ニュータイプ3月号ネタバレ付き感想(後)~いくら神様の思し召しとはいえ、の巻。(2022年)

  さて2022年ニュータイプ3月号、ファイブスター物語ネタバレ付き感想の後編です。前編については下記リンクからどうぞ。
 後編はたった1ページについて、です。
 前編をお読みくださった方はもうおわかりですね。表紙に書かれている「天照家の成り立ち」についてです。
 ファイブスター物語9巻に登場しているAD世紀末期の少女、レディオス・フォーカスライトが後の天照家の初代女帝「収光帝」となることはDESIGNS1などでも書かれていますけども、そのあたりのことが1ページにぎっしり書かれております。
 扉絵にも登場しているこの、成人した収光帝が着ていた服の色合いが、今月号でとある人物に用いられ、天照家にとって超重要な者であることを連想させるキーワードとして使われています。
 AKDの中枢にいるものほどその意味を知り、例えその服装をしている人物の中身がどんな輩であろうとも、その色合いが着ている人を護るだろう、といった話の展開となっています。

 先月号の扉絵だった斑鳩王子のところにも説明があったように、天照王朝初代女帝である収光帝はGTMガーランド亜奈美・ヘンシェル・アトワイトの息子と結婚して2人の娘をもうけ、長女がやがて命様~天照の帝に続く家系となる2代目「インタシティのミコト」、次女はアトワイト公国の初代君主、エックス家の初代当主でもある「ニーブ・エックス・アトワイト太閤」となります。
 なんですが…なんですかこれーーーー!!!このページを読んで私はぶっ飛びそうになりました。
 正直な所、今月号本編の、「あの方についてのさり気ない特大ネタバレ」が、このページに綴られた何かを隠す、もしくは中和するために用意されたマスキングではないか?と訝しんでしまったほどです。

 だってさぁ…
 9巻で炎の女皇帝は今の世(AD世紀末期)に恐怖を与えすぎたということでネッド・スバースを新しい時代に向けて託して、新しい名前「ナッカンドラ」を与えたのでしょう?
 そこから保存されて2500年後くらいに新しい名前でご活躍していたと思ったのですけども(数字が適当ですが。ただナッカンドラの娘、アラド・バスコがファティマ誕生と大きく関係する2300年代の人物なのでそんなに大きく外れていないとは思います。)
 でも今回の記述だと、ナッカンドラはすぐ睡眠保存されず、そのまま収光帝とともにAKDの成り立ちに大いに関わり、しかも収光帝との子供までもうけてそうな感じじゃないですか…!

 一体ナッカンドラと収光帝(レディオス・フォーカスライト)との間に何があって(悲恋かもしれないし政治的意図かもしれないけども)その圧倒的な力を用いて天照王朝の基盤まで作りながら、しかも子孫まで残してそうなのに、どうして天照王朝はスバースと収光帝との血筋で形成される国家にならなかったのでしょう?
 (というか、この時代まだシバレースって恐怖の対象じゃなかったっけ。制御から自由になったからいいの?)
 スバースのその最強の力を、預かったデルタベルン側は、炎の女皇帝が示したような未来に向けた話でなく、この超帝国騎士を早速存分に使い倒した感じもしなくもないのですけども…。
 ただこういった政治的のあれこれは、スバースを預かった時まだ少女だった収光帝でなく、名前はないけど建国の説明から彼女の母が関係してそうな気もしないでもないので、ちょっとこの辺りはまだ分からないから脇に置いておこうかと思います。
 
 しかし「下卑た邪推」とはね…。
 ただこの説明からひとつ、割と誰もが浮かんだ事があるのではないかと思います。
 「ボスやんって、ひょっとしてこの謎の家系の子孫、あるいは子そのものではないのか?」と。
 というのも、ボルテッツと分類されていない魔導の力「ブリッツェン」。この能力は収光帝が持ちGTMに乗っている騎士まで貫いて焼き殺すパワーを持っている、と書いてあるからです。
 そんなチカラを持っている魔導士って…物語の中だとボスやんしか今の所いないじゃないですか。彼は8巻で巨大MH、ヤクト・ミラージュに搭乗していたシャフトを殺しています。ミシャル・ハ・ルンが「MHのコックピットは完全シールドでダイバーパワーなど通しません!」と言っていますけども、もしFSSにおける魔導がそういうものなのだとしたら、収光帝やボスやんの力はかなり超絶なものであるといえるかと思います。
 ボスやんが炎の女皇帝には由来してなさそうなのは幾つかの説明からはっきりしそうなのですけども、だとしたらこちらの可能性が?と考えてしまうのです。どうもSSL(ソリッド・ステート・ロジック)の名前が使われてそうなのだけども、今の所この人物が男女かもはっきりしませんしね…。

