展示室11・「ファイブスター物語」の電子書籍が登場する日は来るのか?(2021年リライト)

※この文章、2019年に書いたものですけども、2021年9月に多少リライトしております。ご了承下さい。

 普通に記事にしても良かったのですけども、あんまりファイブスター物語の本編とは関わらないため、結局「FSS物語と直接関係のない話題に、へっぽこ画を付け足してご紹介する」展示室扱いにしました。
  こちらのブログで多くの来訪者の皆さんが知りたいと思われる「ファイブスター物語の16巻はいつ出るのか」については…2021年10月8日に発売ですよ!と付け足しておいて😅といったキーワード的な望みについては残念ながら、今現在では誰も分からないから(2020年12月号から次のお話が始まりますけども)ネット検索頼りでここに来られた方にはその願いが叶えられずにガッカリされそうですけども、
 とはいえこのブログ「絶対秘密。」ではファイブスター物語に纏わるものについて常に取り上げていますし、その中でも「展示室」コーナーでは物語そのものとは違うFSS要素について今後とも書いていきたいです。

  さて駄文でいくらかスペースを作りましたのでようやく本題に入ります。
 もうすぐ平成の30年余も終わろうとしている中、最近こんな記事がSNSを賑わせました。(引用にあたってはこちらがより分かりやすく書き込んでいるあんさん様のご許可を頂いてます。)
  本の街、神保町に古くからあるコミック高岡が今月いっぱいでお店を閉めるというものです。
 本の街といっても神保町は古本がメインであり、また様々なカルチャーをフォローしていたところですから、ある1ジャンル…この場合は「漫画に関して専門に網羅していた新刊の書店」はここと書泉ブックセンター(2015年閉店)しかなかったですし、今回のコミック高岡の閉店でそういったことに特化したお店は神保町から完全に姿を消すことになります。(勿論普通の大型書店自体はまだまだ健在ですけどね)

 この記事、店長さんのインタビューの中に何故かファイブスター物語が登場し、1987年(昭和62年です)に1巻が発売された時はこの書店だけで最初の3日は1日1千部売れたという話が盛り込まれています。
 私自身はこの時のことをリアルタイムでは知りませんけども、コミック高岡の実店舗も鑑みるに、FSSが当時相当なムーブメントであった事が伺えます。というのもお店そのものを知らない方向けに書けば、コミック高岡は神保町の中で漫画世界を支えてはいたものの、お店の広さとしては全部合わせてもデパートの1テナント分あるかどうか位の小さなお店であり、しかもあくまで個人店ですから、よっぽどお店の歴史の中でもインパクトがあった出来事だったのでしょう。

 しかし本が雑誌が売れないという話はここ数年ずっと世間の話題にもなっていますし、こうしてまた、歴史ある書店がひとつ消えていくわけです。
 このブログでも自宅周囲の書店が何軒も店仕舞いしてニュータイプが手に入りにくくなっている事はたびたび書いてきました。
  それでも私などは自転車を使えば一応発売日には雑誌を手にする事が出来ます。
 でも発売日当日に大好きな作品が読めるのは実は大変幸せなこと。…このブログを手がけるようになってから、コメントやオフ会などで北海道や九州の方は雑誌が2日遅れで入荷する事を知ることとなりました。(場合によってははやくFSSを読みたいからと関門海峡を超えて本州側でお買い求めになっているというお話もお聞きしました。皆さん好きな作品のためにそれぞれ工夫をされているのですね…。)

 ただここで更なる良くないニュースが飛び込んできました。


 これは本の取次量低迷によるコストと人件費による配送都合により、来月4月から中国地方と九州では本や雑誌の入荷が更に1日遅れることになるというものです。
  これは発売日通りに本が読めない方の割合が増え、更に九州にお住まいだと3日遅れてしまう事になります。…週刊誌などはどうするのでしょう?ニュースや種々情報はリアルタイムなのに、はっきりいって周回遅れに近いものがあるのですけども…。

