グレートメカニックG・重戦機エルガイム特集

Fughetta2.を書き上げるまでブログ更新はお休みするつもりなのに一体どうしたんだよ、と思われそうではありますが、こうして綴っているのはこれが現在発売中の雑誌についてのものだからです。
それがこちら…双葉社から出版されているグレートメカニックG・2017SPRINGという本です。すみません私こういった雑誌が世に存在することも知らなかったのですが^^;ここに重戦機エルガイムの特集が22p(カラーは5p)組まれていていた為、ファイブスター物語と関係のある作品でもありこちらで取り上げてみることにしました。
こんな感じ・A4サイズで重厚感がある表紙になっています。

なのですが…先にごめんなさい、私は今までエルガイムの映像を一切見たことがありません^^;それはまず読まれる方にご承知おきいただきたいと思います。
あと、年齢やら個人的事情など色々表面化しなくてはならないこともこの先書いています。不快に感じられたら大変申し訳無いのですが踏み込むことをお許し願いたいと思います。

このグレートメカニックという本自体が、恐らくですがロボットアニメに興味のある(模型関係にも興味があるかもしれない)若いアニメファンだけでなく40代以降の読者さんも購買対象になさっていることが明快な路線の雑誌だと思います。
本の中身は作品スタッフなどのインタビュー記事も充実していますし設定画などのビジュアルも過不足なく抑えています。紙もいい感じです。(フルカラーだったらもっと良かったかもですが)
エルガイムの特集に関しては、この作品を全く接したことがない自分にも、永野先生がデザインしたHM(ヘヴィ・メタル)のカラー一覧やキャラクター相関図、世界観など、わかりやすく全体像を抑えてあって、ああエルガイムはこんな感じで放送されていたのかな、と想像しやすい作りになっています。
そういったビジュアル的なことは作品ファンで既に各種資料などお持ちの方はご存知のことばかりかもしれませんが、そんな方は脚本を手がけられた渡辺麻美さんと河原よしえさんの対談や作画監督をされていた北爪宏幸さんへのインタビュー、あと各種考察で特集を楽しめるのではないでしょうか。
私はHMの図解一覧が大変ありがたく、オフ会などでどなたかと永野先生についてのお話を楽しむ際に、いつもよく分からなくて申し訳なく思うメカの名前や形状をここではじめて知ることになり、ああこのお名前はあの…と理解する手助けになりました。それだけでもこの本を購入して良かったと思っています。

なのですがこういったボリュームある内容でも、永野先生の名前だけはそこかしこに出てきますけども、あまり深くは触れられていないように思います。先生にインタビューを申し込んだことまでは書かれているのですが…
雑誌の奥付を見れば、この冊子を買っても永野先生には恐らく一銭も入らないだろうことは明らかですけれども、ある意味「中学生の頃からFSSファンをしている自分にとって、重戦機エルガイムというアニメ作品に接する機会はいくらでもあったはずなのに今もそうしていない。」その、何となくそうしてしまった理由もある意味明確になったような特集でもありました。

ここから個人的事情をいくつか書くことになります。
エルガイムが放送されていた1984年、私は10歳でいわゆる「テレビマンガ」でなくアニメーション作品として衝撃を受けた出会いがありました。でもそれはエルガイムではなく「風の谷のナウシカ」でした。
その時にそのままアニメ雑誌の存在に気がつけば良かったのですが、幼く限られたお小遣いで夢中になって買っていたのはナウシカのアニメ本や単行本や資料、グッズだったりして、この作品がアニメージュ、というアニメ雑誌に連載され、次の映画作品(天空の城ラピュタ)があるらしいと気が付きはじめて本を手にした時、既にエルガイムのテレビ放送は終わっていました。(確か天使のたまごが表紙だったと思います。)
それでもそこからFSSに出会う(以前にも書いたことですし恐縮ですが、1987年のことです)までアニメージュを買っていて、その時雑誌から気になったアニメーションの幾つかは、両親の方針で「夕方は一週間に1本だけ」という枠があったものの愉しんで観ていました。
私が大好きだったのは蒼き流星SPTレイズナー(この作品に物凄く夢中になっていたため、同時期の夕方枠だったZガンダムは観られませんでした。)宇宙船サジタリウスエスパー魔美といったところでしょうか。
ところがあんなに面白かったのにレイズナーが打ち切りになってしまったので、その後で観たのが機動戦士ガンダムZZと映画逆襲のシャア、あと機甲戦記ドラグナーです。
そのドラグナーの特集記事が読みたくて「大人っぽいアニメ雑誌」であるニュータイプを買ったのが私とファイブスター物語との出会いでした。(この後のFSSに関することはFughetta.に書きましたのでここでは略します。)

