ニュータイプ4月号ネタバレ付き感想~華麗なる予告編と、難解すぎる課題^^;の巻(2018)

 今月号はカレンダー(マグナパレス)に永野先生のインタビューもついたお得版です…けど、漫画もちょーっとだけ短い(12p)ですけども^^;
 でも読み終わって扉絵の解説をしっかり確認するまで漫画の長さについては全く気が付きませんでした…。その位詰まった中身になっております。
 先週になりますけども、3日に渋谷で行われた川村万梨阿さんのトークショーイベント、そのゲストに永野先生がご登場され、お喋りに大変楽しいひとときを過ごしたばかりです。(このブログでも前編後編でご紹介しています。)
 その時今月号のことも少し話され…「種まきみたいなお話。誰コレ、だれこれ?となりますよ」と先生が仰っていたことがそのままダイレクトにすっからかんの脳みそに直送されたような気分になりましたね^^;
「いやー、誰なんだこれ、そして一体誰のこと指してるんだよこれ!!」みたいな、全くもって永野先生の意図された感じでしょうか^^;
 以前から皆様にお伝えしていることではありますけれども私はファイブスター物語のただの一読者でしかなく、それもあまり優秀でなくもしもこの世の中にFSS検定が存在しているとしたならばきっと3級の平均点も取れないでしょう^^;そのくらいのへっぽこ理解度ではあるのですけども…それでも冒頭からいきなり出てくる謎の人物が語ることについてとても気になるので分かりそうな範囲でちょっと整理しておきましょうか。

・いきなりご登場の厳格そうな感じの老婦人は…当主然としており、背後にあの紋章がドーンと控えているのにも関わらず「お館様」という呼称でアラン・リーに呼ばれていましたから多分「ポーラ・ボルガ・レーダー王女」で良いのではないかと思います。だとするとあのタコ頭の奥さんということになりますが…
(現在このボルガ・レーダー王家はポーラとタコ頭^^;ことバシル・バルバルッサとの子供、「モーズとジェインの兄妹によって家督が分けられているという状態」になっています。もしもこの方がジェインだったら女王陛下という呼び名になるでしょうから。)

・アラン・リー・ファントゥはケンタウリ家の人間である→彼女の名字が異なることから、現在名乗れないとすればラルゴ・ケンタウリにかなり近い関係の人間である可能性が高い(娘、あるいは姪とか)

・皇女茄里の近況などを知り得る機会が、アラン・リーとのやり取りでしか得られないようだ。こんな偉そうな立場の方でさえ…。ポーラ王女、名目上だと孫にあたりますよね??なのに。
そういえばアラン・リーはポーラをお館様と言ってたのですから、ジーク襲撃前に彼女がコンタクトを取っていた「女王陛下」についてはは元老院絡みということだからやはりティルバー女王か??)

ポーラが話す彼女のお姉さん→って誰?^^;でも一瞬フィルモア絡みで老女というと、あの人、アネッサ・ティルバーが浮かんできたけど…(ポーラの姉っさ!…冗談です^^;偶然でしょうけども、どちらも化粧品っぽいお名前ですよね…)だけど彼女はレーダー分家の女王様なんだよね…でもアイシャみたいな「降格」パターンも有りうるからねぇ…DESIGNS3を読み直したら「彼女の立場は詳しくは分からない」とあるのもますます謎。
でも(お姉さんが例え誰だったとしても)その方が何かしでかしたから、その後のポーラの人生もすっかり変わってしまったようには感じられます。

