあ・てぃ(ワスチャ・コーダンテ)誕生

2972年→璃里、ラーン教導学院に入学し、ショーカム(ワイプ・ボルガ・レーダー)と出会う

2974年→ノルガン・ジークボゥ(サイレン・ボルガ・レーダー)誕生

同年 →フンフト、出産により詩女の力を失ったとして詩女剥奪・追放(誕生したのがアルル・フォルティシモとナトリウム・星・桜子)

同年 →璃里とショーカム、避難と治療のためアドラーのバランシェ邸へ。幼少時の運命の三女神(アトロポス、ラキシス、クローソー)と出会う。


2970年代→茄里・ボルガ・レーダー誕生。

同年代→二人の子供の保護のため、ワイプ「剣聖慧茄の孫であるダイ・グを次の皇帝に任じ、子どもたちを保護するように」と勅令を出す。

  • この越権行為でもる「勅令」を出せるのは、皇位継承順位1位の者→皇子か皇女と呼ばれる=ボルガ・レーダー王家の跡取りに限られます。(皇帝の推挙について、皇位継承順位は存在するものの直接は関係ない)
  • ダイ・グはファティマ・ラキシスと知己である(16巻)から、出会ったのはこのときと思われます。ただ彼女たちの育成上、タイムリミット的に茄里の生誕と詔の発令は2978年位までが限界か?


2980年代→なにか事件が起こり、茄里の命が奪われる?事態が発生。

  • 15巻でジークボゥが「赤ん坊の時に剣を捨てた」と話し、それ以後一切剣を持たないことと関係あるのか?(カイエンとの対決時には既に剣は持たないようになっていた)
  • 15巻でトリハロン皇子?が璃里に「そなたにはかつて一度言うた」と言っています。ジークの血が流れたことが2度めであれば「1度目の流血の惨事」がここであったと思われる。
  • ※璃里の2度めの剣聖慧茄への挑戦はこのあたりか?


2987年→アトロポス脱出。

2988年→ラキシス・クローソーお披露目。

2989年→コーラス・ハグーダ戦

この前後→「皇女茄里」が誕生する。(13巻156頁でフンフトが慧茄に尋ねている「あの子」は彼女のことか)

2989年~2990年→剣聖カイエン対ダイ・グ&ジークボゥ(15巻)

  • カイエンとの対決は、立会人に二代目黒騎士ロードス・ドラクーンがいるけれどもアウクソーがこの場にいないのでここだと分かるかと。(アウクソーは2989年に負傷している。ドラクーンは2990年に亡くなっている)
  • カイエンお金なくて仕事として引き受けたのではないかと思われます…。(この前後の彼の出来事もお金絡みでしたし)
  • フィルモア側としては、名前を捨てる暴挙に出た?ジークボゥへの罰としての成敗→これを慧茄が政治的になんとかして、カイエンにも頼み込んで試練という形にしたのだと思います。
  • しかしダイ・グが彼を守るのはロマンでもあるけど^^;勅令があるからなのでしょうね。だから16巻で何も事情を知らないクリスと「皇女茄里」をわざわざ二人きりにさせようとした彼の仕向け方は変だと思うのです。
  • そして試練を生き残ったジークはまだまだ幼いのに名前を捨てて家を出ていった…このまま3031年まで40年近く母と会わなかったのですね。
  • 璃里の剣聖慧茄への3度目の挑戦は「あの子が生まれたあと」ですからこのあたりになりそう?


3007年→カイエン対クリスティン・Vとママドア・ユーゾッタとの対決。クリスティンはダイ・グと出会う。

3013年→ダイ・グ戴冠しフィルモア5となる。

  • ダイ・グは皇帝になるまでアドラーのエラルド島で過ごしており、「皇女茄里」はこの辺りまでダイ・グや剣聖慧茄と一緒に暮らしていた。(16巻)この間は彼女も一応平穏だったという感じ?

