「え、後1回ないの?」と感じたのは。

 昨日ニュータイプ6月号のネタバレ感想を書いて…そのあとも色々クエスチョンマークが広がってしまい、まるでうなぎ蒲焼のタレのように文章を付け足してしまいました^^;※更新時最初の方にお読みいただいた方大変スミマセン。
 さすがに日も変わりましたし、ちょっと追加ばかりはどうなのよ、ということで今回別枠にしました。

 今月号の連載でトラフィックス3・パルスエット編”二羽の小鳥”が終了してしまったのですが…(余談があるのかないのかは分かりませんけども、このままですとアクト4トラフィックス3は全て終了になり、アクト5スプラウト・ソングになるのですよね)
 読後すぐに思った「え、あと1回ないの??」と感じた理由を、連載分を読み直してその後色々考え込んでしまいました。
 そして自分がそう思ったのは主として2つ理由が有るように思えました。それは…
 ・結局次期皇帝と彼の祖母、剣聖慧茄が保護という形で収まったかに見えた二人の子供の行く末はしかし、ジークは家を出てますし茄里は現在バルバロッサ家のところにいるから結果的に家族バラバラになっている→特に茄里が母から引き離された理由が良くわからない。
 ・ジークがニュータイプ2017年11月号で「僕は赤ん坊のときに剣を捨てました」と言っているけども、その動機が判明しないまま物語が終わってしまった。

 ということなのかな…と。
 後者はジークが自分が本来つけられるべき名前のせいでそれを知る者にはトリハロンの幻影が見えてるみたいだから(ジーク自身にはわからないと思うのだけども)家族がおかしくなっていると言っていますけども、
 その名前で母や妹が「豹変してしまう」からジークは剣を捨て、名も受け継がないため妹に役割を押し付け家を捨て、更にバルバロッサが茄里を取り上げて家族がバラバラになってしまった…とするのはどうにか繋げればそういう発想も出来るけども、いささか変な感じが…
 ダイ・グとジークがカイエンと対決したとき既に彼は剣を持っていなかったですよね。
少なくとも剣を捨てる動機があるならば対決以前に何らかのドラマが有ると思うのですが(…例えば、おかしいんです、うちの家族と相談して詩女様に預言されたとか^^;、あるいはトリハロンの影を追いつつ彼が言うことを聞かないので母が剣で自分や妹を脅したとかなんか有るの?としか…映画ゴティックメードやヨーンのときのような明快な経緯がないですよね。)
 ※そういえばどうしてダイ・グとジークはカイエンと対決することになったんだろう?ダイ・グがカイエンを見て剣を取ったの?そちらも何かしら元々の理由があると思うのだけど…(リリをナンパしてきたとかも考えたけど^^;でもそういえばロードス公&エストが立会人までしてるしなぁ…)

 今月号の物語から展開としては勅命により慧茄とダイ・グに保護された→ショーカムさんお亡くなりに→その後の母子三人の行末はどうなって→現在のばらばら状態なのか?
三番目の部分が良くわからない。
 そのまま慧茄とダイ・グのところ…エラルド島に行ったのか、あるいは自分の家に帰ったのか。
 前者だと13巻の剣聖慧茄との3度の対決シーンも身近になるのですが、3番目の「あの子が生まれた後は目に狂気をはらんでいた」のことが良くわからないことに。我が子二人を守ろうとして、しかも1人はあの名前だから熱心なあまりおかしくなったということ?

 3035年の現時点で、ジークは妹に殺されかけてああなっているのに、今月号の時点では二人共守りたい存在であったはずのお子さんたちの筈なのに、リリはどうして今迄、茄里に関して一度も彼女の話題にならないのか?(ジークのことにはあんなに熱心なのに)
 兄に背負わされた名前のせいなのか、我が子ふたりを守ろうとする使命のあまり、引き寄せてしまった見えない悲劇の物語のせいなのか。
 何にしても「ショーカムさんがいなくなったあとのリリの行動が」今ひとつ分からないからこんな疑問を抱くのでしょうか。いやそんな描写は必要ない?私は広げられた新しい物語に飛びついてワクワクすればいいのかな…。
 そんな事を、「二羽の小鳥」ラスト、ファティマの大きな瞳を見つめながら思ったのでした。(そういえばネタバレ感想のとき全く彼女に触れなかったな…珍しく?甲斐甲斐しいのに^^;
そういえばこれは言っちゃいけないのかもだけど、ダイ・グのお父さん…慧茄とフィルモア3の息子さんなのに、ノーランド(ソリトー)さんショーカムさんと病気同じだったの?もし違っていたとしてもクープさん把握してなかったの?そして祖母の慧茄さんに伝えないのかな…)

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