どうもこんばんは。ニュータイプ今月号は無事手に入りましたでしょうか。本屋さんには沢山積まれていませんでしたか?
私は午前中お仕事の後上石神井の本屋さんに立ち寄ったのですけども、思わず写真を撮りたくなったほど(しませんでしたよ😅)大変驚きました。
ニュータイプが30冊位山積みになっていたから。
(今月号はアニメージュ、アニメディアとも鬼滅の刃・遊郭編が表紙で、3誌並べると一枚の絵になるという前代未聞の仕様となっております。もうAmazonはアニメディアは売り切れになっていますね…。)
たまに寄ることのあるこの本屋さん、普段からニュータイプは多めに入荷している感じはするのですけども(それはこの辺りが住む人口の割に本屋さんが凄く少ないのとも関係していると思います)それにしてもこれは本の山としか言いようのない見事な積み上げっぷりで、凄いな鬼滅の刃効果、と感心するばかり。
でも無事ゲットしてホクホクの帰り道、本屋さんの入り口にはデカデカと別の雑誌がもう入荷しないよ!注文できないよと告知されていたのも目の当たりにし、今回自分は無事に買えたから良いけども、人気者が表紙だと色々大変なんだなぁとよくわからない感想を思うことに…。
まぁ人気者を取り込むことは今の雑誌業界、生き残りには必須なのかもしれませんね…。
さてさてこんな感じでスペースを作りましたので、ではニュータイプ2022年4月号ファイブスター物語ネタバレ付き感想とまいりたいと思います。
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今月号来月号は減ページなんですね💦道理で…。(とはいえ11ページありますけども)
卓上カレンダーはカイゼリン、ダッカス、ツァラトウストラ・アプターブリンガー、バーガ・ハリコブラ、破烈の人形、帝騎マグナパレス、の設定画が全身収められ、GTMのアクリルスタンドをお求めになり飾っている方にはそんな雰囲気を演出出来そうな感じです。
短冊状に切ってクリアファイルに挟むなどの使い方もできるそうです。
大昔のニュータイプ読者などは、当時付いていた付録のカセットレーベルを思い出すような感じでしょうか?(あれは今思えばかなり太っ腹な感じがしますね。多様なイラストが収められていましたし。)
さて本編に目を移しましょう。
冒頭表紙はとあるファティマが登場し(これ、幾つかの素材感からアシリア・セパレートなんですよね。えらいシンプルというか、デカダンとの違いをあまり感じない…)その説明に??となりつつも、適当な頭を持つ読者である私は「嗚呼これが答えなのね」としか思わなかったり…。
でもそりゃこの説明ですと、「ファティマを探られている」事に激おこな人物がいるのも仕方がないといったところでしょうか。(その辺りはこの間ブログに書いたので下記リンクからどうぞ。…あ、でもこれ掲示しちゃうと表紙のファティマが誰だかすぐ分かっちゃいますね💦)
加えてこのページには永野先生恒例「今後のスケジュール」について書かれていて、- 現在の「カーマントーの灯火」は来月5月号で終わり。この部分までが単行本17巻収録となる。
- 次のお話「ナカカラ防衛戦」からトラフィックスなどの幾つかの物語タイトルが示される。(その辺りは買って読んでね!)
- 単行本17巻を出す前に「DESIGNS7」を出版する予定(となると、夏頃?)
ということに加えて色々書いてあるのですけども…これを読んでいた時、「あ、しまった!ログナーさんのことはブログに書いたけどこちらのことは様子見しちゃったの失敗だったなぁ…」と自分としては珍しく後悔したのでした。
というのも、ずっと気になっていたのですよ。
「2013年のNT表紙に”カイゼリン・スーツ”を着た町が登場しているけども、一体これいつ登場するの?」と。
この間も古いニュータイプを読み返して(2021年7月号)やたらコンコードの匂いを嗅ぎ回っているマキシに対してデプレが(コンコードは良いけど)カイゼリンには触らせないぞー、と言っていましたから、3062年の時点で、目覚めたデプレの所有物としてGTMカイゼリンが彼の手元にあることは確認できるのです。
でもだとすると、この先一体カイゼリンはここからフィルモア帝国に一度でも戻り、クリスティン・Vが騎乗することがあるのか??