  それでも今熱心にFSSを追ってる読者さんの多くは(このブログ含む)ネットでのネタバレを遮断するなどして必死にかわすか、あるいは話題としてネタバレも受け入れてその上で楽しまれている。あるいは黙ってその日迄辛抱するかそれともNTの定期購読を用いるか(2019年に登場したもので、これですと九州でも発売日に届くようです。)アマゾンプライム会員のお急ぎ便でも使って、少しでもはやく読める様な手立てを打つかして何らかの対応をされているのだと思います。(注意 こういったサービスがどの位はやいのかは私にはわからないけども、少なくとも普通の宅配を考えれば3日遅れよりは速そうな気がしますよね…)
 でも、上記のような献身的な読者が一体どのくらいいるものなのでしょうか?
 FSSに限らず多くの雑誌連載を楽しみに待つ読者さんは益々ガッカリし、単行本でまとめられるのを待つ方に回るか、その利便性からも電子書籍に走ってしまう様な印象を持ちました。自分の手持ちのスマホやタブレットで読めば、ただでさえ少なくなった本屋さんを時間をかけて探し回る事も、自分の住まい近くに本がやって来るのをただひたすらに待つ事もなくなるからです。

 …ここで少し話題を変え、私自身は電子書籍についてどう思ってるかということにも少し触れておきますね。
 自分は音楽や映像などメディアが自宅で簡単に体験できて…それも単にマスコミが押してくる流行ものだけでなくて、大昔のもの、知らないもの、マイナーなものなど細分化されたところまで容易に経験が出来ることを大変有り難いと思い活用ております。
(音源を買わずに色々種類を聴けて、その場やネットで同様のプランに入られている他の方にも容易に薦めやすい、と感じたのも新しいブログを書こうとも思ったキッカケの一つにもなっています。良かったらこちらもどうぞ😅)
 しかし書籍に関しては電子化は、何故か一切していない状況です。
 ただ、これはなんとなく紙で出来たものの方が良いかな、くらいで単に私の好みの問題です。

 ただ同時に、永野先生がスマートフォンやタブレットのことを「ガラス板」と呼んでいて電子書籍化にご興味がなさそうなのもかつてのインタビューで読んでいますし、その一方で、現在契約すれば毎月何十種類雑誌読み放題できるような仕組みがあちこちであって、KADOKAWAさんもそういった事を手掛けているのにも関わらず(しかも自社内でも何種類もあって、アニメ漫画声優あたりがお好きな方向けに特化したようなマガジンWALKERというものがある)しかしラインナップは他出版社のアニメ雑誌をもほぼ網羅しているのに肝心のニュータイプ(あとガンダムエースかな)がないというというのも一応知っています。

 この2つの事項は「こだわりとコンビニエンス」という点で相反しています。

 勿論今までファイブスター物語ファンとして接してきている中で、永野先生が出版に際し、ずっと紙や印刷に色々手間ひまかけて選定されているのも知っていますし(ただ、肝心の単行本の紙はいまいちなのですよね…(^_^;)とはいえ一方では、作品に対して新しい読者を確保しようと出版社側も電子化で色々試行錯誤されているんだなぁと思いながら互いを見比べたりしています。

 そんな中、最近ではこんなニュースも入ってくるようになりました。


 私達が「本を近くの店で買う」というずっと今まで当たり前にやってきた習慣が日常の範囲からこの頃追いやられつつあるだけでなく、そろそろ「紙を用いて安価で色々な情報を提供してきた出版」という文化の提供の仕方がが根本的から変わってきていることをそろそろ考えなくてはならなくなりつつあるのかも知れません。
 壊滅的に紙の本がなくなってしまうことは…私はないと思いたいけども、「一部の愛好者だけが親しむもの」になってしまう可能性も考えられ、それは単に市場の縮小という意味だけでなく、それまで紙の本が担ってきた文化的影響力の大幅な低下を意味します。

