まず最初に。
今月号(ニュータイプ2025年5月号)については今読んでいるあなたが「ファイブスター物語の読者である」という自覚があるならば、ぜええええええええったい、この項目を読むのは実際にあなたがまずNT買って読んでからにして下さい!!!
あなたがどこ地方にお住まいだろうと全く関係ない。ましてやあなたのご都合に関係なく、SNSやネットではきっと感想がたくさん並ぶと思います。不便で申し訳ないけども出来たらその時まで(このブログに限らず)それらもシャットダウンして下さい。
勿体ないですから。
先ずあなたが、永野先生からの作品を直接受け取り、そこから感じた何か、その思いを大事にしてほしいからです。どうぞよろしくお願いいたします。
ただ、とはいえ、これだけは先に書いておきます。
ドリパスでゴティックメードの再上映が全国9箇所で4月29日(火・祝)1830~から行われます。この号読んでしまうと観に行きたくなることは請け合いかなと思います。
チケットは9日から販売され、もうすでにTOHOシネマズ新宿は完売となりました。(500席近くあるのに)(新宿ご希望の方はまだ残ってる2種のら特別席を狙って下さい。)
まだ読んでない方、でも気になる方は、各種特別席含め下記リンク先に詳細をまとめましたのでチケット購入するアクションだけ先によろしくお願いいたします。
読んだあとで映画上映行きたくなってチケット買おうとしたら完売というのも、それはそれで悲しいですから。
(4月21日追記)東京方面は新宿が早々に完売してしまったので、5月1日(木)1900~TOHOシネマズ日比谷での再上映が追加されました。22日(火)1900~の発売です。買えなかった方お見逃しなく! では、2025年ニュータイプ5月号のファイブスター物語のネタバレ付き感想といきたいと思います。
~この画面は広告です!~
おそらく多くの皆さまが、実際にその場にいたときのような気分で今月号を読み終えているんじゃないかという想像くらいは出来るのですけども…。
いえ私も上記のような感想を持っていますよ。だから冒頭で精一杯警告しているのですし。なのですけども、まず最初にしたのはネットで「燕返しってなんですか??」と調べたことでした😂
大昔に忍者ハットリくんのアニメで聞いたことがあるような…とは思ったのですが、これマンガ・アニメを嗜む人は当たり前の知識、もしくは一般常識なのですか?そうだとしたら申し訳ない、私分かりませんでした…。
そこがどうして引っかかったの?というわけじゃないのですが、今月号で3代目黒騎士デコース・ワイズメルとミラージュ騎士ヨーン・バインツェルが2回相まみえている展開の中で、私には前半部でヨーンが何を成したのか解説を読んでもよく分からなかったのですよ。
無手とかは先にFSS15巻で璃里からの丁寧な説明があったから「ああそうなのね」と思いましたが。
その辺りは永野先生の頭の中でははっきりしているのでしょうし、描写自体は迫力ありましたからそれで「理解したこと」にしても良かったのですけども、「やっぱり動画じゃないと(いや、騎士の動きは速すぎるから私達一般人は分からないんでしょうけど)確信できないんだなぁ…」とぼんやり思ってしまいました。
ここで話題が逸れますけども、先日私はF1日本グランプリの観戦に鈴鹿サーキットに行ってきました。
このレースはF1としては第三戦となるのですけども、私先月は滅茶苦茶忙しくて(よくFSS18巻等の感想記事等出来たな、と思うくらい)今シーズンのレースを全くチェックできておらず、いきなり現地観戦となりました。
現地では迫力ある代わりに、テレビのようにすべてのラップを追うことは難しいのですけども、(一応モニターありますけど)でも二十数台のフォーミュラカーの動きを数周、定点で見ていて私はあることを連想させました。
「あのひと凄いな。今後世界チャンピオンになるのでは?」と思う人がいたのです。
それは隣の家族に聞いても同じような返事が帰ってきました。とにかくすごかった。
その人はアイザック・ハジャーといって、前戦までは角田裕毅のチームメイトをしていたフランス国籍の新人ドライバーでした。(角田選手が鈴鹿でレッドブルに移籍したのでこういう書き方になります。)
エキゾチックで穏やかな風情をしており、可愛いイラストも描くらしいという情報はあとから知ったのですけども、とにかく全員激烈に速い人達ばかりのF1にあって、初見であっても彼の走りは滅茶苦茶際立っていました。
「じゃあどこがどう他の人と違うの?」と聞かれると大変困りますし、ましてや当たっているかどうかは数年経ってみないと分からないですけども…。
でも天才ってそんな感じなんだよなぁ…と思い巡らせ、恐らく今月号のヨーン・バインツェルも私がハジャーの走りに目を留めたときのような目覚ましい動きをしてたんだよね。と脳内で補足しながら読み終えた感じです。