でももうあんまりそういった機会は(魔導大戦の中では)チャンスがあまりない感じがしていたのです。スケジュール的にもカイゼリンの立ち位置としても。
コンコードが着ているカイゼリンスーツが町にもあるということでしたから、私はずっとデプレが眠っている間はフンフト預かりかなんかで、物語の中で彼女に引き渡されて乗る機会があるのかなー?とずっと思っていたのですけども、3062年のデプレがちゃんと所有していて彼が覚醒しているのならば尚更フィルモア帝国に渡るような理由がありません。
余程の政治的理由でもあるのか、とも一時は思ったのですけども、それを描くにはあまりに物語内に動機が見られないですし…。
ただこの号でカイゼリンのAKDへの引き渡しは3075年から3159年に引き伸ばされましたし(これは明らかに変更だからそう書いちゃう!)魔導大戦後にでも果たしてそういう機会があるのかな…?ええ、そんな先のこと分からないからいいや😅とずっと放ったらかしにしていたものだからです。
でも今月号のこの扉絵の説明と、物語の内容から、近いうちにカイゼリン・スーツを着た町が出てくるのかも知れませんね…。
「でもそれ、メロウラ、もしくはスクリーマーと言われている(カイゼリンと同系統のエンジン違い)ものではありませんか?」と文章に触れられている色「アイスグリーン」を検索して、同名のアクリルガッシュの絵の具の色を見て思うのでした…。
(余談ですが、泣きメカなんですか?それとも幽霊にちなんで亡きメカ??なんでしょうか…。)
ところで今回のタイトル「プランAからBに?」というのは、F1のピット戦略とかでよく使われる用語となります。
走行中のマシンに予期せぬトラブルや出来事が生じた場合に、レーススタート前のメイン戦略(プランA)から変更したものを(プラン○・F1の場合はそれこそ何パターンもある)と呼びます。
そしてレース中に臨機応変に対応し、メイン戦略だけでは立ち行かなくなりそうな場合となった時に、ピットの人間が無線でドライバーに(事前に)組み立てていた別のプランを「プランB」という名称だけで伝える。
ドライバーはその言葉「プランB」に従って(その内容はチームとドライバーにしか分かりません)Aの時にはなかったタイヤや燃費を考慮した走りをする…。というのが最近のF1でよく見られる光景です。
そして今月号を読んで、FSSの物語についても「プランB」が発生しているのではないかと改めて実感しております。いや、F1をサーキットの観客席で見ているファン同様、実際のところは分かりませんけどね…。
でも、やっぱり13巻であれだけ密な接触しておきながら、その後全く対面する機会がないまま(16巻でフンフトがダイ・グを気遣った発言をしたことになっていますけども、セリフですらないし)「フィルモア帝国皇帝ダイ・グとフンフトの婚姻は有耶無耶になってしまった」というのはなんだか違和感ありまくりなのですけども…。
それは冒頭ページの、今後クリスティン・Vが乗ることになるGTMの機体名についても感じています。
まるでこの間最終回を迎えた時代劇みたいな消化不良感が残るのです(オイ!全般としては面白かったですけどもツッコミどころが有りすぎというか…。長い間続いている作品の宿命として、FSSもそうなっていくのかなぁ…。)
元老院にとってはこれは「プランB」とは違うのでしょうけども…と言いたいところだけども、多分16巻冒頭の描写にあったホーダウンの汚染を伴った壊滅って、元からナカカラ占領を目指すのであればそれは防衛失敗だよなぁという気もしちゃうんですが。なんだかんだ焦ってお尻に火がついた感じなんでしょうか。
13巻の時点で彼らにとってはクリスティンはもちろん、ダイ・グだって犠牲になってもらおう満々な感じがしちゃいましたけども、それが今月号で更に具体化したような感じでしょうか。
さて彼らが当時当てにしていたはずの皇女茄里ちゃんは…この辺にも(元老院でなく永野先生の)「プランB」を何かしら感じつつ、それを言語化出来ないことに苦しんでおります。…でも16巻のトリハロン皇子そっくりの格好をした設定画で登場した彼女は、その説明から今後元老院の思うようには動かないような気がするのですけども。
