終わらせられたのではないか?という物語

このブログは最近ドリパス含むFSSやGTMのイベント情報とか、ニュータイプの感想とかで埋められておりますが、その後コメントがあったり別に思うことが出来て付け足したいときに別記事を書くことがあります。どうしようもない内容ではありますが(^_^;)それでもお付き合いいただいている方は大変ありがたいことと思っております。
しかし、しかし!・・・今回お読みになった方が非難ゴーゴーになりそうな予感を抱えつつ書かせていただきます。
私としては是非とも外れて欲しいし、来月DESIGNS4が出版されて「ああ良かった!先にアホな事を書いたのは失敗だったけど(^_^;)」と安堵する瞬間がやってきて欲しい類の戯言である事を先にお許しいただきたいと思います。


DESIGNS3では紹介対象から外され、来月その詳細がわかる登場人物のひとりにヘアード・グローバーがいます。彼女についてはムグミカを守護する皇帝警護騎士という役割が99年発行のナイツフラグスにはあったのですが、DESIGNS3の巻末で「ヘアード・グローバー・ミカレス大神官」として5色のドラゴン・ドロップらしき物を胸につけ威圧するような勇ましい姿が掲載され、当時度肝をぬかれたものです。
そして以前から彼女が魔導大戦であちらこちらを彷徨う羽目になるのは判っていたのですが、
しかし連載が再開されてからの彼女の描写にどうも違和感が・・・この辺りはDESIGNS4で明らかにされるのかな、と思いながら今月号を読んで、更にその感想から頂いたとある方のコメントを頂いて、その理由がぼんやりと輪郭を現してきました。

ここでラーンの神官長であるひとの役割を大雑把に把握するのに・・・ゴティックメードからも引っ張り出して簡単に書いてみます
「詩女の副官。都行きの間詩女をサポートし、都についてからは最高神官になる。最高神官はラーンの国家元首にも相当する役割」
「代々スコーパー・・・”千里眼的役割のブリッツェン・バイター”である超上の力を持つものがなる。」
「詩女の在任中は神官長であるが、詩女の交代と共に新たな人物に取って代わる。」
「当然神官”長”なので他にも部下の神官がいる。しかしそれも詩女の代が変われば総入れ替えでラーンの政治は保たれている。」

ところがヘアードの場合
「スコーパーでなく、騎士である」
「一都市ラーンからの出向であり、国家元首という役割という訳には行かない(それはムグミカの祖父であるコレットが行っている)」
「本来はその対象にならないヘアードを最高神官にというこの人事はコレットの意向で行われた(預言や千里眼で政治に色々干渉されるのが嫌だったのかも知れないですね。)
「コレットが詩女ムグミカをハスハントに置く条件として、都行きはムグミカとヘアードの二人だけで行われ、その結果か、他に神官の部下も持てず、詩女フンフト時代の神官がそのままラーンに残る。ラーンは取り残されたという台詞から恐らく、彼らと意思疎通も図られていないだろう」
ということになりますよね・・・何か全然場違いな風情がするのですが。

この神官長の仕事については不明な点ばかりですが、スコーパーであることを求められるという事は詩女を支えるにも必須の能力だという事はおぼろげながら浮かんできます。
しかし彼女はその力がない・・・のはまぁ判りますが、一方で
「自分のファティマであるナールーシャを長年ラーンに置き去りにし、そして今回再会したのに連絡役としてか?また残していった」
「神官長が身に着け管理している首飾りを(かどうか判りませんが、GTMのアデムさんも最後、身に着けてますよね)を、自分の思いはラーンにあるからと置いていった。」

詩女は争いごとを望まない、ボォス星の民を精神的に束ねる博愛の主として存在するのはわかります。神官長が騎士であることに前例がないのも仕方がありません。
しかし、騎士の能力も誰もが持ち得ない「贈り物的な才能」である筈です。どうしてそれを生かそうとしなかったのでしょうか。
騎士としての能力を自分の中で殺してしまった結果が、ヤーボの台詞「花の世話だけ」になってしまったのではないかという気がしてしまいます。
例えばファティマを所有する事だって騎士の才能あってのこと。平和な時代ならGTMを駆って護衛する機会はなかったとしても、ナールーシャの能力をラーンとの連絡役以上に何か、ムグミカさんの為に使えたのではないでしょうか。(あの時のコンコードのように、代わりに膨大な情報を覚えて分析してもらうとか・・・決断をするのはヘアードがすればいいんだし)
ラーンから持ってきた花の世話をするのも、平和を忘れない意味でもとても大切な役割なのかもしれませんが、それではムグミカさんの秘書位の役くらいしか、出来ませんよね。

