TOHOシネマズ日比谷でのファイブスター物語+ゴティックメード、万感の思い。

 
 遅くなってしまいましたが 6月19日(金)TOHOシネマズ日比谷での劇場版ファイブスター物語+ゴティックメードのドリパス再上映にでかけてきました。
 TOHOシネマズ日比谷は2018年春にオープンした東京ミッドタウン日比谷内にオープンしたシネマコンプレックスです。
 私は以前「さよなら日劇ラストショウ」(2018年1月29日。有楽町マリオン内にあった東宝系映画館3館のクローズイベントとして劇場版ファイブスター物語がフィルム上映されました。その時のブログ記事はこちらからどうぞ)を観に行ったときに、日本を代表する映画館が今度日比谷に移転するのだから、はやくゴティックメードもドリパスでここに来ないかな?と若干期待をしていたのですけども、実際には2年かかってしまいました。
(余談ですが今度7月にはTOHOシネマズ池袋が誕生します。昨年12月に行われたHUMAXシネマズ池袋でのFSS+GTM再上映がとても美しい画質で感激しましたからここでの再上映を望んでいるのですが新しい映画館もそれはそれで気になりますね^^;いつか行ってみたいです)
 でもこの、古くから東京の映画館と言えばこのあたり!という立地で、しかもファイブスター物語とゴティックメードが両方上映される事そのものがとても嬉しかったので、ドリパスで告知されたとき、私は同日開催のTOHOシネマズ新宿の方が自宅から圧倒的に近かったのにも関わらず脇目も振らずに速攻でこちらを買ってしまいました。
※尚「劇場版ファイブスター物語+ゴティックメード」再上映は現在9箇所分(札幌発売中。25日から沖縄が発売されます。)行われていますが、まだ26箇所予定されています。北海道から沖縄までカバーされておりますので気になる方はドリパスでファン登録をしてメールで開催予定日が届くのを待ちましょう。このブログでも情報が分かり次第お知らせする予定です。(上映予定劇場についてはこちらからご確認下さい。
 最初の画像はTOHOシネマズ日比谷の入り口です。
 ここ映画館なの?と思ってしまったくらいに大変静か&なにせミッドタウンの4階ということもあり、とてもおしゃれなショップやレストラン群を通り抜けていく構造となっていて少し気後れすらありましたけども、ロビーが他の劇場に比べても大変広くスクリーン会場まで奥まっているため、ゆとりある印象でした。
 TOHOシネマズ日比谷には、館内にこれまた上品?ながらも立派なゴジラ像があります。新宿のはザッツエンタメ!という感じですがこちらは映画の歴史の見届人(人じゃないけど)といった印象でした。

 今回ドリパスであるという掲示があるのはこの入り口だけだったのでちょっと分かりにくかったかな。(尚、入り口ではチケットの確認のほか、アルコール消毒および非接触型の体温測定がありました。入場自体はスムーズでした)
 あとGoogleマップの口コミで事前確認していたのですけども、飲食売店が広い割に現金レジは少なく、4分の3は電子決済のみ。なのにキャッシュレスでも相当進行が遅くて待たされるのも評判通りでしたのでなにかお飲み物をお考えの方は要注意です。
 でもここでの不満はその点くらいかな。「とにかく素晴らしく見応えあった上映会」でした!
 現在COVID-19の影響で今回「スクリーンの半分しか座席が販売されず」完売だったのにも関わらず左右前人がいない状態でした。それでも179席ありましたけども、行けた方は大変ラッキーだったと思えるほどでした。ゆとりある状態で映画が鑑賞できるのも嬉しいですけども、TOHOシネマズさん画質頑張ってました!ゴティックメード大変美しかったですし、(今回もかなり情報量が多く、細かいピカピカが映え良く見えました)かなり後方で見ていましたけども全くそれを感じさせない、とても見やすい劇場でした。
(ただし席にたどり着くのにものすごい傾斜で、席についたときは息が切れるほどでした^^;こんな経験もまたはじめてでした…)
 今回画質が良い上にしかもドルビーアトモス9.1ch特別版でしたので音響も弱音及び抜けがすっと聴こえてくる(私個人は大音量以上にそちらに重きをおいてたりしますので音に関してはご感想は色々かと思いますが)ので、観ている間またしても興奮しっぱなしでした^^;
 本当、素晴らしい劇場環境で観るゴティックメードって、えらく満足度が高いので、又この劇場でドリパス再上映があったら真っ先に日比谷でのチケットを買い求めるだろうと思います。