 ファイブスター物語が完全にマニア向けの作品であって、現在の読者だけを囲っていれば良い、というのであればこのまま、あるいは通販限定にしてでもFSS連載本を買う(ちょっとこれだとかつてのTales of Jokerに似て来るかも知れないですね)ような仕組みを作れば良いのかも知れないけども、私はFSSは誰でも楽しめる、というのは無理でもでもそれはどの作品でも同じことです)「通りがかりのあなたの心をも多方向から突き刺す作品である」と根から信じています。
 本屋さんが少なくなる、また紙の本を手にする機会が少なくなることでそういった機会の喪失に繋がっているのだとしたら大変不幸なことだと思うのも確かなのです。

 ここで少し違った話をしておきます。
 2012年に公開された映画花の詩女・ゴティックメードについては…9年以上経過した現在でも一切ソフト化されておらず、おそらくコンビニエンスに「あとで家でソフトや配信で見られればいいや」と思っていた層を失望させる選択を永野先生は取りました。
 その代わり再上映についてはドリパスやイベントなどで何度も機会を提供してくださりました。チケットを買い映画館に行けばライブやコンサート、美術鑑賞にも匹敵する「手間ひまのかかった素晴らしい体験」をその度に味わうことが出来ました。
 私にはゴティックメードというのは何回観ても、そういう作品なのです。
 だから誰がご覧になってもあらすじが一通り分かるようなシンプルなお話に、でもその中に様々な要素をふんだんに盛り込んで、かつ映画館の環境でしか再現できないような、五感に訴えかけるような作品作りをされているのだと思っています。

 コンビニエンス(便利・好都合)については…永野先生もインタビューで仰っていたのですけども、「最近のコンビニのお菓子は大変良くできている。けど本物は本物にしか現れない価値がある」ということ述べていらっしゃいます。
 そういった感じを身近な所で一番受けるのがシュークリームで、最近ではコンビニどころかドラッグストアの特売品68円のシュークリームでもそこそこ満足できる美味しさですし、お金があまりかからないのにこの幸せ!ということになるわけです。だけども一方で、こだわっている方は真の美味しさを求めてその何倍もする専門店やケーキ店を食べ歩くことになるわけです。(そして中途半端な価格帯のものが淘汰されていく)
 私自身も例えば、音楽を聴くならば心をこめて研究に研究を重ねて、鍛錬の上に成り立った生演奏をその場で会場で聴くことが一番最良だと思っています。でも演奏会は基本的にお金と時間のかかることですから、そのあたりのやりくりの中で、聴き放題のプランは大変ありがたいと思って活用しています。(だから最近CDをめっきり買わなくなっています。大好きなアーティストに貢献できるなら、と思うときくらいかな。)
 
 …話がそれてきました。スミマセン。長くなりましたのでねじ伏せます(^_^;)
 ファイブスター物語の漫画自体は永野先生にとっても色々な世界(デザインだったりお話だったり)を身近に私達に示してくれる入り口のひとつであり、そこから更にジョーカー世界に興味を示した方や熱狂的なファンが模型を作ってみたりグッズを買ったりしているわけです。
 ただそういった舞台である本や雑誌の立場が変わりつつあるのも残念ながら事実のようで、ファイブスター物語は紙で読み続けたいという個人的な思いもあるのですけども、上手く時代にフィットしていってより多くの方…新しい読者さんの目にとまるようにもなってほしい、という願いも同時に持ち合わせていることを、ここで記しておこうと思います。
 ただ、その最適解が果たしてファイブスター物語の電子書籍化なのか??すみません、それは私にも分からないところです…。

 ※おしまいは一応…ここは展示室ですので絵を。100万PVについて、感謝の気持も込めて描いてみたへっぽこ画です。本当にこんな独り言だらけのブログに足を運んでいただき大変有難うございました。

