やる気満々なのね、に対する手立て。

 ※最新連載分(ニュータイプ2022年8月号)の内容を含むのでその点ご注意下さい。今回もメモ程度の内容です。
 ネタバレ付き感想については以下リンクからどうぞ。
 連載分の漫画を読んでいて、どこかクエスチョンマークを抱きつつもニュータイプネタバレ付き感想では上手く表現できなかったのですけども、ふと、現実の選挙が終わった時点で嗚呼そういえば!と気が付いたことがあります。

 元老院(の一部)がミヤザ官房長官に今回の作戦について話しているシーンがありますけども、私うっかりしていました。
 ミヤザ官房長官は「緊急事態時、皇子皇女によって現在の半民主制に基づく選ばれた皇帝による政治システムをひっくり返して意思決定プロセスの早い専制君主制にすることが可能となる」”フィルモア帝国の最後のカーテン”について全く知らないのですよね…。

 というのも、もしも元老院が示した「2つの道」のうちのひとつ、現フィルモア皇帝ダイ・グが現時点でナカカラを諦めて一旦兵を引いたら、元老院としては彼を攻め立てて別の方向性に導くことも、または陥れ皇帝の座から下ろすことも(政治的)手立てとしては可能なんでしょうけども、とはいえナカカラを占領するようダイ・グを説得するのも、または現皇帝をひっくり返して新しい体制に持っていくには時間がかかりすぎるからです。
 本人に(皇帝の地位を)諦めてもらう場合、新しい適当な皇帝候補者を担ぎ上げてかつ議会や元老院を通して…という通常プロセスが必要になり、そこから侵攻に積極的な新皇帝を誕生させる必要があります。

 15巻でワイプ・レーダーがリリに”最後のカーテン”の仕組みについて話している通り、それでは時間がかかりすぎるし、しかも今回は追加の軍が来るまで2日しかありません。(この軍は以前にも書いた通り、ちゃんと現皇帝陛下の意を汲んで動いている者達です)
(元老院一部にとって)そんな面倒なことを経なくてはならないのであれば、今ここで皇帝に撤退してもらってはかえって困るのではないか?
 …となると、ミヤザに話している2つの選択肢のうちのひとつは、元老院の一部にとっては方便もいいところであり、「ダイ・グにはナカカラを占領する大義名分のために、追加の大軍が来る前にこの戦いで死んでもらう。(そして即座に最後のカーテンである皇女茄里を引っ張り出す。)しかもそれが(フィルモアの内輪もめということがバレないよう)わざとらしくならないようにフィルモア軍の犠牲も多数出す」という道しか実際には用意されていないのではないか…??というあまりに恐ろしい考えが私の頭をよぎりました。
※今月号のナイアス・ブリュンヒルデもまた、フィルモア軍を苦戦させることは求められていると思うのですがミヤザ長官のレベルでしか作戦については知らないのではないかと思います…。そして元老が雇ったという軍隊についても実情はほとんど知らないのでは?。
 そしてミヤザさん、このままだとあなた完全に巻き込まれますよ!😱自らGTMで出陣すると皇帝陛下が言い出さない限り…。

 ただダイ・グは先月号(2022年7月号)でクリスティン・Vや皇女茄里にナカカラへの侵攻はしない、友好関係をもち続けナカカラがピンチになったらここを守ることがフィルモアの役目みたいなことを話していますけども、そういえばこの部分は16巻のシャルデファーのシーンからの回想ですから、ダイ・グはその直前にファティマ・ラキシスから「天照陛下は国がなくなろうとしたらどうするのか」と聞いているんですよね…。
 逃げても良いのか…。というでっかい話も聞いた直後にクリスティンたちにはそう言ってますから、皇帝陛下としてはやはりそうはしない。という「人間のしがらみ」を強く感じることになりますね。
 …実はダイ・グさん、今全部ほっぽって逃げてしまえば、(彼自身の名誉はともかく)元老院的には一番困る選択ということになりそうなんですけども😅でも今の彼は間違ってもしないですよね…。
※余談。改めてシャルデファーのエピソードを読み返してみると16巻でダイ・グが言っている「ボクが守ろうと決めたあの子」って…今思えばクリスティンのことか??となりますけども、その直後に(皇帝的にはまさかの)本人が現れて、更にクリスティンの手を取ってそれを話しちゃうという展開に…。不治の病を持つダイ・グにとっての心残りはクリス、あなたのことなのか…。
(恐らく出会う前から)彼は彼女に好意を寄せていたんですね。幼い頃に、同じ様に帝国に一生を捧げる宿命を定められた者として。