今回出てこなかった、更に老いたはずのタコ親父のお話も含めて気になる所です。
長くなってしまいましたからあとは箇条書きで簡単に。
- ホルレさんの、形相を変えるほどの恐れが1ページ丸々使われて描かれていますけども、彼女は元は聖宮ラーンに近い所にいて、詩女たちの持つ影響力をよく知っている&彼女たちに対して何か仕出かしたことで何らかの罰らしきものを受けてそこから逃げた人みたいな描写になっていますよね。フンフトの頃の勤め人だったりするのかな…。
- 何気なくクバルカンの状況も一コマ書かれていますけども、これミューズがOKするのかなぁ…。(勿論それがクバルカン法国の将来のため、という前置きが付いていたとしてもです)場所からすると次回のお話「ナカカラ攻防戦」にも関わってきそうな気もしますけど。
- まぁ情報はどこかから漏れるもの、なんでしょうけども、イオタの海賊退治などはどういったところからマグダルにもたらせれているんでしょうね。ドーマ連合にとっては一番難民労働者たちに知られたくないことであるはず。
- 一コマだけ登場した皇帝陛下。目をつむっていますけども、それだけで年齢の変化と彼の孤独感を良く伝えてきていますね。
そんなところでしょうか。
来月で締めくくりとなる「カーマントーの灯火」。ともしびと銘打っていた通り小さな炎があちこちで上がりつつ、今後への予感をあれこれを漂わせつつのフィナーレとなりそうですね。
あ、このブログ「絶対秘密。」も3月でブログ10周年となります。今後とも一読者の分かり難い戯言にお付き合い頂ければとてもありがたいです。
(3月10日追記)
このエントリー由来で頂いたコメントから、今後のファイブスター物語について一応気にしていた方がいいのかな、ということを記してみました。もしよかったらこちらもどうぞ。
あるめろ様、私の誤解を解いて頂き大変ありがとうございました!(本当、コメントを読むまでずっと読み間違いしていました…。)
コメント
ご無沙汰しております、あるめろです。
ブログ10周年おめでとうございます。私はここにお邪魔するようになってから間もないですが、いつも楽しく拝見しております。
今月号の表紙の説明を読んで、「星団暦2020年って、もしかしてリトラとナカカラの詩女2人体制の時代?」と疑問に思いました。もしそうなら今のマグダルとアルル?の詩女2人体制と素子姫とのかかわりで何か起きる…?
あと、この先のエピソード説明では正直「あー永野先生、魔導大戦サクッと終わらせてくださいね…」と思いました。
デザインズ7と17巻は夏~秋発売でしょうかね?
さて、今月の感想です。箇条書きで失礼します。
★アンジュ(=マグダル)はいったいあれらの情報をどこから…?「詩女であって詩女でない」といわれている彼女ですが、やはり何か能力の片鱗があるのでしょうか。
★クバルカン法国の状況は、法国が魔導大戦初期に一部の難民を収容し、ミューズに介入かと尋ねられたノンナが「(当時の)法王様の許可が下りた。ナカカラ南部とギーレルの難民を収容する。この意味がわかるな?」と答えていた、その延長なのではないでしょうか。ノンナはまた「すべての泥は私がかぶる。次期法王たるミューズには一片の傷もつけさせはしない」とも言っていました。
ミューズがどうこうと言うよりも、前法王様の時にすでにこの流れは決まっていたのかもしれませんね。
★ホルレは詩女に対してとてつもない怖れを抱いているようですね。私も、彼女はラーンに近いところにいて何かをしでかして宇宙に逃げた…?と考えてます。
★あの腹黒コンビ、まだいたの?…が正直な感想ですが(笑)、ダイ・グはずいぶん病状がすすんでいるようですね。ダイ・グの病が目に見え始めたころ、何かを感じていたのか?厳しい表情で見ていたチャンダナが何か手を打っていてくれないものか…。
★茄里ちゃんは、ジークは今?ダイ・グとフンフトの婚姻はならなかった以上、「力のすべてを使ってクリスティンを守る」と言ったフンフトは、この後どうやってクリスティンにかかわるのでしょう。
★あと、今月号の感想ではないのですが…。2月号かな、「朱塔王座図解」で「3070年に天照が使う」演説台が気になりました。演説ってなんでしょう。魔導大戦への介入?ちゃあのコーダンテ家家長就任?
