ええ、とりあえずまず先に。
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11月号の発売前に永野先生からこんなツイートがあったため、今回とにかくファイブスター物語のネタバレだけはSNSで拾ってしまわないように、細心の注意を払って過ごしておりました…。
今月発売のニュータイプ連載は増ページに加え、カラーページ見開きもございます。以前「このエピソード、話はすっからかん」と嘘こいていましたが、11月号の「ショウメ争奪戦」の最終話でメガトン級の収束を迎えます。ご堪能ください。開いた口が塞がらないその快楽を! おほほほ〜!(永野護)
— 永野護作品公式アカウント (@naganomamoru) October 5, 2020
2020年の今現在ですと、今回2号連続での雑誌表紙にもなっている鬼滅の刃の連載を読んでいた青少年の皆さんはこんな我慢にも近い感覚で毎週を過ごしていらっしゃったのでしょうか。自分が思い出したのははるか遠い昔…1988年の3月のことでしたけども😅(いや、あの時は続きが来るのが恐怖で仕方がなく、毎月楽しみだったはずのニュータイプを手に取るのがとても嫌でしたけどね。)
なので雨の中(しかも電車乗り間違えもしました😅)雑誌を買って帰ってきた時はどういった展開がこの先待っていようとも、とりあえず素の状態で物語の続きが読めることにガッツポーズをしたくなりました^^;
さてさて、実際はどうだったでしょうか…。本編感想についてはこの先をどうぞ。
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読んだ直後自分はしょーもないことを思ったようで、「ずっと設定画で(2016年発行のDESIGNS6にもあった)描かれていたマドラの帽子(ナイトオブゴールド、もしくはMGPとでっかく書いてあった)に関するエピソードはなくなっちゃってただのフリフリファッションに合わない帽子になっちゃったのね」というのが私の第一印象でした。
嫌ですねー歳取るって😭
勿論単純にその後ファッションとしてMGPの名前が入った帽子がご登場するのかも知れないのですけども。ですが「プロミネンスはラキシスにを主として仕える騎士」という役割もなんだかぼかされててカリギュラ組にその役割を明け渡しているような感じすらしました…。
しかしこういう形となると、やっぱりあの三人が「クラック、パゴナ・ヘルバード、ヘルトバード・ゴドラ」なんでしょうね。(クラックはともかく、後の2人についてどうしてそう思ったかについては以前こちらに書いたのでどうぞ。)なんですけども、副業ありのミラージュ騎士ってどうなんでしょう…。それも単に騎士とかでなくGTMガーランドとしてもありになってしまうので、マウザーはAKDに籍を置きつつ、一方で他国向けのGTMを作りつつ、ということなんでしょうか。
マウザーは7話「壊れゆく世界」の中心人物、4100年に向けての悪役と書かれていたDESIGNS4の文言もこれでなし?いや、役割同時進行でいけるのかも知れませんけども、ミラージュしながら他国で…というのは想像がしづらいなぁ。そのあたりは謎にすべきなのか失望とすべきなのか分かりませんけども、とてもクエスチョンマークが大きいです。
しかも超帝国皇帝たちって、想像を絶する美形ばかりだったDESIGNS5に書かれていたので、そういう意味でもマウザーはちょっと想像と違っていました(オイ)でもそうなると、カリギュラさんたちの中に、他にもそういった人物が何人もいるということですよね??
加えて自分の理解力が足りていないのですけども、今回の件でシステム・カリギュラ全員がラキシスに仕えるということではないですよね…。それともビリジアン教授なども含めて全員がそうなるのですか??そうでなくてメンバーの一部ということになるとまた、LDI20を成敗にしに来たようにまた別の誰かが刺客に来ることになりそうな気もするけども。
まぁそういった、能天気にランチの食材ゲットしている人たちは脇に置いておくとして😅それを見ていた人たちもこれまた「遠足に来ていた人たち」だったのですね。はた迷惑な遠足だなー…。娘(あるいは部下)がショウメを狙ってこちら側の世界に来そうだから様子を見に来たということなのでしょうか。
そしてついにご登場しました大君主バフォメート様。そういえばこの方の真のお姿は炎の女皇帝関係や彼らとともに登場するファティマに付いているマークによく似ている気がするのですけども、一体どういうご関係なのでしょうね??(ヴィーキュルと人類との接触は9巻にも見られる通り確実にあったわけですけども、もっともっと結びつきが深いのかな…。)
そしてメチャクチャ強そうだけども😓一応、神々に属しない彼がつい未来から手を出してしまった。その結果神(ルシファ)からの攻撃を一瞬でも時間稼ぎに貢献出来、結果としてラキシスが無の神ルシファの手に落ちずに済んだというとになります。ある意味彼はジョーカー太陽星団の歴史を守り抜いた功労者ということになるのかな…。(それとも大君主は神々側の歴史を変えてしまったか。ラキシスがいなかったらカレンもおらず、世界そのものが無になっていた可能性が高いからです)
