~へっぽこからのお知らせ~

◯11月22日(水)1810分~TOHOシネマズ赤池(愛知県。名古屋の方は地下鉄鶴舞線でどうぞゴティックメードの再上映が一回限りであります。新しい施設オープン前でかなり直前ですがご興味ある方是非とも足を運んでみて下さい!

◯配布物Fughetta.シリーズ3冊について。バックナンバーに関してはお申込みを締め切らせていただきました。今迄お申し込み頂いた皆様どうもありがとうございました。
最新号3に限り、年末まで郵送も受け付けます。お問い合わせフォームにてご住所、お名前、お誕生日(要年齢確認のため)お知らせくだささい。
※尚配布物に記載したコラムについてはブログ公開予定はございませんのでよろしくお願いいたします。

ニュータイプ4月号ネタバレちょっとしている感想その2・・・お財布を動かせ!は心を動かせ?の巻(2015)

さてさて、その1で書いたニュータイプ30周年記念イベントなどにドキドキやきもきしつつも、本誌4月号の本題ですが・・・
表紙&永野先生のインタビュー&表紙にちょこんといる猫耳ファティマの設定画(解説なし。)で6ページでした。
こ、この表紙は設定画との合成だったの?と手に取ってまず驚きました^^;
先月号のダッカス&エストの時は多分最初から一枚の表紙絵であることが前提の構図で描かれていると思いますが更に小さかった今回の彼女については、道理で先に発表されたウェブの写真ではよく見えないはずです。
表紙のGTMについては・・・前回ウェブで発表された時の印象について、あんまりイメージに沿わないといけないのでコメントのほうに書かせていただいたのですが、私、このGTMが何であるかの前にまず「フェニックス、もしくは鳳凰」に見えたのですよ^^;
右の角のようなものをじっと見ているとますますそう思えてしまう・・・勿論私の見間違い、勘違いかもしれませんが、しかしこの号が「ニュータイプ30周年記念号」であることを考慮すると、ひょっとすると角川書店のロゴでもある鳳凰のイメージを何処かに盛り込んでいても不思議はないし、あるいはKADOKAWAさんに関わる全ての作り手へのエールなのかな、そういう風に思えたりもしました。
この非常に複雑だけども流麗で圧倒される存在感を見ているだけでも時間があっという間に過ぎてしまいますし、今月号はそれでも良いかな。と・・・
いや、それではいけないか^^;

永野先生のインタビューについては、さすがに14年9月号のような大ボリュームではなく、主にニュータイプという雑誌について、至極真っ当だけど色々なものをちょっと突き放したような内容になっております。
30年を振り返るのは確かに、お若い方には内輪受けでしょうし・・・
(かつ私のように、ニュータイプは買っているけどもNTとの出会いがイコールFSSと、この雑誌の全てになってしまってしまい、ティーンエイジャーの頃から他のアニメ作品はとても追いかけられなくなってしまった人間にもあんまり興味はなかったりします^^;そういう読者層がいるというのも、編集側としては困ったものかも知れませんね・・・。)
センセイにとってあの作品が既に過去のもの、なのも時間の経過を考えればこれも当然の解釈なのですが(だから先月号でしっかりラストまで載せていたのかしら・・・)、これ、作品を実際に目の当たりにする事のできなかった皆様には(その事情は色々でしょうけども)この辺りの言葉は人によってはグサッと胸に刺さりそうな感覚も持ちました。・・・あくまで想像ですが。

”え?私の場合はそこではない?えー何のことでしょうか。”
・・・いや、真面目に書けば、そちらについてもその通りです。あれこれ思っている事をこうして掘っ立て小屋で黙々と書いているだけで、それが当たるだなんて考えたことはありません。だって想像しつつも驚かされるのがファイブスター物語という作品での、読み手の楽しみではないですか!