恐らく2回目の対峙のときにはデコースは死を覚悟してた印象ですし、左手で剣を受け止めたときソード・ストッパーにガット・ブロウが引っかかったのも偶然じゃなくて天才のなせる技、と自分は解釈しました。
そして天才ははなからそうだったわけじゃなく、(ヨーンは元々庶民出の騎士ですから恵まれない環境下でのスタートであったことは間違いない)彼の才能を引き出すのに多くの人物から目をかけられアドバイスされ支援を受けた結果がこういうことになったんだろうと思いましたけども、ただ同時に犠牲を償わないままその後の歓声(星団中の人達がこれ映像で見ているみたいですから)に彼、耐えられるのかしら?というのはとても気になるところです。
恐らくですけどもデコースさんも即死ではなさそう…?ですけども、ジョーカー世界だと(今回あくまで公開決闘ですから)即治療を受ければ助かるのではないかとも思いつつ、でも彼拒んだ上で何か発言して物語から退場するのかな。でもそれだと2代目黒騎士のロードス・ドラクーンと一緒だけど…という感じで、もう続きが気になるのでした。
あとは箇条書きで良いでしょうか。
- 今回12頁だったんですね。その2ページを燕返しの説明に使ってほしかった(まだ言ってる…。)
- 漫画の予定だった?頁にニュータイプ定期購読第6弾の発表があり、今回もFSSクリアファイル5枚組です。カイゼリンの裏が誰になるのか気になりますが…(そしてカイゼリンが選ばれたのは…いや…)
- 今回表紙が「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」なのですけども、私は作品を観ていないのですが(ゴメンナサイ)今年に入ってからやたら話題になっているのは知っていました。今回の展開、実は先月号で間を取って、この号にクライマックスを持ってくることで新しいガンダムを見出したお若い方や久しぶりにニュータイプを買った読者にぶつけてみたりした?という疑惑があります😅ロボットアニメ観てる方には物語の中身わからなくても刺さるでしょうし。
- どうしても気になったのが59ページで…。①マキシの隣りにいるのはデプレだと思うのですがジークに見えた。②そのふたコマ前の後ろ姿、マドラ、マキシ、デプレ、だと思うのですがデプレの隣りにいる暗い服着てる人物は誰??(モブじゃないと思うのですが…。)③クリスティン急に年取った感があるんですが気のせい?④マドラ、コメントいいのかそれで?自分の子供の親だぞ…(ああいう言い方していてマキシもそんな返答だから、恐らく”超帝国騎士系だから通常の騎士とは全然比較にならないのは前提”ということを暗にほのめかしているのでしょうけど)
- パルテノは一回目のときにもう勝負というか、人間の機微が読めていたということでしょうか?
ではこの項目無事に書き終えたので、あとは他の方の感想を見てみようかな。と思います。恐らく自分の抱いた見方が一番冷めた感じじゃないかな…でもそれでも、捻くれ者でも今回は圧倒されましたよ。ハイ。
コメント
燕返しに関しては「決闘」といえばの巌流島の佐々木小次郎から引っ張ってきたのかなと(今までは永野先生なりのオリジナルな剣技名を作ってたイメージだったので急に王道になったなという印象でした。
個人的な印象を加えるとMH後半期からよく言及されるようになったロボットに踵はいらずつま先だけでMH,GTMは立てるという話は宮本武蔵の立ち方もインスピレーションの源の一つだったと思うのでヨーンの放った位相反転技の直前にモルフォのアイゼンを上げたような描写のコマが挟まれていたのも良かったなと感じました。
いったいなにが何でどうなってんの…と。これは動画で見たい、でなきゃ本当に凄さが解らんじゃないの、と思いました。
燕返しは佐々木小次郎の技ではないかと思うのですが、先生はゲーマーなので“サムライスピリッツ”の橘右京の“ツバメ返し”という技ナノかも?と思ったり。
そっちだとしたら剣を振るった時に火の玉のようなものが飛んでいく飛び道具技です。もしかしたらこっちかも
でも,チークさんらしくて楽しく読みました.
ヨーンの攻撃のところは,先生は読者が読んですぐにわかるようには描いてはいないと思います.
普通の人にはわからない凄いことをした,という場面なので.
先生のことですから,リリの解説を踏まえて見返すと何か発見がある描写はしているかもしれませんが...
59ページに感じた違和感,③は私も同じこと思いました.先月号では,アイシャと見間違えましたし.
戦場での成熟した女性の顔とそれ以外の時で描写が安定しない登場人物ではありますが,ダイ・グから想いを託されて,腹を括って大人になったのかもしれません.
