ミス・マドラの「やらかし」を思い直す。

  本題に入る前に少し…。

 やっぱりといいますか、ドリパスのリクエスト投票で1位独走していたものの、結果が出る前にゴティックメードは抜かれてしまいましたね😅
 自分もTwitterやこのブログで呼びかけることしか出来なかったので歯痒い思いも残ります。前々回の時よりはあっという間の出来事、とはなりませんでしたけども、もがいてみてもやっぱり無理でした、といったところでしょうか…。
 今回はランキング3位との作品とは点数差がありますから、GTM上映候補入りについては多分、多分大丈夫じゃないかと思いますけども😭4位にも件の俳優さん絡みの作品が急上昇しております。せめてそちらには抜かれないように、明後日12日の月曜日にゴティックメードがちゃんと上映候補に残れるように本日日曜日と、月曜日の8~9時(ロスタイム枠)にゴティックメードリクエスト投票をよろしくお願いいたします。
(4位作品のあの勢い、このままですと今現在ランキング3位の”おっさん○ラブ劇場版”は抜かれちゃうんじゃないかな…上映候補入り出来る3位とそうでない4位との差はでかい…)

「花の詩女 ゴティックメード」を映画館で上映しよう!

 
 そうだ、素敵なニュースもありました!そちらも先にご紹介しないとですね。
 5月31日(月)に発売される「ホビージャパンエクストラ」(税込み1210円)最新号はファイブスター物語特集です! 予約も始まっているようですので、特に模型ファンの方を中心に、気になる方は要チェックでございますよ!
 
  さて前置きも大分長くなってしまいましたが。
 さて今回は、先日発売された2021年ニュータイプ5月号、ネタバレ付き感想内でも話題として取り上げた「ミス・マドラがフィルモア帝国元老院に一時所属していた」という点についてちょっと振り返っておきたいと思います。
 ただし根っから適当なのでそのおつもりでどうぞ。(最新号のネタバレもありますのでその辺りもご注意を。)

 もうミス・マドラ・モイライについては超帝国剣聖プロミネンスも、か弱い少女マドラも、ミラージュ騎士スパークの人格も全て統合された真の姿になったのだから、そんな昔のこと良いんじゃない?とおっしゃる向きもあるかもしれませんけども、よくよく考えてみると、彼女のこの時代にやらかしたことが、多方面にものすごく影響を及ぼしているのではないのかという気がしてきたのです。
 バルンガさんが彼女について、「薔薇の剣聖マドラはフィルモア元老院に一時いて、一人で様々な戦果をあげた」ということを見聞きし、「それが自分のところに入ってきた、強いけど妙なパンク騎士(オイ)のスパークと同一人物ではないか」という噂を彼の推察としてもお持ちのようでしたので、多分フィルモア帝国時代のマドラについてもある程度は他国の要人たちで聞き及んでいた、という風に受け取れます。

 前後も含め彼女がフィルモア帝国にいた時期をDESIGNS4とNT5月号から察するに
カイエンがメル・リンスと対決する(2946年・14巻)
マドラがバキン=ラカンのミマス聖帝に要請されやってきたカイエンにスカートめくりを受ける(2955年・11巻)
ヤーボ・ビートがマドラと会う(2969年)

 なので、フィルモア帝国にマドラが属していたのはざっと2960年代というのが浮かび上がってくると思います。カイエンにスカートめくりされそうになったマドラはまだ少女で、パンツを見られることは守り抜いたものの😅その様子からミマス聖帝は彼女が剣聖であっても力を行使するつもりが全くないことを察し、そのまま女官としてそっとしておこうという展開だったはずです。
 しかし、その直後(でいいですよね)彼女がフィルモア帝国に赴くことになったということは…
  • バキン=ラカン帝国内でミス・マドラが殺戮を伴う事件を起こし、それをフィルモア帝国の誰かが見ていて彼女を招いた(保護なのか騎士としてスカウトしたのかは不明)
  • ミマスかカイエンがフィルモア帝国筋に、そっとしておきたいはずであろうはずの彼女のことを喋ってしまった(これはあんまり想定したくないけども)
 どちらかの可能性が考えられるからです。というのもミマスさん、剣聖慧茄やレーダー8とも知り合い(しかも慧茄とミマスとは腹違いの親戚)ですし、剣聖慧茄とミス・マドラも親戚…(うーんなんだ?大叔母とはとこ、なのか??)だから、剣聖慧茄だったら縁戚のお嬢さんということであれば尚のこと、その力の制御の意味でも彼女を保護する可能性はありそうな気もしてきました。

