さてさてこんにちは。昨日ニュータイプネタバレ付き2026年1月号分の感想を書いたばかりですが、どうしても今月号の展開から気になったことをここで書いていきます。
へっぽこ予想というのはいつもどうしようもない内容でたいてい外れるというオンボロの当ブログですけども、今回は敢えて「外れてほしいから」書いていくことにします。
いくつかルートが有り、遠回りの格好になりますがお付き合い下さい。
1.永野先生が予告されている「複数の犠牲者」。その対象外であろう人たちについて。
今の話「ペイジ解放戦」はまるでオールスター・キャストで繰り広げられているドラマ。「44分間の奇跡」「アウクソーの願い」「大破するGTMヒトエフタエ」「謎の凄い(らしい)GTM」など気になる項目はとても多いのですけども、同時に永野先生からこのお話で犠牲者が複数出ることが予告されています。
その…物語の退場者を予想するなど大変不謹慎だとは思ったものの、とても気になるではないですか。でも一体誰が怪しい?なんて気も引けますしどう説明しようか迷ったものの、まずは(設定資料やこの先に予告されていること)から、このお話の中で今後何があっても死亡退場しないだろう人達をまず先に取り上げてみることにしました。
(人物名→理由です)
- クリスティン・V→カーマントー解放戦に参戦するから。
- ミューズ・レイバック→3225年のスタント遊星戦時でも生きているみたい(NT表紙のトワイス・カテリ卿の設定で、彼は静と会話している)
- ヨーン・バインツェル→まだワスチャ・コーダンテとどうにもなってない。
- クラーケンベール・メヨーヨ→将来”ツァ・ベール1世”という銘となるが現時点でまだなってない。
- アルル・フォルティシモ→次の詩女となる。
- セイレイ・コーラス→コーラス6の血筋は彼女から。
- マロリー・マイスナー→ディジナ・マイスナーの家系から。
- アラン・リー・ファウトゥ→成人した姿の設定画がある
- デプレ→3159に登場している
- マキシ→同上(花の詩女のラストシーンにかかりますね)
私のうろ覚え記憶からですけども、完全にはっきりしているのはこのくらいでしょうか。ナルミ・アイデルマあたりも、コーネラ帝国から輩出されるツァ・ベール2世となる人物にアイデルマ姓の人がいたりするので彼女の子孫?とか思っちゃったりするんですけども今のところ具体的に説明できそうなのはこの位かな…というのが前提です。
逆に言えばこの面々以外では「退場してしまう(=死んでしまう)」可能性が残るわけです。これだけの数を回避できたとしても、まだまだ対象者が大勢いますよね…。
2.今月号を読んで気になった”私のちょっとした疑問”とは?
NTネタバレ付き感想でも書きましたが、今月号を読む少し前から気になっていたことがありました。11巻の冒頭でも、あるいはGTMになってからのペイジ解放戦の中でも名前が上がっているのに実際に出てきていない人がいると。
名前が上がっているということは、少なくとも現地から遠くないところにその人はいるはずなのに、ワイワイガヤガヤとした”おしゃべりの輪”の中に入ってない人がいるのです。
それは…もうお分かりでしょうか。「斑鳩王子とプリンセス・タイトネイブ」です。ミラージュ騎士団もまた王宮を包囲している面々の中にいるのですが、今のところヨーン・バインツェル以外おしゃべりの輪の中に出てきていません。(ランドアンド・スパコーンとアイシャ・コーダンテはいますが、ふたりとも現在騎士団からは外れています。)
これ、何か理由があるのかなぁ?位の軽い気持ちで当初考えていたのですけども、今月号の展開を読んでいて、気がついたら背筋が凍る思いがしました。
「もしかすると、斑鳩王子がそこにいるとわかっちゃう何かが今後待っている?」と…。
3.元々の数が少ないがゆえに経験しづらい経験をしてきた人達。
斑鳩王子は皆さんご存知のように”ツバイ”。騎士と魔導士(この場合はボルテッツ)を併せ持った力の持ち主で非常に稀な能力だとされています。
そしてファイブスター物語の力の差は、反応能力の大きな違いから騎士>>>>魔導士とされ、基本的には騎士が圧倒できる。さらに魔導士は希少な騎士よりも更に数が少ないといった背景がジョーカー太陽星団の大前提としてあります。
しかしながら魔導士の中には極小数ながら”騎士並に動けるもの”または”ツバイ”更にはボスヤスフォートのように騎士をも魔法で圧倒し殺害出来る者もいます。
ここで(唐突ですが)FSSで出てきた騎士対魔導士の戦いについて簡単におさらいしておきます。
(左が騎士、右が魔導のひと→結果)※メル・リンスは例外すぎるので除きました。いつも手をくだせてないし。あとラキシスも。ダグラス・カイエンも自らでは何もしていない(出来なかった)ので除外。
- アイシャ・コーダンテ対クー・ファン・シー・マ王子→かろうじてアイシャの勝ち
