ニュータイプ6月号ネタバレ付き感想~思いがけないめぐり逢い、の巻。(2019)
元号が平成から令和と移り変わり…といういつもとちょっと違う春になっていますけども、永野先生が自ら声明をSNSで出すという驚異的な出来事が駆け抜けていったためか、そのあたりも特殊な季節だと感じてしまうこの頃です^^;(これはSNSをされていない&最近ちょっとネットから席を外していた方ですと、全くご存じない案件であると思います。昨日別記事で更新しておりますのでそちらをご参照ください。)
さて連休明け直後でしたので、果たしてファイブスター物語の連載はどのくらいあるのかと思いましたけども、ちゃんとありました。ご安心ください^^;(休載はしないと思うと書かれていた事もあり掲載されているとは思いましたけども、2~3ページでも連載ですからね…)
読み終わってすぐさま、でも何故か私の頭をよぎったのが、(見ていないのですが)この映画のビジュアルだったのですけども^^;それは後々触れていくことにします…。
上手く書けないのですが読み終わってどこかホッとした読者の方も多いのではないかと思います。私も多少はそういったところもあります。
あの子は将来元老院議長になることがDESIGNS4で予告されていますけども、この感じならばフィルモア皇帝とクリスティン・Vと、(勿論政治としては時として対立することがあったとしても)手を携えて国家の困難に立ち向かえそうだからです。
先月号ではオドオドしているばかりのクリスも、少女らしい感覚を残しつつ12巻や13巻預言を受けた後の歩みをしっかり踏んでいるのだな、というのが分かったのもそういった安堵感を生んでいるのでしょう。
なのですが…話の大筋としてはそうだとしても、読み終わった私の中では特大のクエスチョンマークが2つありました。
ひとつは「ダイ・グがリリについて話しているのですが、クリスティンはフィルモア女王の存在について…そういった地位のめっぽう高い人間がフィルモア帝国内部に存在していることですらまるで知らないのではないかい??」という点です。
確かにダイ・グに休暇をもたらされたのは、裏で奔走したリリの政治的動きが大いに関係したと思うのですが、クリスティンが護衛に派遣されたのは帝国議会の意向です。それをダイ・グは勘違いしているのだと思うのですけども、いきなり「カーテンの奥の奥の人物」であるフィルモア女王がどうこう言われてもクリスティンはポカーン、じゃないか?
「ダイ・グの一言一言を覚えておいて」と言われているクリスティンが(恋心を完全に隠しきれない状態ではありつつ)ちゃんと聞いていたとしても、皇帝が国家の最大権力者であり、専制君主だと思っているだろう彼女にはさっぱり意味不明ではないかと思うのですがあとでその意味を誰かに確認したりするんでしょうか…
あともうひとつは、「あの子は…読み終わって何故か映画「翔んで埼玉」の二階堂ふみさんのビジュアルが浮かんできてしまった^^;あの子は、どうやってシャルデファーにやってきたんだ??」です。
ある意味詩女ナカカラからの預言をすぐさま有言実行しているので凄いっちゃ凄いのですが、ただでさえ戦火の広がるナカカラ王国への外部からの入国が大変困難であると先月号でも書かれているのに…。(あの出来事の後、彼女はアラン・リー・ファントゥとフィルモアに帰っているはずですよね)
本来は地位の高い存在ではあるものの、表向きには完全に伏せられている少女がたったひとりでやってきたとは思えず、だとすると裏で元老院が(別の目的で、あるいは萌黄グループでも氷グループとも連れだって)手を引いているのか?となると(本人の意向はともかくとして)油断ならない感じがします…今回の物語を監視している人たちとは別に、外からクリスティンとダイ・グを目撃して利用しようとしている帝国内部の人物がどこかにいるのかもしれませんね。
そして今回ダイ・グの口から少女とのつながりも明らかになったわけですけども、ダイ・グが彼女に対し「ずっと苦しんでる」と言っていること、あと少女の姿(丁度今月号にプリンセス・タイトネイブが一コマ登場していますけども、彼女は中学生の制服だ)を鑑みるに、どう見てもタイトネイブよりもずっと幼いよね?最近出てきたキャラクターだと、むしろニキータ・オージェにも近いくらいではないの?彼女自身も子供だと口にしてますし。
実の兄(?)は現在高校の生徒会長です。兄は2974年生まれで、DESIGNS6では2977年の写真でまるで双子のように写ってました。そこに写っている彼女は(纏められているけど)母似のゆるゆるな天然ヘアーですけども、今月号の彼女は(いや、今までもそうだけども)どう見ても直毛だよね。今考えたら色味も違うし…
今回クリスティンがダイ・グに髪のことを言われてますけども、髪型や髪の色は人間の印象を形作るのに大事なパーツです。勿論ファッションでいくらでも変えられるところでもあるのですけども、子供だと自ら言っちゃうような年齢の少女だしなぁ…
意味深なことをさりげなく話したダイ・グは自らの病気とともに、近しい存在であったが故に何か事情を知っているのだろうか。という風には感じられましたね。
(※この件に関しては追加で書いております。もしご興味ありましたらどうぞ。)
あとはいつもどおり箇条書きです。
・今回全く触れなかったカリギュラのメンバーについては「よく天照に消されませんでしたね」とだけ^^;まさかわざと見逃された訳ではないですよね…。
・しかし今回喋っている方はナカカラでアルルを監視していた人と同じ方のハズですが、帽子取ると意外と可愛いんですね^^;追跡してる人はちょっと怖いけども彼女も帽子取ると変わるのかな…
・今後決戦の予感(サタン関係、カリギュラ同士)を多方面から感じさせますけども、このままだと色々な人が巻き込まれそうな気が…さてまず、現在他国にいる剣の主(今まで出てきた面子とはまるで関わりがないですよね)はどういう経緯で出てくるんでしょう?
・明石のたこだー!パエリアだ-!でも調理してあの大きさって、元のタコ相当大きいんじゃないの?^^;とはいえ今回も食欲全開の回となっております。今度スペイン料理のオフ会したくなりますよね^^;パスタは私の愛してやまないお店があるのでそこで堪能しよう^^;(運が良ければそんなメニューもあったはず…)
そして最後にまたしても宣伝。(大変スミマセン)
もうあと2週間となってしまいましたが、5月25日(土)15時銀座・ヤマハホールでショパンに関するコンサートが行われます!
チケットはチケットぴあで発売中です。(Pコード:138-789 )
ピアノのショパン、ではあるのですが今回は室内楽的視点から珍しいショパンのチェロ・ソナタなどの楽曲、そして一度は是非聴いてほしい、「ショパンのピアノ協奏曲1番・室内楽版」がショパン自身が使っていた時代のフォルテピアノ、1848年製プレイエルの音色とともに当時奏でられたであろう響きが銀座に蘇ります!二年越しの企画がようやく実現します。
今回もへっぽこには到底考えられない程の豪華出演者!加えて当日は一橋大学の小岩信治教授による、わかり易くためになるレクチャーもございます。
もーし良かったら、是非是非銀座にお越し頂き、ショパンのイメージががらりと変わるであろう瞬間をご一緒いただけたら大変嬉しいです(といっても私自身は単なるいち観客ですけど…でも当日は勿論ホールにおりますので、遠慮なく声かけてください!余談ですが今回のタイトルは小倉貴久子さんのコンサートにてそのキーワードがよく登場するグルックのオペラから取らせていただきましたm(__)mオペラが元で作曲されたモーツァルトの変奏曲の動画もよかったらどうぞ。)
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