7月になりました。あっつい…。関東地方の方は連日気温35℃超えでさぞお辛いことかと思います。是非休息第一で、涼しくしてお過ごしいただきたいと思います。
あ、今月号のニュータイプはいつもよりも発売日早くて8日(金)発売ですからね!皆様ご注意下さい。
6月が30日までだったので、今回も期間が短くて永野先生的にはスケジュール厳しかったんだろうなぁと思いますが、何よりそれまでに猛暑収まってくれているといいんですけどね!!😭
さて今回もメモ程度…なんですが、よかったらお付き合いください。
前回のブログ記事書いていたら、そこから何故か別の疑問が湧いてしまったので、そちらについて書いておきます。
ニュータイプの最新連載とは直接関係ないのですけども、単行本17巻分の連載にはかかります。前回のブログ記事まだの方はこちらからどうぞ。
さて、上のメモでも記したんですけども、今回気になったのはこちらです。「詩女ナトリウム・フンフトはクリント・ツヴィンゲンの能力の一つであるオペラが使える。」
「しかも、彼女はオペラの最上級ともいえる、相手の思考や感覚を思いのままに操れる”次元回廊”が使えて、かつてのマドラ・モイライの暴走時にそれで止められた。」となっている点です。
これは超帝国剣聖マキシ・カイエンが天照の帝の次元回廊をくらって、彼が恐怖体験をしている時にマドラ自身が語っていることなんですけども…。
天照は更に神様マニウを呼び出してマキシにお仕置きしているので(これはルビ説明の通り”セブンス・フォール”であって、神様の所業でありオペラの能力とは違うのではないかなと思う)ここまでは普通の人間には出来ないかと思うのですけども、それでもフンフトは預言(スコーパー)以外の魔導ができる訳です。
しかもマドラは自分だけでなく、幼少のマキシにも使っていたのではないか?と言っています。これはマキシの母ミース・シルバーもラーンで子育てしていた時はフンフトが暴走を止めてくれていたと言っていたから、オペラを使っていた可能性は高く…。
だとすると”出産で詩女の能力がなくなった”というのはかなり怪しい感じがしますよね。
フンフトはモラード・カーバイトの、命の水を使用したファティマ・タワー育成にも関わり、また自身ののサイボーグ化にも手伝いますよと話していることから、こういったガーランド能力にも通じる「グレイン」も持っているのではないかと私は以前から疑っていたのですけども、更にオペラ…。
うーん、本当にフンフトさん、力失っているの??(預言についても、詩女ライヒ・ナカカラに呼び出されてホーダウンのアルル・フォルティシモを見に来ているけども、これも見方によっては千里眼ですしね…。)
ただ、今回はそういったフンフトの持つ魔導能力についての話ではありません。
マドラがフンフトによって制御され、しかも抑え込むためにも別人格「スパークことピッキング・ハリス」を呼び出し分離させた時期は、多分なんですけども彼女が「フィルモア元老院」に所属していた時期であろうと思われます。
(マドラがロータス・バルンガやマイケル・ジョーイ・ギラと再会した時にバルンガが時系列をなんとなく説明しています)
以前ブログで(前回含め)何回か書いているのですけども、ミス・マドラはかつて短期間ですけどもフィルモア帝国元老院にいた時期があり、副読本の年表や話の内容から恐らく2960年前後と思われます。
その時もフンフトさんは詩女していた訳ですが…。
さてようやくお題に入れそうなんですけども、私が新たに抱いた疑問は
「天照がマキシを抑え込めたのは、マキシもその時何だか油断していたし何より天照だから出来た技。いくら強い魔導を持つフンフトさんとはいえ、暴走している超帝国剣聖に対してどうやって、オペラ”次元回廊”を食らわせ動きを止めたのか?」ということです。
ボスやんは剣聖ダグラス・カイエン(彼もまた超帝国剣聖の直系であるでしょう)を死に追いやったときに”かつての超帝国剣聖の血の中にはダイバーの命令を伝える情報が何割か残っている(だから魔導の力で操ることも可能)”だと11巻で言っているのですが、カイエンが無抵抗だったため結局実際の所はどうだか分かりませんでした。
ただマドラは「超帝国剣聖の意識が能力ごと転化した」剣聖のため…これが私には何を意味するのかよくわからないのですけども、とりあえず普通の人間から発生した超帝国騎士なので恐らくボスやんの言っているようなことは通用しないと思われます。(この言い回しは剣聖マキシの表紙設定画に説明にありました。)
もしも2960年代の…フィルモア帝国時代のマドラが超帝国騎士状態で暴走していたら、彼女は先日のマキシ以上に大きくなっていますし、普通の騎士ではまず、全く太刀打ちできないはずです。
ただフィルモア帝国には剣聖慧茄がいますけども、彼女ですら暴走マドラとまともに対峙出来るかは怪しいかもしれない。カイエンならばなんとかなった気もするけども…そういう状態が容易に想像できるのに、騎士ではないフンフトが無傷で対抗するには、この二人のどちらかの助太刀をもらってオペラを繰り出したのでしょうか?