- シャフト対ボスヤスフォート→ヤクト・ミラージュの中にいたのにシャフト死亡(パートナーのパルテノは無事)
- ビョトン・コーララ対ボスヤスフォート→コーララ死亡
- ポエシェ・ノーミン対ボスヤスフォート→ポエシェ・ノーミン死亡
- ヤーボ・ピート対ボスヤスフォート→ヤーボ死亡
- リィ・エックス対ボスヤスフォート→リィ死亡
- ハインド・キル対ビューティ・ペール→キンキーをかばってハインド怪我
- ミューリー・キンキー対ビューティ・ペール→かろうじて引き分け?(斑鳩アドバイスやハインド・キルの捨て身あり)
- ベスター・オービット対ボスヤスフォート→オービット死亡
- 斑鳩王子対ボスヤスフォート→斑鳩生き残ったけど圧倒的不利のまま
- F.U.ログナー対ボスヤスフォート→勝負には勝ったっぽいが斑鳩をかばって死亡
- ランドアンド・スパコーン対ボスヤスフォート→ボスやんに怪我させる(自身も怪我)
- ノイエ・シチルス氷グループの騎士対ル・ゾラ→騎士怪我(しかし攻撃は本気でなさそう)
- ヨーン・バインツェル&ノルガン・ジークボゥ対フ・リエ→フ・リエの攻撃をかろうじてかわす
- EV-3対ビューティ・ペール→下の戦いの傍観者(でもEV3に絡んできた騎士は即死)
- マキシ対ビューティ・ペール→マキシ圧勝。ペールはマキシのデータすら遺せず個体の一つが死亡。
この中で”ペイジ解放戦”の輪にいるメンバーは太字にしてみました。意外と少ないですよね。彼らは少なくとも”魔導のひとたちとはどんな戦い方をすれば良いのか”経験として分かっているはずです。でも多くの騎士たちは…騎士としてはものすごく強くても、魔導士との戦いの経験が全くない、もしくは少なさそうなのです。
しかし斑鳩王子はボスヤスフォートとの戦いでは圧倒的に不利でしたけども、だけども彼は”ブラック・スリー来襲”をいち早く察知し、即座にあちこちに指示を出し、騎士たちにもアドバイスを送るという「被害を最低限に防ぐ」役割としてはものすごく優秀だったわけです。
でもその彼は今回の”おしゃべりの輪”に来ていない。近くにいそうなのに。
4.バッハトマが魔導テロリズムによって虐殺を行う可能性。
バッハトマ軍は結構壊滅的な状態。デコース・ワイズメルも巴さんももういないし、アーリィ・ブラストは抜けちゃったしバギィ・ブーフは投降しちゃった。(ケサギとカエシは一体どうしているんでしょう…?)
枢軸軍もミノグシア側に寝返っちゃったメヨーヨ朝廷、ガマッシャーン共和国をはじめ次々と抜けちゃってきています。
そんな中で起きた事件が「ミース・シルバーの誘拐(と、ミースと一緒にいたため連れて行かれたイオタの三条香)」なのです。
…勿論ファティマ・ガーランドであるミースを失えばミノグシア側とすれば不名誉この上ないのも間違いないんだけど、だからといって戦況が覆ったりするわけではないしょうし。(その辺は残念ながらマキシの言う事は正しい)
でもバッハトマにはいわゆる正規軍とは別に組織があるじゃないですか、魔導軍が。
ただでさえ、分かっているだけでバッハトマには騎士たちの命を次々に奪った”ボスヤスフォート”あまりに人間から逸脱した存在”ビューティ・ペール”、あとボルテッツの剣聖と言われている”ル・ゾラ”と”フ・リエ”。更に良くわからない不気味な存在、”バッハトマ魔導軍・皇帝親衛隊”の皆さんたちがバッハトマ魔導帝国にはおります。
- 理由の良くわからない誘拐が行われている。
- 誘拐・籠城されたのが理由で、様々な騎士(それも国家中枢レベルの人間ばかり)が集まっている…。
となると、やっぱり、彼らが来るんじゃないですか?(規模はわからないけど)それも、突然フワッと近くにやってきても、斑鳩王子のようにすぐ気付ける人が今の”おしゃべりの輪”にはいない…。
5.しかも最悪なことに。
もしもバッハトマの魔導士が”おしゃべりの輪”に襲いかかるとしたら、彼らは騎士なんだから剣で倒せば良いじゃない?ということになります。騎士は基本的に魔導士より強いのは先に述べた通りです。
特にマキシはビューティ・ペールを終始圧倒して倒したくらいなので、騎士の腕前が剣聖クラスならば速攻で倒せる可能性も高いのですけども…。でも現在
- マキシも(同じく剣聖同等の)デプレもGTMの中にいます。
- 剣聖マドラは、ミースを取り返しに出てしまいました。(ついでにボルテッツの戦いを見ているEV-3も一緒)
となると魔導士と戦ったこととある騎士の少ない状態で、強力なボルテッツたちがやってきたら…時間が経てば魔導士の方が不利になりますけども(反応速度は騎士の方が速いから)、一撃先制できるだけで大分ダメージを騎士に与えられることになります。
剣聖相当のマキシとデプレが場に飛び出すまでの一瞬でも、魔導士にとっての持ち時間としては貴重なのです。
6.もしも私がボスやんだったら、誰を狙うか?
