個人の感想です、としか言えないようなこと。

  注意。
 このブログに書いてあることは…ファイブスター物語いち読者の戯言でしかありませんから、いつも(ニュース情報系以外は)話半分に聞いて欲しい感じで綴っておりますけども、今回はとりあえず「ユーゴ・マウザー教授はAKD入りした」ことを前提にして適当なことを書いております。
 以前にも何回か書いてますけども、私自身はこの鉤括弧自体を疑っており、「え、あのDESIGSN6に載ってるユーゴ・マウザー教授と言われるひとはドクター・ダイヤモンドじゃないの??」と思っております。ただこの疑問を話題に入れ込んでしまうとややこしくなりますから今回はその点については抜きで…(え、そうすると余計に乱雑になる?一応リンクは張っておきます。)
 あ、最新の連載分ネタバレ(2021年ニュータイプ7月号)についても触れていますので、まだ未読の方もくれぐれもご注意下さい。


 さて、今月号のビューティ・ペールの激変した様子を見ながら…うーん、いくつか気になることはあったのですけども、とりあえず「ボスやんのいなくなった世界」を想定した話が進んでいることについて、「あれ、ボスやんの魔導力で彼女の持ってる力が増強されているんじゃなかったっけ?彼がいなくなってもいいの??」と思ったものです。
 あともうひとつ、皇帝アグラハが言っている「装備が終わった新規開発のGTMフドウ」は、マウザー教授が全面開発してたんじゃなかったっけ?となりました。

 そういえばシステム=カリギュラに属しているマウザー教授ですが、バッハトマに時々顔を出しつつ、あっちこっちで色々「カリギュラ的各国へのお手伝い」と称したことをしてきたんですよね。
 マウザーはいつバッハトマに来たのか?改めて振り返ると、バッハトマに彼を誘い込んだのはこのビューティ・ペールなんですよね…(13巻のデコースの台詞から確認できます)
 ペールはボスやん公認で、バッハトマの中枢というポジションにいながらも魔導大戦そっちのけでアドラーのディ・ヨーグンとダスニカの軍事増強に協力してきたのだから、このGTMフドウ開発も、(あれだけこの2国が自らを卑下していることを鑑みて)ペールが直にマウザーを連れてきた可能性が高そうな感じもします。
 また、15巻の枢軸国の会談では(これはボスやんは直接参加せずペールが主催してる)マウザーを呼んで、ボスやんも彼のことを信頼して(フ・リエとル・ゾラの護衛まで付けて)、例え自軍をマウザーに合わせて動かすことも承知しているようなのですよね。

 そしてマウザーは

カリギュラ依頼としてノルガン・ジークボゥ暗殺へのお膳立てをしつつ、(依頼したのは当然フィルモア元老院の一部。実際に手を下さないのは映画GTMと一緒ですね。)

このジークボゥとヨーン・バインツェルがそれなり以上に強く、かつ二人共剣を持たず、相手を倒す気が全くなさそうなのを確認してからバッハトマの騎士達を鍛える練習台にも使った。(やって来たアーリィ・ブラストはペールの右腕と言われており、マウザーの話しぶりからも彼女をよく知ってそう)

また

コーネラ帝国のGTMデモール開発への手伝いをしつつ(これもカリギュラ案件)

オーバーホールの終わった黒騎士のテスト参戦としてデコース・ワイズメルたち(バッハトマ黒騎士団)を呼び寄せた

という「あっちにもこっちにも顔を立てつつ、カリギュラの仕事として同時進行ににやる」ことを彼はやって来たわけですけども、さて、このノリで彼は20年以上「ミラージュ騎士に属しつつも、ビューティ・ペールの指示で2国のためにGTMフドウを開発してた」ということを成し遂げていたんでしょうか…😇
 え、そうじゃないの??と読者の多くが思えたんでしたらそれで良いんですが…。なーんか私はちょっとしっくり来ないというか…。ミラージュにいながらそれもあくまで彼の個人仕事としてAKDは長年見逃しちゃうの??(ペールってあの3010年のブラック・スリー殴り込み張本人じゃないですか!)というのが…。それともそういった個人の仕事事情はプライベートとして全く知られてないものなのでしょうか。

 またちょっと違う角度からもお話します。
 DESIGNS4のマウザーの設定画に「4100年までの悪役」とあることには私はブログ内で何度か触れています。そしてマウザーとペールは次の話(魔導大戦のあと、”壊れゆく世界”とされたもの)の中心人物であるため、彼の本当の舞台は3100年である。といったようなことがこの中にも書かれています。
 ペールについては今月号の展開から、どうやら次のターゲットを見据えつつバッハトマを見限る気満々であり、彼女が3100年の騒乱の中心に来そうなのはとても伺えたのですけども、マウザーについては3060年代になってまだ一度も出てきてないこともあって全く見えてこない。
 別にミラージュにいたら悪役できない、というわけじゃないけども、(第一FSSはそういう勧善懲悪な話ではありませんし)ただこのままですと、ラキシスの存在に惹かれてミラージュ入りしてしまったマウザーは、3159年に自らのGTMをも破壊するためツァラトゥストラ・アプターブリンガーを駆ることになってしまうから…これ、やっぱりファイブスター物語のお話が変わっちゃったのかな?という気分が自分の中で蔓延しております。
 DESIGNSや物語のそこかしこではペールとマウザーがグルだった可能性をなんとなくにおわせていたのですけども、これ、途中で軌道修正が入ったのかな?と…。

 というのも、この個人的疑問をどうにか解消したいとDESIGNS4を眺めていたら、タワーのところに「魔導大戦のラストにカイゼリンは天照のもとにやってくる」と書いてあるのを先程再確認したからです。
 ああ今月号の扉絵ではカイゼリンの引き渡しが3159年になっているから、84年も出来事が先延ばしになっちゃったのね、物語が変わっちゃってるのね…。
 となると、やっぱり先程の、マウザーの件も変わっちゃったのかな?という風に、ある種の困惑が更に広がってしまうわけです。(ペールは多分一貫しているんだと思いますが)
 2013年の連載再開以後に出版されたDESIGNS4以降の出版物も…もう手元のDESIGNS4もボロボロなんですけども、中身はもうあくまで参考程度にしておいたほうが良いのかな、と感じる今日このごろです💨

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