心はもう20年後。

  リアルタイムにそうだとまたえらく気が遠くなりますけども^^;でもお題のとおりです。

 ニュータイプ10月号のファイブスター物語でとりあえずショウメ争奪戦の本戦に区切りがついて、来月号でフィナーレとなるわけですが、私の心はちょっと違った方へと飛んでしまっています。(ただここでマウザー教授のAKD入りがどう表現されるのか…あと、そういえば”大君主バフォメートの眼差し”という副題なのにバフォメートさんまだ出てきてないよね^^;やはりゴリリリダルリハの上位ヴィーキュル→あの手だけ出てきた存在?なんでしょうか…)

 まだ正式には終わっていない「ショウメ争奪戦」についてへっぽこが先走って書くことをお許し願いたいのですけども、この物語がリアルタイム20年後の2040年に、より多くのお話がFSSの中で展開された後になってから、このストーリーを読み返す日がやってくるのならば、また色々なことが飲み込めたり、膨大な世界へのお膳立てとしてふさわしいお話だったのね。と今後思い返すこともあるかも知れません。

 しかし2020年の今現在だと、ゲームで使われるような強力な魔法が(例えは何でも良いんですが、私のような世代だとメラからギガスラッシュ位な感じでしょうか^^;)次から次へと矢継ぎ早に、且つより強力な一撃(とそれに伴うビジュアル)が繰り広げられているだけで、自分でプレイできない世界のPVをずっと見せられている、という気分にどこか囚われていたのも確かです。


 「すべての相反するものへの希望」(で良いのかな、自分はそう思っています)ラキシスに付き従い協力する事となっていくあの宝石の数々も、そのうちラキシスとの出会いの物語が描かれてやっと点と線が繋がるのだと思います。でないとどうしてビュランコートがファンタジー世界の長老じみた口調で話しだしたのか、よく分かりませんでしたしね。(ゴリリリダルリハに関してはまだ来月号に可能性は残っていますけども…)

 多分この物語が出来上がったのは今の時点では「カレンのあの一言を引き出したいが為」に作られているのだと勝手に感じています。残りの未知なる要素は今後、本来のあちこちの物語で度々再登場して、それが成立したらようやく納得できる、といったところでしょうか。

 しかしそこまでたどり着くには大変時間がかかるでしょうし、少なくとも魔導大戦の終わりにある程度は展開されていることを私は願っています。


 さて本題に移ります。

 (私の)心はもう20年後…というのは、次のお話「カーマントーの灯火」なのか「カーマントーの詩女」なのか分かりませんけども、いずれにせよ次のお話、Act.5は現在の3037年から3060年へと舞台が移ることとなります。

 20年あまりジョーカー太陽星団の時間が一気に経過する。これによって「キャラクターの見た目が人によって大きく変わるだろう」ことを一応意識して臨みたいなぁという考えから来ています。現在過去未来を行ったり来たりのファイブスター物語ではありますけども、こんなに物語が早送りされるのははじめてですよね?

 どうしてそうなのかは15巻でビリジアン教授が語っている通り、「魔導大戦序盤の戦闘によりファティマが不足している→生産には時間がかかるし、作られてもすぐにパートナーシップが組めるわけではない→再び戦局が大きく変わるのは20年後だろう」ということなのだと思いますけども。
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 そこで、副読本DESIGNS4にはジョーカー星団の普通の人間の寿命具合などが掲載されていますのでご確認いただきたいのですけども、大まかには

・ジョーカー世界の4~5年が私達の1年である。

・若年は成長が早く、中年期は現代人よりえらく長い。

・老年期になると老いが確実に進む。

と考えれば良いのかな?

 そんな感覚で思い描けば、次のお話では「大体皆さん5歳くらい年を取っている。でもジョーカー星団の大人クラスはあんまり変わらない。青少年と老人には変化がみられそう」というのが伺えそうな感じです。ましてや永野先生のことだから、一部キャラクターの中には着てるものの趣味なども様変わりしている可能性もあります。

 ただややこしい要素も幾つかあるので、先に例外をあげておきます。

・マグダルとデプレ→父ダグラス・カイエン(あるいはファティマ・クーン)からの要素で成長が遅い。3060で目覚めたとき66歳(17歳相当)らしいけど恐らく実年齢よりも幼い。(11巻冒頭、3075時点でもまだ中学生くらいの見た目ですよね…)多分マキシもこれに相当。

・ログナー 3060時点で50歳(15歳相当)なのですが、彼は逆にそれ以上成長している可能性がある。(これは以前ブログにも書いたことがあります。カラミティ侵攻戦のとき50代らしいけど老けすぎ。体の調整が必要なことを鑑み何か不具合があるのかも知れない)

・AF達(これは当然よね^^;)

・システム・カリギュラの皆さん(これも当然か^^;)

 加えて更にややこしくしているのが、「魔導大戦時女子高生だった皆さんは浪人しており、魔導大戦終了時20代半ばになってもまだ女子高生である^^;」という先生からの予告でしょうか。

(ただグリース王立内宮高等学校の皆さんはともかく、クリスティン・Vなどはそういう不行届なのは許さない状況だと思うんですけどね…。だからショウメ争奪戦冒頭彼女の制服姿が出てきたのかな…。)

 とはいえそれでも何となく把握しておきたいのは、

・プリンセス・タイトネイブとパナール・エックスは中学生から高校生になっている。(この二人は設定画が二種あるため)2990年生まれのコーラス4も多分この位置(70歳)

・現時点で高校生な方(ちゃあ、ジーク、クリスティン、メナーあたり)→20歳前後。

・現時点で20代突入してそうな方(ヨーン、マロリー、ダイ・グあたり)→25歳前後。

というのは大まか、副読本から固定出来るかと思います。

 そこから色々考えなきゃ、なんですけども…はて、ジークと同年生まれになってしまったアルル・フォルティシモってやっぱりあの時高校生だったの?とか、(でもちゃんと通って無事に卒業できたんですよね。あれ、放浪したりマヨール指導していたりしてなかったの??)ジークと2つ位しか違わない筈の茄里ちゃんは今度出てきたら大人になっているの??とか色々測れそうな感じはあると思います。一度お試し下さい^^;

 それと、FSS16巻でも無事ご登場なことが確定しているアイシャさん、彼女にも容赦なく時間の砂が降り注ぐわけですけども…。15巻の時点でお洋服のラインがややマダムっぽくなっている(いわゆる丈長、カテイガホーな感じ^^;)ことを鑑み、もうちょっとそういった要素が見られるのかも知れません。って画面の向こうから殴られそうですけども^^;

 あと9巻以来ご登場がないのですけども、その時点で結構老けていたレオパルド・クリサリスなどは気になりますね…。そういう風に考えてしまうと、20年飛んでしまう間にお亡くなりになっているキャラクターももしかしたらいらっしゃるのかも。(慧茄さんは大丈夫ですよ。D4の年表にいらっしゃいますし)この辺りも色々気になってしまうのでした…。まだ若干はやいんですけどね^^;

 とはいえそうなると、今後キャラシートについても色々更新されるのかも。再来月からの動きを楽しみにしていましょう!(ついこういうことを考えてしまうのは、昔のアニメ蒼き流星SPTレイズナーが、途中で時間が3年飛んで舞台も変わり、皆さん成長したというかお姿が様変わりしていたという事が由来だったりします^^;)

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