今回、またネタバレ防止に関し今までどおりグーグル・ドキュメントにするか悩んだのですが、ゴティックメード・ワールドガイドは読めば映画の内容について一通り網羅されていることと、とある・・・あまり良くない予想(これに関しては完全に杞憂だと良いのですが・・・)をひとつ立てているため、この記事に関しては大っぴらにそのまま書くことにしました。
できるだけぼかして書くようには努めましたが、映画ゴティックメードをご覧になれなかった地域の皆様、お許し下さい。また先ほども書きましたがワールドガイドは物語に関してそのラストまできちんとフォローしてある内容になっています。来月10日からいよいよとなるファイブスター物語の連載再開にGTMが関連するようだという話にもなっています。目を通された方が良いのか、非常に悩みますがその辺りのご判断は読んでくださっているあなたにお任せします。
・驚いた!トリハロンの将来なのですが・・・&「黒髪の男」について
へえ!それはパーフェクト(女性ファンにとってね)と思い私も考えを改めるべきかな、とも思ったのですが・・・しかし、これが書かれている「黒髪の男」ページ隣の女性に関してはトリハロンとの血縁関係はきっぱり否定されていますが、この男性の項目を読み直してみると、別のある考えが・・・
ひょっとして、この方の血縁は、トリハロンのか、かっ、かくし・・・
「トリハロン様になんという侮辱を!」と女性ファンの皆様から苦情が来そうだな^^;
しかしこの男性の設定画を見直すと、本編にはついていた帽子のウォータークラウンがないのですよ。あのパートの原画を担当したのは恐らく永野先生でしょうから、最初は出すつもりがなかったけどサービスで描いてしまった?
以前「レーダー王家の象徴とフィルモア王家の象徴を両方もっている」子孫は間違いなく国の王位継承にとって火種になるから裏に回る→バルバロッサ家の者に子孫を託すという推測を以前に立てたのですが、隠し子(ああ書いてしまった^^;)なら余計託しやすいぞ。と思ってしまった訳です。
東の国の出身者であるトリハロンが一度国を出奔し、なぜか「東の大国と和平を開いて」統一帝国を作ることには変わりがありませんしね。
しかしこれではますます保科正之+会津藩みたいじゃないか・・・妄想しすぎか?
それとは離れますが、この男性の服の見た目そのものはレーダーさんっぽいですね。お顔は・・・線画見比べただけですがやっぱりあの方で良いような・・・気がします。しますよね^^;
それは91pの少年兵の項目を読んでもそう思った事です。映画の彼は手がごっついですしね。
・アシリア・セパレーツは兵器の徒花?最先端技術?
あの二人を見て美しい、格好いい、あるいは不気味だと思った向きはそれぞれでしょうけど…
アシリア・セパレーツにシステム・カリギュラが関わっていると知った時点(DESIGNS1参照)で気づくべきだったのですが、恐らくあのスタイルは、シアン夫人だけの時よりも「明らかにロイヤリティーがかかっている。」
それでも切り替わったばかりのプラスタではなくこちらという選択になるのはセンセイの気まぐれ・・・ではなく^^;「ファティマとしての能力が強化される?」からかなと思いました。人材強化アーマーといったところ?