「◯◯◯殿と我らの確執」…この伏せ字にしちゃった方、FSSでははじめて出てきた名前だと思うけども、私も、きっとこれを読んでいる方の多くも有ることを連想にしたに違いない。でもさ、「作品名違うよね??^^;」
…私はぼんやりとしか存じ上げませんけども、その違う作品からの関連性を引っ張り出すことをお許し頂ければこの伏せた名前の方コーラス王家絡みの人なんだろうか…。
「レーダー8と我らの失策によってケンタウリ家は失墜してしまった」→これは2989のコーラス=ハグーダ戦をを差しているのは間違いないのですがそれとポーラが話す「この確執」と、「お姉さんのこと」この3つがどう絡んだり、あるいは全くの別件なのか現時点ではさっぱり分かりません。
適当につなげてしまうと2989以前にも何らかコーラス王家とトラブルがあったようにも感じられるけども、これだけでそうしてしまうのはむしろ危険かな…。

・偉大なる初代皇帝陛下(サイレン→トリハロン)我らが主君ルーカ様(これはヨミ・フィルモア2のことで良いかと。)そしてルーカ様の支えとなった方→次のページのお嬢さんで良いんだよね^^;
 フィルモア王家の人間により2500年もの間代々語り継がれ、13巻でダイ・グが読者にも教えてくれたフィルモア初代皇帝のお話と同様のこと…ヨミ陛下のお話も1000年以上この王家では脈々と受け継がれていそうですね。…凄く知りたいですよね。本当…
※ヨミ・ルーカ・レーダー・フィルモア2はフィルモア王家の皇帝ナンバリングになっておりますけども、レーダーの名前が入っていることからもこの方はご両親のどちらかがレーダー王家の方という事になりますね。

・「その結果が今回の件」→はジーク暗殺に元老院とバルバロッサ王家が総出で当たっている。なのにジークや茄里にも血筋として深く関わっている(と思われる)ボルガ・レーダー王家としてその野望を止めることが出来なかった、ということで良いのかな…

 そんなところでしょうか。
 しかしだとしたら、ポーラの話す”馬鹿女王”が「嫁姑っぽい感じ(でも未だに全て許していませんよ!)」な風にも聞こえますし、(※あ、我が家は違いますよ^^;念のため…)”あれ”あの子ら”に対しては親族的な、血の通った者に対するポーラなりの気遣いも見られるものの、しかし同時に「なんだか犯罪加害者の家族みたいな扱い」をしているようにも聞こえてしまいます…。
 彼女が普通に祖母であるならば、静かにそっと人生を、ではなく表舞台に立つ孫の活躍を期待するでしょうに…。
と同時に、茄里は皇女である限りそんな人生は歩めないよね。既に彼女自身が血みどろだとジークに訴えていたように…
あれ??
 となると「あの子ら」ってジークと茄里を指すの?どうなの??という疑問が…
 どうなんでしょうね??

 この時点で今月号が12pの内容とは思えないほどえらく長くなってしまいました^^;気になることばかりだったとはいえ相変わらずすみません^^;
 あとはいつもの様に箇条書きで。
・「どんな境遇の人に対してもとっても優しいね先生。」と星がいっぱい飛んでいるシーンで思ってしまいました^^;今回お一人での登場だったのですがそれは何か意味があるのかしら。そしてこのシーンを読んで改めて、先月号の冒頭シーンはやっぱりおかしいよね?と首を捻ったりもしました。

・ベラ国攻防戦でのジイッドに関する報道がなんだか適当嘘紛らわしいの嵐だったので^^;このクリスについての報道も何処まで信じて良いのかわからないのですけども…磁器の女という例えがまた「マスコミフィルター」っぽさを感じさせますよね。

・ヨーンくんのTシャツに足跡(右足キック?)とキスマークっぽいものが付いているような気がするのですが…訓練容赦なさそうだな^^;

・ついに「こいつさんの過去話」始まり登場しましたショー・カムさん、何か言ってることが私の家族みたいで一瞬ムッとしたのですけど…^^;(正論を良くああいう風に言うから)あと、目元などお母さんによく似ていますね。
しかしここからあっという間にフォーリンラブになるのだから人生面白い^^;多分来月号で気分が上がって下がってジェットコースター的短編が繰り広げられるのだと思います。

・しかし設定画でもほんのり分かるリリさんのお化粧ですけども、でも美人が白いアイライナー位していたって男性は普通そちらには目を奪われませんよね。なのに初対面で指摘されるということは相当ベタベタメイクしているのでしょうか^^;「白ギャル」という言葉も存在するようですが…(※このリンク先は良いですけども、キーワード検索する時はアダルト系も引っかかりやすいので気をつけて!)