 しかし戦争というのは意外なことも起こり、それで戦線がひっくり返る場合もあります。14巻のツラック隊のエピソードでは、…あれはソープとラキシスがベラ国にやってきた時点でひっくり返りまくりなのですが、「ベラ国攻防戦」においては
  1. コーラス軍が(少数とは言え)しがらみを乗り越え割り込んできた。更に(正体不明ながら)彼らがAKDを連れてきた。
  2. ラキシスが事前の準備でもって強制割り込みをして、隊長ナルミの命を救った
ことが最終的にはベラ国の勝利へと繋がりました。
 今回のナカカラにおいてもそういったレベルのことが起きるか…。中々難しいかも知れませんけども、各枢軸国内でも「妙な戦」だと薄々気づきつつある中で、素早く「今回の戦いはフィルモア同士の内輪もめである」と確信したどこかの軍や個人が参戦してこないかなと期待をして見立てをしてしまうのでした。
 ただ時間がまったくないのでスピードも大いに必要です。現在のところありそうなのは…5つしかなさそうかな…。
  1. ナカカラ北部に位置するコーラス軍→彼らはブーレイ傭兵騎士団の正体を知っているので、戦線を見ておかしいと気づけるかもしれない。ただ凄い北側だし、ジイッドやブラストたちとあたってしまう(でも彼らは油断しているのである意味チャンスかもしれない)
  2. GTMラミアス・ゴーゴンをボォス星に持ってきている剣聖慧茄→自由に動いていて剣聖の彼女はめちゃめちゃ強力ですが…とはいえ1騎じゃなぁ…なによりMHファントムがスクリティを助太刀してから30年以上経っているので、老いがどこまで影響しているか…。
  3. アルル・フォルティシモのスクリティ隊→聖宮ラーンって、そういえばフィルモア元老院によってかなりの神官が買収されているのでした。それも相まって現在の沈黙なのかも知れませんけども、フンフトさんだって間違いなく手助けしたいはず…。あるとしたらこれかな…。
  4. ジークもしくはリリ、あるいは両方→リリはボォス星にいることが条件。ジークも同様(学校に戻ってたら駄目かも)ただ帝国について多くのことを知っており、裏をかける可能性はあるかもしれない。追加の大軍よりも先に行動していたらあり得るかも。ブラウ・フィルモア王家は独自の騎士団持っていますしね。なりふり構わぬ行動となりますが…。
  5. AKDは…あるかなぁ。マーク2ならば直接戦線割り込み出来そうなんですが…。これはマーク3を持っているミューズ・レイバック法王も同様。ただしどちらにせよ時間がかかる。
 そんなへっぽこ予想をしつつも、なんとか誰か一矢報いて~!!元老院のアンポンタンにガツンと殴り込みをかけて~!!と思わずにはいられないのでした…。
 

コメント

ねぎみそらーめん さんのコメント…
こんにちは!
いつも楽しく拝見しております。

誰かガツンと来て欲しい!
は、良くわかります(^^)

しかし、最近ですがミヤザ長官が
悪い人に見えなくなっております( ̄▽ ̄;)
何処かで元老の企みをアルカナナイトやナイアス辺りに
ばらしそう(^^)


タクト さんのコメント…
こちらではお久しぶりです!


元老が示すと言う2つの選択肢、私も撤退の選択はダイグが選ばないことを分かった上での嫌がらせのようなものと思いました。

帝国の存亡をかけた時、現行のシステムをひっくり返せるカーテンの奥の仕組みですが、私は今までもう少し先、カラミティ攻防戦あたりのことかなとぼんやりと思っていましたが、ジークの未来を考えると暗殺対象だった彼が皇帝になるには円卓の騎士たちを含めたカーテンの奥のシステムが必要になってきますよね。

それでもご懸念の通り双方ともに時間がありませんよね。


戦況を打開するには……私は枢軸離脱濃厚と言われるガマッシャーンかなぁ…
でも一部突破されたり激戦の北部戦線には遠いし、ウモス本軍もいるし、邪魔が沢山あって進まない気もするし。