(あ、そういえばカイエンはフンフトさんとは今のところ直接の絡みはないですよね…。あんな美人さんなのに)
それともこの2人でなくて…ハリコン・ネーデルノイド??
というのも、
DESIGNS6の高校生姿のフンフトさんの設定画に「ハリコンと出会ったのもきっとこの当時」と濁して書いてあるからです。(ただもっと以前から知り合いだったようなこともハリコンの設定画に書いてあって実際のところは良くわからない…。)
2人が一緒に登場したのは2974年、その当時もフンフトはかなり若かったですから、更に14年前となれば…彼女が高校生でも不思議はない?
それにハリコン(カモン・ピアノ・メロディ)はどういうわけか、フィルモア帝国との間に確執を起こしている事になっており、そういったもつれが最終的に2989年のラルゴ・ケンタウリの失墜とつながっているようなことをボルガ・レーダー家の当主ジェインが15巻で話しています。
暴走を起こし大虐殺を起こしていただろうミス・マドラを止めたのはフンフトであるのは間違いなさそうですけども、(そしてその件で当時のフィルモア皇帝だったレーダー8と元老院長だったタコ親父ことバシル・バルバロッサにはフンフトに借りがある→それがフンフトの要請でクリスティン・Vがレーダー8の養女となり大きな庇護下に置かれることをタコ親父ですら認めざるをえなかった?)そういったセリフにのみちらほら出てくる過去の話は、実際の漫画の場面には登場してこないものの、マドラを抑え込んだフンフトについて、私は以下3つのことが気になったわけです。
- 多分(強い魔導を持っていても)フンフト一人じゃ超帝国騎士プロミネンスに相当するマドラを抑えるのは無理だろう。
- 彼女はマドラと同じ由来の超帝国騎士である、ハリコンの手を借りた可能性がある。(もう既に出会っていた可能性も高いし、2人は同郷。しかも彼はマドラと違いもともと超帝国騎士の持つ諸事情もよく知っていそうですし、しかもこの場合ですと、対決ではなく一瞬でも詩女さんを守ってもらえれば良いのだから)
- そしてその後のマドラの境遇について、ハリコンとフィルモア帝国との間で確執?~巡り巡って2巻のコーラス=ハグーダ戦へ??
…なのかなぁ。と。
え、私の妄想が暴走してしまったでしょうか😂
しかしこの「マドラがフィルモア元老院に一時いた事」がファイブスター物語の様々な出来事の遠因になっているのは間違いなさそうなので、17巻でロータス・バルンガが「色々な噂」としてサラリと扱ったこのあたりの出来事も、もうちょっと(漫画でなくても副読本の説明でもいいから)永野先生明かしてくれないかしら!と心から願っております。
え?魔導大戦のお話の本流ではないと思いますよ。でもこの辺りのことは気になりませんか?…でも恐らく8日発売のニュータイプ8月号の内容には直接関係ないと思います😅
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