ニュータイプ10月号ネタバレ付き感想(後)~FSS本編・ウルトラ母に見えた^^;の巻(2019)

 
 前編のGTMカイゼリン編から物語本編(とファイブスター物語15巻にかかる特集部分)についての後編に(どうにか)うつります。
 先ごろ更新された永野先生のホームページには2019Autumnとなっているのですが、ニュータイプだと「今年中」の発売となっていますねFSS単行本15巻^^;
「ゴティックメードで謎の男を演じた三木眞一郎さん」がインタビューでFSS15巻分のゲラを読まれているということなので、あと本当に表紙だけなんですね…という気分は感じられます。14巻のときは宣伝の時間も取られたみたいなので、だとすると年末にGTMカイゼリンと一緒にドドドっとなだれ込むような感じなの…かなぁ(でも連載普通にしているので、どうぞご無理なさらずに…)

   ~この画面は広告です!~
 表紙のデモールSBB-00が実際に雑誌を手に取ると意外とぼんやり目に映ったのも私には意外でした。
 夜、もしくはシールド空間に対するカメラ撮影演出風(たしか暗いところを高解像度のフィルムで撮影するとぶれにくくなるけども全体にノイズがでるんですよね)なのか、それとも単行本にこのシーンが入るということで、そのコマをNT表紙サイズに合わせ、画を拡大した結果なのかは謎ですね。
 この表紙がえらくカッコいいことには間違いないですし、永野先生こういう場面画も大きなサイズで描いているはずですからぼんやりして見えるのはあくまで意図的な演出であって、決して後者ではないと思いますけども…。
 あとホウザイロ2がヨーロッパで出回っている(最近日本でも見かけますが)茄子みたいな色合いですね。(このGTMもともとイアン・ケーニヒが乗っていたものですよね。バキンラカンに帰ってきてカラーリング変わったのかな?)

 そして本編なのですけども…
 実は、この間の六本木ゴティックメードのオフ会でこの展開をズバリ当ててこられた方がいらっしゃっり、まずその方の仰っていた通りになっていることに読んで非常に驚きました^^;
 ○○さん凄いなぁ!と拍手喝采しつつ、平凡な思考の持ち主にはそんな蘇生法あるんですか?としか自分では書きようがないのですが…ゲームやSF映画的には割とある話なのかなぁ(良くわかりません^^;)。
 あと、この時点でFSSの登場人物は2割も出ていない、というあの方の言葉にまたしてもぶっ飛びました…。
 もともと私は固有名詞を覚えるのがとても苦手で、幼い頃にFSSにハマってからは極力そちらに、持ち合わせのない私の貧弱な脳みそ突っ込んでいるのに、現在でもあんなに膨大なFSS世界なのに、未だに、2割なんですか^^;^^;…(でも現時点でFSS検定とかもしもあっても、とても平均点なんぞ取れませんよ^^;)
 まぁ歴史上の人物がウン千年分+星5つ分の国と人口があるんだからそりゃそうかと思いつつ、果たして永野先生の頭脳からファイブスター物語の連載画面に現れるのはそのうちどのくらいなのか、と考えてしまいました^^;どなたか断片でも記録しててくれないでしょうか…
 流石に今から残りの8割に相当する人物像が全員お話に出てくるとは思えないのですが。勿論そうなればとても嬉しいけど…。

 しかし色々なことが今回も目白押しで、なんだか私にはウルトラの母に見えた変身も有りましたけども(多分頭の形のせい、10分という期限付きもその印象を後押しさせてるのでしょうけども私はウルトラの母、九州のショッピングセンターのモデルでしか知らないです^^;
 4mくらいの派手なウルトラの母(違う)に驚きながらも、でもそれにしてもなんだか今回のお話そのものに違和感を感じまくってて…いつもよりもプラス何回か読み直して(ネタバレ付き感想にしては時間がえらくかかりました)なんとなくモヤを掴むようではあったのですがその原因が「皆さんが考えていることがバラバラ」なのかな、ということに行き当たりました。
 さっきまで敵味方であったはずのカリギュラ勢が、かろうじてその何千年分の積み重ねからくるチームワークをそれなりに見せていますけども、彼らにしたって状況を勝手に分析していますし、ラキシスも何か理由があるはずなんだけども全く動かない。(とはいえ神々の視点をこの時点で持っているわけではないので、以前のサタン襲来時の経験から状況のおかしさを導き出しているような感じなのか?)そうしているうちにショウメの話している通りに時間の経過に伴ってどんどん形勢が悪くなる中…へ??という感じで突然(ちょっと唐突かも知れないレベルで)真のあの方が目覚めたといった処なのでしょうか…。
 でもそうなると、8月号の時点でここでその場にいた全員が普通に攻撃していたとしたらあっさりカンタンに撃退できて元の世界に戻り、めでたしめでたしくらいの状態だったのでしょうか^^;
 世の中そうはいかないものですね…。