しかし永野先生が思い描く雑誌というか出版のありかたは、そうなんだろうと思いつつ大変難しいことも同時に浮かんできます。
そういえば先日このブログでも取り上げた雑誌「美術手帖」。その出版元である美術出版社民事再生法の適用になりました。
美術手帖そのものは継続刊行の方向ではあるようですが、あの高い本(ごめんなさい。)を納得して買わせようとすると、
「新しい読者を獲得する事も意識しつつ、美術ファンにも常に注目してもらえるような内容」にしないといけない。ニュータイプでも同様でしょう。内容が斬新で面白くないと、あるいは心動かされないと買ってもらえない。それをジャンルの垣根を越え、ニュータイプの特徴でもあるビジュアルで攻めていけと仰っているように思います。
かつては情報雑誌が世間を賑わせていた時期がありましたが、今はネットで情報収集が簡単に、加えて多くの情報が「無料で」得られたりします。その怒涛の洪水から更に一歩踏み込んで、お金を出す行為に踏み込んでもらおうというアクションにアニメファンを結び付けるには相当の取材と予算と手間隙が必要そう・・・以前は本って経済活動の中では容易に行えるタイプのものではあったのですが、今はスマートフォンのなかに、色々押し込められてますものね^^;

そして今回のニュータイプ、読むところは多いみたいだけども・・・
「イベント、及びFSS単行本についての情報がウェブ以上に存在しない(いや、ネットの方があるのか?^^;)」
「西村しのぶさんの漫画の誤植・・・及び、ゆうきまさみさんとの書簡の内容、いいのか?(ブラックユーモアかもしれないけど、そう聞こえない・・・)」
「何より次号から2本、別の連載漫画がはじまるという失望」

というなんともネガティブな印象も先行し、30周年記念号だというのに「相当の取材と予算と手間隙」が雑誌の全てに及んでいないような感じさえ受けます。
表紙のGTMには確かに大いに心動かされるものがあったのですが、ひょっとするとこの展開だと、単行本はこの先お目見えしても(インタビューに単行本表紙の話がなされているのでその絵は既に完成しているのだと思います。未完成のものにそんなことは言わないでしょうから。)他の漫画連載が既に入っている予定の現在、ファイブスター物語の連載再開はひょっとして、それらの作品が完結し、映画ゴティックメードの絵コンテ集などの2冊の本が出版されたりしたずっと後・・・?
インタビューだけでは確かな事もわからずに、ただ重い気分になって、また自分の心に勝手に描く鳳凰を、じゃない永野先生が腕を振るったGTMを眺めるのでした。
このGTMは間違いなく素晴らしい作品だと思います。でも私にとってのニュータイプ30周年記念号は、この絵だけが心を動かし、財布からお金を出した動機だったようです。

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8 件のコメント :

  1. チーク様
    今月号のニュータイプに関して、私はチークさんとは少し違う、ある部分においては全く逆の感想を持ちました。
    まず、昨日自分のポストにも書きましたが、富野監督と永野さんという角川にとっての二大大御所のインタビューは非常に興味深いものの、「それだけ?」とは確かに思いました。
    確かにインタビュー記事は雑誌に残された最後の武器かもしれません。
    なかなかネットでは出来てないし、テレビだとなかなか取り上げられない。
    しかし、どうもこのところインタビュー偏重な気がします。あんたらの意見は?と思いましたね。
    ま、それは置いといて。
    永野さんのインタビューは後で触れるとして、まず、来月より故伊藤計劃先生の「虐殺器官」「ハーモニー」のコミカライズの連載は私的にはビッグニュースでした。
    0年代最高とも言われ若くして惜しくも亡くなられた天才作家のたった二冊の長編小説、いずれも超が付く傑作です。既にアニメ化も決定しておりますが、これが読めると言うだけで(FSSの情報が何もなくても)自分はニュータイプ買います。
    それから、富野監督のインタビュー。これは面白かった。インタビュアーが良かったのでしょうか?非常におもろかったです。電車の中で何度も吹き出しそうになりました。て言うかこのじいさんケンカ売っとるやろ。www(^_^)
    いや、富野監督の製作姿勢など、よく解って面白かったです。
    で、永野さんのインタビューですが…詳細は省きまして全体のざっくりとした印象ですが、もしかして永野さんて、ニュータイプ編集部に対して指導的な立場にいらっしゃるのかな?と…。
    チークさんのおっしゃる、GTMのデザインと合わせて考えると余計にその様に思えます。
    永野さん、角川を見捨てて無いんだ…と言うかニュータイプのことを他人事として見ていないと言うか、その様な印象を持ちました。
    この雑誌氷河期において、この老舗アニメ雑誌を手を取り合ってなんとか生き延びさせ、更に盛り上げよう、そんな感じを受けました。
    先の伊藤先生作品の連載開始もそんな気概から出たものかな…とかそんなことを思ったりして。
    まあ、全く的外れかもしれませんが、自分はそのように感じましたね。