3030年→魔導大戦勃発。マドラ、帝国老人クラブの面々と再会。

  • レーダー8が彼女を見て「なんと久しい!何年ぶりじゃ‼︎」と驚いているので…この感じだと70年ぶりくらいになるのかな。当然老人クラブの皆様は全員当時バリバリの現役だった筈…。

3035年→「皇女茄里」とジークボゥとヨーン・バインツェルとの対決。ジークボゥ負傷。

3037年→詩女ナカカラの預言に導かれるようにしてクリスティン・Vに会いに行った「皇女茄里」、皇帝ダイ・グと再会する。二人はダイ・グの皇帝としての決意を聞く。


こんなところでしょうか。

私個人の見立てとしては

  • 2970年代に生まれた茄里は実は生きている→ジークボゥが探していると設定で言われていたのは彼女ではないか→アーリィ・ブラストではないか。(ラキシスが付ける予定だった赤子の名はこちらではないのか?)
  • とはいえ、茄里は茄里として今後は越権行為のできる「皇女茄里」ではなく母方の「ブラウ・フィルモア家の王女として」クリスティン・Vと皇帝の理想を追いかけつつ帝国元老院をまとめていくのではないか。という気がしています。よくよく考えてみれば、16巻での茄里さんの成長した設定画、彼女トリハロン皇子っぽい格好はしていますけどもマントの一部が隠れていて、もしも皇女ならばボルガ・レーダー王家の紋章がついているはずなんですが、違う可能性がありますよね(ボルガ・レーダー家の印は15巻108頁に。双頭の竜にウォーター・クラウンが大きくあしらわれている)隠れているマークがブラウ・フィルモア王家だとトリハロンのドナウ帝国紋章とよく似たもの(中央に描かれる内容が違う)となります。
  • しかし、だとすると、一度は皇女茄里は生まれについて辛い思いをしそうな可能性は高そう。一体母璃里と元老院の間に何があったのでしょうか。13巻でジークにチラリと見せた政治家っぽい態度や、目を細めているときが鍵?
  • ニュータイプ7月号で茄里、クリスとの身長差が随分あることが分かりましたけども、この見立てだと3037年時点でクリス69歳(18歳位?)「皇女茄里」48歳(14歳位?)ということになります。クリスと同じ生まれのちゃあの後輩であるジークボゥは61歳…かな。
  • あ、あと2974年時に登場したフンフトさんのお相手、カモン・ピアノ・メロディことハリコン・ネーデルノイドにはフィルモア帝国との確執(15巻で現ボルガ・レーダー家のジェインが言っている)があり、このメモ内のどこかでかかる気がするのですが…分かりませんでした😅ご本人の発言的にこの直後のセントリー云々~封印と関係あるのか、それとも、仮説に出したマドラの大虐殺(もしもネマ王国だったらコーラス王朝はお隣の話になる)に関係するのか…ただいずれにしても2957年のラルゴ・ケンタウリとコーラス3の云々よりも後の話になるので、サードとの件は実は大したことがなかった??😅(勿論幼少時の剣聖だった時の話かもしれませんが…。)

 こんな感じでメモしておきたかった事を綴ってみたのですが、当初どう書いて良いのか分からなくて…スタイルシートで書いてみたり、プレゼンテーションで試みてみたものの上手くいかず、結局はこういった、ブログに直接書く形でようやくまとまりましたけども、これで一体何が伝わるのか私には良くわかりません😂
 へっぽこの記録としてはこんなものでしょうか…。
7月1日追記
 このエントリーから更に気になることが出てきたので、一応またメモしておきました😅
 些細な事かも知れませんけども良かったらどうぞ。
追伸
以前にもお知らせしましたが8月~角川映画祭の巡回上映の一環で、福岡・中洲大洋映画劇場に加えて沖縄・桜坂劇場でも劇場版ファイブスター物語が上映されます!
  福岡、九州・沖縄地方の方、夏休みのお楽しみにいかがでしょうか?
福岡・中洲大洋映画劇場 8月12日(金)~18日(木)の間(タイムスケジュール未定)
沖縄・桜坂劇場 8月26日(金)2100~と、8月29日(月)2050~

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