 でも彼女の凄い力を、なんとか戦場で大いに用いたいという向きもまた、フィルモア元老院の中にいたのではないかという気がします。ネタバレ付き感想でも書いたように、フィルモア帝国はこの当時であっても「やがては自分たちの国が無くなるのだから、カラミティ星以外に領地が欲しい」事態を抱え込んでいたことには違いないからです。
 そんな彼女を上手く使おうとして失敗したのが…FSSリブート7の表紙説明にある2960年のジュノー・ネマ王国内戦の介入による殺戮、ではないかな、という気がしてきました。
 制御不能な殺人マシーンと化した彼女を、なんとか止めるために皇帝レーダー8と帝国元老院長タコ親父ことバシル・バルバロッサが詩女フンフトに頭を下げて彼女になんとかしてもらったのが、AP騎士ピッキング・ハリスとしての姿だった…。(だからレーダー8とタコ親父には彼女に借りがあるし、それが13巻のクリスティン・Vに関する手紙につながる)というのは考えられそうです。

 そしてもうひとつ、この2960年代当時の元老院にはリリ・ニーゼルの父、ブラウ・フィルモア王も在籍していたと思われ、周りに追い込まれて謝罪ばかりさせられて…みたいなリリの言葉もあるので、この時の尻拭いとも関係あるんじゃないかという気もしてきました。(誠実な方だったという父の死がリリを不良化させて、レーダー8が困って帝都デュアンス高校→そこも駄目でラーン教導学院に放り込んでいる)
 またリリは剣聖慧茄に3度戦いを挑んでいるけども、この背景にもミス・マドラが関係してくるのではないか(帝国に対する責任感がとても強いような事慧茄さん言ってるし…)という気もしてきました。気もしただけですけど😅

 今回完全に憶測だけでこれを書いていますから、テキトーついでに色々書いてしまえば、
  • フンフトさんはカイエン対メル・リンスの事件があった2946年時点で既に詩女さんやっているのでDESIGNS6でのナカカラ=クルル国立高等学校での女子高生姿のときにはもう詩女さんしていたか、この時に詩女さんになったか、どちらかの可能性が高い。
  • このフンフトさん女子高生時代にハリコン・ネーデルノイドと会っている可能性が高いらしいけども、だとしたらこの時期バリバリの剣聖が4人も(カイエン、慧茄、マドラ、ハリコン)ジョーカー太陽星団にいた事になるんですけど…。(さすがにナオくんは生まれてるかどうかでしょうか?)
  • 更に余談ですけども、カイエン対メル・リンス対決の時と、スカートめくりの時ではスカートめくりの方が後なのに、カイエンさん見た目が全く違いますよね…。(後者のほうがやたら若い^^;でもアウクソーちゃんと成人しているから、彼女と正式にコンビを組んでAKDから離れた直後の話なのかも)
  • 2960年マドラが起こしたというネマ王国内戦での殺戮に(裏で)フィルモア帝国が噛んでいて、フィルモア帝国的に(領地確保という)目的に失敗しているのならば、反対側の政治的動きにご近所の大国、コーラス王朝が関係していた可能性が高い(地図見てもすぐそこですしね)
  • これは私がテキトーに2巻から数えただけですけども、黒騎士ロードス・ドラクーンと修行の旅に出ていたコーラス3が即位したのは2963年である(3巻265頁の感じかな。)単に偶然か、それとも前国王であるコーラス2もこの辺りのいざこざで何か巻き込まれているのか…
 気がついたらグルグル渦巻いちゃってしょうがないのですけども💥まぁメモ代わりに残しておきました。恐らくこのあたり、現在の物語から100年前くらいのお話は(漫画なのか副読本での説明かは分かりませんけども)幾つかキーワードが散見することもあって永野先生が明らかにしてくれるのではないでしょうか。
 今の時点で言えそうなことは、フィルモア帝国に短い期間在籍していたミス・マドラの活躍はパルミドラン・シャープス博士のインスピレーションの源となり、新たなフレームのドージョージ型GTMラミアスを生み出しているわけですけども、何せ先月号のマキシのように「自分を全く制御できず、気がついたらスイッチ入っちゃって何百人も本人の分からぬままに殺しちゃう」属性のついたマドラはそのGTM同様、まさに死神のようだったのではないかと、思わずにいられません。
(だから帝国老人クラブの皆々様も、11巻でマドラに再会して驚いたり喜んだりもしてるけども、どこか腫れ物に触るような感じだったんでしょうね…)

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