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  2. 澤木正克さま
    コメントどうもありがとうございます。グーグルプラスで全く違う意見を~とおっしゃっていたので緊張しましたが、こういうことでしたら安心して書く事のできる弱腰であり、今から書く事はお許し願いたいと思います。

    澤木さんのご感想がそのようなものであったのはとても安心しました。是非ニュータイプ誌にも同じ内容をお送りになってください。きっと編集部さんも安堵され喜ばれますし。
    逆に書けばここで話されてもニュータイプの方は読まれませんよ^^;
    というのもここはへっぽこのちいさな小さな、ただのブログであり、「ファイブスター物語とゴティックメードのためのブログ」だからです。そんな出版社さんへの影響力はここには全くありませんから、その声は是非ニュータイプ編集部さんに直接反映させてください。
    私は現在このブログを続ける限り、例えニュータイプに何も載っていなくても買いますし、今度連載される漫画作品も面白ければ楽しみにして読むでしょう。しかし、SNSで話題にする事があってもここで触れるような事はありません。
    富野監督とその作品についても・・・私はこの間三枝茂章さんのコンサートに行ったので富野監督のお話聞きましたし面白かったですが^^;私としては現在そこまで関心が及ばず作品を鑑賞していない立場です。
    「ファイブスター物語と直接関連しない作品」についてここに取り上げるようなことはありません。(西村さんのはFFSと書いてたからですしね)
    と言いますのも、永野先生の作品はへっぽこなりに気をつけて読むようにはしていますが、誰かの作品を取り上げるほど、そのほとんどについて全く詳しくないからです。
    勿論SNSでは雑談として取り上げる事はありますし、オフ会でも話の肴で他の作品にも触れますが、フィクションには本当にFSSと(あと1、2作品)を追っていくので精一杯なのです。他に興味のあるアンテナも張っていますしアップアップ。

    それでは視野が狭いじゃないか、と仰られるのでしたらそれはそれで受け入れますが、ニュータイプは今までも勿体無いので^^;買った号に関しては記事について全て目を通しています。しかしそれがきっかけで「この作品見てみようか、あるいは買ってみようか」と思ったのは、今の所永野先生の作品以外では.hack//SIGNしかありません。
    また真面目に雑誌を買うようになってしまった、この十数年でもこうなのです。
    もともと永野先生以外のもので、フィクションへの関心があまりなかったりするタイプだったりします。永野先生の作品はこうして追っていますが、その他に関しては非常に薄い関心であたっています。しかしそれでも心に引っかかる作品はたまには存在しますし、
    今回は別の漫画が二本連載される事で、FSSへのスペースは暫く提供されない可能性があるということと(漫画雑誌ならば良い話ですが、アニメ雑誌であり漫画はそれほど掲載量は多くありませんからね。)それとは全く別件でニュータイプの編集姿勢に関しては取り上げる内容を超えて疑問に持つ事があり、時折それを取り上げています。その点はお許し下さい。

    永野先生の件に関しては私も澤木さんと同様に思います。多分、創刊からお付き合いしているし、スタッフが入れ替わっていく中で新鮮に思ったり、こうした方が良い、と感じていたりする部分を、編集部の外ではあるものの身近に感じていらっしゃるのではないでしょうか。良いところがあるから、課題も存在するのだと思いますね。