二人の瞳が何処かカリギュラの二人っぽい(意味が良く分かりませんが重合人間とか書かれていますよね。重合という言葉としての意味はこちらを参照。)のと、町の歩きかたがなんだか変なのはそれでなのかと…
しかしアマテラスの大侵攻によってやがてはファティマのスタイルはバラバラになり、戦乱の末数まで減って「物珍しい存在」になって行くこと、K.A.N.のようなエトラムルタイプのMHが重宝されることも並行して物語では描かれています。
恐らくメンテナンス含めコストがかかり過ぎるスタイルなのでしょう。今ならば導入する時代かも知れませんが、戦乱でファティマに数や手入れのし易さが求められるようになってくると、あの複雑怪奇さはやっていられなくなる気がしました。
突拍子もないのですが、何故か電動タイプのマスカラを思い出してしまいました。便利なんだろうけど普通のマスカラに比べ高価でリスクもあるし置き換わらない。一方で前者よりは長く美しく睫は仕上がらないけれども、安価で落とすのが楽なフィルムタイプのマスカラが定着していく。
これが武器に当てはめれば同じかな、と。変な例えですみません。
・細々簡単に
一 謎の男!そうか・・・これでFSSでの予想がしやすくなった。どうもパズルが欠けている印象があったので放ったらかしでしたが。ここも埋めました。そのうちやろう・・・
二 謎の女の4文字がイマイチ分かりませんが・・・でもやっぱりミラージュマークは新しくなるのね。そしてディグの隣にいたの分からなかったよ。謎の方がベリンの都行きを偵察していたのね・・・こう見ると明らかに目立つのにね。
三 美しい「花の種の籠を持つ女性」ですが、私は思いました。・・・明らかに加齢を感じますよね、プロポーションとかに。永野先生さすがだと思った瞬間ではありました。私と同世代の方は(まぁFSS第二世代位かな?)何となく感じていただけるのではないでしょうか?隣の男性とは明らかに一世代違う印象。
四 前シワルベの絨毯に螺旋の十字?と酷似した模様があると書きましたが、実はこれと全く同じ模様が、最終頁の背景左下、ヘリポート(ではないと思うが)っぽいところにあります。何故?(同時に右下にある詩女マークは、目印っぽいというか、建物ではないみたいですね・・・でも霞んでいて良く分からないなぁ)
五 一番良く分からなかったのが、ラブの頁にある、その上の文。彼女は為政者に向け、(それが例えばボードでもボスやんでもクラーケンベールでも、だ。)花の種(と付随した予言)を贈り続けているのだろうか?これが「星団」という広域の話であれば、アマテラスと・・・うーん、コーラス6くらいになるけれど。
しかし世に戦乱が絶えないのだから、ベリンにとっても報われるとは限らず、真実を知っていてもただ微笑み見守るのは辛い事ではあるような気がします。それでも平和を訴え続けるのかな?
・気になったセンセイの言葉。
それは34pの「巨大なロボットの巨大な映像と大音響は映画館だけで得られるアトラクション。映画館は映画館で見るために作られたもの。」と書かれている一文です。
この記述に関しては、私自身は昔から映画は映画館で、のタイプで尤もなことだと考えるし、非常にセンセイらしいお言葉だとも思います。
しかし、これを、映画上映がほぼ終わった状態で書かれているということは・・・ソフト化は当面はないということですか?
いや角川書店としては出せば間違いなく売れるでしょうし、出したいのだと思います。ねぇ、こういうファンからの支出によって先生にも印税は入ってくるでしょう。
なんだけど、私も映画館のコンディション一つで作品の見る目すら変わりそうな経験をしているので思うのですが、果たして家のテレビで・・・それが例え最先端のシアターシステムでもこんな状況を再現できるのか?疑問というか、かなり難しいと感じているところもあります。
なのですが、同時に思う事、「私のフォロワーさんですら、FSS好きで観に行きたかったのにあまりに遠くて行けなかった方が何人もいる」という事実です。
勿論情熱を持ってあちこち遠征された方もいらっしゃるのも知っているのですが・・・私はあまり関東を離れた事がありませんが、東北は多少行ったり住んだ事があるので「こりゃ行くの大変だろうなぁ」みたいな感じのところで上映されたり、運の良い県は二回も3回も回ってきましたが、ついぞ上映のなかった所も少なくありませんでした。
マメに情報をチェックし待ち遠しく思ったけど行けなかった方、あるいはひょっとして上映があったかも知れないけれども宣伝が少なくまるで気がつかなかった方、永野センセイファンの事情も長かった歳月、または年齢層の多様化によって様々だったと思います。
上映側もいろいろご努力されたとは感じていますけれど、ソフト化に関してはなるべく早く決めて、行けなかった方にも楽しんでもらいたかったという思いも・・・先ほどの話とかなり矛盾しているのですが、考えてしまいます。
あるいはもし本当にしないのであれば「これで当面お許しを」と皆さんには話したほうが良いかもしれませんよ。永野先生は作品の隅から隅まで拘ったのでしょうからやっぱりアーティストなんだなぁ、と思いつつも、ファンが今するとすれば、ニュータイプにディスク化のリクエストするくらいなのかなぁ・・・
4月に東京でイベント上映があるらしいという話もある(ちょっと詳細は不明です。)ようですが、静岡県の三島にお近い方がこれご覧になられているのでしたら、15日まで上映されています。今はもうここだけですので、スクリーンでその理由を体感いただければと思います。
勿論これが私の杞憂で、FSS連載再開と同時に「ブルーレイディスク発売決定!」になっているのなら、それが一番ありがたいのですが。(ただ私は家のテレビがあまりにヘッポコだから、本の方が見やすいかも・・・^^;ファンの方はモニター新調されるのかしら?)