”おしゃべりの輪”にはそれこそセレブリティばっかりというか、国家中枢レベルの人達が集まっています。誰がやられても大変なのですけども、もしも私がボスやんだったら😅戦況逆転でも単に大混乱の意味でも”権力をもっているひと、目立った人”を狙うのだろうなと思っています。パッと浮かんだ順に…
- マイケル・ジョーイ・ギラとロータス・バルンガ(ミノグシア軍の中枢、政治的にも中枢)
- ミューズ・レイバック(大国クバルカンの法王)
- クラーケンベール・メヨーヨ(メヨーヨ朝廷の主、しかも裏切り者)
- アイシャ・コーダンテ(AKDの目立つ人だし、天照家の血統も濃い)
- ヨーン・バインツェル(黒騎士倒して有名人)
- クリスティン・V(ナカカラ攻防戦の有名人。しかも今はフィルモアの総騎士団長)
…かなぁ。うーん。
しかも今回クラーケンベール、事情があるとはいえ剣すら持ってない丸腰なんですよね…。
しかしながらこの面々の多くは大帝も含めて、太字の皆さんは、1によって「とりあえず死ななそうなのが」確定しています。
そう思うと…うーん、うーん。「この皆さんを庇って誰かが予期せぬ先制攻撃を食らって亡くなる」可能性を考えてしまうのです。
そんな目でもう一度1月号を読んでみて下さい。あなたもちらほら、このメンバーとはまた違う顔が思い浮かぶかも知れません。
奇襲をくらったり、逆にボルテッツのやり口が分かるだけに、庇い身を挺してやられてしまう可能性の高そうな方の顔が。
7.最後に。
今回私は(ペイジ解放戦)で死亡退場してしまいそうな面々についてあれこれ考えてしまいましたが、直接実名は出しませんでした。
これを読んでいるあなたと私が同じ意見だとは思いませんし、その前に的外れ、大外れの可能性も無きにしもあらずなんですが…😅そこはへっぽこの書いたものですからご勘弁を。
私がテキトーに述べたことではなく、あなたがFSSを読んで、そこから考えた何かを大切にしてほしいな、と思っているのは昔も現在も変わっていません。
ただ私個人としては、ミースの誘拐とは無関係に「3~4人くらい、今回あのおしゃべりの輪にいたことが原因で亡くなってしまうのではないか?」と考えています。ペイジ解放戦が始まった時から、いやそれ以前から「どうしてあなたそこにいるの?」となってしまう、理由の見えない方が多かったんですが…。
ただ、ここで具体的に名前も書くことも出来るのですけどもそれは今回やめておきます。
それは私がそう思ったとしても、決して望んでいることではないからです。
ただひとつだけどうしても気になったことが。
19巻の表紙があの方なのは…確かにお話しとしてはターニングポイントではありましたけども、他にもっとバリバリ活躍していた物語はあったでしょうに!なぜ今?ひょっとしてまさか?と思ったのも確かです。新たな役職?”従帝”をもらったのもなんだか早すぎますし、何よりDESIGNS4、いくつもの設定が色々覆ったことから最近あんまり当てにならないので…。元々物語に延々とご登場することは永野先生から保証されてますしね。
追伸
永野護デザイン展のHPが更新されて、新作グッズのすべてがご覧いただけるようになっています。(ニュータイプに載っていないものも多数)
なんと!ウリクルのポストカードもあります!!買わなくっちゃ😂😍
(12/12追記)
この先ペイジ解放戦で一体何が待っているのか?というものを突然別方向から思いついてしまった「外れてほしいなにか」を更に書いてしまいました。
今回とはぜんぜん違う内容ではありますけども、ただ上記で綴ったこととも組み合わせ可能だったりします。
コメント
以前、どこかの記事で「投げっぱなしジャーマン」という言葉を使った者です(笑)
「魔導師連中がおしゃべりの輪に襲いかかる」
これ、外れてほしい貴方には申し訳ないですが、私は当たってほしいという気もします。
正直、改変後のFSSは、ロボ物でありながらネームドキャラの死が乏しく、少し緊張感に欠けるような…。
人気キャラのスパコーンあたりが危ない気がしますね。