・最後にご登場の方はこの時有る問題を抱えていたりするはずですから、その辺りもちょっと物語に出てくるのかな。

・しかし冒頭の先生からの予告編はまたものすごい内容であり、しかも…次のエピソード、アクト5”スプラウト ソング”も休載無しで始まりそうですよ!ってあまりにハイピッチで先生大丈夫なのでしょうか…。(本当、ご無理なさらないで頂きたいです…。)とはいえその内容の豪華さに胸ときめいた方も多いでしょう。私も気になることがワンサカありますけども、とりあえずロンド=ヘアラインとビリジアン先生のご登場&関わりが今のところとっても気になっています。
 この二人⁇(前者は人でないか…)並ぶだけでも、FSSの根幹に当たる部分が何らか語られそうですよね(^o^)

・冒頭の同一キャラ設定画大集合!(しかもこれで全部ではない)にもこれまた驚きました。先生短期間に同人物の画を相当数描かれていることから、このキャラクターが物凄い勢いで先生の中を殴り込みをかけてきていることが改めて伺えます^^;
と同時にここではじめて明らかになったこと…「彼女のお父さんは高校生の時に亡くなっていて、そのことが強大な本家の弱体化とも関係している」という点です。
 デュアンス高校に入れられたのは確かレーダー8の判断で、普通高校だから騎士の振る舞いも避けておとなしくしているだろうという目論見→でも駄目だったからラーンへ裏口入学^^;ということがD5に書かれていましたから、このデュアンス高校入学への経緯についても事件性のあることなのでしょうか…。
 しかし一種の不良キャラも大人になったら立派な人物…というのは何かデジャブというかどっかで聞いたような…まぁいいや。先生お好きなのでしょうか^^;

・今回は漫画が2p少ない分、2pインタビューもあります。DESIGNS6への予告的側面もあります。でもこれ、他の方がなさっているようなイラストや創作などで食べていきたいお若い方へ向けてのメッセージだとしたらこの内容、結構辛辣かもしれませんね^^;先生表現の天才だから、と書いてしまえばそれまでかも知れませんけども…

 ああ今回も長々スミマセン。一体これは何…^^;と相当悩みながらも優しい場面もあったりしてちょっとホッとした今月号でもありました。
 ただリリさんの過去話には悲喜劇と、今後への鍵になる要素が沢山詰まっていそうなのは確かそうですから、来月はまた覚悟して読まなければならなそうです。毎月手に汗握る楽しみがもうしばらく続いてくれそうなので、大変有り難いことで読者としては大変幸せであると渋谷の出来事を思い返したりする今日このごろです…。

コメント

海老 さんのコメント…
夜分におじゃまします。
いつも、こっそりと楽しく拝見させていただいています。
ほんとに、休載が無いのは読者としては、毎月が楽しみですね。「クロス・ジャマー」楽しみです。副読本は一冊も持っていないのですが、今回は発売したら買おうかなと思ってます。
「さすがにもうちかれた」状態になりクオリティが落ちそうになったら休むと、
堂々と宣言している(普通宣言する?)ので、まあ体調管理はしっかりとしているのでしょう。
しかし、自虐コメントにもあるように、ファンからすると今の状態(連載が続いてる)が異常?なのかも。なので、わざわざ宣言しなくてもと思ったりもしました。