P.S.映画のチケット,おかげさまで取れました!
ただ技は分かるけど、無手から燕返しの流れがちょっとわかりにくいのは同感です。デコースがどう攻撃して、それが下からのカウンターになったか分かりにくいですね。
どうもこんにちは。はやくにコメントいただいていたのに遅くなりすみません。あなたからのコメントを読んで「そうか佐々木小次郎、巌流島か~!」となったお間抜けです^^;
でも福井県の分かりやすそうな頁を読んでもどんな剣術なのかよく分かりませんでしたけども^^;長い剣をつかって燕を斬るって大変そうですよね…。
http://hukumusume.com/douwa/pc/minwa/07/04b.html
ましてやガットブロウは長剣ですがモルフォの剣が特別長いわけじゃないので、こういうのとは少し違うのかな?とまた悩んでしまうのでした…。 FSSに出てくる剣術は大抵丁寧に解説されていますし、今回もうひとつ出てきた連弾五月雨打ちは漫画からもこんな感じかなぁというイメージは湧いたので、余計に自分の中では「よくわからないもの」になってしまったのかも知れません。
短い文章でもきっとはじめましてのような気がする方さんの仰ることはよく伝わってきました!いつもより2頁短いところをその演出が追加されていたらより良かったのでしょうね…。
どうもこんばんは。いつもありがとうございます。
剣を振るうときに火の玉…いや、それもすごいですね^^;
燕返し自体は「下から振るうもの」らしいんですが、とはいえ色々な(剣技に限らず)ところと形式でフィクションに用いられているから、FSSでは一体どういうものだったのでしょうね。
多分なんですが「この燕返しで反撃を封じた」ことが前半部のいちばん大事なポイントのように思えるので、スローモーションでいいから動画で見てみたいですよね。
どうもこんばんは。いつもコメント下さりありがとうございます。
醒めた感想ですか。まぁそうでしょうね…と書いた時点で思ったのも確かですが。面白かったのですが意外と感慨等はありませんでしたね(デコースにもヨーンにもエストにしても特別な思いを抱いていないからかも知れませんが…。)
あとで他の方の感想(一部だと思いますが)を読んでみなさんが大いに湧いているのを確認してホッとしたくらいです。正統派の展開でしたし盛り上がってほしいという気持ちも確かにあるのです。ただそれが自分のまっさらに思ったことと違うというだけのことです。(あんまりそのまま書くと失礼にもなるので多少の演出は入ってますが^^;)
キャラクターの書き分けはここのところちょっと気になるのは確かですよね…。重要なコマではそう思わないのですがそれ以外で。
クリスは人生の辛い試練あって大人になった、という解釈も取れるとは思うのですけども彼女ちゃあと同い年ですからね…。
※本当ゴメンナサイ。全くの匿名の方はもれなく変名でのお返事になりますので、オイオイと思われた場合は次回、すみませんが何等かお名前書いて下さい…(HN可です。)
コメントどうもありがとうございます。
私のようなものはまれだとしても^^;
・野球のカーブを投げられる人は限られるけどもカーブがどんな球なのかは想像しやすい
という風に、普段の生活やあるいは他のフィクションで燕返しの意を汲み取りやすい方はそれなりにいらっしゃるのではないかと思います(普段の生活で燕返し?ともなりますけども、麻雀とかでもあるようですし)
なのですが私あんまり他のフィクションものは(映画や漫画や本にしても)まるで詳しくないのでこういう齟齬が起きたのだと思います(と書いたけどお前さんFSSだって別に詳しくないでしょうに…^^;)
デコースさんはこの場面一方的にやられっぱなし…だったようにも見えちゃうんですが(反撃封じられたようにもエストが言ってますし)実際は違うのでしょうか。
うーん、やっぱりもうちょっと描写シーンが欲しいところですね。単行本のときに書き足しを期待したいと思います…。
これでこのまま決着なのか、更に生身での戦闘で真の決着なのかが気になる所ですね。
ただ、今回の決闘に限らずですが、レッドミラージュ対ブラックグラード、ジュノーン対サイレン、バング対アシュラテンプルなどなど、決着というのは割とあっさり目に終わっているように自分は感じていて、今回もそれと同じような感覚でおりました。こういうものなのかな?と。
当方14巻の大規模戦以降は仕事で忙しくNT買ってませんでしたが、昨年の12月号から5月号でひとまず子入費帰れます、
これで今後は、管理人様のレビューが出たらNT本書を買えそうです。
個人意見は電子書籍化してほしい。
どうもこんばんは。コメントどうもありがとうございます。
このあと生身で戦闘…個人的にちょっと無理じゃないかと思っちゃうのですがどうなのでしょうか。(相打ちで口から血を流した某国王陛下がこれ以上戦闘不可能だったように。今回のデコースさんはあれよりもっとひどい状況のような…。)判定人イゾルデ・サヤステがいるので、戦闘続行不可能と判断→勝敗が決するんじゃないかなぁと私等は思ってしまうのですけども、勿論これは個人的にそんな気がするだけです。
それは次号のお楽しみということでしょうね。
どうもこんばんは。コメントどうもありがとうございました。今回の決闘はむしろ個人的には長めに感じた気がしております。むしろまきまきまっきーさんの仰るように他のMHやGTMでの戦闘はもっと一撃!で勝敗が決する感じですよね。
私はテレビでしか観たことがないですけども、FSSのロボットの戦闘は剣道の日本選手権などを連想させるものがあります(NHKで毎年11月に放送しているかな、と…。)17巻の宇宙戦闘やいわゆる殺戮を目的としたものになるとまた違う感触になるかと思いますけども、その辺りFSSでは地上での個と個の争いだとそういう風になるのかな?という印象を持ってます。
「置いておく」という表現は一種のゲーム用語でもあるのですね。ありがとうございます。このブログを書くようになってからゲームとは無縁の生活をしていますけども(そんな時間は作れない)永野先生と趣味がちがうのですけども、「置いておく」というと、風来のシレンあたりを思い出してしまいます^^;
