ニュータイプを読み終えて、さて一息つこうかとなったときにとんでもない事件が起きてしまいましたけども…。とにかく今は安倍元首相のご無事を願いつつ、皆さん今週末の参議院選挙には行きましょうね!(自分は期日前投票済)
アップ直後追記…叶いませんでしたね。本当に悲しい。あってはいけないことが起きてしまったと思います。でもどんな立場であれ選挙には行きましょう。安倍元首相のご冥福を心からお祈り申し上げます。
ここからはへっぽこブログとして、本来書きたかったことをまず書いていくことにします。
SNSをされている皆様はご存知かもしれませんけども、昨日一昨日と永野先生のツイッターアカウントから突然、こんな発信がありました。
アトリエを整理していたら、いろいろと発掘されたもよう。その1 pic.twitter.com/d00WBx8HqT
— 永野護作品公式アカウント (@naganomamoru) July 6, 2022
私はその1を見た時から、「これは永野先生関連の展示が何らかあるのではないか」と異様にワクワクしてしまい😍、更にその2で示されたモニター画面…これが17巻のカラーページっぽい。(DESIGNS7にしてはレイアウト詰め込んでますし、何より文章が短い。ただ弁天のアシリア・スーツやジャコーのミラージュ・スーツはこの画面が初公開だと思います。)ここから私は、アトリエを整理していたら、いろいろと発掘されたもよう。その2(おしまい) pic.twitter.com/X9OSP6pl1g
— 永野護作品公式アカウント (@naganomamoru) July 7, 2022
「ファイブスター物語17巻の発売頃に、大々的な永野先生の美術展が開かれるのではないか??」と勝手に確信しているのですけども…(オイ!!)
ただ単行本17巻の作業はまだまだ道半ばといった感じでしょうか。
というのも、モニターの画像下に写っているのはグスコ・グルゥやファティマ・シェラスタ(プラスタ)の設定画ラフ?みたいですし、その下にちらりと見える漫画印刷がされた回覧チェック表みたいなものの元は、2022年ニュータイプ1月号62~63頁のものですから、今現在は単行本の中身を現在再チェックしつつカラーページに取り掛かっているといったところでしょうか。(ところで、先生からは単行本17巻より先にDESIGNS7を出したいというお話が何度か出ているので、D7の主な作業は終わったということでしょうか。ミラージュAF全員出すということからモニターの弁天は既に出来ていた。グスコ・グルゥはミラージュではないから後回しでまず単行本でね!ということなのかな…。)
永野先生は単行本を出版される際、先に中身を仕上げてから表紙作業に入って完成。という感じの進行を取られている事が今までの連載時表紙コメントから察することが可能ですので、だとするとXデーはまだ先、はやくても半年後辺りになりそうなのですけども…。
これ、ひょっとすると、来年の冬~春頃にどこかで「永野護展」が開かれるのではないか?あと、ファンはその日に向けてお金💴を貯めていたほうが良いのではないか?という気がメチャクチャしています。
勿論外れちゃったらゴメンナサイ、ですけども、お金が貯まる分には良い??😂
永野先生は2021年1月、ニュータイプ・アニメクロニクルが終わった時にこんなコメントもされていますしね😁ちょっと(いや大分)楽しみにしていましょう!!
