半分の命の水、はどこまで効力がある?

 帰省したもののその間暑過ぎてほとんど出かけることのなかったお盆。特に西日本側の皆様は台風10号もあり色々混乱があったことと思います。
    ようやく夕方になると羊雲など僅かに秋の気配も感じつつ、はやく実情としても秋モードに入ってほしいと思うこの頃です^^;

 さて今回は…最初はユーゴ・マウザー教授が示したニュータイプ9月号でのあの態度と行動になんだか不快とも呼べそうな印象を覚えながらも、その意味をあてもなく考えていたら、次第になんだか別の方向に走った話題です^^;
   それでも発端から一応書いていくとすれば…私の中ではもう2巻のギエロに匹敵するくらいの悪党気分で話題にしているマウザー氏だったりします。ファンの方ゴメンナサイね。)
 以前にも書いた"急に変わった姿"もそうなんだけども、驚異の存在に対面して…そこで大きな戦力にならないかもしれないけどもそれでもまだ生きてるLDI20をああいうタイミングで消失させた事は私にとって不可解と嫌悪と両方の感情をもたらしました。
 →それって、目の前の大問題…とはいえショウメの言っている通りならばもしも全員で連携すればひょっとしたらどうにかなるかもしれない可能性もあったのに彼は直面したことのない恐怖の中私欲最優先で動いたように見えたからです。
    しかし極限のときでも、いや、そんな時こそAKDの”陛下のために生き、陛下のために死ぬ”というミシャル・ハ・ルンの言ってるようなミラージュ騎士の掟とは最も遠い印象を与えますし、また知識の権化、饕餮(とうてつ)的にもシステム・カリギュラが追いかけてきていたショウメという存在を目の当たりにした→その神秘について、「それ以上先のことは掟破りの存在であるLDI20には見せてたまるか!」という意地の悪さを同時に感じてしまいます。
 勿論ミラージュ騎士は天照に服従することが絶対条件ではあるものの、それ以外では何しても許されるような側面があるのも事実ですから、その後彼が急転直下ミラージュ騎士団入りしたっておかしくはないのだけども…でもあれだと天照に服従するふりしつつ事あるごとに私欲の方を優先して爆発させそうだし、第一ソープがこの場に来ないのは確定しているので、この、スケールは広大だけどもFSSの中では短い舞台の中で、この顛末から一体どういう理由でマウザーが近いうちに天照にひれ伏すような事態になるのかがさっぱり分からない…となると、やっぱり彼とは違うんじゃないの?クラックさん、と思っちゃうんですよね…。

 それとは別に、ニュータイプ9月号ではやたらと説明役になっていた^^;ショウメちゃんなんですけども…今回やってきた存在は命の水を狙いにやって来ているけど自分はもう持っていないよ??みたいなことを彼女?は言ってるけども、読者視点(俯瞰した感じと書くべきか)で述べてしまえば、前回も今回もあいつらは命の水を狙って来てないよね…??
 今命の水はラーンに隠されてるのだから、もしもそれ狙いならば先ずそっちへ向かえば良いと思いませんか?
 というのが今日のお題の「きっかけ」です。

 そして前回の襲来を思い出すのに、私達は単行本6巻かリブート4をめくり物語を確かめる必要があります。
 あいつらについて…前回はソープの死(?)によってフロートテンプルの封印が解けてしまいやってきましたけども、もし目的が命の水だったら即虐殺&脱出してボォス星に向かいますよね。でも色々な勢力が敵味方で交錯する中(それは強大な存在に限らずシャフトやズームや斑鳩王子も含む)、最終的にあいつらが狙ってきたのはラキシスそのものです。でも「全能神」URIとカレンが撃退して事なきを得ています。

