ロボットとファティマと融合人形。

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   猛烈に暑かった5月から梅雨入りしてないのにどんよりした雲行きの6月になりました。それでも先日よりはまだ良いかな?と思ってしまうこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
 私はこの後週末に向けて出かけなくてはいけないのに、またしてもぼーっと浮かんできた疑問について色々書きたくなって、時間がないのに大慌てで思いつくままを書いております。 
 来週はニュータイプ7月号のネタバレ付き感想もある(しかもトップ画もまだ未完成状態)から、とにかくバー--っと表現するだけして、なんとか出かけたいと思います。

 最新刊であるファイブスター物語19巻の内容に物凄く関係しているわけではないけれども、お題としてはそこからが起点になりますし、現在連載中の(単行本になっていない部分)の話題も登場します。ご注意下さい。

 今回のお題は…「ねぇねぇ、あのクリオネみたいなのは一体何なの??」です😅
 FSS連載時も、19巻発売時も分からないからもう全力スルーしてしまった、「融合人形」についてです。
 でもスルーしたくなるのも分かっていただきたいです。
 異形には違いませんけども、でも1巻から登場してきているファティマの別スタイル”エトラムル”もこれまた異形でしたから、この変な生き物なのかもよく分からないものは、一体それまでのエトラムルと何が違うのか見当もつかなかったのです。

※ここから色々過去の物語について示していきますけども、モーターヘッド、ゴティックメード名は出てきた時の名前で書いていくのでそれはごめんなさい。
 ところで、ファイブスター物語は”SFではなくてお伽話”と言われている理由のひとつに、兵器であるはずのロボットが時折「モノらしからぬ」何かを読者や登場人物に示していることにあると思います。
 私はまず真っ先にその「モノらしからぬ何か」として思い出したのが映画ゴティックメードのGTMカイゼリンが示した謎の動き…突如レーダーを発しトリハロンやベリン達を導いた先にあったものが、物語の大きな鍵となるアイテムだったときです。
 あれはどう考えてもロボットからの自発的な動きだと思われるのですけども、この頃のロボットはガス気体シン・ファイアが制御しているから、生命体が関わらない出来事のはずです。
 そこからFSS1巻に戻って(?)ナイト・オブ・ゴールドがラキシスに挨拶のような仕草をしたときから、読者は「ロボットと(主に)ファティマの何らかのやり取り」を大小取り混ぜて幾つも見てきているわけです。
※この手のシーンは当事者(ロボット)のセリフがあったりなかったりしていますけども、恐らく物語上読者の理解に必要そうな時だけ永野先生顕にしているような気がしてます…。なので私達が聞こえてなくてもロボットは何かしらファティマ達に言語として伝えているのかも。(2巻のウリクルとか7巻の京あたりがそう。”お前たちのほうが人に近いのかしら…?”と返してますし)

 最近でもファティマ・アウクソーがGTMシュペルター(デムザンバラ)とやり取りして、どうもシュペルターは少年みたいな口調でしたし、ファティマ・パルテノは幼い子供のようなヤクト・ミラージュを謎のあけすけ育児?のような形で手中に収めましたし、ファティマ・クローソーはジュノーンとの会話が…多分その声と口調はコーラス3とそっくりだったのでしょうね。彼女が勘違いしたくらいでしたから。その結果、ジュノーンに力を貸して、眠ってしまいます。
 このファティマの能力…13巻では”GTM感応機能”あるいは”ファティマの本能”と言われてきている部分でもあると思います。
 ファティマはマスターである人間の騎士が繰り出す動きをサポートすると同時に、人間には察知できないロボットのなにかを彼女たちは常に読み聞き取り察して、最善の状況に導いているわけです。そのあたりがギルフィー・ビリジアン博士の言う”ファティマは母になれるけども、エトラムルには無理”の部分なのでしょうか。
 ときにはそれが強く優先されて、4巻のパルスエットのように、主人のミハエル・レスターの言っていることを差し置いて撤退してしまうことも…。
 そしてその能力は人型をしていないファティマであるエトラムルにもあるようです。
 ビリジアン博士が作った新型エトラムルも、ロボットを励ましたりしていましたけども、一方それと同時に”人型のファティマと違って”ロボットの感情をそのままトレースして物語内で表面化させてしまっています。
(15巻219ページの、マヨール・レーベンハイトのGTM・デモールSBB-0の腕を焼きかけたときに絵文字でやたらと賑やかしをしているセリフ?がありますけども、あれは被害にあってないデモールのエトラムルを通じてロボットが”破烈の人形、すごーい😆😮🐻🐼”と歓喜しているのだと…。マヨールにとっては良い迷惑??😅)

