日曜日に今年はじめてのF1を、中国グランプリの決勝を観ていました。(もう開幕して3戦目でしたけども…。)
フォーミュラ1では毎年(主として)スピードと安全面の観点からレギュレーション(ルール)が変わり、車はそちらの基準を満たしたものでないと走ることが出来ません。
今年からはドライバーの頭部をクラッシュからの飛来物から守るために”HALO”というひさしのような物が全車に取り付けられました。
このHALOが見た目がイマイチ、特にカメラマンにとってはドライバーのヘルメットや迫力を表現するのにも邪魔でしかないようで前評判は大変良くなかったのですけども実際にレースをテレビで見ている分には”あれ、そんなに気にならないかな?”位の感想が出てきました。Spotted: @ToroRosso's new Halo design 🧐— Racecar Engineering (@RacecarEngineer) 2018年4月8日
Check it out plus all the other tech updates from the #BahrainGP here ➡️➡️➡️ https://t.co/C33JWjzDCA #Formula1 pic.twitter.com/D3aDs7UxHB
勿論1枚の画でスピード感含む世界を表現しようとする写真にとって阻害要因であることには変わりはないと思いますし、実際にサーキットでフォーミュラ1の車が走っている所を観たらどう思うかはまた違ってくると思いますけども…これらはまぁ”大きな裏付け理由のあるデザインの変更”になるのだと思います。
しかしこの間のニュータイプ5月号のアルルの件は、そういったHALOのような形の変化ではなく、”現在走っている現役チャンピオンのベッテルやハミルトンのキャリアがいきなり…彼らが過去WRC走っていたとか実は1回もチャンピオン取っていなかったとか全く別のものに書き換えられている”ような違和感を覚えるよな…
…この一週間そんな状態、ニュータイプネタバレ感想を書いてからもずっと、何処かうわの空でした。
コンナ馬鹿なことを他ジャンルからも引っ張り出してきてはボー然としているようなことを仕出かしているのはきっと自分だけだと思いますけれども^^;、でもブログ経由で有難くお声をかけてくださった方(その節は本当に有難うございますm(_ _)m)のお話からFSSの連載を読まれた方も…どんな反応であれ一度は今回の”アルル・フォルティシモ・メロディとナトリウム・シング・桜子が詩女フンフトとカモン様ことハリコン・ネーデルノイドとの間で誕生した双子の姉妹である”という点に”?”と疑問に思われ多くの方が単行本などを見返していらっしゃったようなので、その点では少しほっといたしました。
先にも書いたようにそこからどう思われたのかは読者さんによって色々だと思いますけれども…。
前回分で頂戴したコメント内にもありましたように、アルルがジークボゥと同い年であり、こういった出生話と云うことになれば10巻のカーリー・ヒューズの説明が矛盾するし、マヨール・レーベンハイトはこのままだと何か子供に剣を教えてもらったことにもなりますし(まぁそういった事もFSSではありそうな話でもあります、ただそれにしては見た目が一致しない…マヨールも近いうちに再登場するけど彼も幼くなるのかしら…)彼女はマグダルに雇われたときからメイクバッチリの「けばいお子さま」になっちゃうし、アルルのことになると10倍気を利かせてくれる感じのバルンガさんのこともあくまで単なる配慮になっちゃって、そういった淡い感情はなかったことになっちゃうのかな…
これらの扱い、及び物語のこれからの話しについては私にもさっぱり分かりません。アルルの件はもうそうなってしまったのだから、今後も変わることはないでしょう。
ただ「カモン様ことハリコン」(長いからこの後はハリコンで略します)は先月号の展開からだと”ボルガ・レーダー王家”との確執を持っている→それは幼いときの可能性も否定出来ないけども、彼は幼い時は1年しか剣聖していないし、フンフトのショー・カムに対する気の回しようと、フンフトとハリコンの二人の仲睦まじさから今のままだとこのあと、2974年前後の何かで…ショーカムさん、ジーク及びその次のお子さんのことでなのかな…で首を突っ込んでくる可能性も高く、だとすると