 それ以前にソープは「どういう訳か自分の力が消失してしまう」経験をします。彼は本来ならば自らが語っている通り、足をもぎ取られ、アーレン・ブラフォードに撃ち抜かれたとしてもすぐさま再生できるはずなのに何も出来ない状態になってしまいます。
 もし元々のソープだったら、即再生どころか、自らの力を示さなくとも分身であるリンスや東を即呼べるわけですからその先の長いお話が成立しないのも事実ですけども^^;
 その神様としての力はどうもラキシスが知らず知らずのうちに預かっていることになっているようですけども…(LEDドラゴンがソープに対し消滅前にお詫びと謎めいたことを言ってますけどもその内容は不明。ソープ自身が言うように、消滅と力の喪失には関連はあるのかもしれませんけども、ただ彼が殆ど死んだ状態になったから力が消失したわけではないのは物語の流れからも確かだと思います。時系列的にもそれ以前の話ですよね。)
 しかし神様の力は喪失しても、彼はすえぞうの命の水を半分もらってどうにか人としては蘇生し、長い間アトロポスと逃げ回り、アイシャに救出され、戦争の惨禍をも味わいつつAKDに帰ってきたら神の力が戻って→半分の命の水はすえぞうのところに帰ってきたのは「アトロポスの章」を一読されている方ならばご存知の流れだと思います。

 でも半分の命の水は老魔道士バローを乗っ取っていたボスヤスフォートに奪われます。それが今の魔導大戦への大きな要因になるわけですけども…でもそういえば、彼は大戦勃発直後(3030)のナインの攻撃にあって左手をほぼ失い5年以上経った今も治療中です。確か命の水って何でも願いが叶うということなのに怪我の治療一つとってもなんか遅くないですか??というか、
 命の水ってものすごく強力そうだけども、半分だとどの位効果があるんでしょう??

 ボスやんが今のように魔力全盛であったなら神の力を使えないソープの存在にも、あの命の水が半量であることにも先に気がついたかも知れませんけども…
 多分シーブル戦当時での面々では誰もそのことに気がついていませんよね??
 ひょっとするとその辺りはLEDの…ザ・ゴット・オブ・ファイブスターストーリーズの思し召しかも知れないけども、今は良くわからないまま、単に結果的な話になりますけども、あのとき力を失ったソープが命の水で蘇生したことで天照は命の水を間借りしたこととなり、しかもソープのままでしたから、その人物が一体誰なのか(ごく一部のもの以外)謎に包まれたことで命の水が不完全ながらも隠匿されてしまった形になったのかもしれませんね。
 そして半分しかボスやんに渡らなかった。
 ひょっとすると、彼もそのうちに命の水の効能がが完全でないことに気がつき、(しかもすえぞうが再び持っているとは知らぬまま)それで堂々と天照とのリベンジ対決に臨まないで、留守中にAKD訪問したり^^;ジョーカー世界を引っ掻き回しているのかな…
 ボスやんせ、せこいな^^;(いえそれでも世間から見れば相当強力なんでしょうけども…。)とはいえその辺りはひょっとするとセントリーがもたらしたさじ加減、なのかも知れませんね!
 
 そしてここからは余談ですけども…。
 ・すえぞうが未だ持っている半分の命の水は今後誰かに使われるのでしょうか?(現在知っているのはアトロポスしかいない筈ですが。彼女自身は使うことを拒否しているけど…)
 ・あともうひとつ、私は今回の面々も前回の時と同様、あいつらが狙っているのは命の水ではなくてラキシスだと思うのですけども(全能神の親ですし、現在全く自覚ないですし、彼女がいなくなれば高次元の争い的には娘カレンもいなくなり俄然有利になるはず)ラキシスだけでなく…同じ星に現在いるはずのマキシと彼の母親・ミース・シルバーも相当まずいんじゃないかという感じを受けます。
 マキシは全能神URIのご先祖様ですものね…。
 3036年のこのとき、まだマキシが生まれているかどうか分からないんですが…(3031の14巻・ツラック隊ではソープに数年かかると言われているけども、DESIGNS4では3035に生まれている事になっている^^;でももう開戦時からお腹にいるからボスやんの怪我同様に長期化していて、そろそろもう生まれても良いんじゃ…)
 ソープがラキシスのところに行けないとスペクター達に言ったのは、実はそっちの支援に行かなきゃいけないのかな…という気も少々しています。
 だとすると神々の支援も分散するのかな、というのも一応考えられるし、ひょっとして超帝国騎士…今現在でも数名の正体は明らかになっているけれども、まだ出てきてないあの人はひょっとしてミースのところで治療のため寝かされているあの人なのか!!という疑惑とともに^^;今後の驚きを楽しみにしてみたいと思います\(^o^)/
 
 ※いつものように^^;チョーいいかげんなこと書いてますから信じないでくださいね…加えて色々話が飛んでしまっていることもお許しくださいm(__)m
 

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