昨日数時間かかってニュータイプ9月号ネタバレ感想を書いて…ここからは良くあることなんですけども、アップしてから「あっ!」と書き忘れに気がついたりすることがあります。
今回もまたその類なんですけども…正確にはいつもと違っていて、新しい物語へのネタバレ付き感想を書いていたときには全く思ってもいなかったことがアップしたあとに急に頭をよぎり…それに対してああああ!!と、今月号のファイブスター物語への驚きが100倍くらいになりました。 ただ若干長くなりそうだから追記ではなく新しく文章を起こしたほうが良いなということで、この項目を設けさせていただきました。
ですからここから先もまた、FSS最新連載をまだ読んでいらっしゃらない方は今すぐ窓を閉じて回れ右をしていただきたいと思います。
それはニュータイプ2024年9月号の最後のコマにかかります。
初代女帝陛下と剣聖ナッカンドラ・スバース様が共に戦ったGTMを託された……願っても得られね騎士の誉れだ!!
とアイシャ・コーダンテはヨーン・バインツェルを鼓舞していますけども…ちょっと待ったァァァ!!!
皆さん思い出してください(もしくは読み返してみてください)よ、それはファイブスター物語9巻です。
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少女よ…頼みがある この男を預かってほしい……そして人々が騎士を恐れぬ日が来るまで眠らせてやってほしいのじゃ…
と、スバースの新しい名前「ナッカンドラ」と、ドウター・チップを彼女にあげてスタント遊星へと去っていきました。
なのですが!実際には彼女はすぐこのナッカンドラを眠らせず、天照家の勃興とデルタ=ベルンの平定に手を取り合った。その時のGTMが”モルフォ・ザ・スルタン”なのです。
私2年前に連載時の扉絵の内容を見て衝撃を受け、ブログ記事にしたのをすっかり忘れていました(オイ!)
この当時の扉絵項目はDESIGNS7の17頁にも掲載されていますので、お持ちの方はそちらも併せてご確認ください。
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アイシャにとってみればこのモルフォ・ザ・スルタンは4000年以上(でいいのかな)も前の歴史的機体であることには間違いないのですし、収光帝とナッカンドラ・スバースはAKDの祖であり英雄であるという認識なのだと思います。
それはAKDの人にとっては間違っていないと思うんですけども…。
ここからちょっと飛躍しますけども、私が以前書いた記事「約束を反故にしたことで、生まれた物語なのか。」をお読みになられた上での更なるへっぽこ予想を勝手に書いていきます。
- ボスヤスフォートはやはり、収光帝とナッカンドラ・スバースとの息子「ソリッド」である。
- これは明らかに炎の女皇帝と収光帝との間で交わした約束を反故にした結果である。
- しかし天照家としては彼の存在を認めるわけにはいかないので、今まで彼の主張や行動を一貫して無視してきた。
- ボスやんは2000年代に1回天照幼少時に殺されかけているけども(このときは天照が男児であるのと関係があるのだと思う。収光帝は自分を差し置いて女系家系にしちゃった可能性があるから)その後も憑依しつつ生き続けた。
- 4の時点でもう相当歴史的な話であることもあるけども、詩女さんはその当時の詩女(ナカカラ、リトラ)を通じてボスヤスフォートの正体を知り、代々(炎の女皇帝ことユニオ3が託した約束が反故にされた事も含めて)記憶している。
- AKDが魔導大戦に参戦するにあたって、天照はひとつの嫌味のような決闘を申し込んできた。「ボスヤスフォートにとって見れば父母の象徴である機体を、個人的因縁に駆られた未知の若造ヨーン・バインツェルなぞに託してバッハトマ魔法帝国に挑もうとしている…?」
勿論これは私の勝手ないつものしょーもないへっぽこ予想です。(だからすぐ忘れてくださいね。)しかしこのことを思い起こしつつもう一回9月号を読み返すと…。
- だからヨーンのはじめてのGTMはブリンガー・シリーズではなくモルフォ・ザ・スルタンなのか??
- だからAKDは(ボスやんに嫌味を見せつつ)絶対この決闘勝負に勝たなくてはならないとほとんどのミラージュ騎士をこの任務に当たらせ、あらゆる手立てを天照自ら行っている?
- だから天照は、ミノグシア連合に対して「思いのほか協力してくれて助かった」と語っているのか?(つまり魔導大戦の遠因を作っているのは自分たちであるけども、はるかな昔の話でもあり、マイケル・ジョーイ・ギラほどの地位の高い人物であってもそのことはまるで知らない、という認識?)
- 恐らく詩女フンフトは歴代の記憶からこの辺の事情を全て知っているはず…。マグダルはどこまで記憶の継承しているか分からないんだけど。
という感じを受けるのですけども、はてさて実際のところはどんなものでしょうか…。
ただ映画ゴティックメード以上に遥か彼方の昔の話ですから、天照とボスやん本人と(ビューティ・ペールはどうなんだろうか?)、詩女フンフト位しか知らなそうな話になっちゃいますけども、ヨーン・バインツェルとデコース・ワイズメルの対決は決闘している本人たちとは別の異なる戦いが待ち構えてそうな予感を、9月号からうっすらと感じられたのは確かです。
コメント
今回はちょっと渋くなりかけたウラッツェンくんに癒されました、カラーコマ良いですね。
コメント色々ありがとうございます!
カラーコマはやっぱり漫画の中でも目立つんでしょうね。あれを手◯きとみるか演出の一環と見るかは恐らく読者さんによって異なるかと思いますが(あれうまい具合に設定画を配置するのも結構大変そうです)
ウラッツェンさんはバイズビズに出番について絡んでいましたけども、今回結局ほとんどのミラージュ騎士が出てきた感じなので、杞憂だったのか大勢過ぎてかえって出番が減るじゃん!と、一体どう思ったのかは謎ですね…。