「アニメ・クロニクル」終了です! 永野護作品コーナーにお立ちよりいただいた皆さま、ありがとうございました。こんな状況なので「行きたかったけど、行けなかった…」という方もいらっしゃるかと思います。また別のかたちで楽しんでもらえる機会がつくれたら…その際はよろしくお願いします
— 永野護作品公式アカウント (@naganomamoru) January 17, 2021
さて、前置きスペースが出来ましたから、このあたりでニュータイプ8月号ネタバレ付き感想といきたいと思います。
~この画面は広告です!~
しかしそれでも初めて見るGTMやああ、そうかこの方プラスタしかデザインなかったね!というアシリア姿のAF(ヘイゼル系とか淡い色の髪かと思っていたので少々意外)も登場していますので、物語のボリュームという点では(本編12頁ですけども)今回も盛り沢山です。
そして、私個人としては以前ブログで書いたいくつかのことも思い出すこととなり、今回は特にこちらについて永野先生から物語のきっかけを頂いたような気分になりました。
そう、3075年のハスハント解放戦に参加しているフィルモア帝国もクバルカン法国も3069年の現在は「バリバリに領地欲しさに動いている」のは間違いないのです。 今回久しぶりに出てきたお2人も、領地奪取に向けて戦場を一生懸命引っ掻き回しているわけです。
それは「ころころころ」と笑っている(のですよね?)あの方にも共通することですから、今回タイトルをそんな感じでまとめてみました。
とりあえずこの3人、目的達成のためならば、「毒を食らわば皿まで」といった感じになっているといったところなのでしょうか…。
そう思って漫画をめくっているせいか、今月号で新登場したGTMも最初、グラマラスだけども禍々しい印象を併せ持っているような感じを受けて…何か特撮物に出てくる悪の女王に見えてしまい、名前だけおぼろげに覚えていたヘドリアン女王を検索してみたりもしました。(思っていたよりは似ていなかったけど)
…あ、自分の得意分野だったら本当ならば夜の女王(モーツァルトのオペラ「魔笛」に出てくる大ボス)を思い出さなければならなかったか😂
カイゼリンの親戚筋、にも見えなくもないのですが随分印象が異なりますね。
しかしこの新しいGTMで戦っている騎士さん、スリーインワン+ガーターベルトで戦っていても全くエロく見えないのが面白いですよね。以前から時間も経っているせいなのか(たとえスタイルが抜群でも)むしろ痛々しく見えたりもするのが😅
この方にとってはファッションも自分自身への武装なんですね。
でも心はまだどこか乙女。あの方はあの少年が未だに忘れられないのね。(もう青年になっているはずだけど…。)口ではああ言ってますが、剣聖からの傷も治さず相変わらず顕にしているので、彼女がひっくり返ってミノグシア側で参戦するのはそういった心の隙間にある「真っ直ぐな生き方」が突破口となるのでしょうか。
そしてやっぱり少年…じゃないけど😂同じような「清々しいまでの行き方を貫く者を心の拠り所」としつつ、毒の道を突き進んでいるもう一人の女性。
彼女の言っていることは大いに「ごもっとも」であり、(やっぱりバッハトマの財源ってダイバーアシッドなどの違法薬物系なのね)戦闘行為という金のかかることをしつつ、強い金回りで他の国家の根を腐らせるようなやり方をしているんでしょうけども、そううまく行くかどうか…。
というか、あっちの人は少年と違って権力もちゃんと持ち合わせているので、「そんなやり口許さん!枢軸はきちんと叩く!」と法や政治の垣根を吹っ飛ばしてでも現地に突入してきそうではありますけども…さてさてここも今ある思惑からどうひっくり返るんでしょうか…。
あと私が気になったのはジイッドが話している「本陣を攻めるのは国家枠のない騎士団」というところなんですけども、一体どこなのか??
恐らく元老院側の話す「元老が雇った大軍」と同じだと思うのです。
ジイッドの口ぶりだと「一時的に相対してれば良い。(フィルモアの追加が来れば)あとは引くだけ」みたいな役割のような感じがしちゃうんですけども…。とはいっても、そこには強力なクリスティン・Vいますし、ディスターブ隊だっている。