FSSに出会ってから「物凄く面白いんだけど登場人物と単語が多すぎて自分のリソースと予算を殆どそちらに割く必要があった」ためアニメファンとしての自分は随分怠惰になり、アニメ作品を観る機会は著しく減りました。
それでもガンダムZZで描かれた北爪宏幸さんの絵がとても好きだったのでその後出版された北爪さんのポケット画集は買い求め、今も手元にあるのですが…この中にエルガイムの絵が幾つか収録されているのにもかかわらず、それが永野先生のキャラクターだと気がつくのに暫く時間がかかりました^^;
絵柄が似ていないとかそういうわけではありませんし、エルガイムはFSSの元ネタらしい?と聞いたことはあったはずなのに、しかも北爪さんの絵もとても好きなのに自分の中でFSSとエルガイムがまるでリンクしなかったのです^^;
そんな粗相に気がついてしまった時、これはこの作品にまるでご縁がないのか単に私がアホなのか…となってしまい、当時はもうレンタルビデオなどもあったと思うのですがこの時の出来事が半ば良くわからない気分にさせてしまい、エルガイムという作品についてもFSS好きであるのにもかかわらず自然と後回し後回しと、ここまで触れずに現在まで来てしまったのです…
もうこの作品は老後のお楽しみで良いかしら^^;という気分のまま、日常で忙しかったりFSSや音楽に相変わらず貧弱なマイ・リソースを提供している為、これらに比べたらごめんなさい、えらく優先順位が低いです。そしてそれらはこのグレートメカニックGの特集を読んだ後でも気持ちとしては全く変わりませんでした。

しかし今回北爪さんのインタビューなどを読んで、「ああ永野先生大好きだし北爪さんもとても好きだけど、北爪さんなど当時のスタッフが描いた永野先生の絵はかつてのFSS劇場版同様の”翻訳されたもの”に近いのかな」と認識し、ちょっとだけ当時のつまずきを見直すことになりました。
FSS劇場版での結城信輝さんの絵もとても繊細で、皆さんすごく頑張って制作されたのが伝わってきましたし、それはとても良かったと思っているのですが、私の中でそれ以上の思い入れにならなかったのと同様の感情です。
少し話題が変わりますが、最近機会があって「アニメージュで年間人気投票一位になった時に永野先生が書きおろしたダバ・マイロードの絵」を見るチャンスに恵まれました。
ダバ・マイロードさんはコーラス6の元形というだけのことはあって(←この表現間違っているかもしれませんが)「すんごい欲しい、古本屋さんでなんとか手に入らないかしら!」と即座に思いが湧き上がったのとは正反対かもしれないです。またそれは映画ゴティックメードで「永野先生の絵が本当に動いてる!」と感激したことともリンクしているのかもしれません。

何かこう書くと人間って、あるいは私チークはえらく面倒くさいヤツなぁと思われそうですが^^;「個々の作品は好きになってもジャンル(この場合はロボットアニメあるいはアニメーションか、どちらでも良いのですが)を好きになるわけではない」という個人の問題であるので申し訳ありませんが雑誌の感想としてはそんな感じです。(ロックとかクラシック音楽とかインド料理とかもそんな好みの持ち方ですし…時間は本当、有限だと痛感します。)
ただ特集記事そのものはよく出来ているため、エルガイムと聞いて気になる方はグレートメカニックG、お試しになっても良いと思いますのでこうしてご紹介してみました。

そういえば毎月躍起になって現在も買い求めているアニメ雑誌ニュータイプも、今月号の懸賞のこともあり、このあと読者アンケートを何かしら書かなくてはならないのですけども…この本とお付き合いは長いですし、一応買ったら(もったいないから^^;)FSSだけでなく総てのページに目を通すようにしているのですが、「それでもニュータイプがきっかけで観てみたTVアニメは今まで一本だけである」という自分にはこれがまた相当ハードルが高いです^^;
そんな私でも現在、十数年ぶりにアニメ「クラシカロイド」を観ていますが、これはニュータイプがきっかけではありませんし(そもそも単独で記事を組まれたことはない)、もう作品放送終わっちゃいますけど、やっぱりそれは今後への要望として何かしら書いておくべきなのかしら…
現在テレビで放送されているアニメ作品は膨大にあるみたいですから、ウェブやSNSと共存しつつ手に取ってもらわなくてはならない雑誌のあり方というのも大変だなぁと改めて思いました。これは余談中の余談ですけど…というか今回本当、どうでもいい話ばかりで改めてごめんなさい^^;