長々と、本編と関係の無い事を、失礼しました。

っと、長文ついでに、先日3/4に喜久屋書店に、カイゼリン観に行ってきました。通りを一本間違い少し迷いましたが、なんとか到着しました。
カイゼリン良かったのですが、店の扱いが悪い!!!と感じました。
チーク さんの投稿…
海老さま
コメントどうもありがとうございます。このブログは華やかさもなければ本格的な要素も一切含まれていない雑文ばかりのものとなっておりますが、今後共良かったらよろしくお願いいたしますm(_ _)m
このブログの主は実は連載&単行本以上にDESIGNSなどの副読本愛好派といえるかもしれません。当然前者あっての後者ですし、前者だけでも存分に物語を楽しめるのですけども、副読本は単に物語を紐解く手がかりとしているだけでなく、デザインの完成度やユニークさをしっかり鑑賞したり、キャラクターの抱えているドラマに想いを寄せたり、よりFSSの世界観を理解するための色々が手間ひまかけて作られ、あの辺りの本にはたくさん詰まっています。
数も沢山出版されておりそこそこ価格もしますから直ぐ様おすすめするわけではありませんけども、海老さまにも良かったら現時点での最新刊であるDESIGNS5だけでも一度手にとっていただけると雰囲気は伝わるのではないでしょうか。(D5は他の本に比べて価格も抑えめですし、現在の連載に即対応して楽しめると思います。)

そして海老さまがお書きになったことも…その理由はいくつか有ると思われ、海老さまのお気持ちも納得がいくものがあると私は考えています。
永野先生はNTでもイベントでも仰っていましたが最近「休まなくて良いんですか?」とよくファンに聞かれているそうです。
一般的に永野先生は「漫画は有名だけども休載の多い、サボりの多い漫画家さん」と思われている所があるようです。でもこれは事実ではないとコアなファンほど思っていて、長期休載の間だって映画を作り、世界観の再構築をされ、その時々で作品集やカレンダーを出したりずっとずっと作業をされておりました。
それは単に漫画という形になっていないだけの話であり、どうしてそうしたのかは不明ながら、一から全てロボットデザインを作り直したことも含め先生はずっとFSSのクリエイトを続けてこられ、膨大な作業にあたっていらっしゃったのです。
奥様である川村万梨阿さんがトレーサー2のインタビューでも仰っているのですが「永野先生は本当にFSSのことしか考えていない」そんな状況をずっと続けていられるように私も思っています。
 その中でも唯一趣味的に当たっていると永野先生が公言されているのが単行本の表紙であり、それを描かれている時はいつも休載しているのですが今回はそれすらなく単行本14巻が出てしまいました。(なんでもこれは1巻以来の30年ぶりの珍事?らしいです…)

 月刊、あるいは週刊でも漫画が当たり前に連載され、その時が来れば続きが読めるのが漫画の楽しみ方としてセオリーになっている状況の日本では、普通の漫画家さんならそんなの当たり前だろう!というお話にもなるのかもしれませんけれども、永野先生の場合は一つ一つの手間ひま、及びクリエイトが半端なく、しかもそれが絶え間なく続けられていることから先生の作業ぶりを心配していらっしゃる向きがあるのを今回真面目にお答えした形になっていると私は思いました。先生確かに天邪鬼的な表情もなさりますけどね^^;

ただこういった、漫画家では永野先生だけに見られそうなかなり特殊な状況を、漫画のセオリーに慣れた読者や「創作の手間ひまを考えることのない、消費するだけの普段の生活」からは理解されにくいものです。
更に、クリエイトという作業にかかる膨大な時間故、休載や作品発売延期などで漫画の続きや完成されたものが思ったようにに読めない事態になった事も実際何度もありました。例え熱心な読者であって永野先生の姿勢を理解しつつも、待望していたものが予定通りに行かなければ確かにガッカリもするでしょう。
ファンもだから、連載や単行本などを「実際にこの手にとって見るまで信じない」と発売日になっても言い切っている方が多いのは私も知っていますしそれを否定する気持ちもありません。
しかしそういった発言が実は、FSSファン以外の方にとってみれば理解しずらいといいますか、「そんな面倒くさい作品なの?」とという作品との出会い障壁にもなりかねないのもまた側面として間違いなく生じてしまっているとも思います。ファンが予防線貼りたくなるのも分からなくはないのですけども…。

