最初におことわり、今回はかなりへっぽこですよへっぽこ!読み流していただければ幸いですm(__)m
そしてまだニュータイプ10月号をお読みでない方は、全力で立ち去り、その衝撃を目撃してから適当に読まれる事を推奨します。
しかし今月号のジークボゥ母は、えらい勢いで泣いているなぁ、何故なんだろう?
ジークボゥの本当の名前、それがフィルモア帝国のどんな高貴な名であれ、母サクリファイス・ニーゼルが・・・彼女の能力、及び身分は大変なものにもかかわらず「ジークボゥが自らその名前を捨てる」ことを容認することでしか息子を守ってあげられなかった。
サクリファイスは帝国の為に人生を捧げ、帝国そのものを護る役を担っています。
ジークボゥは今のフィルモア皇帝であるダイ・グとも兄弟のように仲が良かったという感じが漫画で今回ありましたし、歳も近い。リブート7にある「幼い頃より兄のように慕うもう一人の親友が心配」は多分ダイ・グで良いのでしょう。
ということは・・・ということは・・・
「今のフィルモア皇帝であるダイ・グにあまりに良く似た存在、ジークボゥは、フィルモアにとって邪魔な存在だったのではないか?」
という結論になるのですがいかがでしょうか。
レーダー8からフィルモア5になる過程で、これはクリスティン・Vの凶状によって早められたという事情もあるのですが、どんな立派な苗字か分からないけど、ダイ・グが皇帝になる時ひょっとすると、ライバル候補としてジークボゥの存在がクローズアップされかかったのではないかという予感です。
ダイ・グは能力・血筋からも全く問題ないと言いたいのですが、祖母の剣聖彗茄ですら「身体の弱さ」を指摘しています。
年恰好の似たジークボゥがこれに対抗できる存在になりうるのではないか・・・ただ、母はニーゼルであることは多分間違いないと思いますが、彼女は身分が高いにも関わらず「口に出すのも恐れ多い、ただ一人継がれたその名前の持ち主」ではないということになると、ダイ・グの物凄い対抗馬になるには父の名が大変重要な気がするのです。
でも実際は世継ぎ争いにならず、ジークボゥは名を捨てフィルモアを去り、母であるニーゼルはサクリファイスとして母国に残ります。
ここでひとつ思ったのですが、ダイ・グの父は身体が弱くてもう既に亡くなっています。彗茄という後ろ盾はいるのですが。となるとジークボゥの父がここで存命ならば、その苗字が物凄いものであるならば、母も身分の高い方だし、その政治力を駆使して息子を皇帝にしようとか考えそうだとは感じましたが・・・ひょっとすると、もういない?
父のバックもなく、母だけではダイ・グを推す勢力に対抗できない息子ジークボゥ、しかも帝国がこのことで争いになってはいけないと判断するとなると、サクリファイス・・・帝国のためならなんでもする、という犠牲の役を持つ彼女はもしかしてジークボゥを自ら手にかけなければならなかったのではないかと思うのです。
でも心優しいジークボゥは、親友ダイ・グが安心して皇帝につくため、それがフィルモアで政争にならずにもたらされる平和と安定の為、自ら名前を捨てる事で、自分の命を守り、母が自分の息子に手をかける、という事態を回避できたのではないかと思うのです。
でもジークボゥは優しいから今でもダイ・グの事を気にかけている・・・あのフィルモア帝国だし、母国から受けた仕打ちに対してもやっぱり心配で仕方がないのだとしたら、なんという悲劇の主人公!・・・いや、本当にそう思うのです。
太陽は二つも要らない・・・か、と頭をよぎった時、実はこれに似たことが既に物語としてどこかになかったか?という思いがして、慌てて私の乏しい頭をフル回転させました。
あったよあった!
コーラス21世と、剣聖ハリコン・ネーデルノイドの話だ!!
能力の非常に高いハリコンの登場で、世継ぎ争いで問題になりかかりそうになったのだけども、ハリコンが夭折してしまって問題にならなかったコーラス王家の闇・・・となると、やっぱりハリコンはシステム・カリギュラの力を借りてコーラス王家に暗殺された可能性が高そうだな・・・
そしてジークボゥの後ろ盾が乏しい→誰だか分からないけど彼の父が世にいないのだとしたら、
→かつてフィルモアの中枢部にいながら今は民間人ならば、
→そんな自分の背負っているものと、もし父がいない事を併せ持つのだったら
・・・のだったら、ですよ。
DESIGNS2にあるコーラス4の設定にある「戦いが何をもたらすのか、自分に良く似た少年に教えてもらうのだ」というこの少年って・・・ジークボゥかい??
(いや私はずっとこれをその姿が似ている→ハリコンの亡霊が人為的にでも出るのかと思っていましたが^^;)
因みにジークボゥは2980年生まれ、コーラス4は2990年生まれです。
リブート6にある特定キャラクターの年表で他のキャラクターで年齢比較すると、
桜子→ヨーン→ちゃあ→ジークボゥとなり
桜子とジークボゥが丁度10歳差になります。つまり今高校生のジークボゥは、彼は母曰く現在旅をしているようですが、その身分を伏せたまま、「旅先のジュノーで」中学生くらいのコーラス4に会っていないか?という計算になります。
結果的にですが、あんまり戦いたくない意向なのも、この二人は似ています。
えーーー!と思われても不思議はない、私だって半信半疑だけど、結構この辺りがやがて非戦の大きな流れになっていくのではないかという妙な予感と共に、このへっぽこ予想を締めたいと思います。。。
あ、でも最初に戻って…
息子の判断で母が救われたのならば、国の為に息子殺しなんてむごい事をしなくて良くなったのならば、母はどんなに泣いてもあんな大胆な格好をして凄い事を言っても、彼女にとってみれば償いにすらならないとの責任を感じていると思います。
しかも久しぶりに会った息子はそんな冷遇下でもとても立派に成長しているからきっとどんなに嬉しかったか。ーそんな気持ちがするのです。
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