コメント

ちそう さんのコメント…
Twitterで拝見したのですけど、コミック高岡さんの記事には驚きました。
FSS1000冊って凄いなと。今月頭にチーク様のコメントで高岡さんが閉店と知り、ちょっとでもお店に貢献したいと思い、通販出来ないかお店に問い合わせた所「忙しくて通販出来ません。」と回答をいただいた次第です。当然と言えば当然の対応で高岡さんにはお礼を言わせていただいて、
書店及び出版業界の状況は年々益々良い話を聞かないですね。
九州だけでなく私の地方も中型書店なのに書籍が遅れるところがあります。3日遅れはマイナーな出版社なら当たり前で、あと雑誌の品揃えは明らかに種類減りました。書店さん的守りだと感じます。
FSSの電子化は個人的に私はして欲しいと思う節があります。理由はチーク様が書かれている様に紙質と製本(特にカラーページが年数経過によって取れた事が何度もあります)、あとサイズです。原作本が劣化しており今1~12迄新本で買い換えようかなと思っています。
その場合書店さんで買い換えたいけど状態の良いのを選びたいなら大型書店に行かないと駄目だろうなと。デザインズも大変申し訳無いのですがあれは大型書籍で見るからこその醍醐味だと感じますけれども2~3ページ取れたのもあります。自分的には雑に扱っていないんですが、、
買い換えを考えるには値段が痛いですし、取れると凄くショックです。
そういう意味で電子が、、と思ったりします。

あと余談になってしまいますが、書店巡りをしていてお店側から伺うと『作品過多』を嘆かれています。本が売れないのにあまりにも作品が多くて何を仕入れればお店的にもお客様的にも良いのか解らない。と仰っているお店が多かったです。 小説家でも昔はアイドル扱いされてた作家さん(90年代後半とか京極夏彦さんとかがそうだったとお店側から聞きましたけど)がいてその人を入れれば当たりというのがあったのですけど今はそういう作家さんがいない。とも仰っていました。
私の比較的近所の書店は何屋か解らない書店さんも増えてます、ガチャガチャは置く、文具、雑貨、景品ゲーム機、ボードゲーム、お菓子まで置いている書店さん迄。経営を苦戦しているのを凄く感じます。少しでも風向きが良くなってくれればと思っていますけど、書店購入派は。

19年はゴティックメードが我が県で再上映されるのを待ってます。
長文コメント誠に失礼致しました。
チーク さんの投稿…
ちそう様
いえいえ、具体的でかつ切実なコメントどうもありがとうございます。
突然ですが、何屋なのか良くわからない書店も最近増えていますよね…。傾向としては悪くないのですが(本だけに収入を頼っていないという点では)本とそれ以外のものがワンフロアごっちゃに置いてあるのはとても苦手です(^_^;)この間ニュータイプを探すのに大変苦労しました(^_^;)でも本当、イベントを盛んに組むとか、何かしらしないと本を唯置いているだけではお客さんが動かないのも確かなようですね…。

 FSSの紙質に関しては本当に残念で、他の漫画本(FSSよりもっと古いものもある)に比べて明らかに劣化がはやいといいますか、他作品では起こってないので多分FSSだけ、といえそうな気がするほど酷い印象があります。2010年代に出版されたFSSリブートでもカビっぽいニオイがついてしまったものもあります。(同じ場所に置いてあった他の漫画は起きていないのに)
DESIGNSは私はページがはがれたことはない(でもかなりくたびれているけどもそれは自分の扱いのせいです(^_^;)のですが価格帯が高めのため、ちそうさんのようなことになったらそれは悲鳴が上がりそうです…。