だから海老さまのお書きになったように、自虐コメントのようにも映るのではないかとも一方では思います。でも多分、永野先生は真面目に、連載を読んでいるファンに向けてお答えになっただけではないかな…。とも思います^^;

なんだかこちらも回りくどくて面倒な書き方になってしまいました。大変スミマセン。
カイゼリンの件は京都に行けませんからSNSに上がっている写真を見ている程度ですけども、「書店の売り物ではないですし、カイゼリンにある背景を知らない人間が展示品として扱っていると」そんなものかも知れないという気もします。
でも永野先生の色紙含め横浜よりずっと近くにあるのでご覧いただきやすい状態にあるのは大変羨ましいと思っているファンも多いと思います。私はカイゼリンをボークスのイベントで間近に拝見していたのでまだ良いのですが、
横浜の展示は万引き防止対策なのか「希少な秘仏が御開帳され閲覧している」ような状態でロボットモデルも色紙も非常に高いところに展示してあって、特に女性だと背伸びしないと全貌が見えない感じでしたから。
次いつ見られるかも分からないので、海老さまがお楽しみいただけ、このブログにお知らせいただいたのは大変嬉しく思います。ありがとうございます!
ちそう さんのコメント…
今号は私は漫画前のリリさんに目を潤わせていただいた感じです。
チーク様の感想は細かく見てるなと思い、こちらを読んでから2度本誌読む事もしばしばです。来月も載るとの事で15巻はやっぱり早いかもと期待大になります。

ツイッターでチーク様のニュータイプアンケートに困る的な発言で何処の回答に困って
らっしゃるのか非常に気になりました。私はニュータイプさんには申し訳無いのですが
100%FSSメインでニュータイプを買っているのでアニメ情報がよっぽど好きな作品以外
全く興味が無いので好きなアニメ女性キャラ、男性キャラが記入出来ないことです。
ホントお役に立ってないアンケートを書いてます。

先生インタビュー記事の
>イラストや創作などで食べていきたいお若い方へ向けてのメッセージだとしたらこの内容、結構辛辣かもしれませんね
これには共感しました。1人のキャラクターでこれだけ多くの衣装を考えたり、メカのデザインをしたり、はたまたデザイン変更をしちゃったり先生はストイック過ぎると思います。
あと絵を描くの嫌いとか、あれだけ描けば嫌いになるよ!と思ったり。

個人的には今号の永野先生の懸賞のサインが色紙では無く付録カレンダーにサインだったのががっかりでした。
長文失礼致しました。
海老 さんのコメント…
チークさま
お返事ありがとうございます。
長年のファイブスターのファンとしましては、今の長期連載がありがたいことですし、仮に休載になったとしても、何ら動揺することもないですね。

横浜の展示は、そうだったのですね。確かに京都は、158cmの自分の目の前手の届く所にあったので、じっくりと観れたのですが、展示スペースが思っていたよりも少なく(1畳あるかな?)て、お店もそんなに大きくなくて(お店に失礼かな?)。