 とここまで一応、今回の表紙の説明に沿ってぼーっと考えてみたことを一応綴ってみました。ただね…。
 先にも書いたように、炎の女皇帝はスバースがAD末期時代には恐怖もたらしすぎたので、「人々が騎士を恐れぬ日が来るまで彼を眠らせてやってほしい」という願いを託してレディオス・フォーカスライトに託したはず。しかもその褒美?としてドウター・チップまで彼女に与えて。
 それで天照家は女皇帝との約束を守り、彼は何千年も眠って、目覚めた時代は84代目・今の天照の帝の時。彼はやがて星団歴のファティマ誕生と剣聖家系の構築に貢献した形となった…というのが今までの解説のはずでした。
 それが今回こんな風に変わっちゃったのは…ちょっと…。
 天照家は約束を守らなかったのですか?

 いや、これは今に始まったことではなくて、例えばアルル・フォルティシモが年齢を色々カモフラージュして「遺伝子上はコーラス分家のメロディ家、それも若くして世を去ったはずの剣聖ハリコン・ネーデルノイドとバランカ家王女の子供」になった変更の時点で察するべきなのかもしれませんけども、「嗚呼主役である所の天照家ですらこんなに変わっちゃうんだから、コーラス王朝なんてぶった切りみじん切り(?)で今後もっともっと変わっちゃうんだろうな…」というため息のようなものがこぼれたのもまた確かです。
 それがたとえ、カレンという神様の思し召しの結果なのであってもね。
 
 結局この項目も長くなってしまったので、前後編に分けたのは正解だったでしょうか。なのですが折角お読みになられて「ええ~💦」とガッカリされてしまったのでしたら大変すみません。
 一応思ったことをほぼそのまま書き綴るのがネタバレ感想のいつものことですから、これが当たっているとは全く思いません。ただの一読者のいち意見としてそっと忘れていただくのが妥当ではないかという気がします💨。

(👍2月11日追記)
 この冒頭ページについては、更にへっぽこ思念が膨らむ結果となったので、もし良かったらこちらのエントリーも御覧ください。妄想爆発ですが💥

コメント

Xenolar さんの投稿…
ナッカンドラ・スバースがオージェって。
AD世紀末期だと誰も勝てないでしょう。
チーク さんの投稿…
Xenolar様
コメントどうもありがとうございます。
そうですよね、スパチュラ国の時のように皇帝親衛隊ヘリオスかログナーでもやってこない限りは当時の世界では無敵だったんじゃないかしら…という気はします。
そのくらい国の成り立ちは大変だった、という事が言いたいのかもしれませんけども…

このあたりはちょっと思うことがあり、この後少し別記事にて書かせていただきます。適当ですがもし良かったらお付き合い頂ければ幸いですm(_ _)m
Web-tonbori堂 さんの投稿…
ソリッドが魔導皇帝ってのは全く浮かばなかったので目から鱗ですが言われてみると目つきの悪さが似ているかも(コラッ>スバースとボスやん
超帝國科学省残党関係もまだあるかもしれませんけどこのタイミングでの開示はかなり確度高いと思いますね。もう1度DESIGNSを再検証したくなる話です、
チーク さんの投稿…
Web-tonbori堂 さま
コメントいつもありがとうございます。
い、いやテキトーですから^^;なんですが、そろそろボスやんのネタバレはあってもいいですよね…。
ただこれだと、超帝国は約束が破られることで新興の魔導帝家がうまれてしまった→超帝国側は対立しつつ、自らはその尻拭いを長年にわたってフォローしたりしなくてはならなかったという事になっちゃいそうですから、もっと違った路線であることを個人的には希望しております。
天照と(相当遠そうですが)親戚というのもちょっとねぇ…ですし^^;それにリィさん浮かばれなくなってしまいますから。
ただあくまで一つの可能性ですけども、色々ありそうなのがFSSですから、妄想の一端として楽しんで頂ければありがたいです。(だからすぐ忘れてくださいね!)
匿名 さんのコメント…
AD9899年が星団暦の0年なので、AD8383年にレディオス・フォーカスライトの
所に来たスバースが星団暦2300年に目覚めるなら3816年も眠っていたことになります。

