「ウルトラの母」から別のことを思い出す。

　あれは「変身」だと。

　これとはまた別のことをここでは触れていきます。
　システム・カリギュラさんがあちこち物語に出てくるようになってから私が何度となく思ったことがあります。

「バランシェさんどういう事由かわからないけれども、彼らと接触することがなかった（あるいは出来なかった）のは非常に不幸だったのではないか？」
（LDI20が13巻でも話しているように、バランシェは彼らにとって当然興味の対象ではあったはずですけどもカリギュラ側から接触できなかったと言ってるのだから相当大きな力が働いていたのだと思いますけども…）

「もし出来たなら、バランシェもとりあえず天照を追いかけて長い時間を生き、彼の色々を更に研究することは出来ただろうし、カリギュラの研究も知ればそこから更に化学反応が起きて色々な発明とか出来たのかも知れないのに！」

　そこから今月号の要素が更に付け足され…

「ほら、今回の変身だって、バランシェさんが見たり関わったりすれば…」

　となった時、「！」とあることを思い出し昔の（ホチキスで止めただけで整理されていない^^;）ニュータイプの切り抜きを引っ張り出してきました。
　変身という言葉にデジャブのようなものを感じたからです。
　それは2013年10月号のFSS連載分のものでした。
　表紙はファティマ・タワー…当時のへっぽこ感想文ではなんにも思わなかったのかその項目についてはスルーされていたため^^;現物をお持ちの方は引っ張り出して読み返してみて下さい。

　
　タワーは現在、モラード・カーバイトが製作中で、ショウメの命の水を使うようにとの詩女ムグミカの預言を受け、詩女フンフトとともに現在聖宮ラーンにいます。
　そしてその直前、モラードはLDI20に、彼女が知りたがっていたショウメについて、自分の知っていることを教えたため、モラードはシステム・カリギュラの根幹とも言えるパーツ？を渡され、フンフトはその付け方について知っています、手伝えますよと彼に伝えている…。
　
　なのですけども、これ、モラードさん、自分に使わないでタワーに使うんじゃないですか？？

　と思うのです。元々あったお話ではモラードはバランシェと同じファティマ・ボディに移植してもう少し長生きする（でもバランシェと同じやり方なのであとワンディケイドくらいしか生きられない）事になっていましたが、DESIGNS5のえらく若返った姿から^^;彼はカリギュラ入りするんじゃないかとやたら言われているのは承知しています。
　その元になるものまで彼は貰っちゃっていますしね…。
　
　でも延命と、不老不死（に近いよねこの際…）では全く叶うものが異なります。
　モラードさんのシステム・カリギュラに対する批判は至極まっとうなものだと信じていることもあって、皆さんがモラードがカリギュラ入りするんでしょう？と聞かれるとかなり辛いものがあった（結局はそちら側へ流れていってしまうのかという思いも含めて）のですけども、今回のLDI20の「変身」はひょっとして違うのでは？という可能性を私に与えてくれたように思います。
　ただでさえタワー、命の水を与えられる時点で科学の域を大幅に超越しています。更にほんの僅かな者しか知らない、カリギュラの技術が投入されたら一体どんな化学変化が起こるのでしょうか…？？
　元々モラードさんの作品はエストの”シンクロナイズド・フラッター”からして「他とのコラボレーションでも有り、また他で再現不可能」ちょっと確実性とはかけ離れたもの、あるいは誰かとの協力で成り立っているところがあります。
　もしもこのへっぽこ予想が当たるようならば、タワーはジョーカー太陽星団における人類の不思議～ガーランドと詩女とカリギュラという相対しているものとかが結果としてタッグを組んで一本化され、更にセントリーからの贈り物、命の水を与えられジョーカー世界の祝福を受ける調和の塊のようなキャラクターということになります。
　そして彼女はラキシスを護るためにカイゼリンと共に天照のところへと旅立つ…。

　さてどうなんでしょうか^^;
　ただこのへっぽこ案が受け入れて貰えそうならば、となるとDESIGNS５のモラードさんはやはり「ファティマ・ボディに移植されたあとの彼」ということになるかとも思います。（元々設定画にはブルースーツのエストが隣りにいるから、3060年前後ということなのでしょうか？バランシェは移植をクーン・パルテノ・マージャに担当させていたので、元々移植を彼女が手掛けたのかとも思っていたのですけども…。）
　その頃にモラードさん、タワーの仕事が終わって一段落して、彼女の行く末をもう少し見届ける気分になったのでしょうか（それは友人の作品であり、あまりに大きすぎる責務を背負ったラキシスを追うことでもある、その辺りはDESIGNS2にも書いてありますのでどうぞ。）
　カリギュラさんがあまりに長命であり、また最近人が亡くなる展開も少ない（私個人としてはそのほうがありがたいけど^^;）ので忘れがちなんですが、一方で世代交代が着々と進むFSS、モラードさんの「命あるものを非常に大事としている、誠実な」人柄は変わらないでもらいたいな、という思いとともに今後の行く末を追っていきたいと思います。
（私が一番好きなキャラクターですしね！^^;）

　しかし同時に私はこうも思います。
　バランシェがシステム・カリギュラと接触できていたなら…「愛してるけども同時に打倒しなくてはとも考えていた」天照を圧倒する為の存在を、より確実な手法で産み出すこともひょっとしたら可能だったのかな…今となっては本当、分かりませんけどもね。（クローソーが保険的に用意されたけども、彼女はその選択肢を取りませんでしたものね。取るわけないでしょ！とも言えるかも、だけど…。）
　ジョーカー太陽星団、よく出来てますね^^;やはりゴットオブファイブスターストーリーズの思し召しなのでしょうか？？

　個人的追伸
　今週末からちょっと数日間忙しくなり、ブログのコメントやSNSでの反応が薄くなりがちになります。何とかブログの題材も少しは掘り起こしできたら良いですけども…すみませんが暫くの間よろしくお願い致しますm(__)m
　と思ったら明日からゴティックメード6箇所追加販売が入りましたよ^^;（大分、高知、梅田、柏、富士見、仙台）はじめて知った方はこちらからご確認下さい。

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