 でもこの”ロボットとやりとりする”能力は、星団歴の人間(騎士含む)には殆ど見られていないものです。
 ファティマは超帝国騎士であるナッカンドラ・スバースの胚から誕生しているインターフェースですから、この能力は一体どこから?

 というのもある程度FSS漫画本編の中で答えが出ていて、それは16巻、異次元世界に飛ばされたラキシス達を救うべく現れたGTM帝騎マグナパレスとともに現れた元超帝国騎士、ニキータ・オージェは脊髄とリンクさせることでファティマなしでロボットとある程度交信できるとご自身が語ってます。御本人が「MGPはとてもいい子」だと語っていますよね。(これが元の姿、バーナー・恋・ダウドで同じように出来るのかは不明。天照はそこら辺見越して靴と靴下を貸してあげた?)
 となると、超帝国時代のロボットたちもまた、意思というか、なんらかの感情を元々持ち合わせていることになります…。

 となると、へ・リー聖域の失われたロスト・テクノロジーはその頃の技術とも密接に関係するわけですから、”融合人形”というのは、ファティマやエトラムルのように”ロボットたちとやり取りしながら騎士を支える”という仕組みではなく、”ロボットの感情そのものを補強し支える”存在なのではないか?と最近(スルーせずに💦)ようやく思うようになりました。
 「GTMの頭脳と直結し、噂では騎士がいなくても単体で動くとか…」というのはそこにかかるのかな?と。
 町がバーバリュース・Vとパートナーだった時にデコース・ワイズメルと相手して本能的に恐怖を覚えたようですが、それはデコース君の剣の強さからくるものではなく、戦闘中の人間が普通しないようなことをして逃げ果せた(町にとっては取り逃がしてしまった)可能性を鑑みてしまいます。
 これ、将来機械に人間が支配される暗示もあるんでしょうか?

追伸
 これは更にオマケなんですけども、…今現在FSSでロボットと対話できるのが、ファティマ達を除けばかつての超帝国騎士くらいしか出来ないのであれば、星団歴のファティマ・ガーランドやGTMガーランドに”ロボットと思いをやり取りできるような”能力?があるのか?と言われてしまうと…騎士同様になさそうだなぁ、と思ってしまうのですけども(例外はレディオス・ソープですけども、彼はなぁ…神様だし。)

 テクノロジー(技術)ではなく、本能でロボットと対峙できちゃうひと…。
 あ、でも、ひとりいたかも…。と私が思ったのがコーラス3でした😂そういえば彼はやたらジュノーンに話しかけているし、2巻の若い時の回想で鳥にも話しかけてるなあのひと…。
 でもひょっとして、歴代コーラス王の”騎士だけでないガーランド的能力”ってそこから来てます?あのソープさんに褒められた耐久性が云々というのはジュノーンとウリクルとの3者の対話から出来てたりするんでしょうか…?
 となると、ウリクルが命をかけてあなたを護る、と言った時ジュノーンがなんと応えたか、今更ながら何かが透けて見えてくるような気がしました。(何十年経ってからでも分からないことは世の中にゴマンとありますね…。いえひとり勝手に思ってるだけですが💨)
 

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