加えて今回ラーンに戻ってきている面々の騎士たちと連携してムグミカさんを守ろうとかそういうシーンが魔導大戦当初になかったために、今月号で神官に侮辱的なことを言われても、それは仕方がなかったのかな・・・という印象を受けてしまうのです。
しかもムグミカさんを直接護る役割はカイエンに取られてしまったような、あの時もワナワナしているだけだったし・・・
あの連載を読んだ当初はカイエンがあのような命の散らし方をしたから、そこまでの騎士としての力がない自分が茫然としていたのだと思っていましたが、ムグミカさん個人の副官ならばそれでも、一瞬でも彼女を守りに入るべきなのではないかという見解になってしまうのです。(その後のマグダル救出についてだって、ナインはヘアードがたまたまいたからそう指示しただけ。いなければいなかったで彼女はテレポートでも何でも出来たでしょうし)
どうしてヘアードさんは今そこにいてしまっているのか。と言いたいわけではありません。しかし何だかあまりに何もしていないような印象を与えているのは何なのだろう、ムグミカさんに自分がどうなっても生き残れとか言われているのだろうか・・・判らないからDESIGNS4待ち、と思っていたのです。

しかしここでそっとコメントを書かれて行った方のご見解を読んでハッとなりました。
あの首飾りはDESIGNS3と同じ見解であれば、5体のセントリーを呼び寄せる代物であり、ヘアードも召還できるが、とはいえそれは相当限られた条件でだけ。とあります。
ヘアードさんは神官長なのだからその条件を知っているのではないか。そしてフンフトさんはそれを使ってでもマグダルを守れと無言で言っている・・・としたのなら。
その条件はこのあと示されると信じています。しかし、私個人は昔から、もうその召還の仕方については単行本で登場しているのではないかという気がしています。
(予想と違っていて、例えば超複雑な呪文とか儀式とかだったらと良いけど・・・。そう思いたいのですが。)
しかしヘアードさんは漫画を見る限り、今月号の感想を書いた私同様、あくまで首飾りの防衛に思いを走らせているように思います。(自分がセントリーを召還する大博打を打つ気であるならば、固辞したりしないでしょうから)
マグダルと敵対する相手はサタンとか異形のものではありません。そういったものに比べれば脅威は少ないように見えますがそれでもかなりの「詩女体制に関する危機」なのだというフンフトからのメッセージなのかも知れません。

「もしヘアードさんがセントリーを召還したら、」
「もしかしたら、魔導大戦はあっという間に終わったかもしれない」
「でもしない。マグダルを、聖宮ラーンをこのままにしておけない、命にかえてでもという責任感と悲壮感をひしひしと感じさせながらも」

・・・これがナイツフラグスに書かれた彼女の性格「職務に忠実すぎるきらいがあり、豪快なアイシャとは対照的である」ということなのかしら、と。
それは彼女とある種似た者でもあるランドにも言えるのかしら・・・と複雑な思いを抱いてしまうのです。
もしアイシャがヘアードの立場で救われるのが天照だったら、何が何でも、例えそれで自分の命がなくなったとしても投げ出してさっとこの危機を終わらせてしまうんだろうなぁという思い付きをしてしまうのは・・・良くないですね。
ヘアードの置かれた環境は普通の騎士とは全く異なり、それが決して良いものではなくても、ひとりの神官として、詩女に対する忠誠心は間違いないのだと思います。ただ折角ある才能に加えて、今までの神官の経験から得ている力を空回りさせている部分は確かにありそうです。

…というわけでした。ごめんなさいゴメンナサイ。ご免なさい!
ヘアードさんのためにも外れている事を心から願いつつ、でもきっかけを作ってくださったコメントの主の方にはどうもありがとうございました。というお礼の気持ちをこめて、弱腰になりつつも書きました。

この記事をシェアする

2 件のコメント :

  1. 面白いので、どんどん感想を書いていきますw
    セントリードロップ、召喚しようにもすえぞうモードで出てこれないのでは?
    そして、セントリーを呼び出すには塔から身を投げたお姫様のように
    命の代償が必要ではないかと、
    マグダルを守る為死ねない、そして歴史は止められない(アマテラスのセリフ)
    原因を取り除けばすべてなかったことにはならないから、
    今、この時というタイミングでしか使えないのだと推測
    例えば、マグダルを覚醒させるためとか・・・

    返信削除
    返信
    1. ドロップのように光り輝く方

      どうもこんばんは。小さな掘っ立て小屋にコメントどうもありがとうございますm(__)m

      実は…ドロップでの召喚はその時点で幼体であっても成体で召喚できるそうです。それは漫画ではまだ描かれておりませんからコミック以外の資料をご確認になってみて下さい^^;。
      私はこの記事を書いた時点ではヘアードはこれを使ってでも(つまり身を投げてでも)マグダルを助けるようにという指令をフンフトから受けたのだと思っておりました。
      しかし後々の展開やコミックでのヘアードへの説明から、どうもこのセントリー・ドロップは同時にヘアードを護っている役を果たしていることにもなっているようですね。ある意味無敵状態だと。本人は気づくことはないと思いますが・・・しかも、この先もう一度生き返るようですけども。
      (13巻では、明らかに一度ヘアードは死んでいます。なのに蘇生した。この謎の現象については映画ゴティックメードでも描かれております。もしも機会があればご覧頂ければと思います。)
      それだけマグダルを探し求める展開は大変なのかもしれませんね。

      削除