かつてダイバーズ・パラギルドはジョーカーの全魔導士を統括する組織で
その頂点に居たのが天照家って設定でした。それが天照家のパラ・ギルド(典星舎)と
変更されてしまったので、2121年にボスヤスフォートがその盟主の座を命に要求したのは
おかしな話になっていたと思いましたが、彼が天照家の血を引いてるのであれば
納得がいきますね。
チーク さんの投稿…
正確なことを教えてくださった方

どうもこんにちは。匿名の方はもれなくこちらが思いつくお名前でのお返事になってしまうことをお許しください。
でもそうか…あとでDESIGNS4見て直そうかな…と思いつつ計算するのが面倒で止めてしまったのですけども(オイ!)調べてくださって大変有難うございます。ざっと4000年くらいは眠っていた話になるのですね(当初は)
今回すぐに封印されないことになったので少しだけ縮まったかもしれませんけども。

私も最初のボスヤスフォート襲撃には違和感を感じていたのですけども(でもあの展開だと、ミコト様だけでは敗れるかもしれないくらい強かったという感じでいいのですよね。)もしももしもだと、先に天照家を襲ったのは、彼が要求したことも含めてまぁ筋は通るかなとも思っています。(ログナーもまだ小さかったので出てこられなかった可能性も高いですし)
ただいろいろな可能性がまだまだあるはずなので、その辺りは色々想像の翼をひろげていただきたいと思います。
匿名 さんのコメント…
あの時に負けそうだったのは、命が天照と関わったせいで寿命が縮み
力も衰えていたため。
本来ならボスヤスフォートと同等以上に戦えるだけのボルテッツを
持ってたとデザインズ1の解説にあります。

GTMを破壊できる力を持つル・ゾラ、フ・リエも、、という
展開もあるかもしれません。
チーク さんの投稿…
11日にコメントくださった方なのか、違ってたらごめんなさい…というお名前のない方。

どうもこんばんは。変名がとうとう一行フルに使ってしまっていますけども、適当なお名前を思いつかなかったものですから、先日コメントを頂いている方であっても違った方でも大変すみません。

命様の件は確かにデザインズに書いてありましたね。ありがとうございます。ボスやんが勝つために弱体化を狙って来たのかは謎ですけども…。

今回のこの「ブリッツェン」という単語、DESIGNS4にも少し登場するのですけども「閃光」という単語の意味らしくて、今月号の説明との関わりが読みづらいものになっています。
(もしくはボルテッツから名称変更されたのか、それとも当時の収光帝の出したパワーが異常であり、その後ボルテッツもそういった能力が出せるようになったのか、あるいはボルテッツとは全く別の能力なのか)よくわからないんですよね。
私はとりあえずボルテッツのプラズマ由来のパワーとは違うのかな…と解釈しましたが、この辺りは読み手の方によって色々だと思います。

私はドラクエの呪文くらいしかこの手のものがわからないため(まさか魔導を実感するようなこともないですから)名称が違うと種類が違うのかなぁと思ってしまうタイプですけども、「ブリッツェン→ボルテッツの強力なタイプである可能性がある」ということもコメントから伝わってきました。ありがとうございます。

ただ設定変更かもしれないのはFSSで良くあることではあるんですが、実感を伴わない固有名詞は特に覚えられないので、出来たらあんまり変えてほしくないですね^^;(え、それ言ってたら読者出来ない??そうかも知れませんけども…)
ねぎみそらーめん さんのコメント…
チークさま

お久しぶりです。ねぎみそらーめんです。

ちょっと戻りますが…(^^)
ちっこくなられたゴリリちゃん、
なんか見た目がラーン教導学院に
裏口入学したツィー・ミンさんにしか
見えなくなって来ました( ̄▽ ̄;)

あ、すぐ忘れてくださいまし。
いつもの妄想でございます!
チーク さんの投稿…
ねぎみそらーめん様

どうもこんばんは。いつもどうもありがとうございます。
角が耳となり、5本指の女官さんかわいいですよね~。色が分かりませんけども多分ものすごく愛らしいルックスなのだと思います。
妄想上等!それがファイブスター物語の醍醐味ですしね\(^o^)/

ちなみに私個人は今の所ツィー・ミン→命様だと考えてますので(これは今も変わっていない)
丁度命様今月号に出ていますから、妄想の見比べもしてみてくださいませ!
このコメントは投稿者によって削除されました。
ミス出禁 ^q^ さんのコメント…
約束は反故にされた派です。

ん?んんん?ココでは初めてだったかな、じゃあ、初めまして...

