先月号が休載のお知らせすら何も雑誌に載っておらず、まるで「ファイブスター物語という作品はニュータイプとは無関係ですよ」と言われているような気分でした。ですのでネタバレ付き感想はひとまずお休みしました。(展示室という形で後日に記しましたが。)
今月はどうしようか。話題にしたい事がいくつかあるけど全部ひっくるめて展示室として書いちゃおうか…。とも事前に考えていたのですけども、実際に雑誌を手にとってみれば、意外なまでに書くことがあったので今回はニュータイプネタバレつき感想を復活させようかと思います。
(漫画連載はありませんけどね!)
あ、昨日アップしたブログ記事もあります。年末年始の永野護デザイン展(池袋・サンシャインシティ展示ホールB)に行かれる方、良かったらこちらもチェックしてみて下さい。
このへっぽこブログにいらっしゃる方は、おそらく普段からファイブスター物語にとてもご興味ある皆様、ということで間違いないと思いますけども、いくらネタバレ付き感想という触れ込みであっても「大前提として雑誌買ってほしい」のは確かですから、いつも以上にあんまり具体的なことは書けません。
でもそれでもよかったらどうぞ。
~この画像は広告です!~
まずは付録のエストクリアファイルなんですけども…
エストは良いですよね、「カラーになっている機会が多いからこうやって良く付録にもなるし。」と他キャラクターから妬まれそうですよね😂(因みに後ろもエストがいます)
なんですが私が持ってきたのはこのイラストが掲載されていたニュータイプ2025年7月号です。当時のニュータイプネタバレ付き感想でも書いているのですけども、この時のイラスト、私は「エストの顔が3%位大きくないか?」と書いているんですよね。
それで今回の付録と見比べているんですけども、背景サイズが大きくなりエストが小さく印刷されているため正確に確認できないのですけども、…今回は違和感ないなぁ。というのが初見の感想です。
でも元のイラストを見返すとやっぱり(顔が大きく見える)ような…。うーん私の目がイカれてるのか。でも綺麗で良かったです。(何じゃそりゃ…。)
中身はがんばれエストちゃんが1ページと、永野護デザイン展についての話題&新作模型(ボークスの1/100VSMS(プラスチック製キット)破烈の人形と、1/72HSGK(レジン製キット)GTMホルダ19メロウラ”バンシーカ”)が2ページにわたって掲載されています。
後者については(模型以外)ほぼ永野護デザイン展のHPで網羅されているので余り書くことがないのですけども、このがんばれエストちゃんが1ページしかないのに、先出し情報やら今後の物語についてやら、細かい所まで色々ファンには見逃せない内容になっています。
すみませんが書かれていることに具体的に触れると営業妨害になりそうなのでまだ買ってない方は買って下さい!
ただ私がこの1ページに思うことはいくつかありました。今回はいつもと違い先にリストアップしてみます。
- 私D7でもそのまま小さな文字を読んでいたのですけども、ついに!2箇所ほどどうしても読みとれずにタブレットのカメラを立ち上げて拡大してみる羽目に…。(オイ!でも1ページにそのくらい細かくあれこれ書かれているということで。)
- 色々なものが今後発行されるようだけども、以前(ゴティックメード公開頃)企画話題に上がっていたのに「本屋さんに置いてもらえないからと」没になってしまったという”ファイブスター物語の大型版”については再始動しなかったのね…。
- その色々についてですが…。永野先生がよく関わるものもそうでもなさそう?なものもありそうなのですけども、とりあえず嬉しいのも事実ですけども一方で「今のうちに作品ファンのお財布狙っておく?」「あるいはそういうものを立て続けに出さないとNT的にピンチなんですか?」という気分もどうしても私の頭をもたげてしまいます。(小出しにしておけば良かったのに…。)
- 結局永野先生、休載中でも全くお休みしてなさそうじゃない!
- というのも19巻の表紙らしきものが描かれているけども、それ年末年始の展示の目玉にするんですか…。スケジュール大丈夫なんですか?
- その予定を抱えていて、併せてNT1月号から連載再開するんですか?(無茶な気もしちゃうんですが…。というわけで来月号も連載おやすみ確定😅なんだけどもそちらの方が余程心配。)
- 何故か紙の種類とサイズが書いてあります。BBケントって懐かしい…。私も中学生の頃FSSのファンアート(シャーリィ・ランダースだったと思う)を描くのにミューズのBBケント紙使用イラストボードを使ったことがあります。BBケントはいわゆる漫画や工作とかで使うツルッとしたケント紙とは異なるもので、水彩含む絵画に向いているざらつきのある英国製の高級紙(をミューズが輸入販売)です。でも2018年に製造終了なっていて今も探せば売られていますがもうおしまいになりそう…。先生はこの紙を廃盤になる前にまとめて買って水張りして(市販のイラストボードにしては幅がある)コミックスの表紙に使われているということかな?