まずブーレイ傭兵騎士団を思い出す訳ですが、でも今月号の展開だと、ブーレイは北東部のニオ、ケーニヒあたりをかき回しているし…。
そう思いながらニュータイプ6月号の57ページの地図を再確認してみました。
ブーレイ傭兵騎士団第1戦闘軍(GTM120騎)
が来る(今月号のブーレイは第2戦闘軍)のでしょうか。
そしてその…ブーレイの中身がこの間の、「騎士再生プロジェクト」とやらのメンバーだったりしないでしょうね💦と、とても気になったのでした。
いやだってさぁ、そんなに(傭兵として使えそうなレベルの)騎士が大勢、降って湧いて出てこないでしょうよ…。
でもそうなると、恐らくディ・ヨーグンやダスニカなどで出てきた不気味な人体改造系の騎士が出てくる可能性も高くなります(ひょっとするとこのメンバーも含まれるかもしれない)
こ、怖いな…死をも恐れぬ狂気の軍団が今後やってくるのかも知れませんね。ああ、それにアララギ・ハイトさん誘われてましたけども、彼一体どうしてるんでしょう…。
そうはいっても(ジイッドへの報告は嘘っぱちで)バッハトマの黒騎士騎士団(こちらもGTM120騎)が本陣にやってくる。という可能性も捨てきれないのですけども、きっとこのどっちかだろうなぁと鑑みつつ、どちらにせよ気分が重くなるのでした。
というのも、どちらが来たとしても、この展開だとフィルモア側に今後犠牲者が出る可能性が高いことをこの物語は示唆しているからです。身勝手な大義名分によって。
しかし皇帝陛下は多分兵を引いたりはしないはず…。はずだけども、それでも犠牲が多くなればなるほど、決断と苦悩は深まるばかりだと思います。
アルカナナイトですらヤバいかもしれない。そんな覚悟を持って、今後の物語に接しないといけないかなと感じました。
こんなところでしょうか。あとはいつものように箇条書きです。
- 表紙の方…というよりも、表紙の方のGTMは11巻から変更となり、スッパリなしになるの?乗らないのだから出す必要ない…のか。
- この表紙の方にオペラピンクが使われているのですが、先にすみません、ちょっと前にトヨタが出したピンクのクラウンとかアクアってやっぱりこの色に似ているんだなぁ…と実感。(本当ゴメンナサイ)印刷物の限界といった所でしょうか。しかし靴やヘアバンドやビスチェは赤のままなのね。
- しかしこの方多分40代半ば位…のはずなんですが色々凄い。(前も小学生みたいな格好しているとマキシに言われてましたよね)そういえばベルベットの件は一体どうなっているんだろう??
- やっぱり、先月号の間違いは先生から真摯なお詫びが…(3年前ではなくて32年前)
- 「そなた」ってジイッドに言ってますけど…お若いのに、ひょっとして血筋がにじみ出てる?
- もっとひどい事されてそうだけども、そのGTMは元のままだと剣聖+アウクソークラスでないと制御出来ないのよー。とはAF側からは言えないんですね。気の毒すぎる…。
- わぁ、ひょっとしてラドンウェイ伯爵は皇帝側と元老院側と両方から情報をもたらされた??だとしたら帝国の分裂だけでなく、その先にあるものが読めちゃって、皇帝寄りで苦悩するよね…。
- オキストロの叫びは…なんでしょう、ここのところの世界の戦況で、疑問や質問が永野先生のところに届いたのでしょうか??
- そして現法王さま、ちょっと老けました?なのですが、口調は全く変わってなさそうなので、法王の威厳もあんまりなさそう…(勿論それが良いんですが😂)報告聴くばかりじゃフラストレーション溜まりそう…。
- スマホ?タブレットPC?の待受がそれなのか…。画像は中学生くらいなんでしょうか。凄い素朴な感じを受けますけども、彼女にとっては本当に眩しい存在なんですね。
- 最後はNT本編じゃなくて、先生がツイッターで示された画像・その2について。右端にリラックマのポーチが写っているのですが、画面に写り込んでいるだなんて、一体中に何が入っているのでしょう…煙草?( ゚Д゚)y─┛~~
今回はそんなところでしょうか。あ、来月9月号も8月9日(火)発売と、お盆進行で早くなっていますので、私達も気をつけましょうね!