 ただ劇場版ファイブスター物語については今回全くノイズがなく、(私はドリパスや先に上げたイベントなどで4回再上映を観ていますけども、全て所々画面や音にノイズの入るフィルム上映でした)ゴティックメードと比べると色合いや、鮮明さという点でいくと全体がややぼんやりとしているような気がしてしまいました。
 単に昔の作品(1989年公開)ということだけでなく、今回35箇所も上映されるためフィルム形式ではなくデジタル→ブルーレイ上映だったのかな?と私は訝しんでおります。
 半年前、前回のHUMAXシネマ池袋での再上映では時折ノイズはあってもそういった事は感じなかったので、もしもまたこういった規模での上映が行われる可能性があるのならば思い切って劇場版ファイブスター物語も4Kデジタル・リマスターでもしていただきたいなぁと思ったりもしました^^;(オイ)
 今回での鑑賞から、こちらの記事のように、35mmフィルムだと6K相当の情報量があるというのも何だか頷ける気もしました。
 とはいえこのW上映をご覧になった方だけが気がつくという、劇場版ファイブスター物語とゴティックメードとの「とある繋がり」をこのあと全国32箇所での劇場でもご覧いただくことができるわけです。料金も2作品分ですが、その価値は大いにありますので是非皆様にもスケジュール等調整して頂き、W上映ならではの面白さを堪能していただきたいなと心から願っております。
 またそこに気が付かなくても、違うお話として捉え「同じ作者の新旧作品」として、はじめてご覧になっても楽しんで頂けるのではないでしょうか。
 私も残りの27箇所の再上映スケジュールが発表されたら、違う何処かの劇場にも足を運びたいと思います!
(その時はCOVID-19が収まってオフ会が出来たら…とも思うのですがそれはさすがに難しいかな。こういった状況のため殆どお知らせしてなかったのにも関わらず今回お声かけてくださったタイヤさんどうもありがとうございました!)

 追伸。
 あ、そうそう。今回W上映を見て感じたことのひとつですが、「今月のニュータイプ に掲載されているあのヨーン・バインツェルとちゃあ・てぃは永野先生がこの35箇所全国再上映に合わせて作品リピーター向けにご用意してくださった映画の新しい楽しみ方ではないか」と勝手に確信しております。
 映画のラストシーンは、やはりこの二人の結婚式の直後といった感じ(3075年?)ではないかと…。
 だとしたらヨーンの言葉遣いが現在に比べて随分とラフ(或いはワイルド?)なので、単にちゃあと懇意なだけでなく次のお話「カーマントーの灯火」で彼が遭遇する状況が今までと随分変わってきそうな予感をさせますけども。
 尚ちゃあ・てぃとクリスティン・Vは同い年(2968年生まれ。DESIGNS4参照)ですので覚えておくと色々便利だと思います^^;
 え?それって何のこと??と思われたあなたは、良かったら現在発売中のニュータイプ7月号を是非お買い求めになって下さいね!
 ラキシスが表紙ですしマルチクリアケースの付録もありますし\(^o^)/連載未読でもとても楽しめると思いますよ!

コメント

ちそう さんのコメント…
楽しそうな映画レビューありがとうございました。
前回コメントお返事下さったのにすみません、私はドリパス赤池方面を取りました。
マスク当然必須ですけど咽カラカラになるのが目に見えております。
日本はコロナ相当落ち着いて来ているといえど世界感染者900万人超えという数字…気は抜けれませんよね。

「ゴティックメード」昨今若い子がチラホラいるのを見て嬉しく思う反面、
今のFSSファンって何歳が多いんだろう…と思う事があります。難解な作品である事、人を選ぶ事は確かですが非常に壮大な話で永野先生の極上のデザインセンスを見ないのは損だと思ちゃうのですよね…