随分昔に永野氏は「人気のありそうな奴から出番ストップ」などとおっしゃってましたし(笑)
あと、第何巻かは忘れましたが、未来予想っぽい場面でスパコーンが顔から流血してる場面があったような…。
それに「魔法帝国」「魔導大戦」と呼ばれるわりには、言うほど魔導師連中が活躍してませんよね、今のところ。
ボスやんと共に隠れていた「黒血魔導団」「隻赤騎士団(17巻P115の描写から見るに、通常の騎士に人為的にボルテッツの力を付け足したのか?)」が何かしらやらかしそうな気がしますね。
ル・ゾラが「ある人物を守るためにGTMまで破壊する」らしいのも楽しみです。
どうもこんばんは。コメントどうもありがとうございます。
ええ!「投げっぱなしジャーマン」さんよく覚えております。今度はガルネリということで少々緊張しております…。
※違う意味かもしれませんが、私にとってはガルネリは名高いバイオリン銘のひとつです。
ル・ゾラが誰かのためにGTMを破壊するの、すっかり忘れてました^^;しかし騎士は「剣がよく使えて+反応速度が超絶速い人達」で剣道とF1レーサーのいいとこ取りを更にハイパーな感じというイメージを多少は持てるのですが、魔導は良くわからないなぁ…。メラとかイオナズン位しか知りません^^;(それでもまだ良い方なのかな…。)どうしたら魔導士って疲れたり消耗するんでしょう?
そう思うと彼らがGTMを破壊するのってどんな感じなんでしょうね…。(数はごく少数だと思いますが)それは今後の展開を待つしかないのですが、騎士に出来ないことが魔導士には出来るということなのでしょうか?それともマキシとかカイエン等には剣や素手でGTM破壊出来るのかな?よくわからないことだらけです。
それ故どういった描かれ方をするのか楽しみでもあるのですけども、単にバーン!ガーン!!バタっ。だとあんまり納得がいかないかも知れません…。
ガルネリオヤジさんは魔導大戦という戦争なのにこの頃人の生死が関わってこないのにクエスチョンマークを付けられていますよね。それは私も全くもって同感なのですけども、もう一つ、「物語のスピードアップ」という処置がとられたことによる何かも感じています。
…19巻が出た時にどうも私はこの辺についてえらくキツイことを書いてしまいそうな気もするのですけども、どうも最近、人気キャラが呑気に語ったり妙なことをしている場面が増えてそれで読者受けを狙いつつ実は…おっとこの先はあんまり書くと無茶苦茶口が悪くなりそうなのでやめておきますけども、ひょっとして今回の複数退場と呼ばれているものは、この最近起こっている「物語スピードアップによる悪影響」なのではないかとも考えてしまいます。
だから私としては外れてほしいのもあったりします^^;実は。(勿論登場人物がいなくなったら寂しいとかもありますけども、昔々ある人達がいなくなってからは、思い入れを抱かず極力フラットに読むようには気をつけています^^;)
なんだかとりとめもなくてすみません。また良かったらコメント頂ければとても嬉しいです(^o^)
おはようございます。コメントありがとうございます。
1巻の老婆云々の件は分かってて今回書きました。
なんですが従帝になるの早すぎる印象ですし(その老婆になってから…3159でなるのかなととD4の頃は思ってたから)名称がスケールある割になってみれば単なる役職で、過去にも何人かなっているみたいな説明でガッカリしたのもあります。
どちらかといえば1巻よりも「アイシャは今後も延々と単行本のどこかに登場するだろう」と永野先生が扉のどこかで言ってたのが心の片隅にありました。
今回そっちの路線、(つまり延々と出てくるのには訳がある。命様やリトラのようでもいい訳だ)を取った感じです。まさかモラードと同じ線にはならないでしょうし。
モラード・カーバイトの場合結局7777まで生きそうですしね(過去の設定や設定画ではそれ無理がありましたから…)
そんな感じです。
いゃ〜ん、いゃ〜ん(´;ω;`)。
私はその辺りは分かりませんけども…。一体どなたなんでしょうね…。(としておきます…。)