 以前お話があったのに結局なくなってしまったそうですけども、ゴティックメード公開の頃、ニュータイプと同サイズのFSSが発売されるというお話があった時は小躍りしたものです。私個人はカイゼリンも気になるけどもそちらがもし出たならば数万円でもそちらを買ったと思うほどです。
 以前ブックオフに表紙のボロいトイズプレス社製の大型FSS1巻(大きさはNTよりわずかに小さいくらい)を100円で見つけたので買ったのですけども、本文中身の紙が上質で見た目からは考えられないくらい綺麗でとても良かった(カラーページは見られないほどボロボロでしたけど)のとあの大きさで、1巻の見え方が随分変わったほどです。潰れてしまった線描写がたくさんあるのですね…。絵が美しくて本当、1巻についてはそちらを参照しています。
 そういったトイズプレス版の再現を期待していただけに出版機会がなくなってしまったのは大変残念でした。でもそれも「本屋さんに置くスペースがないから」という理由であったのも絶句ものでした…今からでも通信販売オンリーでいいから出版されないかと思うくらいです。

 なにせコミケですら「色々な紙のものが行き交うお祭りではあるものの」一方では「高齢化」だとか言われているご時世です。
https://www.oricon.co.jp/news/2117401/full/
 お若い方に限らず「もっと便利に、簡単に何かを得たい」という風潮になるのはある意味当然なのかも知れません。そしてある意味目立ったもの勝ち。それは永野先生がよくお話になる「物作りには手間ひま及びコストが掛かる」のとは相反する動きでもありますけども…しかしデザイン及び中身がキャッチーな作りの先生の作品であっても、目に触れてもらえないとキャッチしてもらえないのも確かで(^_^;)そのあたりの不安がここのところとみにつきまとっている、という感じもしています。そういった事を書いたつもり…です。
 掲載誌であるニュータイプがなくなってしまっては元もこうもありません。お若い方が800円出してもらうのがハードル高いのだとすれば、もっと読んで貰える様な工夫が必要なのかも知れませんね。
 ゴティックメードは変わった形の映画作品としての評判が立てば何の作品なのか見知らぬ方も見てくれているようですけども(そして映画館もすぐにはなくならないと思う)本屋さんはものすごく心配です…けども、自分自身はそういったことと矛盾した使い方をしている(ニュータイプとFSS関係以外のものはちそうさんの仰るように、本の種類が多くて実店舗で見つけ出すのが困難なためアマゾン利用も多い)のも一方で自覚しております。もしもFSS電子書籍になったら尚のことそうなってしまうのかも知れません…。
アミノピリン さんのコメント…
中国地方も1日遅れ!貴重な情報ありがとうございます。ということは兵庫で配本が一旦止まるのでしょう。四国は船便なので発売日当日かなぁ。しかし、関西遠征、四国遠征まではちょっと無理ですね。近所の本屋を頼ります。あ、Fujisanなんて今日、届きましたヨ!2週間遅れです。まぁ、予備の分なので文句もいいませんが。
 私も電子書籍には興味がないです。読みにくいし背表紙がそろう快感がありませんし。
 大型本の情報もありがとうございました。無事に1巻、入手しております^^
 テールズオブジョーカーがあった頃は良かったですね。本紙3か月分とガレージキット情報が読めましたから。
チーク さんの投稿…
アミノピリンさま
いつもどうもありがとうございます。え!大型本の1巻お買い求めになったのですか??ヤフオクなどのセカンドハンズかしら…大型本は3巻までしかないけども出ているみたいなので機会があればどうぞ。
ええええFujisanって定期購読サービスですよね…どうしてそんなに遅くなってしまったのでしょう。そして発送されるものはやはりあてにならないということでしょうか。(予備の分をお買い求めだということも凄いのですが)
確か私もうろ覚えですが海を超えると+2日になってしまうような気がしました。その分本州は発売日でほぼ網羅していたのですけども今回の決定で崩れることになります。兵庫県で境になるかはわかりませんけども、姫路と岡山は新幹線で30分位の違いなので、それくらいならなんとかならないかと思ってしまうのも確かです。輸送コストの問題となるのであれば本の値上げ…というわけにはいかないのでしょうか。今どきのネット通販のスピードを考えると、こういったことは本当、時代遅れ的な感じすらしてしまいます。

