東京は7月に入ってから急に猛暑になり、都下では体温超えの日々も続出しております。そんな日に(仕事で)出かけたら天然の空気風呂のようでした💥
6月は個人的にとても忙しかったのでやれやれとなったところにこの常軌を逸した暑さですから、健康を保つのが本当に大変になっておりますけども、どうぞ皆様も水分と休養をお忘れなく…。
でも梅雨明けしていないのにこんな状況、一体今年の夏はどうなってしまうのでしょうか…。
そんな感じでしたから結果ブログ作業もあちこちで遅れており、まずトップ画が1週間遅れ(一応月が変わる頃に変えるようにはしています。)トップ画が遅れたので以前から作業していた謎の頁「へっぽこギャラリーその2」のアップが遅れ、ひとつこのブログ向けコラムで考えていることがあるのですけどもそちらの作業が出来ぬまま10日のニュータイプを手に取ることになりました。
しかし今月号を読み終わってまず思ったのが「嗚呼、コラム書かなくて良かった~。」でした😂。なのですけども、巡らせていたお題があいにく没になったのではありません。
そちらについてはネタバレ付き感想を書き終えたあと、別の記事で着手することにして、色々不安を感じ取ったニュータイプ8月号、ファイブスター物語ネタバレ付き感想をお送りしようかと思います。
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このブログではあらすじを極力書かないようにしていますから、未読の方にはさっぱり意味がわからないと思いますけども今回もいつものように続けていきます。
連載の終わりに天照陛下が突如全星団民に向けたある声明を出したことに「魔導大戦の終焉がやってくる」という読者の安堵を引き出しているところがあるんだろうなぁとも一応思いました。
しかしながらこの展開は…同時に2つの意味でとてもよろしくない感じを私は受けました。
ひとつはヨーン・バインツェルの名前をあの天照陛下の口から言わせることで
「彼はこの時点で星団での超有名人になってしまった。この先…名声もきっとあるだろうけども、彼の過去は掘り返され、この先一生世間からの目が大いに彼に注がれる」事態になってしまったこと
です。
日本人ですと誰もが顔を知っていて、常日頃その動向が注目される人物はかなり限られますけども(2024年現在ですと大谷翔平さんとか?)大抵は何らかの「実績」「活躍」があってそういうポジションにたどり着いているものです。
しかしヨーンくんはまだ何もなし得ていないのに、いきなりあの天照陛下が全世界に向けて「バッハトマ打倒の先鋒」として彼の名前を出してアピールしてしまった。
勿論デコースとの戦いに負けてしまったら「ハイそれまでヨ」なんですけども、勝ったら勝ったで…超有名人として、あるいは英雄として?魔導大戦が終わったとしてもその後も一挙一動が全世界から注目されてしまうわけです。
ミラージュ騎士って(…王族とかは別でしょうけども)あまりに高みにあるところに所属しているからそんな個人名とか(ジョーカー世界の)世間に公になっていないでしょうに。
実は先月号でアイシャ・コーダンテと天照とが「ヨーンには手出ししないように」とのお達しを周囲に出しているのは、ワスチャ・コーダンテの将来の相手として忖度しているからなんだろうなぁと思いつつ、でもアイシャは実の姉として妹の思いを直に聞いてしまったからだろうなぁとも想定できたものの、天照は(ワスチャの幸せというのもあるだろうけども…はてどうして?)と小さな疑問も残りました。