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  3. あー、いえいえどうも失礼致しました。
    自分の場合は落語の枕みたいなもんですのでお気になさらず。
    ただ、富野監督はいわば永野さんのルーツの一つとも言える人ですし、その発言の多くは永野さんの発言ともリンクする部分も非常に多い(特に今回はそれを感じました。やはり似たもの同士)のと、今度連載する作品は非常にヤバい超大作であって、雑誌全体で見たときにけっして悲観的なものでは無いと言うことが言いたかっただけであります。
    連載に関しては誌面が狭くなると言うより、誌面の割き方も含めて新しく変えていきたいと言う事なのかと理解しております。情報量がこのところ少ないのはネットとの差別化かと。
    (ちなみに新連載の2作品は既に亡くなられた先生の作品であり、長期に渡って連載されることは有り得ない事を付け加えておきます。)
    まあ、いろいろ不満は無い訳ではないですが、今は変わろうとする苦しみの段階ナノかなと。
    ニュータイプ編集部が独り立ち出きるようになれば、永野さんもいち作家として作品に集中出きるようになってFSSももっと充実するかなと思います。
    あと、次のアニメ作品…結構本気で作ろうとしてますね。(^^)そういう意味でも今回のインタビューも
    短いながらなかなか読みどころはあったと思います。

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    1. 澤木正克さま
      次のアニメ作品・・・8年かからなければ賛成したいのですが^^;(さすがに無限の、せめて倍の寿命をお持ちでないと、漫画の続きが読めない可能性が・・・そうなっても反対しませんが)こういうときだけLDIが羨ましいかもしれません^^;
      雑誌に関しては澤木さんのおっしゃっている方向性であってほしいのですが、・・・先にリニューアルしたHPが、もともと使い良い方ではなかった印象ですが、変わったのかもしれませんがそんなに改良した風でもない(恐らく専門家が見たら突っ込みどころ満載なのではないか)というところが悩ましいです。今はPCでウェブを見ているから、スマートフォンだとまた違うのかしら・・・

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    2. hpはスマホだと格段に使い易くなりましたよ。(^^)
      て言うか前はスマホ対応してなかったから(^_^;)

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    3. 澤木正克さま
      そうですか・・・となると兼用タイプなのかしら、
      PCだとえらくバランスが悪いというか、最新アニメニュース&レポートだけがえらく画面が長いのです^^;(ニュースをスクロールするとやがて中央のニュース帯だけになり両脇ががら空きになります)パッと見で一応ヘッドライン画像類が見えるから良いのかな?

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  4. 鳳凰に関してはあるかもしれませんね。
    ゴティックメードを最初に観たときも五つの星と羽根が舞い降りる様は初期角川映画の鳳凰ロゴを思い出しましたから。

    でもまあ、ちょっと内容的には色々退化とまでは言いませんが、ちと寂しい感じではありますねえ(^^;

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    1. moto-tonboriさま
      いつもどうもありがとうございます。
      結局のところ映画の最初は・・・ラブ、ということでよかったのかな?(だとしたら何が落ちたのか・・・彼女にも羽があるのかな?)
      そういえば10年単位での節目号を買うのが今回がはじめてかもしれません。FSSのみのファン的な感想としては、自分ならばこんな感じですが、アニメーション好きにはいまのニュータイプが雑誌としてどう映っているのか分からない所はあります。毎月の特集と今回のイベント関係とがあんまりリンクしていないような印象はありますが(原作物は雑誌掲載が難しいのかも知れませんけどね)
      moto-tonboriさんが寂しいと仰るくらいなので、イマイチインパクトにかけたのかな?とは思いますが^^;
      ネットに話題にならない作品が掲載されたり、別冊付録になるような作品は毎月何かしら載せても良いのでは?と思う事はあります。
      このあたり、何だかとりとめもなくてすみません・・・雑誌の「孵化あるいは進化」を期待したいですね^^;

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