ファティマ総選挙についてのラジオを聴きながら+ちょっとクエスチョン

 
 金田淳子さんがツイッターで募集していた #ファティマ総選挙2018 は無事終了し、本当にたくさんの方の推しに関する声やイラストを見ることができて大変楽しかったです。(私も出来るだけチェックするようにしていましたけども、あまりに多種多様で追いきれなかったほどです。今から投票を追う方はこちらの纏めをご参照下さい。尚詳細な結果は後日ツイッターでも発表があるようです。)

 このファティマ総選挙の上位結果発表も含むファイブスター物語に関するトークを繰り広げた7月3日放送のTBSラジオのトーク番組、「アフター6ジャンクション」ですが、私も先程聴きました。
 私のように当日リアルタイムで聴けなかった方も、いくつかバックナンバーを聴く方法があります。
 中でも放送地域にこだわらない方法ですとTBSラジオCLOUDが一番わかり易いかと思います。
 FSS特集への放送部分に直接飛びたい方はこちらの頁をご参照下さい。
 今日(4日)までは登録無しで、その後もユーザー登録をすれば金田さんと文筆家の岡田育さんとメインパーソナリティのライムスター宇多丸さんと宇垣美里アナウンサーのFSS話をどなたでも聞くことが出来るようです。
 ※注意。PCですとそのまま番組アーカイブ頁に飛ぶのですが、スマホですとアプリ”ラジオクラウド”(左記リンクはアプリについてのレビューです。TBS以外の番組もカバーされています。)という項目へと移動しアプリのダウンロードが必要です。お好みですがFSS番組を聴くだけならばPCの方が楽かな…。課金はどちらの場合でもないそうです。

 ※え、番組の感想ですか…?
 そうですね、リアルオフ会みたいでしたよね。(ゴティックメード再上映のときはFSSビギナーの方も多くいらっしゃいましたから、ライムスター宇多丸さんに色々伝達しようと試みているお二人について、私はそんな感じに聞こえました。)
 と同時に、声だけで作品を知らない方にFSSの魅力を伝えるのは難しいかな…という気分が。これを読んでいる私達は膨大な単語の数々について大体はパッと連想できますから、作品ファンにはとても楽しかったのだと思いますけども。
 あまりに膨大な情報量をコンパクトに伝えるのは難しいのかな、そのあたりは以前私もビギナーズガイドを書いたりしているからか、なんとなく思いました。
 布教…じゃない、伝えたいという熱量は凄くあったので、「良くわからないけど面白そう」となった方も中にはいらっしゃるかな、ということは心から願いたいですけども…

 そんなことを思いながら、ファティマ総選挙で拙いながら描いた二枚の絵をクッションにしつつ少し別の話題もおまけに付け足しておきます。
(漫画連載分の話題ですので14巻以後の展開をお知りになりたくない方はこの先スルーしてください。)

  最近連載分のニュータイプの整理をしつつ読み返していたのですけども、そこで当時は思わなかった疑問というか、「…?」となった部分があります。
 それは、バランシェがリリに、ショーカムの病状を話し、そしてオデットのことを薦める場面。
 バランシェはリリのことをブラウ・フィルモア女王と言っていますよね。それに対して彼女は驚きもせずに呼称はリリで良いと言っています。
 リリはバランシェにハナから実像がバレてても、一番大切な人であるはずのショーカムには彼に告白されるまでその正体がバレていないと考えていた、そしてそれは終生隠し通すつもりだった訳なのですか??

 ちなみにオデットの話題からショーカムの告白まで、茄里の出産があるから(漫画では間がなくひとっ飛びですけど)時間が更に1年位は空いています。
 バランシェはショーカムとリリの保護を依頼したのがフンフト…詩女様であることから、バランシェが最初からリリ(とショーカム)の正体を知っていても何ら不思議はない。
 だからオデットの気持ちを汲んだというのもあるのでしょう。
 逆を言えば騎士とはいえども正体不明の勝ち気なお嬢さんなだけだったら、例えオデットの気持ちを察したとしてもリリに勧めず知らん顔だったかも。
 その辺りはバランシェの親切、というのとはまた違う視点も感じます。(性格の違うモラードだったら知らないままでも異なるドラマが待ってたでしょうけども)
 オデット自身も彼から聞き知っていて、その上であえてリリをパートナーとして望んだのだという風にも感じられます。

 しかしリリはバランシェが自分の正体を知っていることに関して驚きもしないどころか、どうして何も尋ねなかったり、では彼にショーカムのことを聞こうとしたりはしなかったのでしょうか。
 自分の(やたら高い)身分は公には伏せてあるものの、でも同種というか、セレブリティな人材(バランシェは結局そういう立場ですよね)には察知されてても仕方ないのに比して、ショーカムは恋人であっても単なる書生であると思っていたのかな…。
  でも詩女様の手紙はリリではなくショーカムに届けられたものだし、物語を読み返せば、彼に告白される前にショーカムの立場に気づいたり疑問に思うチャンスもあったのではないかな…。

 (多分ラーンで出会ったときから)リリの正体を知りながら隠し、更に黙っていた自分の素性を、二人の子供が生まれた後になって両方告白したショーカムに関して、ギリギリセーフかもしれないけどもあんまり誠実ではない気がした。それは以前もここで書きましたけども、リリもリリで、出産やショーカムの病気など目の前のことにテンパってたのかな、でももし彼の病気以外のことを、二人も彼との子供が誕生する前に、もう少しはやく分かっていたならば今の現状はまだ悪くない方向ではなかったのかな、などと思ったりもしてしまいました。
(といってもショーカム亡き後のことはまださっぱり分かりませんけどね^^;…でも。)

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