…前編に引き続き後編ですが、なんだか変なタイトルですけども…これは巻末の表紙タイトルと、その大きさに関係しているものです。
(前編)が単行本を2年半ぶりにお買い求め頂いた皆様向けに書いたものに対して、この(後編)についてはややくだけた、このブログをお読みくださっているごく限られた有り難い皆様に向けていつも通りツラツラと綴ってみようかと思います。
永野先生は確か表紙は9巻以降表紙絵をB1サイズに描かれているとDESIGNS2の描き方についての項目にありましたし、前回の13巻ではその表紙絵を2回没にしており、しかしその作業をとても楽しみにしているとインタビューでも目にしていましたから、今回その半分のB2サイズ位で仕上げられたのがきっと「時間の短縮」にも若干関係しているのかな、と思いました。
私も一応、絵は描いたりすることもありますけれども、受けのいい絵は全く出来ないことからほぼ自分自身のためにしか描かなくなった作品は現在全てデジタル仕上げですけども、アナログで…とくに油彩などをしていたときは大きなキャンバスのほうがやっぱり楽しく、しかも頭の中のものを表現するのに絵がきやすさもあったように思いましたので、本当に永野先生今回時間を作ってプライベートだってきっと削られ相当気を遣われて、連載と同時進行で作業されていたように思います。
それは20点もあった初出の設定画にも表れています。(特に新しく描かれたキャラクターはそれまでに描かれたものにくらべ少し輪郭が丸く、影が薄く、線画も少し細いので単行本ではじめて全ての設定画をご覧になられた方でも見分けが付きやすいかもしれません。)
これらのキャラクター紹介はD6・クロスジャマーの方により詳細な解説がついてくると思いますけども、華やかではやく大きな紙面で彼らのデザインをしっかりと目にしたいものだと思いました。
ヴィルマとかもう凄く可愛いじゃないですか!ああいうトマトレッド大好きです(^o^)
それとは別に…
・ナルミの説明文は、私達読者に対する永野先生からのメッセージだと思います。凄くそう思ってしまいました。
・恋ちゃんの説明は…そうかカリギュラ関係じゃないのね彼女^^;となると完全覚醒すると超帝国騎士は長い時間を生きるパターンになるけれども、完全じゃないとそうでもなく普通の騎士同様の寿命しか生きられないのかな…ナオくんとか改めて弱っちい(失礼)ことが説明でも明らかになったのですけども、この辺りはショウメにならないとわからないかなぁ…あの変な体のあざと言うかマークが今後ホログラムで出てきたあの人にも木刀しか持てない人にも付くのね^^;
・14巻で連載と変わったところって、53pの3コマ目と4コマ目のナレーション挿入くらいしか分かりませんでした^^;あとは細かいところなのかな。
・今更なのですが、2946のカイエンって老けすぎのような気もするし(陛下の治療中?に若返る要素を得たりしたのだろうか…)バランシェさんはファティマボディに移植したあとでしょうからそこから40年で急激に老けて亡くなることになるのですよね。
・これまた何を…ですがアイシャが今後受けるだろうお仕置きってなんだろう?そういえばログナーもメナーも帰ってしまったから、ちゃあのお守りはお姉さんがするんだろうか^^;加えてアマテラスとブラフォードもまた母星に帰ってしまったけど彼の奥さんとカイダはどうしてるのかな。
・そしてやっぱりアルル・フォルティシモ・メロディがこのツラック隊に出てこなかったのは読み直しても(アイシャのセリフで無理やり暴風三王女にされたような感じで)違和感があるんですよね…今後三人で口論しながらも共同で強大な敵を倒すようなシーンとかが差し込まれるのでしょうか。なら暴風三王女という渾名も頷けるんだけど…。
単行本には書いてありませんが、アイリーン・ジョルの(エルメラ王妃に頼まれた)目的はアルルのコーラス帰還らしいのでそれはそれで気になりますけども…
・次の次のエピソード、ショウメの舞台がナカカラ王国となると、フィルモアの人物が登場してくることは予想されるのですが…あと2000年代の詩女・ライヒ・ナカカラとヨミ・フィルモア2の話とか少しは出てくるのかな…
・あとGTMボイスオーバーGA2、本編にはあんまり出てきてないと思うのだけど意外とマイルドで細身ですよね。グロアッシュの方はやや無骨なお顔立ちですから本編でもわかったのですが漫画だとあの鮮やかな色がついているわけじゃないからあの設定画だと漫画にハッキリと出てきたら何のGTMだか見分ける自信がありません…^^;
そんなことをブツブツと書きました。お話はほら、もうとてもとても面白かったということで良いでしょう^^;
今回沢山書いたりして疲れましたので^^;ニュータイプ3月号のネタバレ感想は13日以降連休明けにお送りしたいと思います。ゴメンナサイ。
あ、横浜ではファイブスター物語14巻出版記念のイラスト&ついに立体化されたカイゼリンの見事な展示が本日から25日まで行われております。
私も喧騒が落ち着いたら観に行ってきてこのブログでもご紹介する予定ですが、是非単行本をお楽しみになった皆様も、更なるお祭り気分を味わってみてくださいね!
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