「スバースといえばクルマルス(ホウザイロ)じゃなかったの?」と思っていたのですが『オージェ(モルフォ)に乗っていた』って、フォーカスライトも戦場でバリバリに敵に焼きを入れてたって、まさに「ハァ!?!?」です...

先月の連載の扉絵?で「天照家は女子優先だから種さえ取れれば良い」的なコトが書いてあったので、

ゲスな考えですが「天照家の女子の中でスバースの使い回しがあった = だからA.K.D王族は強い騎士が多い」なんじゃないか、

だから、ボスやんが「どこの馬の骨ともわからんヤツが」ってキレたんじゃないか、

手塚治虫先生の「どろろ」や、それオマージュの「魍魎戦記MADARA」みたいなんじゃないか。

フォーカスライトの間の卑しい子って【百鬼丸】みたいに国作りのため、便利にスバースを使うための代償になってしまったんじゃないか。

そう、いくつか思うと、ボスやんの行動も「魔導」大戦も納得がいくんです。

危うく「赤ちゃんのときのソープ」は「処分、処理」は免れましたが、ボスやんは「何かしらの問題があり、処分、処理された → 脱出か、最期に意識を飛ばした」かしたんじゃないか。

(マグダルへの攻撃は出生時の自分と同じ目に遭わせたとか → めっちゃ強いはずなのに脳のシールドが外れなかった的な。)

その後、ペール会長とどう組んで、どのようにしてカリギュラの流体マント(?)みたいな衣装を手に入れたかは私にもわかりません。

『なんじゃないか』が多くて本当にごめんなさい。

ただ、初代フォーカスライトのお着物をサタネスに着せるのって、初代フォーカスライトとそのご実家が「トンデモ悪党」ってコトと背中合わせなのかなと思います。

だから、ボスやんはペール会長にはしごを外されても『あの子たちをエンドレスのもとに導く』ために淡々としていたんだなと。

長々と本当にごめんなさい。

月イチのおたのしみで連載を読んだあとに必ず読んでいますから、ご無理はなさらずに、ご自身のペースで書き綴って下さいね。

(名前を書き忘れたので、いちど、削除しました orz)
チーク さんの投稿…
ミス出禁 ^q^さま

?コメントを拝見していると、ひょっとするとSNSやオフ会でご交流がある方なのでしょうか。だとしたら大ボケかましている事にもなってしまい大変申し訳有りませんが、ブログでははじめましてとのことですので「どうもはじめまして!」

サタネスの着てるものがそういった暗部を暗示させるというのは大変興味深い気がしていますが一方、私の書いてることも適当なものですから、凄く外れていたらごめんなさいね^^;
でも話が違う!とミス出禁さんもお思いになったことは私もホッとしました^^;

ボスやんの服は多分マウザーが一時バッハトマにいたのでカリギュラが提供しているのではないかしら、と思います。
15巻でバッハトマ側で登場していますけども、彼はノイス・グリオノフが語るようにGTM製造に関わっているので、恐らく一朝一夕ではなく(遅くても)ブラック・スリーの頃からカリギュラが大きく関与しており、その関係でマウザーを通し、ビリジアン博士発明の液体金属を導入したのだと思います。今マウザーさんがどうなっているのか知らないですけど^^;
(急にバッハトマの仕事を抜けた!が出来るのかは謎です。それとも現在もAKDと平行して作業しているんでしょうか…。でもそれもあんまりピンとこないのですが。その辺りはディ・ヨーグンとの関わりについても勿論そうで、こちらは彼が主力GTM開発してますから、バッハトマを見切る気満々のビューティ・ペールともこっそり色々取引している可能性が高いはずなのですが…。)

しかし天照家に対し、どこの馬の骨とボスやん言ってた割に、ログナーと直接戦わず(その辺りは負ける可能性が高いと予想できるくらいには知っている)リィ・エックスや斑鳩を直接狙ったのは、実は彼の身近なところでの根深い執着心があったのかもなぁ…と思ったりするようになりつつあります。
はてさて、どうなんでしょうね?今後とも色々妄想してしまいそうですが、良かったら一個人の思いつきにお付き合い頂ければ幸いですm(_ _)m

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