 私達FSSファンが楽しむだけならばテイルズオブジョーカーはとても素敵な本でしたけどね…そういったマニア向け商売はあっていいと思うけども、ただ入り口は身近な所で発表してほしいな、というのが今の願いで、それが近未来でなく、現在の問題として紙の雑誌で叶えられるのかどうか怪しい、と書かなくてはならないのが、旧い人間としてはなんだかもどかしいですね…。
ちそう さんのコメント…
トイズプレス社製のFSS知らなかったので情報ありがとうございました。
ググってみたらこれは良さそう!と思いました。100円で買われたチーク様も凄い!
これ100円だったら多少痛んでても私も買います。過去のヤフオクにて確認させていただいた「THE FIVE STAR STORIES MORE BEST OF FSS」←これかなり欲しいです。 私がニュータイプを本格的に買い続けてるのは連載再開後と極々最近ですけれども原作サイズしか読んで無くて満足してましたが、連載読んでしまうと誌面の迫力にやはりあのサイズはこう書いてはいけないですが負けてしまいますよね。

ちょっと前にFSSを一部の若い人に紹介したのですけど言われた事が「表紙を見て何が舞台か想像つかなくて読む気が起きない」と言われた事でした。ロボットは描いてあるからSFなの?精霊っぽいのも描いてあるし、、と困惑されてました。アメトークでFSS芸人やってくれないかな?とは思います。芸人さん紹介したら皆入りやすいかも、、と。

来月号はAmazonで確認したらニュータイプさん20円増の820円だそうで。恐らく付録が影響出ているのかなぁと思われました。(クリアファイル2枚ですから。)アンケで自分も申し訳ないのですがポスターは貼るところが無いのとかさばる事を書いたので(FSSは別とは書きましたけど)

デザインズは4が髪の毛が抜け落ちる様にページが取れると聞いた事があります。事実図書館で最近借りた4も3P抜け落ちました。「弁償します」と言ったら「他のページもあって修理してあるので良いですよ」と仰られましたが。原作本のカビ問題私だけじゃ無かったと思いました。
FSSと話題ちょっとズレますが16年に萩尾望都先生の「ポーの一族全5巻 復刻版:限定BOX」を発売当時買いましたけど全然紙魚やカビ、ヤケがありません。ああいったBOXに入っていると痛みにくいかもしれないと思ったのでFSSも15巻発売と同時に5巻づつBOXに入れて発売してくれないかなと淡い期待はしてます。

↑上記アミノピリン様のコメントを見てfujisanでそんな遅れが、、とビックリしてます。

本で思い出したのは家の近所の中型書店はエンターブレインさんの本(ファミ通以外)が入りません。エンターブレインってKADOKAWAさん系列だよね?なんで?状態でした。

また長文失礼しました。すみません。
チーク さんの投稿…
ちそうさま
いえいえありがとうございます。実はmore~の方は持っていないのですが(その前のBEST OF FSSは持っています)簡単に該当箇所を探すのにはそこそこ便利だけども、紙面が全く足りなかった?みたいな編集をされていて、えらい掲載が偏っている感じがします。
 なにせFSSは登場する人物、メカ、キーワードが多いのでああいったものは3冊くらいでひとまとめ位にしてほしかったなと思います。でもあの本も紙はとても綺麗です。(ただ相当詰め込んでるので印刷そのものは大きくありません。)

 身近な人に何かを薦めるのはとても難しいですね。
 私の家族などFSSは「私の様子から、凄くハマるような作品だというのは理解するけどもとてもじゃないが(私のハマりぶりが)怖くて自分は到底近寄れない」そうです。
もっともそれはFSSだけに限った話ではなく、ちそうさんが仰っているような形、テレビで紹介されたとかで「世間のお墨付きがついた(風に思える)」ものでないかぎり納得してもらえないのが大抵であると私は考えています。残念ながら…でも折角の時間と投資したお金を無駄にしたくないという意識がどこかで働くのだと思います。それくらい、個人の好みは色々であるということなのでしょう。
 ただ一方テレビで紹介されると、それはそれで変な色が付きそうな気もしてしまうのですが…有名な方でもFSS愛読されているという方、結構いらっしゃるらしいのですけどね(私が見聞きしているのは上川隆也さんや杏さんとかかな?)

