9月6日の北海道胆振東部地震により、怖い思いをされた方、あるいは電力不足の影響でご不便をされている方がこのブログを読まれている方にも少なからずいらっしゃることと思います。物流の回復までニュータイプの入荷も遅れる可能性も考えられますけども、どうぞ今後共余震にお気をつけになりつつ一刻もはやい日常が復元されることを心から願っております。
日本に住んでいるといつ地震にあうか分からず、東京もまずそういう事態になる日がくるのだろうと私も覚悟しています。今は日常の買い物で北海道の産品を買うとか、ポイントを寄付するとか、出来ることは限られますけどもいくつか気をつけて過ごしたいと思います。
さて今月号も新キャラクターやGTMも含めて何だかとても盛り沢山でした！
最終頁の方がすぐさま思い出せなくて、8月号を読み返すことになったのは自分も歳だな^^;となってしまいましたけども…（私みたいな方、もしもいらっしゃいましたら同じようにしていただければと思います。）
新しげな内容に関しては推察できそうなこともあったけども分からないことの方が多かったから（え？何もないところからただの一読者が何かを探り出そうとするのは無茶も甚だしいですよ。）それは最後の方に箇条書きにでもすることにして…。
今月号のファイブスター物語を読み終えてから私が大きく思ったことは2つあり、
「（自分も含めて）人って歳月が経過すると（当人はそのつもりがなくても）変わっちゃうのかな」というのと
「ファティマとエトラムルとの決定的な差…それが何なのかは今後物語で描かれるのでしょうけども、今の私たちにも突きつけられている何かに似ているような気がした」という感想でした。
ママドア・ユーゾッタさん本格的な実戦の経験があんまりなさそうですからテンパるのも無理はないのですけども、眼鏡っ子ちゃんがジャコーと共同戦線貼ってたときが懐かしくなってしまいましたね…悪い意味で。
「あの頃はオーロラとばっちり息があっていたのにね」という感じを持ちました。
この後彼女とも絡むことになるクリスティン・Vが…それこそ幼い頃から丁寧にドラマが描かれている、似たような年頃の人物と同じだけの時間をユーゾッタも過ごしていたはずなのですけども、比較してしまうのは申し訳ないと思いつつも、クリスティンは詩女の預言どおり「周囲から守られているのかな」とも感じました。
彼女は皇帝達や詩女さんや町も含めて、多くの人に心配され、見守られている。（その一方、潰れて消えてほしいと願っている向きも多いですが）
ユーゾッタはお若いのにバキンラカンを代表する騎士団長として、国家の顔としての責任が重くのしかかるのでしょうけども、功を焦るあまりかキツさばかりが目立ち、カイエン大好きの夢見る少女、でも一方落ち着いた物腰でもあった昔の面影はここではあまり感じられません。
周囲に彼女を叱咤激励する人物、いなかったのかな…。（※実の娘の人生を狂わせたからといってその反動のように今度は盲目気味に接していたあのジーサンじゃ駄目です、ハイ）
そんな印象が、彼女のオーロラへの対応と、FSS11巻でのビオレート・トライトンが発した忠告とがオーバーラップしてきました。
ただそれでも、今月号扉に書かれている通りであるならば、この先彼女が今の「負けん気と動揺とが交錯する状態だけ」でこの戦線にずっと当たっていたとしても（あるいはそれが予測不能な要素となって）謎のGTMに勝ちそうな予感を、説明だけでなく描かれている物語からもなんとなく漂わせています。
でもそれはその後のユーゾッタというキャラクターの成長となるのか？そのあたりは私の気がかりでもあります。
なりふり構わないのは14巻でのセイレイ王女も似たような感じではありましたけども、ただ彼女は彼女なりの物語と、そこから発せられた確固たる若い戦略があった。（動機は幼い難民の子供と、自分とのオーバーラップというものであったとはいえ、自らの地位も利用して戦争を止めようとしてたのは、確かにシャープな才です）
まぁ人の成長はどんなところに切欠があるのかわからないのも事実ですし、もう少しドラマを見守っていく必要がありそうです。
後者「ファティマとエトラムルとの決定的な差」は…えー、ベルダさんとエトラムルとの意外なつながりにも驚きましたけど^^;
エトラムル＋騎士の組み合わせが戦場を戦っている実際のシーンがまだないため、この先はユーゾッタとマヨール・レーベンハイトとの戦いぶりを観ていかなければならないと思いますけども、ちょっととあることを思い起こしました。
※そういえばマウザー教授は、はるか昔からの強力な騎士ですし、今の落ちつつある騎士能力としての状況ならばGTMはファティマじゃなくてシン・ファイアでも十二分に対応して戦えていたのだと思うのですけども、シン・ファイアとエトラムルだったらどちらがより優秀なのでしょう？
最近我が家に、こういったAIスピーカーが導入されました。