ダークホースとして大帝陛下が面白い戦の見つけるタイミングがこことか!?
まだ早いか。

比較的短く、殆どがGTM戦の今エピソードですが、どうなるか全く先が見えませんね…

長文失礼しました〜
チーク さんの投稿…
ねぎみそらーめん様

 どうもこんばんは。いつもツイッターでいいねやRTなどいただき大変ありがとうございます。
 ミヤザさん可哀想なんですよね…間違いなくエリートなのに、フィルモア帝国で騎士でもないからかいつでもどこでも蚊帳の外。元老院でも肝心なことは話されていない差別を受けてるような感じなので大変気の毒です。この「知らない感」がクリスティンに楔を打ち込む役割のはずなのにやることなすことコミカルに^^;

 戦が始まる前だったら寝返って皇帝側について媚び売っておくのもありだったのですが、さてさてどうするんでしょうね…。とても気になります。(勿論今からでも可能は可能ですが)
チーク さんの投稿…
タクト様

 どうもこんばんは。いつもあちこちでどうもありがとうございます。
 平和なときであれば名誉職&皇帝を選ぶ際の最終チェック機関のような”皇子皇女と円卓の騎士”だったはずなんですが…。ジークを皇帝に選ばれる際には一体どんなになっているのでしょうか。
 私個人はジークが皇子に復帰しつつ、(このナカカラ攻防戦へ企んだ者への罪の追求を最小限に収めて)その動きから、本来の皇帝を選ぶようなやり方で周囲から彼が選ばれるのが本当は一番良いんじゃないかと思うのですけどもだとしたらもうそろそろフィルモアに戻ってこないといけないですよね…。
 あとガマッシャーンって最低限の人員しか送っていないのですよね。ナオさんがもしいるのならば軍師として状況を俯瞰して考えられるはずなんですが、さてどんなことを言ってくれるでしょうか。

 エピソードが比較的短い、というのが本当に気になります。心が落ち着きません。それでも33年前の経験が私にはあるのでまだマシな方かと思いますが、皇帝陛下のファンは本当お辛いことかと…。
 
通りすがりのFSSファン さんのコメント…

チークさん

 ミヤザ官房長官は本当に損な役割ですね。
しぶとく生き抜いて頂きたい。

 ナカカラ防衛線に参加しそうな第三勢力、
そういえばミグノシア・フィルモアのGTMを
最優先で指揮下におけるファティマがいますよね~。

 そのマスターと弟は後世の剣聖だから、
戦局は覆せないまでも、本陣防衛には十分成功するのではと思ったり。

 フィルモアがマグダル救出に動くのも、
この時のお礼ということで、色々と辻褄が合いそう。
チーク さんの投稿…
通りすがりのFSSファン様

 どうもこんばんは。いつもありがとうございます。
 そのファティマというのは…カイゼリン・スーツをお持ちのあの方のことですね?
 ただ「フィルモアとミノグシア連合のGTMに限る」「先方の許可が必要」という仕様なんですよね。フィルモア皇帝がOKすれば許可したことになりそうなのですが、ブーレイとかにそれが適応出来るか…。
(今月号に登場したGTMオデオンは旧MHでいうところのスプートニク、2~3巻に登場したものなのでこれはフィルモアの機体ユーレイがベースだから戦線の一部はストップさせることは可能かもですが。ただブーレイが使用しているもう一種、GTMラムアドの方は違うんじゃないかな…マウザー教授デザインのようですし)

 また、そうなったとしても戦線そのものを覆せるのかが不透明なのが気になります。ブーレイ第一軍のGTMが止められても、枢軸国の大軍はそのままですしね…。
 デプレのカイゼリンやってきてほしいのは山々ですし、大歓迎なんですけども、さてさてどうなりますか…。

 ところで、全てのGTMに対して優位な信号を送れるのはアウクソー(フォーカスライト)だけのようですけども、彼女と、カイゼリン・スーツを持っているコンコードと町とアウクソーが同時に発信したらその時はフィルモアとミノグシアGTMってどこの指揮下に入るんでしょうね??^^;^^;
 今更ながら気になったりします。(めったに使われない機能ではあるんでしょうけども、設定があるのならばどこかで使われるんですよねこれ…?)

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