チーク さんの投稿…
海老さま
遅くなりました。少なくとも永野先生(勿論ゲームで息抜きとかはあっても、ですよ^^;)がもしも長期休載に入るとしたら、アニメーションであと2つ作りたそうな物語のどちらか、あるいは両方の作業に入るのだと私は信じております^^;今月号でもそういった伏線要素がちらほら散見していましたから…
さすがに花の詩女のときと違い根本から世界観の変化があるわけではないと思うので、8年もかからないと信じております。
先生が手掛けたいものをやって欲しいな、といったところでしょうか。FSSは膨大な世界が、まだまだ見えない物語が沢山控えているのですから!
チーク さんの投稿…
ちそう様
いつも遅くなってスミマセン^^;(こんなのばかりで本当失礼ですよね…きちんとお返事したいという思いもあるので申し訳ないのですがお許しください。)
ちそう様もそうであるということでホッとしておりますが、ニュータイプのアンケートは本当に困るのです。恐らく購買層の一定は「ファイブスター物語のために買っていて、他のアニメにはあまりご興味がない」ところがあると。
私はFSSに出会ってからというものの…元々アニメファンだからアニメ雑誌を買ったのですけども、「単語が覚えられない」という理由でそれ以降新規にアニメ作品を見ることはほとんどなくなりました。勿体無いので^^;一応全部目は通すのですが…
ですのでその間、ちゃんと見たアニメ作品となると
「.hack//sign」(いつでしたっけこの作品…^^;21世紀初頭くらいかな?)
と「クラシカロイド」(第一期のみです。残念ながら今放送されているものは早々に離脱しました)
あとFSS休載中は結構ハマっていた(ただお子さま以外にも向けたような路線になってきてしまい次第に冷めてしまいましたが)「忍たま乱太郎」くらいでしょうか。
だからニュータイプで掲載されているほとんどの絵は、一応見ているものの殆ど自分の関心を引くことはなかったのです。ですのでアニメ作品がこんなにあるんだなぁ!とリストを見てもさっぱり分かりません^^;
でもそんな読者層が一定存在するニュータイプ、年齢層も幅広いでしょうし、しかも雑誌の売れ行きが全体に落ちている中、より多くの方に関心を持ってもらい、お買い上げにまで至るのは相当大変だろうなぁととても思います。
編集部もうまくアニメファンとFSSファンの両方をあしらいつつ、相互の新しい出会いを導く存在となってくれればよいのですが…

あとインタビューについてですが…少し辛口なことを書いてしまうと今はイラストの腕前がとても達者な方は沢山いらっしゃいます。
pixivでも覗けば信じられないくらい鮮やかで華やかな世界を描くハイアマチュアがオリジナルでも二次創作でもランキングを席巻しているでしょう。
そして多くの支持を得ているこれらの皆様は描いていてとても楽しいに違いないのです。「素敵ね、素晴らしいね」の第三者からの声は間違いなくその人をより奮い立たせる要素になると思います。

しかし私はそれらを否定する気持ちはないですけども、その「すぐに反応が貰える分かりやすい華やかさ」を超えた新しさや、物語を秘めた造形というのはそう中々誕生するものではなく、多分そういった理解されにくいものは最初から皆さん大絶賛されないとも思うのです。
「絵を描くの、物語を作るのは楽しいよね!」という感情だけでは創造は生み出しにくいのではないかとも考えています。ましてやプロとして創作をやっていこうとするのならば…
ということを永野先生は若い方に淡々とお伝えになっていたような、そんな気がしました。
しかしサイン色紙でなかったのは残念でしたね^^;それでもカレンダーサインになにか書いてあるかも!と皆さん殺到すると思いますけど…。とりあえず自分もあとで出してみようっと(でもまたアンケート内容に困惑する、のループ…)
ちそう さんのコメント…
チーク様いつも丁寧なお返事ありがとうございます。きちんとしたお返事を毎回いただいて
いるのと私自身長文なコメント毎度書いてすみません。ニュータイプのアンケ、チーク様もとそうなんですねと思ってしまいました。自分はアンケに正直に月刊ニュータイプを買っているのでは無く、月刊FSSを買ってます。みたいな事(編集部の皆様に大変失礼な回答)を書いて図書カードが当たったのでニュータイプ編集部さんは心が広いと思いました。
FSSの人気投票ページ設けて下さらないかと思います。それだったら毎回余裕で書けるので

