ニュータイプ1月号ネタバレ付き感想その2~ひとりぼっちの秘密、の巻き(2014)

今回は複数記事になってしまいました。お許し下さい。
まず、へっぽこその1^^;の続きの前に、先日通りすがり様のコメントでいただいていた4k上映可能な映画館について、リスト記事を更新いたしました。急に20も増えて35館になりました。とても嬉しいのですがち、地域によって偏りが・・・このあたりはシネコンの分布とも関係あるのでしょうね。もっと増え、しかも満遍なく「4kの」GTMが上映できる事を願いたいと思います。(む、無謀?^^;)
あと、DESIGNS4の詳細が少しだけ明らかに。114p、でボォスと北(フィルモア)の皇帝達について描かれそう?(本来の文章は本誌をご覧下さい。)B4版で大きくなりますが厚さとしてはゴティックメード・ワールドガイドより少し薄めになるのかな・・・3月10日をとても楽しみにしていますが発売日がこれ以上伸びると、消費税が上がってしまうのでこれはこれでやきもきしちゃう、かな?^^;

さて気になったことについての続き・・・
やっぱりぼったま、フンフトさん信じちゃってますね。いきなり2つの見解を述べてしまっております。あれはどちらも明らかに嘘ではないのだと思います。(単行本や、今までの展開から伺えますよね。)彼にとっては詩女さんと協力して、自己を犠牲にしてでも何とか前者に持っていけないかという頼みの綱のように思います。
しかし皇帝にひとり付き添い、さっきまで結婚のショックから涙をこぼしていたクリスティンにとってみれば、突然飛び出した話の規模があまりに大きすぎるもののように感じられたのではないでしょうか・・・しかも、最初の彼の願いをちゃんと聞いてました?彼女が発した最後の台詞に矛盾を抱いてしまい、凄く心配になる展開でした。
ダイ・グが打ち明けた2つの見解は、似ているようで全く異なるものです。(そうでなくてもあのお花畑でダイ・グが明かした決意、あの言葉を思い出して欲しいのですが・・・)
クリスがガット・ブロウを手にかけようとしてまで発したあの言葉は単に恫喝めいた意地悪に頭に血が上って売り言葉に買い言葉かも知れません。
しかしダイ・グの話したことをちゃんと聞いていたのであれば尚の事、クリスは大変なものを背負ってしまった事になります。

というのも、ダイ・グが話した皇帝の本音を知っているのは、ダイ・グ本人、祖母の慧茄、そして今回話を聞いたフンフトとクリスしか知らないからです。
しかし皇帝陛下のあの様子から彼はフンフトを受け入れてしまっている、そしてどうも彗茄とフンフトは旧知の間柄であることが今回はっきりしたからです。
慧茄は明らかに元老院の見解には反対しているのは以前ここでも書きましたし、変な話ですが身内の事は知っている故に気に食わなさそうですので、それでしたらクリスにとっては「敵国」でも慧茄にとってはゆかりのある土地の古い知り合いの方が信用に足るような、そんな感じすら受けるからです。
慧茄の話にニコニコしていて前後との態度がまるで違う詩女さんがあまりに不気味ではあるのですが、慧茄の話しぶりから、彼女ににとってのフンフトは元々あんな印象なのかも知れません。(私たち読者にとっても、初登場から暫くは、大人しそうな、しかし内に秘めたものを感じさせる女性でしたものね。)

ダイ・グも慧茄も恐らくフンフトを疑っていない(多少は警戒もしたとしても)。しかしクリスに向けるあの攻撃態度はクリス本人しか知りません。しかし皇帝と詩女の婚礼について公にされつつあり、(会見とか言っていましたものね)やがては慧茄とフンフトの間柄も、クリスには伝わってしまうのではないでしょうか。
だとしたら、クリスが抱えてしまった秘密・・・この時はおばあちゃま迄それを知っているとは思わなかったも知れませんが、それについて誰かに相談したり、ましてやフンフトの裏の顔(注意・あくまでクリスが抱いている「真実」ね!詩女さんの意向はまた別にあります)について訴えられないのではないでしょうか。
本当ならば頼れる皇帝の祖母に「慧茄えもん~フンフトがいじめる~!」(オイ!)ではなくて^^;、皇帝はこのような見解をフンフトに話したと冷静に彼女に打ち明けるのがクリスにとって得策なのですが、このままフンフトに対して怒りと猜疑を露にしたままだと慧茄はクリスの話をまともに信じてもらえないどころか、変な事を知ってしまったと警戒されるかもしれません・・・。(あるいは仲の悪くない二人若しくは三人の様子を目の当たりにして、話せなくなるか。)

そして帝国と皇帝の目指す道が明らかに異なると分かっているのに、クリスティンは帝国と皇帝に身を捧げると言っています。やがて帝国議会という別の組織に縛られるようになっていく事も明らかになっていきそうな中、皇帝の意にそぐわない命を受けてしまったら、クリスティンはどう動くのでしょう。とても気になります。とても・・・あ、あれかな、それとカイゼリン・スーツの町は関係があるのかな・・・

あ、あともう一つだけ。これは私がひとり勝手に思っているだけですが、フンフトがクリスに発したあの言葉は、慧茄とフンフトがクリスのことを話題にしたときの会話を詩女さんが滅茶苦茶悪いように改竄して言ったことのような気がします。それが偶然元老院の見解とほぼ同一になってしまった、と。
慧茄はあの耳飾りはもう報われないと分かっているのだから「他の誰かと結婚して子供をもうけてくれれば」とクリスに対してそう思っている。例え言い方はずっとソフトだとしても、その騎士の血も今後の帝国の為に、という点では変わらないのかなぁ・・・あの酷い連中と一緒にするな!と言われてしまいそうだけどね。でも結局は、そんなに変わらないような・・・

他にも気になったことはあまたあったのですが、(ニオたんとか^^;クローター・ダンチヒは完全に没なのか、とか・・・)今回はこのくらいにして、残った課題についてはまたそのうちに。
しかし・・・何かこう、もやもやが・・・(^_^;)やっぱり、ゴティックメードを見て気分をスッキリさせたい気分ですよ!
そんな訳で、来月1月17日大阪・梅田ブルク7(21時~)福岡・T・ジョイ博多(19時~)の2箇所でゴティックメードの再上映がドリパスにて企画されております。お近くの方、そうでない方^^;も是非足を運んでいただいて、ベリンとトリハロンのお話に五感を研ぎ澄まされていただければと思います。
今日12月10日時点で、大阪上映については一定数のチケットが販売され上映が決定しております!福岡のほうも、是非上映実現して欲しいものです・・・!←・・・実現したら私も行きます・・・
チケット販売はどちらも1月3日の18時迄ですが、どうぞお早目のご購入をお願いしたいと思います。そしてクチコミ頼りの上映ですので良かったら、ツイートでも口伝えでも何でも、お買い求めのついでにちょこっと宣伝して頂いて、皆様お誘い併せの上劇場にお越し頂けると大変嬉しいですm(__)m
どうぞあの世界とこの世界を行き来していただける方が、また一人でも増えますようにと、願っております。

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