今若い人が漫画を買う時に何を見て買うかという話で電子書籍、漫画アプリが主流になって
しまったので 表紙(絵が好みか好みじゃ無いか、世界観が何か解りやすい物)
タイトル(タイトルが長くて内容が全て解る物)が選ばれやすいという話を伺いました。
FSSは電子版が無いのと正直タイトルだけで解りにくいですよね、あと単行本にあらすじもありませんし…(帯には簡単についてますけどコレ連載読んでいる人にはわかるだけで…)
それが書店で働いていた時、問題になってたのをちょっと思い出しました。

私は「若い子おいでよ。」感覚ですが どう薦めたら良いか非常に難しいですね。
長文失礼しました。
チーク さんの投稿…
ちそう様
 どうもこんにちは。コメントありがとうございます。
 他の方、お若い方、あるいはご友人などにファイブスター物語をおすすめしたい…という思いはいつだってあるのですけども、私個人はその点については殆ど諦めております。いや、家族にも指摘されたことがあるのですが「踏み出すにはあまりに(私が)ハマりすぎてて傍から見ていて怖い」だそうです^^;
 例えばTwitterなどもそうなのですけども、ジャンルによってアカウントを分けて展開している方も多くいらっしゃるかと思いますけども、自分の場合はこのブログを始める以前からTwitterをしていたため、フォロワーの3分の2位は「別の趣味、あるいは全くFSSとは関連していない」方が占めています。
 そういった人の中には私がFSSの話をしだすと夢中になって迷惑な場合も多々あるかと思いますけども^^;でも「そういった事も私」であり、「具体的には分からないけれども楽しそうに何かをやっている」のにノイズであると分類する、あるいは邪魔だというお考えの方は多分私とは根っから合わないだろうとも思っています。
 そして私はお若い方に何かを薦めるには年を取りすぎているので^^;もちろん聞かれれば喜んで色々考えた上で答えますけども、そうでない限りはうっとおしいだろうな、というのが先に立ちますね…。
 老若男女問わず、誰か悩んでいる方にもしかしたらFSSのことで何か聞いてもらえるように、普段このブログで楽しく過ごしている、という風にしているのが今の最善かな、と思っています。


 今回のW上映とても楽しく過ごせましたので、どうぞちそう様も赤池でワクワクしてきてくださいね!ちょっとコロナウイルスの雲行きが怪しくなってきたので、マスクと手洗いは手放せないかと思いますけども、(会場でも検温があるはずです。スマホみたいなものの前に立つだけで終了でしたけども。)その甲斐はきっとあるのではないかと考えています。
ちそう さんのコメント…
本日赤池でW上映観て来ました。チーク様が記事に書かれている様に
劇場版ファイブスター物語の「全体のぼんやり感」は私も感じましたが
大画面で観れた事に大変満足しています!
観に来てる方の年齢層は30~50代ぐらいの人を多く見かけ、男性が圧倒的に多かったです。
今回観に行って上映後、拍手があったのが嬉しかったです。
ドリパス記事にしていただいて本当にありがとうございました。
もう、久々の外出でした…。速くコロナ収まって欲しい限りですね。

チーク さんの投稿…
ちそう様
どうもこんばんは。赤池の上映楽しんでこられたようで良かったです!
年齢層は会場によって色々みたいですね。確かに秋田とか仙台で観に行ったときは男性が多かったように思いますけども、東京近郊だと女性の比率が上がるように思います。お若いかというと…多分自分の世代前後が中心となりそうですけども。
拍手があったというのは嬉しいお話ですね。
SNSなどではじめて映画をご覧いただいた方のご感想を楽しんでいます。ドリパスの普及とともに他の過去作品も定期的に上映されたり、ゴティックメードの噂でふらりと観に来られる方が増えるといいなと心から願っております。

ブログは現在更新に悩んでおります…いや、今月号の「ファティマの子どもたち」自体は驚きつつも受け入れられるのですけども、DESIGNS6の令令謝と零零の説明がこれらと矛盾しているような気がするのです…(DESIGNS6では零零はバランシェ・ファティマのように読めるのですが、先月号でクリアランス変更になりましたし)
その時とは設定が変わったのかな?うまく説明できずにおります。1

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