クラシカロイドはクラシック音楽がお好きなチーク様(Twitterで拝見してます)から視たら存在した人物を二次元化した作品はどう思われるのか気になりました。

>あとインタビューについてですが…少し辛口なことを書いてしまうと今はイラストの腕前がとても達者な方は沢山いらっしゃいます。

からのコメントには共感、感心致しました。個々の発信がいともたやすく出来やすくなった今、プロって何処からプロなの?と思う事があります。商業誌で数回活躍してるけど、連載
まではしていない同人作家さんとかいっぱいいまして本人はプロレベルなのにプロを自称されてなかったり。お上手なんだけどプロのお仕事はしたこと無い方とか昔以上にいっぱいいるなぁと感じてます。

>物語を秘めた造形というのはそう中々誕生するものではなく、多分そういった理解されにくいものは最初から皆さん大絶賛されないとも思うのです。

このコメントを見た時に浮かんだのが、15年に流行った魔夜 峰央先生の「翔んで埼玉」を思い出しました。あの作品が30年前に発表された物とは知らなかったわけで。
その後地方ディスり漫画が派生し出して我が地元愛知のディスり漫画も出現して試し読み
したらネットで書かれてあることをそのまんま漫画にした内容で憤りを感じたのを思い出してしまいました。

FSSと関係無い事長々書いてしまいましてすみません。そしてまた長文コメント失礼致しました。
チーク さんの投稿…
ちそう様
いえいえ大変ありがとうございます。
勿論ブログも人と人とのやり取りですから時にはお返事に悩むときもありますけれども、ありがたいことにFSSファンの皆様の多くはネットでも、また実際にお会いしてもお話が進みやすい、礼儀正しい方が多いので…作品の話をしつつも他のことも楽しく聞けるのは貴重な機会ですし、ましてやブログとなるとこちらの勝手な配信に対し^^;貴重なお時間を自ら使っていただいて、コメントをいただけますので私も大変嬉しいものです。
「翔んで埼玉」は読んだことはないのですが、私の現住所がdisられているというのは知っています^^;(1キロ位先はもう埼玉なのですよ…)
ユーモアと悪口、魅力と媚びは間違いなく違うけれども、扱い方を間違えたら逆さの意味を持ってしまい紙一重なのだろうなぁと最近良く思います。ある意味分かりやすさは刺激的で一斉に消費されやすいけれども、「常に刺激を供給し続けないとすぐに飽きられる」という側面もあります。今も昔もそれは同じだと思いますが、最近のネットでは特に極端に、ブレイクしたものの瞬間的大流行と忘れ易さがとみに色々、それもスピードが速く感じられるように思います。
FSSは幸いそういったところとはあまり関わり合いになっていないと思いますが、それでも読者によっては時には隣の芝が青く見えたりすることもあるのかな…でも単なる「すぐ飛びつき消費しておしまいのファン」にはなってほしくないなとも思います。
キャラクターの言ったセリフに何かしら影響を受けたとか、あのデザインに憧れたとか、漫画に出てきたものを食べてみたとか、永野先生からのメッセージって沢山ありますから、しみじみ色々な角度から味わいたいなと、思います。
※おやおやなんだか意味不明なコメントに…失礼いたしました^^;
クラシカロイドは1期だけに関しては大変面白かったです。キャラクターと実在する作曲者のシンクロ具合が絶妙で、かなり視聴者を振り回していくタイプの、毎回ぶっ飛んだお話の中でも一本筋が通っておりましたし、音楽も心がこもっており久しぶりにサントラなど買いました。でも2期はそのキャラクターの使い方が安直に感じられたので観るのを止めてしまいました^^;
クラシカロイドはファティマのような一種の人造人間ですので、サンライズ制作のせいか^^;ファティマベッドみたいなの物も物語に出てきました。まさかこんなところでFSSを感じるとは思いませんでしたけど…機会がありましたら一度ご覧になってみて下さい!

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