声掛けすれば二重のタイマーも出来るしニュースも読んでくれますし、冗談も話せば、ありがとうに対してどういたしましてと言ってくれますけども、ずっと天気予報では「秋雨前線」を「しゅうゆぜんせん」と発しています。訂正する気はないのかい、アレクサさん！と、ここのところ毎日思っているのですよ^^;
なんだよ人間のチェックが結局は必要なんじゃない！（当たり前ですが）と感じながら便利だから彼女の話す天気予報はすっかりあてにしていますけども…
これと似たようなこと、ファティマとエトラムルが例え同じだけの頭脳と処理能力を持っていても、「人間と同じ四肢を持ち、同じ目線で考え会話をし、世界を歩き観察し時にはKYもし、人の喜怒哀楽と業に四六時中付き合ってる」のと、「常にコクピットの中に収まり戦闘のときに人間をサポートするだけ」の存在とでは「気づきとそれに伴う（兵器としての）成長」が違ってくるのではないかという感じを受けています。
勿論ビリジアンとマウザーとヒュードラー博士はそこを改善しつつ、（とはいえファティマを上回ることは最終的にはないと思う）エトラムルの長所…短期生産やコストやメンテナンスや相性とかいう面倒臭さがない点を強調しながらも、やがては「（一番の要因はAKD大侵攻の影響による）ファティマの急激な供給不足」からエトラムルの方がジョーカー太陽星団の兵器として席巻していくことになるのだろうと思います。
まだそんな時代はやって来ていない？のかもしれないけども…でも3159年まではあと100年くらいしかない…人間で言えば一世代分くらいでしょうか。
そう考えると私たちの生活に急激に入り込み始めたAIも10年経ったらどうなっているか、でしょうね。このブログなんか木っ端微塵になるくらいの「正確さでは随一のFSS予想AI」が誕生しているかもしれないですし^^;いやもっともっと未知の分野に到達しているのでしょうか…。人類の仕事が何％か減っているとか。
でも私はへっぽこなのでさっぱり予想がつきませんね…。
今回はまた迷い道でしたけどもそんなところでしょうか。あとはいつもの箇条書きを。
・男爵さんがD5で登場していたときからその肩書は気になっていたのですけども、この方よっぽどのセレブリティだったの？だとしたらどうしてAKDを飛び出してハイドパイパーに入ったりしていたのだろう…。そしてメレトレちゃんとは幼馴染だったのですか！^^;
・そのメレトレさんは本当はヨーンに依頼したかったみたいだけどどうしてなんだろう。もう内側から破られているけども^^;AKDは原則この戦線不干渉ということだからミラージュは近づけたくなかったのかな。
・今回新登場のファティマ、イグリドさん…多分形式番号？からモラード・カーバイトの28番目で良いんじゃないかと思うんだけど…というかいつの間にかクリアランス表示形式変わってる！！（ラ・ベルダの件も含め直そうかな…）
・表紙絵、二つ名が新たにつけられたAFも多いのに、昔の設定画のままのイエッタと、思い切り略されたユリケンヌ、シクローン、モンスーンが可哀想かも。（D6で出てくるのかな…）しかし増えましたねフローレス（こちらより前記のクリアランス表記変更の方に私は頭を抱えてますけど…^^;）
・GTMホウザイロとオーロラはMH時代の感じをよく受け継いでいるような気が。あと72pのひとコマしか出てないけども、ネルソンさんのGTMは（多分）アルタイ。そしてアルタイ＝ガマッシャーン共和国のスコータイ＝ロッゾ帝国のシャムラでいずれもLDI20設計のGTMということは記憶していてもいいかも。
・ヒュードラー博士のドレスはゴシック調ながら意外とシック？と思ったら欄外にゴニョゴニョ書かれていましたね…。
・しかし小心者呼ばわりされている最終頁のひとも考えあってのこと…なんでしょうけども、さてさて彼らが来ない代わりに誰が来るんでしょうね…（勿論誰も来ない可能性もあるけど、背後にあれだけ動いてたら何かしらあるよね…）
そんな感じです。いよいよファイブスター物語15巻を彩る戦いの火蓋が切って落とされそうです！（というかFSS15巻ってどこまで収録されるのでしょうね…？）
と書いていたら、何だかドリパスでゴティックメード再上映のお知らせがドッカーンとやってきましたよ！！！
ドリパスにて、映画「花の詩女 ゴティックメード」のチケット販売情報が解禁されました。発売開始日は、会場＆上映日によって異なるようです。この機会にあらためてご覧ください！ https://t.co/H2p1qhh02t #FSS_jp— 永野護作品公式アカウント (@naganomamoru) 2018年9月10日
10月19日～12月1日まで、全国30箇所で予定されているそうです！
※あまりに会場数が多いので、へっぽこブログでも、各会場の上映日や発売時間をまとめた頁を作りました。（すべて9／13日チケット発売ですが、各会場で発売開始時間や、販売枚数など異なります。）
はしごなさりたい方、ご旅行プラン立てたい方はこちらもご活用ください！
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