このためなんですね。「これ以上ないほどの重圧と恐怖」。
ヨーンがワスチャの正体を知った時、彼は勿論めちゃくちゃ驚くでしょうけども、その時には既に外堀は埋められていて、自覚のないまま「星団のヒーロー」としてコーダンテ家に取り込まれるわけですか。
うーん…。
ヨーンが立ち直るきっかけを作ったのは確かにワスチャの作ったダークチェリーパイなんですけども、一瞬は確かに彼女を思い出すんだけどもあの時のヨーンの意識は亡きパルスエットに行っていて、ワスチャも思い浮かべたはずなのに「笑いながら君とお茶を」としている対象はワスチャじゃなくてパルスエットではないか、と当時のブログにも書いたと思うのですけども、その後も立ち直った後でもワスチャのことを彼は思い返したり連絡取ろうとかしていませんから、これ…
「ワスチャはたしかに彼のことが好きだけども、ヨーンにとっては現在のところ特に”先輩後輩”以上の意識はない。なのに気がつけば外堀を埋められなし崩しの状態でそのまま結婚し名家に入れられ、加えて公になったミラージュ騎士として世間からも常に視線を浴びる」
という大変プレッシャーのかかるヨーンの人生が今後待っているのかもしれません。
(そしてエストも一度は得るけども、結局全て捨ててミラージュをもやめてしまう…)
いえ、ヨーンとワスチャとは恋愛関係でいてほしい!と考えていらっしゃる方も大勢いらっしゃるでしょうから、これはあくまで私の拙い見立てだと思ってください。
そしてもう一つまずいのが…AKD今回参戦を発表したその真意は恐らくアイシャが言っている通りなのだと思いますけども、勿論その内容が世間に伝わることはないでしょう。
しかしながら、AKDって今までも
- 2989年のコーラス=ハグーダ戦
- 3031年のベラ国攻防戦
で裏でこっそり援助して勝利に導いていますけども、どちらも結局は「天照の気まぐれ」が発端ではあるですよね。当時の関係者は(たとえうっすらその辺りに気がついてても)皆さん感謝してましたけども…。
でも今回堂々と名乗りを上げたこともあり、世界中で盛り上がるんでしょうけども同時に「どうしてもっと早く決断してくれなかったのか?」と彼が発した決断のいい加減さに気がつく政治家や為政者は現れるのではないかとも考えています。
決闘というのは部外者にとってはある種のお祭り騒ぎでもあるんでしょうけども、こうしている間にも戦線は刻々と変わっていき死者も大勢出ます。今月号で一コマだけ出ているマグダルの隣の彼とか、行く末がとても心配です…(むつ子のマークは続いてますけど…)
長くなりましたのであとは箇条書きで行きたいと思います。
- 冒頭新皇帝陛下のことについて天照とアイシャが語っていますけども…うーんどこが彼が誠実一本槍だと思われているのか全くわからないで困っています。もう一回アイシャと話をしたときの連載分を読み返したけどもごめんなさい。まるで理解できない。映画ゴティックメードでトリハロン皇子のことを「誠実な方…なのですね」と評したベリンのときはその意味が一見でも分かったのに。
- 上の件については、ひょっとすると円卓の騎士を連れてきた時点で「誠実に接してきたから出来たんだよ」ということなのかも知れないんだけどもどう国を超えた人々を説得したのかまるで見えてこないしなぁ…(トリハロンが見えたタコオヤジの場合は彼の誠実を見せるパターンじゃないよね😅)
- バイズビズさんの格好がすごく地味なのが気になるんですが…そういうこともあるということ?