こんな感じでかなり駆け足でしたが、ゴティックメード・ワールドガイド感想版でした。まだまだネタはありそうなのですが、いやあ、疲れた^^;
ニュータイプ4月号に関してはかなり遅くなり、水曜日頃書くことがあればお知らせします。もう、あの表紙だけでワクワクしますけどね!
という訳で現在のツイッターヘッダー絵は何故か「春のトリハロン祭り」というタイトルでお送りしております。ガイド見ていると、他のキャラも色々描いてみたくなります。とりあえずボットバルトは挑戦してみたい(お好きな方ごめんなさいね^^;)
コメント
ニュータイプとワールドガイド購入しました!二冊とも大満足ですが、歓喜と恐怖の無間地獄です^^;
まず、ワールドガイドですが、あの作品との関係を伺わせる箇所もたくさんある一方で、辻褄の合わない事もまた沢山ある…とくに、アシリアスーツの解説で「GTMをフル制御するための…」とありました。しかし、あの作品でアシリアか出る頃にはGTMという兵器は過去のものになっているはず。あくまで、主力はモーターヘッドなのですから。プロムナードのように、あくまで、パラレルワールドのような位置づけなのか?
永野カントクはともかく、ニュータイプ記事の中ですらあの作品の外伝であるという予想を否定された以上、もう頭はパニックです!( ;´Д`)
連載再開すればGTMという作品の位置づけも含めてすべてわかるそうですが、おとなしく待つしかないようですね…
さて、GTMの鑑賞回数ですが、出張先でもあった静岡での上映を含めると、ついに50回になりました。流石にここまでくると、永野カントクにも他にする事ないのかと言われそうです^^;
東京での復活上映はチケット争奪戦に勝てたなら行きたいですが←懲りてないorz
タクト様
5、50回!…これは永野先生に表彰して頂きたいですね( ̄^ ̄)ゞ
実は週明けまでNTが買えないため、その点判っていない上でのコメントになる事をお許しください。
GTMって何?とまも☆しんで言っていた事もあり、別ものでもあるのかな、でもねぇ…と思いながらDESIGNSといったり来たりしておりました。これまでも。
種あかしは連載再開になるとわかるのかな?と思いつつ、ブラウニー博士の記事やエンプレスの所を読んでいます。実はマイトの系列図を作るつもりでサボっておりましたが^^;真面目に捉えてしまうとGTM➡MMになる時期がブラウニー博士の存命間でいきなり行われることになり、⁇ではあったのです。どちらも強力でしょうけど大きさ違いますし。何か機械的な事も違うような…
ブルー・スーツを着るエストが駆るのは「皇帝」というMHですがカイゼリンは「皇妃」でしょうし…とか。あと、「国家別お花コンデンサ」ってどうなったの?とか。
ただ全く無関係とも思えません。でも今出来るのは矛盾点を洗い出すことくらいかなぁ…とは感じています。
永野先生NTで何を語っていらっしゃるのでしょうか?楽しみに待ちたいと思います。
新宿での上映・・・私も何とかしたいなぁ・・・どうなることやら。
鶴岡にて。
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