 本の種類が多いと本屋さんに選ばれるのも大変だと思います。エンターブレインのHPを見たら、コミックビームが載っているけども、私はこの雑誌を実際に店頭で見かけたことがありません…。単に私の目が節穴かも知れませんけども(^_^;)(確かテルマエ・ロマエはここで連載されていたはずなのです…)
チーク さんの投稿…
ちそう様
あ、そうだ一つお礼申し上げたいことが…。
このコメントやり取りでFSS大型本の話をした→大型本の1巻を読み返した→少し絵を描きたくなった気分になった時にこちらのブロガー名刺キャンペーンについて知った
https://www.vistaprint.jp/hub/jp-blog-campaign
こともあり、この記事での前言撤回のように(^_^;)現在絵を描いています。といってもブログとの両立と、時間との戦い(4月7日のホビーラウンド21に間に合わせたい)でもありますけども…でもやっぱりやってみると楽しいものです。ちょっと変な経緯ではありますけども、大型本読み返さなかったらやらなかったと思うのでコメント頂いたこと、ありがとうございますm(__)m

 ※ビスタプリントさんの「自称ブロガー名刺キャンペーン」は、ブログをお持ちで定期的に更新されている方(月四回以上)でしたら、申請すればどなたでも名刺100枚分+送料分のクーポンが貰えてブログ宣伝をするのに材料として使えます。
 私は何度か名刺制作にビスタプリントさんを使っています。名刺制作経験のない方もイラストをバッチリ入れたりしてイチから作りたい方も大変簡単に名刺が作れます。FSSものに限らず、ブログをお持ちの方は一度は試されてはいかがでしょうか。オフ会とかイベントでも役立ちますよ!
クーポン申請は4/17日までです。

ちそう さんのコメント…
お返事ありがとうございます。こちらがトイズプレス社製のFSSを教えていただいたり、
お礼を言わなくちゃいけない立場なのにすみません。
ところでこのトイズプレス社製のFSSってハードカバーなんですかね?

>「私の様子から、凄くハマるような作品だというのは理解するけどもとてもじゃないが(私のハマりぶりが)怖くて自分は到底近寄れない」

これ自分の事の様で非常に共感しか沸きません、、。
チーク さんの投稿…
ちそうさま

 そんな!こちらがお礼申し上げないと、です。本当にやる気が湧かなかったのも確かでしたから、今締切に追われている最中ですが(^_^;)作業が楽しく出来るのは大変ありがたいことです。
 トイズプレス社のFSS本はハードカバーです。昔図書館で読んだ児童文学的な装丁になっています。

 私は家族にそう話されてから、たやすく身近な人に薦めるのは辞めるようにしています(^_^;)ネットやSNSならば(ご興味を抱かれなくても)適当にスルーしてもらえると思うのですけども…。
keiich さんの投稿…
FSSは細かいネタが物理的に細かく描かれていたりするので、拡大が楽な電子書籍になってほしいなーとも

問題は見開きなんで紙でも買いますが
チーク さんの投稿…
keiichさま
どうもこんにちは!変なブログに、コメントどうもありがとうございます。
特にリブート版のように連載時表紙など写っていたりすると文字情報がすごく細かくて…私個人は幸い今の時点では未だちゃんと読めますが、元々目が悪いこともあり、将来が心配です^^;多分その辺りは今後多くの読者さんも悩まれるのかもしれませんね…。

 拡大は電子書籍のほうが楽なのですか…私は電子書籍を持っていないので実感がないのですけども、画を描く時のキャンバスみたいなものかな?ただ拡大ばかりすると肝心な全体要素も見えづらかったりすることもあるので、個人的には一時企画されていたという紙の大型版が本当、欲しいです…永野先生の画は本当、大判で映えますしね!(1巻などは単行本だと潰れてしまって勿体無いのです…)

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