奇妙な手紙、奇妙な旅路。後書き

 「奇妙な手紙、奇妙な旅路。」本編はこちらからどうぞ。
 こちらはあとがきです。

 何ですか、この話・・・みたいなのですみません^^;
 まず根底として、2巻140p(リブートの方は2の136p)にある首都ヤース?の様子みたいなのが、ソニープラザとか書いてありますが(今はソニー付かないんですよね・・・)JR新宿駅東口のスタジオアルタ前(笑っていいともとかの収録でもお馴染みなのかな)に良く似ているよなぁ。というのがあります。
 良かった、ここの前が25年たってもあまり変わっていなくて・・・

 下の画像は新宿駅東口周辺の地図です。中央寄り左下がそのアルタのある駅広場になります。(ちなみに現在ゴティックメードが公開されている角川シネマ新宿は中央寄り右下、新宿五丁目のローソンマークの隣の建物がそうです。)

 しかしコーラス3は何故か道に迷った挙句黄色い電車に乗ってしまうのですが・・・文中に登場する「煉瓦造りっぽい建物」は、JRから歩く事5分ほどにある西武新宿駅になります。つまり彼は、歌舞伎町の人混みを潜り抜けて何故かここに来てしまい、西武新宿線に乗り込んでしまうのですね・・・「途中で物凄い人が乗り込んできた」というのは、西武新宿駅を始発とすると、次の駅がJR山手線、及び地下鉄東西線と直接乗換えが出来る高田馬場(早稲田大学の最寄り駅)に当たるからです。


 …というか、おいおい、その前にそんな話になるんだよ。という事の方が先か…
 実は、私がいつも使っている電車が、この西武新宿線です。結婚して3度住まいを変えましたが、9ヶ月の仙台暮らしを除いてずっとこの路線に沿って生活しています。
 東京多摩エリアにお住まいの方はご存知のことと思いますが、この辺りはアニメ関係の制作会社が大変多いです。今住んでいる西東京市にはドラえもんやクレヨンしんちゃんでお馴染みのシンエイ動画がありますし、かつてぎゃろっぷの隣で暮らしていた事もあります。

 中でも西武新宿線を語るのにも欠かせない、代表するアニメ制作会社というと・・・杉並区上井草のサンライズでしょうか。西武新宿線各駅停車に乗って20分くらい?上井草駅の駅発車メロディはこのサンライズにちなんで、上下線ともガンダムの主題歌「翔べ!ガンダム」が違うメロディーで使われています。
 当然永野先生もダンバイン、エルガイムの頃から劇場版FSS.今回のゴティックメードまで(製作に関わっていたとは映画を観るまで知らなかったのですが・・・)サンライズとは切っても切れないご縁があったと思われます。

 さて話を少し戻しますが、西武新宿駅を出発し、上井草駅を降りると、すぐ目の前に飛び込んでくるのが写真のガンダム像なのです。
(すみません、後姿で・・・正面はこちらの記事をご参考に。申し訳ないですが座り込んでいる人影は主人です^^;)
 私は上井草に住んだ事はないのですが、駅すぐ近くに美味しい韓国料理店があるので、立ち寄りやすい事もあり年に数回、新宿の喧騒を避けてこの駅を利用します。

 そしていつもこのガンダム像に巡り会う?のですが・・・何故かいつもお賽銭だの、お供えの飲み物や食べ物などが置いてあるのですよ^^;なんで?神様扱いなんでしょうか?
 そして11月下旬に再びこの地に降り立った時、私は笑ってしまいました。
お賽銭を入れておけるように、ガラス皿が置かれている!

 …一体いつからガンダムはそんな存在になってしまっているのか、よく分かりませんけど。でもそういえば私もガンダムが、サンライズがなかったら永野先生はきっとFSS描かなかっただろうし、ゴティックメードもなかっただろうし、今の自分もさぞ違っていたんだろうなぁ、とその時改めて実感してしまったのでした。このガンダム像を見て。
でもさすがにお参りするのはなぁ…そうだ、誰かにお参りしてもらおう。
と思ったとき、何故ここに来てしまったのかあんまり疑問を持たずに、気前よくお賽銭入れてくれそうな誰かの事が頭をよぎったのでした^^;
 ひょっとすると上井草の駅に今度行ってみたら、フェザー・ゴールドが置いてあるかもしれませんよ。(でも50万円の貨幣…だとしたら太っ腹過ぎるか^^;でも陛下ならしそう…)

 そんな訳であまりにローカルな話ではあったのですが、今までこのブログを読んでくださった方に、ほんの些細なおまけとしてクリスマスカード的な感じで、というつもりで書いたとある冬の一日を記した作品ですので、お許しいただければと思います。
 あと、誰もしないと思いますが、線路内を走って帰ってはいけません・・・^^;

 皆さんにとって素敵なクリスマス、および新しい年でありますように。
 この一年は私も沢山の素晴らしい出来事に溢れた年だったと思います。来年はファイブスター物語再開してくれる事を心から希望しつつ、永野先生のご健康を願いつつ、この「おまけ作品」を締めたいと思います。
 次にこのブログに登場するのは・・・FSS再開の声が聞こえてきた頃かな?また新しい驚きと、出会いが交錯する素晴らしい瞬間が皆様に訪れますように。

 20121213 チーク(cheekandlip)

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