- 新装版フール・フォー・ザ・シティの表紙変わる(しかもデジタルイラストになる)んですか…。ニュータイプ8月号に載っていたものと関係があるのかないのか?は気になります。(でも元の表紙絵、私はとても好きなんですが。今回の出版でマンティコアなアトロポスとクフィル・インペリューンなクローソーを、わざわざデジタルイラストにまでして変えたい何かがあるんでしょうか?)
- (これはエストちゃんではなく展示物のページに係るのですけども)そして8月号にカラーで載っていたファティマはイエッタだったのですか…。うーん、良いんですが「昔の姿で登場させてます」なのはなんなのでしょう?(キャラクターとしてのラインとして、単にヘアスタイルの違いとも異なるように思う)ちょっと前の先生だったら異なる姿であるのならば新規で興すと思うんですが…。
- エストちゃんのその格好、また設定変更されている…。(一応絵の影から、ストッキング着用で良いのかなとも思いつつ)
大雑把に書くとそんなところです。(これでも1ページに書かれていることの半分しか触れてない気はします)
先生からのサービス精神は満点!といったところなので、このへっぽこブログを読みにいらしているような方はお買い求めになっても大丈夫ではないかと思います。
なのですが…特に4と9が気になります。
まず9。
これ、エストちゃんカレンダーのことを鑑みるに、(単に天照が姿を見たいからとあげただけ…あるいはエストがAKDから離れたらコレクション化する気?にも見えて仕方がない。)のもあるんだけども、これ、ヨーン・バインツェルとワスチャ・コーダンテの結婚式にエストが参列する路線がなくなったということでもあるんでしょうか?
エストちゃんカレンダーでは「誰かの結婚式に参列する」際に着ていたスーツは、実際の物語内ではファティマ・パルスエットのためにシアン夫人が勝手に用意していた服ということになっていました。
でもこの服は実際パルスエットが着ることはなく、シアン夫人の元にありましたけども、アイシャ・コーダンテは本当ならばヨーンが着てなければならなかった騎士服をシアン夫人のもとに繰り返して→AKD用の騎士服としてリメイクされて戻ってきました。
その際にこの”パルスエットのためだった服”もアイシャの元に渡って将来エストに着せる→でも人間の結婚式にAFが出るのはご法度だったのでアイシャがあの格好をさせたのだと思っていたのですけどもね…。
※でも今思えば、いくらヨーンが傷つき精神的にズタズタになってやばい状態だったとはいえ、まだ実際の騎士廃業の手続きも取っておらず、加えて服が損傷したわけでもないのにアイシャが忖度して送り返したというのはどうなんだろう?(パルスエットの死因がその服にも関わっているけども言われるまでヨーン自覚してなかったし…。)
でも今回あのようにエストが描かれ説明されていますし、また、ヨーンとワスチャ・コーダンテの顛末はどうも「がんばれエストちゃん」内に収めそうな感じを受けるので(まだ分かりませんけどね)物語の中で具体的に二人が結ばれて、結婚式シーンが描かれることはなさそうな予感を感じさせます。
物語スピードアップすると言ってますしね…。次ワスチャが出てきたときはもうヴェイデリ・コーダンテが誕生してそう😅…ミス・マドラの出産が謎のままのように。(勿論そうでない方が良いに決まってますけども。)
※マドラは確かにデコース・ワイズメルを◯しまくっていたようですけども、16巻と赤ん坊のベルベット・ワイズメルが登場するのに30年近くタイムラグが有り、彼の子供なんでしょうけども結局謎のままなのです。
9についてはこんなところです。
ですが(順番は逆ですが、)それ以上に気になるのが4です。
来年はいくらファイブスター物語40周年とはいえ、数カ月休載してでも単行本の表紙を描くのがライフワークと先生仰っていたのに、今回どうしてそんなにご自身を追い込まれているんでしょう?
FFCの追加解説に新表紙(こちらはデジタル作業とはいえ、作品の顔には違いなくそれはそれでとても大変だと思います。)それに加えてFSS19巻表紙に連載。他にも山のようにありそうな色々(それらは全面手掛けなかったとしても、間違いなく先生の手が入るでしょうからお仕事とは無関係ではいられないでしょうに。)
DESIGNS7 巻末で予告されていた新GTM群も、この感じだとひょっとして現時点ではまだ設定画とかになっていないんでしょうか…?(ブーメランってあれですか?というのはありますけど)
「本当にお休みしなくて大丈夫なんですか??駄目ならば1月号に連載再開させなくても良いけども(嬉しくはないけどもこんなにお仕事山積みならば仕方ないとも思う)でもそれじゃあ雑誌がイマイチなんですか?」と聞きたくなっちゃうんですけども…。
12月の永野護デザイン展、お楽しみが増えるのはファンとしては大変ありがたいんですけども、本当ご無理なさらないでほしいと願うばかりです。
馬車馬状態なのは決して良いことばかりではないはずですし…。(と突然最近の政治キーワードを出してこの項目を締めることにします。でもそう思いませんか?)
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