あとカイダさんがいるんだからそこにアーリィ・ブラストいないの?(あの場にいたらかなり厄介だけど…)(7/18追記)他の方のご感想を読んでいてこの方カイダさんじゃなくてウラッツェン・ジィだったという間違いに気づきました💨ひ、ひどい過ちごめんなさい。でもそうだということはウラッツェンさんはヨーンにくっついてボォスまでやってきていたことになりますよね。余程今までの境遇に不満だったのですね…。 - キュキィのあれは…「ひどい皇帝!アイシャ!ふざけんな!新司令死ね月曜日!(いかんということ?)」でいいのかな…でも夫婦間の会話はさっぱり分かりません😂
- デコースこの時までヨーンが生きてたの知らなかったんだ。巴氏が直後に殺されたので生死を確認したのかもわからず(彼女はファティマを生け捕りにしたいだろうから様子を見に行くと思うんですよね)そのあとのことは有耶無耶になっちゃった可能性高そうですね。
- ようやく一コマだけ出てきたボスやんなんですけども、大ボスなのにすっかり影薄くなってない??腕治ってからどうしてたんでしょう…。
- 冒頭頁の解説はちょっと首捻っちゃうなぁ…。いや良いんですけどね、それまで2000年以上「メロウラ」呼びされていたのですよね?他のフィルモアGTMも名前がコロコロ変わったのは最近の話なのですか?となっちゃったりしますね…。
- あと永野護デザイン展で出展されていたとあるセル画についての解説が成されていますけども、恐らくそこに気がついた方は「漫画連載を読んでいて当然」の熱心なファンだろうからそこに書いたのでしょうけども、興味深い話ではあるのだから永野護デザイン展会場でも解説出来なかったのかな…。あとなにか他の情報を書く予定だったけども出来なかったからそこで書いたのかな?(単行本18巻の進展とか。今KADOKAWAさんトラブっていますしね…。)
- そしてダッカス・ザ・ブラックナイトのプラモデル化!秋発売、8月10日から予約だそうですよ!お値段も4桁でびっくりしました!(画像は5月の名古屋での永野護デザイン展でのテストショット彩色展示・次は破烈の人形ダルマスですよ!!)エンゲージSR3後期型同様の「特製台座付きのNT通販版」も出るみたいなので、いよいよGTMが身近になってきました。8月10日(土)からはボークス F.S.S.シリーズ展 in 秋葉原ホビー天国2 2024夏(有料イベント・8月25日(日)まで)も開催されます。こちらもダッカスと併せてどうぞ😄
今回はそんな感じです。
あ、冒頭でお知らせした「へっぽこギャラリーその2」もよかったらいらして下さい。2023年からのブログトップ画や、配布物ポストカード画の展示を行っています。
書こうと思っていたFSSコラムについてはようやく(7/18)アップしましたのでこちらにもリンクしておきます。よかったらこちらもどうぞ。
コメント
それはヨーンがちゃあに転ぶと言うこと
それは見たい
私、NewTypeは定期購読していまして、毎月発売日には届いていたのが、今月はまだ来ないんですよ。(都内です)
KADOKAWAに問い合わせメールをしましたが、その返信すらお問い合わせ多数ですぐお返事できませんお待ちください、の定型メールが来ただけです。
FSSを早く読みたくて定期購読しているのに〜〜〜。悲しい。
なので、こちらとwebtonnbori堂さんを訪ねて、最新号の想像を膨らませています。
早く読みたい!
どうもこんばんは。コメントありがとうございます。
本当は(時間が経ってからで良いから)そういうシーン見てみたいですよね。
でも今現在はパルスエットの残像にすがっている感じといったところでしょうか。
(仕方がないのですが。GTM騎乗する機会がなかった彼女はうーん、”身体関係も含めた有能すぎる家政婦兼秘書”といったところのポジショニングだったとも思いますし、そんな関係をうん十年続けていたし、ちゃあは一方学生時代以後、全く会ってなかったのだから)
二人の結婚はおそらく目の前なんだと思いますけども、関係構築は中々大変かも知れませんね。ちゃあが(本人の態度はフツーだとしても)ただの年頃の女性でない点、あまりに高貴な身分であるところも含めて、すり合わせがどうできるのか・・・。いえ、私の杞憂だと良いんですけどもね^^;
どうもこんばんは。コメントどうもありがとうございます!
え??ニュータイプ未着なのですか?
勿論最後の配達の部分でトラブルがあったのかも知れませんけども、サイバー攻撃の影響で連絡がスムーズでないのはとても心配です。
おそらく今連絡が取れたとしても届くのは連休明けになってしまうでしょうか・・・。
せっかくの毎月の楽しみなのに、こういう事があるのはとても気を揉みますよね。
もう物語の展開も多少おわかりかとも思いますけども、でも連休中は他のことに集中していただいて、私の書いたこともお忘れになって^^;永野先生からの衝撃波を存分に味わっていただきたいと思います。
tonbori堂さんのブログも御覧頂いていること、私からもありがとうございます。機会があればお伝えしておきますね!(tonbori堂さんとは先日名古屋でお会いしています。)