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3 件のコメント :

  1. こんばんは、コメント遅くなりました。正直な話私はもう、Web上の記事より雑誌記事を優先しようかと考えてます。
    SNSやファンサイトの情報が公式を除いてはあまりに信憑性が乏しい上にネタバレに晒される危険も高く、更に不毛な叩きや荒らしが横行しているからです。
    考え方は人それぞれですが、雑誌や公式Webだけ観てる方が作品を楽しめるかなと正直思います。
    あ、なんか思いっきり話それましたね。すみません。
    エルガイムですが、当時から人気はそれ程高くなかったですよ。ただ、観たら他のロボットアニメや富野監督の作品とはなんか違うな~という感覚は味わえます。今思うとあれが永野節なんでしょうかね。

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    1. 澤木正克さま
      どうもこんばんは。コメントにどうお返事してよいものか、それなりに悩んだことを先にお知らせした上でこの先綴らせていただきます。
      澤木さんの仰っていることはネットに関してはその通りであると自分でも思っております。
      しかしかといって雑誌や公式サイトの情報が信憑性が高いのかと言われるとそれに関してはNoだと思っております。いやお金を払っている分は高いものだと信じたいのですが…
      ここはFSSのブログなのでファイブスター物語に関することで述べなくてはならないと思いますが、どうしてそう感じているのかは、私が一度だけ、破り捨てたいとまで考えた本の感想を一応リンクしておき説明のかわりとさせていただきます。

      ファイブスター物語トレーサーEx.2買ったよ。…ひとりごと版
      https://zettaihimitu.blogspot.jp/2013/03/ex2.html

      なんといいますか、ネットもマスコミも「人が発信しているもの」で有ることには変わりはない、ただネットは基本的に通信料以外では無料で関わっている人数が半端ないこと(なので素晴らしいものもそうでないものもいくらでもある)マスコミが関わるものは社会的責任と収入が関わりますが、その中にあってもいくらでも思惑が、なにかしら潜んでいたりするものです。
      あとはネットでは基本的にそういう環境だということを承知した上で、今置かれている環境から一歩引いて考えるとか自らの操舵性で楽しむしかないように思います。つまらないことを言っている人はつまらないことに時間を割いているのですから。
      (この辺り…ネットとFSSの関わりについては偶然ですが先日書き上げた"Fughetta2."の1編にも登場してきます。もしご興味がありましたら完成したら手にとって頂ければ嬉しいです。)

      しかし私は澤木さんのお言葉、”雑誌や公式ウェブだけみている方が作品を楽しめるかな”ということにはここではNoと書かなくてはならないと思います。それを認めてしまったらこのブログも、FSS塾に関しても否定したことになりますから。
      このブログに関しては”今回も漫画面白かったよね!あれどうだったのかな、皆はどう思ってるのだろう?”というおしゃべり気分で綴っていますが、それは画面の何処かで、私と同じように物語を楽しんでくださった上で御覧頂いている皆様がいらっしゃるから、こうして続けていられるのだと思います。

      エルガイムに関しては今後もすぐに観ることあるのかな(FSSだってヒイコラついていっている感じなのに、似た単語群多数でごっちゃになりそうで自信がありません^^;)。。。
      と思いつつ、とはいえ先日有るものを購入いたしました。
      まだ手元に届いていないのですが、それを見たらまた考えが変わるかもしれませんね^^;

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  2. チークさま
    お返事ありがとうございます。
    確かにそうですね。
    自分で作っておいて手前味噌ですが、コミュの方は考え得る限りかなりよい環境であると自負しております。(ちなみにもう一つ私が作ったスポーツ関係のコミュもかなりよい環境です。)
    言い直させてもらうとすると、ネットやSNSで楽しむとするとそれなりの工夫が必要…と言い換えた方がいいかも知れません。
    FSSについてはかなり気を付けられてるのですが、それ以外の作品となるとそこまで手が回らず少々痛い目を見ることもありまして、そういう考えに至りました。(とは言え、全ての作品でコミュニティーを作るわけにもいかず、ならばいっそ見ないに越したことはないかと…少々浅い考えでしたね。)
    エルガイムは私小学生の時に放送してましたが、周りで観てる人は皆無でした。
    ただ、1人だけ滅茶苦茶ハマってる子が居てまして、あんまりうるさいので観てみたらあら、これかっこいいじゃないの!と(^^)それがエルガイム殿様出会いでしたね。
    今思うと若干小学生高学年であのセンスを感じ取れるとはなかなかイカしたボーイだったなと思います。(彼には足を向けて寝れません!)

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