 しかし彼女、目覚めるのは良いんだけどスパークや狂ったあの人や超帝国騎士プロミネンスの人格までも(存在してたという自覚はありつつも)なかった事になり、すっかり葬り去った感じなのが非常に気になる…。
 え??この間の子作り…殆どレ○プ参戦までも闇に葬っちゃったの^^;
 今後デコースさんに会っても「あなた誰?知らないですわ~」とか言うんでしょうか^^;(人格的にはスパークな時も時折残るとdesignsにあるけど、彼を襲った人物はスパークではなかったはずだから)

 お話としてはこんなところなのですが、もう一つだけ気になったことも。
 マウザーさんコロコロ態度が変わって面白い、これならミラージュ入りでも凹凸的なかんじでLDIとコンビ組めるという考えもきっとあるかとも思うのですが「偏見がないのが美点」と自ら言うのはどうかな…だって彼らは庶民と会ったりしないだろうし、ヨーンと戦ってたときもなんだか凄くふざけてたじゃないですか。それを「人間含めてなんに対しても偏見がない」と言いたいのだったらなんか違うよなぁ…偏見がないというのは自分が興味を持った対象だけじゃないの??とつい思ってしまうのも確かです。
 18年9月号でファティマ・ベルダが自分の主人のことを「勝ち負けのこだわらない負けっぱなしの人生」と捉えていたことを思い出します。彼は自分にとっての面白い方を選んでいるつもりが流されて結果損をするタイプ…なのかな??
   そして負けっぱなしの結果がミラージュ入りなんでしょうか?でも「負けっぱなしの悪役キャラ」がミラージュ騎士団って…それなら勝ち組でないの??

 うーんと首をひねりながらも…。
 これはあくまでへっぽこ一読者の感想文。
 大分遅くなってしまいましたけども、今月の分はこれにて!(あーなんとか10日中に出来た…。)

   ウルトラの母(だから違う!)についても思うところがあるのですがこちらについてはまた後日(近いうち)書くことにします。
↑(9/12追記)
 出来上がりました。
 へっぽこコラム「ウルトラの母から別のことを思い出す」をどうぞ。
 (9/13追記)
 今月号の余韻を、映画館でもいかが?ゴティックメード再上映が10月下旬~11月にかけ新たに6箇所組まれました。(仙台、富士見、柏、梅田、高知、大分)
 詳しい日程などはこちらをご確認下さい。チケットは明日14日午前からの発売です!(劇場により開始時間が異なります。) 

コメント

海老 さんのコメント…
お久しぶりです。
いつも、自宅だったり仕事場でこそっとだったりと、拝見しています。
今月号も盛り沢山でしたね。教授もついにミラージュ入りしましたが、ヨーン君と同じで天照直ではないんですね。(ラキシスガードがまた一人)
マドラさんは、プロミネンスなくなっちゃたらどうなるのかな?と思いました。
完全体マドラは覚醒プロミネンスより強い?
チーク さんの投稿…
海老さま
コメントどうもありがとうございます。職場でって大丈夫でしょうか^^;(変な心配を…)
マウザーさんのあれは…確かにこれでミラージュ入りと十二分に取れるのですけども、難しいなぁ(御存知の通り私自身は未だ否定的なのです。)
 …海老さんのコメントを読んでそういえば、と思い起こしたことがあり、コメントを書く前にDESIGNS4を読み返しました。その辺りと「陛下のために生き陛下のために死ぬ」ミラージュは成立するのか??というのが今もっぱらの自分内の話題です^^;
 LDIは見事なまでにそれに合致する(女子高生キャーキャーモードであっても)から良いんですが…。
 それはそうと、どうしてマウザーさん今回脱いでるんでしょうね^^;サービスシーンなんでしょうか(オイ!)いやそのうち彼も姿変えるのかもしれないんだけども…そんなに急激にチャージできるのかしら?

 そのあたりのことはもうちょっとしたら纏めて何かに記すことにします。DESIGNS4のあとで「お話のシナリオが変わった」のならばもうお手上げなのですが、3100年彼がどんな立場で悪役しているかはとても気になるところです。

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