追記
この夏(8月6日(土)~28日(日))秋葉原にあるボークスホビー天国2にて、「ボークスF.S.S.シリーズ展in秋葉原ホビー天国2 2022夏」が行われます。(有料)
- 当日券550円。
- 期間中何回でも入れるチケットホルダー付き入場券1650円)※カイゼリン、ダッカス、ツァラトウストラ・アプターブリンガーの3種。以前のチケットホルダーと同柄ですが、今回はそれだけでは入れません。同封の入場券込で入場して下さい。
- ABSOMECカイゼリンをお持ちの方はオーナー証の掲示で入場可能です。
チケットホルダー付き入場券は、今回7月9日~7月31日までホビースクエア秋葉原、横浜、宇都宮ショールーム、ホビー天国オンラインショップでも発売されますので、(会場では8月28日まで発売)FSSグッズとしてもお買い求めになれます。ご興味ある方はどうぞ。(画面下のものと同じです)
※1/72ツァラトウストラ・アプターブリンガー(レジンキット・184,800円)については抽選販売となります。気になる方は以下リンクをご確認の上、抽選にご参加下さい。
7/11追記
追加でこういったエントリーも書いてみました。そういえば…と思ったこわーい案件と、それに対してなんとかどうにかならないかとへっぽこ予想をしたものです。よかったらどうぞ。
コメント
今回はウクライナ侵略の反戦歌と考えました。大へん勉強になりました。アメリカが日本に軍事費2倍を要請する仕組みが良く判りました。永野護さんは世の中の仕組みを俯瞰できる方ですねー。
アルカナナイトまで…はい、覚悟して接します。おぼったまに何かあれば私、泣いてしまうかも知れません。
どうもこんばんは。いつもありがとうございます。
SNSやネットは嬉しい情報もあったりしますけども、心が暗転するような混乱が飛び交ったりする場合もあります。無理せず距離感を保っていただけたらと思います。
昨日は直ぐ取り押さえられたという話もあったので、あとは回復を願うしかないと作業を進めることにしましたけども、叶いませんでした。あまりに理不尽な、想像力でも理解の難しい事件でした…。
私達に出来ることは今後も「どのような立場であっても考えて選挙に行く」ことだけでしょうね。
永野先生が元々ミリタリーにお詳しいのだというのはファンの間では定説なんだと思いますけども(多分なんですが)国際系時事ものに常に関心を持ってこられていたのではないかなぁと考えてしまいます。
ロシアのウクライナ侵攻に合わせたような展開になっていますけども、シナリオを筋立てるのはだいぶ時間がかかりますしね。短い頁で表現されて凄いなぁと改めて思っています。
本当は悪い見立ては私もしたくないんですが(皆さん平穏な方が良いに決まっています。)前にもどこかで書いたのですけども、魔導大戦、序盤でカイエン&ムグミカ&コレット王が亡くなったあとは(「大戦」と銘打っている割に)名前のあるキャラクターに死者がいないんですよね…。16巻はグロい惨殺描写があっても皆さん生き返っていますし…。
改めて読み返すと、援軍をケーニヒ達に送ってしまって手薄な感じのする北西側のトライトン、ブルーノ側に別の枢軸大軍が来たら大変危ない気がしました。
ダイ・グ皇帝陛下のことを気にかけている人物は大勢いるはずなので、ツラック隊のとき思わぬ飛び込みで戦の流れを変えたセイレイ王女のような、元老院の思惑を超える予想外の展開を本当、期待したいです。
チークさん
悪役令嬢の若い二人、己の立場と役割を全うしながら、
果たせぬ想いを弟、少年に託すという、一筋縄ではいかない人間模様。
AKDの某アバズレ女王も含めて、皆どこか似てますね。
新しいGTMが登場したのに、全然気になんなかった。
(当方、ロボ好き)
そういえばファティマに網タイツ、
星団法違反にはならんのかな?
あと今月号で中央銀行の話が出ましたけど、
ジョーカー星団の通貨、フェザーは誰が発行している?
各国が勝手に発行するわけにもいかず、謎……。
星団中央銀行とかあるのかな?
フェザーはどこが発行しているのか、謎ですよね…。確かに^^;
金融の説明をしたのならばこの辺りもちょっと解説が欲しいかもしれません。
網タイツは多分「タイツ版もあるけど、マスターがそっちのほうが良いと言われた」じゃないかなぁと^^;
星団法<主人の趣味かなぁと。ウリクルの素足と多分そんなに理由は変わらないかも…。わかりませんけどね。
今回通りすがりのFSSファンさんにとって、新しいGTMが気にならなかったというお話が気になりますね…。(2騎ありますよね)インパクトがなかった?ということでしょうか。ロボット好きと書かれているだけに尚更です。
どちらもほぼ上半身しか描かれなかったなかったのと、トーンが少なめでしたのでカラーリング想像しにくい感じではありましたけれども。この辺りは設定画待ちといった所でしょうか。