「その件がフィルモア帝国全体に影響し態度となって発露したのが2989のコーラス=ハグーダ戦である。」ともなればそれはそれで…あまり嬉しくないですね^^;…※コーラス3がラルゴに斬られたのが2958年ですから。その前ならばラルゴの態度についての補強にもなるのですが…
ただハリコンになんというか…私が悲しくなるところがあるのは、決してアルルの件だけではないように、何回か読み返しながらとあることを思いました。
彼は
「ファンタスマゴリアに行っていて若いままである」(グリーン・ネイパー)
「タイ=フォンの行動に付き合っている→モナーク・セイクレッドのこともある程度知っている可能性が高い」(ナイン、ダイヤモンド)
「彼自身がかつての超帝国剣聖であることを自覚している」(ナオ、オージェ)
「ジョーカー世界の大きな危機に気がついていて、それを防ごうとして詩女と手を取り合った」(その結果双子のお子さんも生まれた…^^;)(※文章前半だけログナー)
「彼個人で未来を預言している」(詩女様たち)
「若い彼を年老いた妹が自分の子供として置き換え3代目メロディ家当主(でも若いからか立場としては王子なんだよね…)にしてしまう」(となると、ピアノさんはかつて他にいたのかという疑問もあるのですけども、永遠に闇の中という彼の発言もあるから…でもいきなり若者が湧いて出てきたわけでもあるまいに^^;)
という、今迄登場してきた何人かのキャラクターがそれぞれ抱えていた”普通の登場人物にはない人智を超えた特徴があり、大きな使命があり、あるいは俯瞰した状態で物語世界を多角的に読者に垣間見せてくれている。”そんなハイパーな能力と要素を…彼は全てを兼ね備えた状態でいきなり登場してきただけでなく、今迄あった物語と矛盾していないか?という読者の混乱のどさくさに紛れて物語を彼の話す「エンドレス」へ、かなり唐突な形で導き出そうとしていることに、あるように思えたからです。
FSSには物凄く強いとされる登場人物が大勢いて、じゃあ一体誰が一番なの?とかよく言われたりしますけども、騎士の能力的強さというのはその時の状況にもよって力が発揮できないことも大いにあるし変動するものだ、というのは永野先生も今迄仰ってきたことですし私もその通りだと思います。
そしてそんな中でも特に超弩級の人間である(※注意。アマテラスとラキシスは神様だから私の中では対象外です。)F.U.ログナーは”誰よりも永く生きている”存在でありジョーカー世界の全てを知り尽くしている人物だと思われますが今の所彼は何も話しません。
アルセニック・バランシェの最期にやってきて…ジョーカー世界の謎に真っ向から挑んだ彼女に安らかな臨終をもたらす言葉をかけた(DESIGNS1参照)のはログナーだと私は思っているのですが…そんな物語へのささやかな寄り添い方でもなく、過去の話として伝わる悲劇的な要素を持つ歴史上の人物が(しかもDESIGNS2では”本編とはあまり関係のない話である”と綴られています。)実はその後も永らく生きていて、いきなり物語に現れてジョーカー世界の核心に迫るようなことをペラペラ話されては…「は?」となってしまうところも有るのかも知れません。
これが例えとして正しいのか自信がありませんけれども、今回のハリコンの登場は…週刊誌漫画のバトルヒーローものに最強の敵が現れ、主人公は色々あって何とか倒したのにもっと強いのが更に出てきて物語に立ちふさがる展開、こういった状態に近いものなのでしょうか。
そして「エンドレス」という単語は…これはGTMジ・エンドレスとも係るのかもしれませんけども、同時に13巻のタイ=フォンの言葉”終わりある世界こそが私達の世!!永遠は夢の中にだけ!!”という言葉とは真っ向から対立するものです。
あるいは「終わりある世界と終わりのない物語」この2つはセットなのかな?
