きっかけは、こちらの田村一さんが発せられた一連の焼き物ツイートを目の当たりにした事でした。
さて焼けました。くるくるダッカスのコップです。今回は突然思いついてしまったので、いつも使ってる白の土でしたが、次回はダークグレーの土で作ってみます。如何でしょう?#FSS_jp twitter.com/tebokehandmade…
— hajime tamuraさん (@tebokehandmade) 2013年4月22日
このコップが、なんとGTMのダッカスが意匠になっているというではありませんか!まだ今月の10日に私たちの前に突然現れた、あの黒騎士ですよ!それはビックリだし、確かにそんな印象が飛び出してきたような器の写真に大変驚きました。しかし出来上がった画像は大変美しい「白い器・・・」
いやこれ、ダッカスだけど色が変わるとジュノー・・・いや、エンドレスみたいな気がする(見たことないけど(^_^;)、とレスポンスをしたりしているうちにどうもこの器がすぐ東京で見られる、買えるらしいとお聞きし、それが渋谷の新名所、ヒカリエで行われているイベントNIPPONの47人 2013 CRAFTだったのです。
そしてこの日まで田村さんが秋田県からお越しになっている、というお話もあったので、出来たらその日に行ってちょっとお話もお聞きしてみたい、と仕事道具のエプロン&普段着のまま(^_^;)電車に飛び乗って渋谷に足を運んでみました。
噂どおりの凄くお洒落な建物だったヒカリエの8階へ行くと・・・ありましたよ、ダッカス!
このような素敵な器たちのなかでも、一際目立つ所に。
そして作品のアップです。ダッカスの優雅な見た目に惹かれたのですが、私にはあいにく使い道が思いつかず(^_^;)今回他の食器を購入いたしましたが、微妙で複雑に広がっていく色あいが(永野先生の単行本表紙のベースになっている色がお好きな方は、きっと気に入られる筈)、曲線がどれも素敵なのですよ。本当にどれにしようか、目移りしてしまいました。
そして今回お会いした、器の作者及びツイートをして下さった田村一さんです。何故かこの会場でFSS話をしてしまった・・・いや大変失礼いたしました。このダッカスは白いですが、今度違う土で作られるそうで、こんな仕上がりになりそうという色も(他の作品で)見せていただきましたが・・・これは黒騎士、とてもそれらしいちょっと金属がかった墨色ベースの、でもそれだけではないような色合いはあのダッカスにもぴったりだと思いました。白黒並べても素敵そうです!
そして白い器のほうは既におひとつ販売されたそうです。展示会は昨日からでしたから、インパクトあったのでしょうね・・・
といいますか田村さんの器、本当に綺麗で料理にもとても映えると思いますが、そのまま部屋に置いていてもインテリアになりそうなデザインとさらっとした質感。見ていて楽しい僅かな金属感(何でそんな風情が出ているのか良く分かりませんが)と色味は、それだけで私も大変良いエネルギーを頂いたような気がします。本当に有難うございます!
そして私は悩みに悩んでこの器2点を購入してきたのですが・・・ボーっと眺めていると何となくこれが、ベルリンSR1・ホワイトバイオレットに見えてきました(^_^;)オイ!でも買ったときはそんなこと、意識していなかったんだけどなぁ・・・色といい質感、形をとっても、下のラインと造形(頭部っぽいというか)がどうもそんなイメージ?多分違うと思いますが一度そう認識したら抜けられなくなりました。
私はこれを大事に使って・・・そうですね、まずはかぼちゃの煮物でも盛り付けてみようかと思います(^_^;)
田村さんがいらっしゃるのは今日までですが、イベントそのものは5月28日まで行われています。是非田村さんの造形とダッカスの面白さに思いを馳せて見せてはいかがでしょうか?きっと連休の行楽などにも面白いと思いますよ、ヒカリエ。
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