連載中断時に掲載されていた二ヶ月分のDESIGNSを読んでいたときにも思ったのですけども、カレンの夫URIは全世界を壊滅させることを目的としていましたし、「全てについて公平であるならば、無が一番である」というのが神様アマテラスの理屈でもあるのかな。それに対して「世の中は全て不公平。例え争いが起きたとしても、また命ある世界があらゆるヒエラルキーに準じどんなに不浄であったとしても、全てが存在し喜怒哀楽の中に生きていく世界」の代表がラキシス?ちょっと菩薩様みたいな感じですけども…。まぁ神と仏みたいな感覚で今後もFSSを読んでいけば良いのでしょうか。
だとすると(ゴールが年表によって分かっているとはいえ)今後の2人には相当困難が待っているのも確かかもしれませんね。
そしてジョーカー世界のヒエラルキーを超えて誕生した結晶のひとつが、F1ファティマ達なのでしょうね。
「どんなに酷い歴史がこの先待っていようとも、それでも人は生きて、未来は続いていく」という将来に向けて。
大まかに感じたことはこんな風ですけども、一応他にも気になることについて簡単に箇条書きしておきますね。
・まさかファティマ・クーンがカタカナ喋りをやめたのは、こんどべつのかたがひらがなしゃべりをするためだったりしませんよね😅とはいえ初登場が「モラードさんの娘さんらしい」、ある意味懐かしいスーツ姿でしたのでちょっと嬉しかったです。
・「ばごぐぎぁごけでしにゃ」って何ですか??👽「ばご」が熊本弁の「とても」のような気がしたけども、それ位しか分かりません(まぁおしおきとかそれに値する言葉なのだと思いますけども)
・名前だけご登場してきたバランシェ・ファティマNo.27のカナハ。このあとキャナリア・アイデルマ(ナルミの娘さんでしたよね)のパートナーとしてマグダルの詩女時代に聖宮ラーンを支える人物となるはずですけども、それ以前、お針子さん時代の何かを自分のF1娘に引き継がせ、ご本人はやがてミラージュにいらっしゃるのね。
・しかしバランシェの才能を受け継いだとして、時空を超えるだけでなく時間を超え行き来出来る技術は更にF1ファティマの優秀さがないとこういったことは産み出せないのでしょうね…という気がするのですけども。(まぁおとぎ話なのでそのあたりは深く考えない方が良いのかな。)
・ムグミカ王女の話していた「時を駆け下りてくるひと」。それはF1ファティマの彼女たちであり、更に「ある登場人物に姿がよく似た」お嬢さんが代表格になるのでしょうね。今度は3235なのか、それともじーっと元ネタ(オイ)を見つめていた設定画のとおり、また近々ご登場なさるのでしょうか??
・そういえば今月号のお話を読んでいて古い本の表紙「キャラクターズ2」を思い出した方も結構いらっしゃるのではないかと思いますけども、あの時はファティマ・バクスチュアルが写っていましたけども、彼女にあった役割はこの可憐で素直なお嬢さんに受け継がれて、バシクはまた別の物語に用いられるのでしょうか??再登場自体は何度も先生から予告されていますから気になるところです。
・それにしてもお姿も性格もキラキラしていたお嬢さん、お母さんに全然似てなくて良かったですね😂
・表紙のおふたりはびっくり!ですよね。16巻が出る頃に発売されるのでしょうか。自分は恐らく見守るだけですけども、ある意味女性FSSファンが殺到しそうな予感を漂わせておりますよー!
今回のネタバレ付き感想については以上ですが、長くなりましたのでニュータイプ35周年アニメ・クロニクルなどについてのニュース系については、別枠にさせていただきました。
2020年秋冬はFSSイベント多数!
実はこの秋冬ファイブスター物語関連のイベントが目白押し。カレンダー順に整理しましたのでご利用ください。
表紙の2人やGTMダッカスも含めて、今後お財布関係が大変なファイブスター物語となりそうです…。
コメント
最後の最後も新キャラ!!
休載時のデザインにあったけど、
本編に出張ってくるとは思わんかった~。
GTMに乗れない某ミラージュ騎士の謎も解けたし。
そりゃ乗れんわな。
メチャ楽しかったですよ、はい。
でも今月号で一番印象に残ったのは浮遊上のシーンですね。
まさかスペクターのあんな凛々しい横顔が見られるとは。
あと天照のあの台詞は、怖いなー。
天照と(フォーチュン)ラキシスは「対」の存在というか
立ち位置が違うんですね。
(花の王宮での焔の女皇帝の言葉にも繋がるし)
永野先生は「このエピソード、話はすっからかん」と言ってましたが、
ここだけで十分濃いですな。
コメントどうもありがとうございます+お返事遅くなってしまい申し訳ありません。
このエピソード は多分、6巻の浮遊城の力の喪失と反乱の時と同様に、また何年も経ってからああ、と読み返したくなるものかも知れませんね。確かにスペクター凛々しかったですよね。(そういう事出来るんだとも思いましたが💦)
しかしヴィクトリーでっかいですよね…。GTM乗れないのは多分でっかいから→だから7本指のあの手もヴィクトリーだろう(新設定画のレディ・スペクターも指7本だし)という感じを得てましたけども普段は素手でGTMとも戦えそう😅ワイルド一直線なタワーが彼の前では妙にしおらしいので尊敬できる人物という事なのでしょうか。
次またいつ出てくるのか分かりませんけども、折角なのでラキシスとの出会いと対立(お話の展開からしてゴリリダルリハのように何らか衝突は一度はあったのだと思う)と和解と彼らのミラージュ入りは見てみたいと思っています。