私自身はまだまだ呆然とした状態で、それを何とか食い止めたいと書き記してみたのですけども今回はいつになく迷路であることをお許し下さい。
最後に、丁度この時期にTwitterで出回っていた4コマ漫画(リンクだけしておきます。)にどなたかのリツイートで遭遇して、この二本の4コマ漫画はどちらもそうだよなぁと大いに頷きつつ、でも特に左の漫画…これは漫画やアニメに限ったことではないのですが趣味に振り回されてしまうとやがてこうなっていくのではないか、そんなことを痛感しました。
今キーを打っている私の右手指もあるいは腐りかかっているのかもしれない。今後は常々自省しながらの歩みとなりそうです。
コメント
あの姉妹の件……まあ、「異母姉妹」だと言っていたのはジョーカー星団&読者両方への情報コントロールだったと思えば理解できますけどアルルの年齢につきましては「はあ?」と感じざるを得ませんね。
ジョーカー人の妊娠期間関しては名言されていないのでなんとも言えませんが、2人は双子ではないただの姉妹である可能性もありますがそれでも年齢は、と思ったら「もしかしたらアルルは父によってファンタズマゴリア経由で過去へ連れていかれた」可能性は?とも思えましたし。なんかレイア姫とルークのような生き別れ…(じゃないし)
……まあ、余談ですが私は「クラック」の正体のことでびっくりあんぐりボー然なんです。もしかしたらと思ったらあの表に裏付けまであって……
いつもありがとうございます。最速で頂いたコメントかも知れません!(確認したわけではありませんが…)
そして相当うっかりしていたのですが、冒頭の通訳表?を確認するのをすっかり忘れてしまいました^^;本当に慌てて今見てみました。ワスペン・クラックさんってタイトネイブと一緒にバスター砲に写っている方でしたっけ…とデザインズ1をひっくりかえしたら被り物していて一体どんな方なのか分かりません^^;
…ってなにげにマイティ・シリーズ暁姫だけしかいないじゃん!しかもジャグワフレームって…一瞬徳大寺有恒氏かと思ったり(それ違う^^;)以前はパンター・フレームだけどエンジンの関係でかなり違った姿になるって言ってたのに…
これしかも以前には存在しなかったフレームですよね。
となるとダイヤモンドさん=クラックなのですか?うーん、彼も結局は取り込まれるのか…(カンさんのびっくりあんぐりボー然と違っていたら大変ゴメンナサイ。)
それでアルルは家が潰されたのに高校生までコーラスに残っていて、傭兵したり弟子の面倒見ながら厳格な出席日数でありながらよく学校卒業できたねとか^^;
桜子は姉と面識があるのかないのか、そしてどうしていたのか(?親元で育ったもののすぐ独立したのか)とか…
ちょっと巡らせるだけでも色々湧いてくるけど見て見ぬふりをするのが一番なように思えてくるのが少し寂しいですね。(こう書くのは一方では良くないのかもしれない、とも思いますけども…)
そのびっくりあんぐりボー然のダイヤモンドと考えています。
ネタバレbandとツイッターにウンチクたれましたけど、最初は「マウザー教授ではあるまいな」と思っていたらあれ、相当強力な騎士で優秀GTMガーランドの人がもう一人いるじゃん!と。
- 騎士である同時にGTMガーランド
- スモークウォールズに「オージェの騎士」と書かれている
- 最初の設定では「アイシャと同じ顔」で、アイシャの後を継いで物語にずっと出てくる予定。
- モナークの真実を知っている超重要人物
- 騎士としての力はまだ描写されてないけど、剣聖のパートナーだったクーンが認めるほどの騎士
……これだけの端緒?妄想材料?があってうわあ……と思っていたらあるお方に「暁姫とクラックが関与した3期のブリンガーは共通してジャグワフレームだよ」と指摘されえ?そうなの?と表を確認してみたら……あわわわ……
それに忘れていましたけどおっしゃったのバスター砲の絵、あそこに成人したタイトネイブと一緒にいたのも気になりますし!
まあ、「神々と対峙す人々のオアシスになる」と言ったいたくせに実際にアマテラスにあってはあの様子……まさに「あの調子の良さはミラージュにぴったり」とも言えますしね。あの時もうアマテラスの手中に落ちた、と考えても無理はないかもしれませんねㅋ
やっぱりそんなお話が既に出回っていたのですか。ジャグワ・フレームの件とクラックという言葉が宝石っぽいよな、くらいでしか思わなかったのですが…カンさんのお話を読んでいる限りではますますその線が濃厚ですね。
色々知りながらあくまで人類に尽くすよ!と神への挑戦というか、反逆者っぽい響きを物語に持たせていたのになぁ…。あ、そう言っているからあくまで被り物しているのかな?(違うと思うけど…)
あーだこーだ言いながらLDIやエックス家のお嬢様と武器開発したりするのかしら。うーん、その図解だけならば楽しそうだけども益々強力で恐ろしい展開が待っているのですね…。
そうそう、書き忘れていましたけど、ダイヤモンドを思い出した最初のきっかけがその「クラック=ひび」という、ダイヤモンドとは縁のなさそうなネーミングだからですw
アマテラスのネーミングセンスのなさを考えると、「うん、ダイヤモンドとは絶対縁のなさそうだから君のコードネームはクラックとしようね」「何でです!……いや確かにその方が都合が良さそうな気がしなくもないんですが」 というやりとりがありそうな二人ですしね。