以上です。
乱文、長文すみません。
どうもこんばんは。コメントと祝福を下さり大変有り難うございます。
自分はブログを書く時の画面に各記事の閲覧数が横に掲示されるのですけども、コメントを頂いたり実際にお話をしたりしない限りは、それでしか画面の向こうでこのブログが一方通行なりに何か反応があるのか分からないものです。
それでも最初の頃は2桁でも「嗚呼、見てくれている方がいるんだ!」と大変嬉しかったものです。
勿論今もそれほど数が上がったわけでは有りませんけども(へっぽこですから^^;)
ですので、こうしてあるめろ様からお言葉をいただけるのはとても嬉しいことであり光栄に思います。
そしてコメントの詳細を読んでいるうち…そうか、あのバルコニー?で天照が演説するのは3070年なんですね。NT読み直しました^^;(3007かと勘違いしてました。トホホ)
その件も含めてお返事が長くなっちゃいそうなので、この後別記事にしたためようかと思います。すみません。
でもあるめろさんのコメントからとある事を思い出したのも確かです。
別記事分以外のお返事としては、マグダルは4100年代も生きていることは間違いないので、これからずっとラーンは「二人詩女状態」が続くのでしょうか…?ジ・エンドレスをコーラス6に渡すのはマグダルなんですよね。まぁ星団大侵攻はそういう非常時である、という感覚は持てる気もしますけども。
現在のマグダルはスコーパーの能力というよりも、「周囲の大人の発言を大変注意深く聞いている」という感じも受けます。それは目の見えたハスハの王宮にいた頃からそうだったのではないでしょうか。
大変むずかしい鍛錬ではあると思いますけども、彼女は今何を話すべきでまた何を語らないべきか、見えない中でも限られた情報の中で絞り出しているような状況ではないかと思います。クーン由来の因子からもともと成長が遅く、また休眠の間もありますから、今の見た目よりは当人の実際は大人びているはずなので(実際はプリンセス・タイトネイブくらいの年格好のはず)そのギャップも一応考慮しつつ思いを寄せたほうが良いのかな、という気もしています。
DESIGNS7は設定画が色々あちこち登場していますし、一斉に集めれば本の中身は大分進行しているような気もしますけども、単行本は表紙絵がありますからね…。先生大変だと思いますけども今年中に両方出れば御の字かなと思っています。(え、ハードル高い??)
では今後もお気軽にお付き合い頂けたらと思います。よろしくお願いいたします。
一体コメント内容と関係あるのかないのか解りづらい内容となってしまいましたけども、お返事の一部としてこちらを書いてみました。もしお時間が有りましたらどうぞ。
ニュータイプ4月号ネタバレ付き感想からの追記。
https://zettaihimitu.blogspot.com/2022/03/4.html
改めて、色々気づきを下さって大変感謝!!!どうもありがとうございましたm(_ _)m
管理人チーク様は付録の出来(紙質とか)どう思われたでしょうか。
気になりましたのでコメントさせていただきました。
ミシン目とか入れて欲しいよと思いました。
どうもこんにちは。コメントいつもありがとうございます。
今月号の付録のカレンダーは、3月号の次回予告時点では全く触れ込みがなかったものです。(本来の付録である他アニメの冊子は予告されていました。)
3月頭に表紙が公開されてから突然「FSS付録がつくらしい」とひっそり告知されたような感じでしたから、謎に思っていたのですけども、実物を手にして
・まぁ連載減ページもあってFSSファンへのサービスなのかな。
・急ごしらえで企画、作成されたから設定画をアクリルスタンド風に見立てて風で作ったのかな。
・紙質はまぁこんなものだと思う(私は雑誌ニュータイプの付録に特段期待する事は殆どないので)
といった感じを、思うままに書いてみました。
由里さんのように、付録メインでお求めになったのであればがっかりされたかなとも思いますが、元々3桁価格の、それも突然に企画されたとじ込み形式での雑誌付録と予め分かっていましたから、あまり思うところもないというのが正直な私の感想です。
単行本ポスターよりは紙質は厚手のようなので組み立てて、机の隅に置く分には使えるのではないかなとも思いました(自分は多分切り離しもしないと思います。)
永野先生公式Twitterで付録画像を拝見して
後は折りたたむだけ!みたいな形状でしたので現物見て正直かなりがっかりしてしまい
ました、自分も切り離す事無いと思います。アンケに書いてしまい編集部の皆様には申し訳無いと今になって思います。
自分が鬼滅にハマっていれば今号はお得感あっただろうなと思う本誌だなぁと感じました。
連載読んで クリスとダイ・グ場所は違えど同時期に亡くなりそうだと思ってしまいました。
お返事どうもありがとうございます。アンケートで今後の付録に活かされると良いですね…(でもそれでコストが上がり本誌の価格が上がるのだったら自分は良いかな^^;というのもあったりして、難しい所ですけども…)
ダイ・グの病気が治るのだったら今後も同時期を生きられて良いんですけどね…これからが辛いところですけども。