"例えひとすじの影になってしまっても、僕には君がいてくれる"~2枚の絵
もう9月も終わっちゃうよ!何していたの?と書かれそうですが…もしここをまめに見てくれている方がいらっしゃったのなら。(いるとはあまり思えないのですが…^^;)
うーん、"希望すらないパンドラ"は2p分^^;
あと、実は大体を絵を描いて過ごしていました。下の二枚の絵です。
一枚目は、PCでご覧の方はちょっと前から表紙絵になっているのでご確認できると思います。
もう一枚のクローソーはもしご興味があればこちらからどうぞ。
タイトルは"See you NEXT TIME,bye-bye."です。
私は文章の挿絵を主に、ずっとiPadで直描きするというやり方で絵を描いていたわけですが、その際使用するibisPaintというアプリはその特徴?として描いている間の経過を動画として記録しており、それを一分間に圧縮したものがHPに公開され、また保存できてこうして再利用することが可能になります。
時間も記録され、上は15h、下は10hかかりました。
以前はフリーズされて絵が台無しになった事もあったのですが、最近は長期間高画質版を手がけても全く壊れなくなりました。(上の二枚はHD画質版で描かれています。これだと今までの4倍くらいの情報量、pixivだとアップできるぎりぎりくらいの容量で作画できます。今までの殆どの絵・・・「ようこそ女王陛下」以外はSD画質で描いていました。アプリが不安定でしたしね。)
素人でもこうして、タブレットかスマートフォンでもあれば気軽に絵が手がけられるようになったのは、大変良い時代になったものです。
ただ私にとって絵はずっとおまけというか、「あくまで挿絵としてのもの」が中心でした。懸命には作業しましたがどうにも下手なので(だからずっと止めていた趣味なのです)出来は悪い^^;でもそれでも仕方がない、とにかく時間がない。
真夜中の会話の頃は、それこそ2hで一枚描け!みたいなノリでした。あんな無茶はもうしていませんが、それでもどちらかといえば「こんなシーンの描写」が中心だったのは確かです。
絵が先に来ていたのは、ありがたくリクエストを頂戴したものを除けば、数点しかありません。
なのですがある日、山形交響楽団のブルックナー6番のCDを聴いていて、「あ、絵が描きたい」とどうにも気分が抑えられなくなりました。
ずっと、それこそFSSを読み出してからぼんやりと思っていた事が頭の中で形になり始めたのです。とてもびっくりしました。
簡単な短文を先に書いてから、その絵をはじめてみることにしました。短文の一部は、この記事のタイトルになっています。
どうせ下手なんだから、本当は何か読み物("希望すらないパンドラ"もまだ終わってない・・・これ書いたらまたはじめます。)にしたかったのですが、(恐ろしい事に、読み物に関しては良いのか悪いのか未だによく分かっていません。恐いなぁ・・・)まぁ仕方がないかな、と。やりたい事からはじめてみることに。
ところが、自分は芸術家でもアーティストでもなんでもない、ただの素人なのは良く自覚しているつもりなのですが、「残照」を描いていて、もう何度も涙をこぼしました。
全く説明のしがたい出来事でしたが、ブルックナーを聴きながら、そんな自分をどうしたら良いのか分からない位に。
そういうのはyoutubeには現れませんが、こんなことは私にもはじめての経験でした。
所詮自分には描けない事を無理矢理表現しようとしているからなのか、テーマがテーマだったからなのか、両方なのかもしれませんが、キャンバスではなくタブレット画面でもがいた感覚がありました。そんな訳の分からない意味でも忘れられない一枚になりそうです。
そして出来上がったものには・・・まぁ今の精一杯がつまったものになりました。
一度捨てた絵の趣味はのんびりまたやっていこうかな、という感覚ではありますが、絵を描いていてよかったな、と思える瞬間ではありました。
※山形交響楽団のこのブルックナーもとてもお勧めです。出来たら購入して配りまくりたいくらい^^;youtubeで似たのを探したのですが、ありませんでした。日本でこんなブルックナーが聴けるのです。よくブルックナーで言われる重厚とは全く違う、しかしとても力強い音です。特に2楽章の切なさはどうしようもない、手の届かないものが降ってくるような感覚を覚えます。良かったら、是非。ああこれは生で聴きたかった・・
そんな余韻を残しつつもう一枚、このクローソーは、先日こちらがご縁でお会いしたフォロワーさんに、と勝手に描き出したものですが^^;彼女にお会いする時にはまったく出来上がっておらず、先ほどやっと出来たものです。タイトルが酷いですが。何といってもこのフレーズは、私がFSSを読み出したとき恐らく聞いていたはずの、ラジオ基礎英語の最後の挨拶だからです。
私くらいの年齢の方なら、あのダバダバダーバダーバー~のメロディはご記憶にあるに違いありません。
しかしお会いした彼女は・・・とてもとても素敵な方でしたが、この頃にご誕生になられたそうで^^;何となく分かってはいたのですが、共通の話題があれば年齢はある程度無視できて、漫画の力って凄いなぁ、と思いつつ、永野先生早く連載再開してよ!と思わずにいられない出来事ではありました。だって永野先生だって歳取っている訳だし。
そんな二枚の絵でした。さて、「希望すらないパンドラ」今度こそ完成に。
しかし、来週は日本GPを控えているのでした^^;去年の今頃までは、私は単なる一漫画の一ファンにしか過ぎなかったのになぁ・・・って、今もそうか。でも、ちょっとだけ違う気分はあります。
そしてゴティックメード公開まであと1ヶ月、やっとですよやっと!お祭りにするには一個人では限界がありまくりですが、皆さんで盛り上がりたいですよね。ほんとうに。
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