どうもこんばんは。コメントどうもありがとうございます。たまに海外のFSSファンからもコメントを頂くことがあり、大変嬉しいお話です。(しかしそんな決めつけごとのようにお返事を書いてしまい、もしもこのコメント投稿者様が日本人の方だったらどうするのでしょうか?^^;)
「ファイブスター物語の電子書籍化」というのはブログをはじめた2012年頃から一部のファンの間では待望されている内容だと思います。
私自身はスマートフォンを使って漫画を読むことはありません。しかしタブレットで電子書籍を読んでおります。
今では「ファイブスター物語」以外の漫画作品は全て電子書籍で買っています。理由はFSSの資料だけで部屋がいっぱいになってしまうからです。
「タブレットならば”ファイブスター物語”も不足なく読めるのではないか?」
もしもファイブスター物語が電子書籍化されたならば、細かな書き込みも拡大して楽しめ、文字も読みやすくて便利に使えると思うのです。
しかしながら、何故か作者の永野護先生は雑誌インタビューにおいて、タブレット端末のことを「ガラス板」と称しています。
この「ガラス板」という永野先生からの呼称が変わらない限りは、ファイブスター物語の電子書籍化は実現しないだろうと私は考えています。
永野先生は恐らく「読者が使う端末によって作品を捉える環境が変わってしまう」ことを快く思われていないような気がしています。これは映画ゴティックメードがソフト・配信化されない理由とも似ている気がします。
私も小さなスマートフォンでファイブスター物語を読むのはあまり気乗りがしません。でも電子書籍のフォーマットはとても便利です。何か解決する良い方法はないかしら?と思うのですけども、今のところ端末に漫画作品を組み込んで販売する位しか思いつきませんでした…^^;(そしてそれは非現実的ですね。)
元言語が英語かどうか分かりませんでしたけども、自動翻訳ソフトを注視しつつこのコメントを書きました。
Are you by any chance using automatic translation? Dear Sir or Madam
Good evening. Thank you very much for your comment. I am very glad to hear that we sometimes receive comments from overseas FSS fans. (But what if the commenter is Japanese? ^^;)
I think the “Five Star Stories in e-book format” is something that some fans have been waiting for since 2012, when I started the blog.
I myself do not use a smartphone to read manga. However, I read e-books on my tablet.
Now I buy all manga works in e-book format except for “Five Star Stories”. The reason is that I have a room full of FSS materials.
But I wonder if I can read “Five Star Stories” on my tablet without running out of space.
If Five Star Stories were to be made into an e-book, I would be able to enjoy the detailed writing in enlarged form, and the text would be easy to read and convenient to use.
However, for some reason, the author, Mr. Mamoru Nagano, refers to tablet devices as “glass plates” in a magazine interview.
Unless he changes his term “glass plate,” I believe that the e-book version of Five Star Stories will not be realized.
I have a feeling that Mr. Nagano probably does not feel comfortable with the fact that “the environment in which the work is perceived changes depending on the device used by the reader. I think this is similar to the reason why the movie “GothicMade” has not been made into a software/distribution format.
I am not too keen on reading Five Star Stories on my little smart phone either. But the e-book format is very convenient. I wonder if there is a better way to solve this problem? I'm not sure if there is a better way to solve this problem, but so far the only thing I could come up with is to integrate the manga works into the device and sell them...^^; (and that's impractical...)
Translated with DeepL.com (free version)