お国柄を確認しておこう!(2016)

 ニュータイプ11月号では読者がそのボリュームとデザイン群に圧倒されるくらい、沢山の国家が登場してきました。
 今回の魔導大戦は、もとは「(表向きは)特に事情はないが、詩女システムの壊滅と国家間の混乱と思惑を引き出したバッハトマ魔法帝国と、広大だけども歴史は浅かったハスハ連合共和国の分断+元の緩いつながりであるミノグシア連合の中心・聖宮ラーンの腐敗と立て直し」による戦争が大きな軸になっているとは思いますけども、このバッハトマが生み出した混乱により、戦火の中を多くの国が規模の大小はともあれ、ボォス星に降り立ち戦線に参加しております。
 真摯にボォス星の国家を助けたいものから、なんとしてでも領地を確保したい国家、あるいは戦線のトレンドを探るところまで、色々なパターンが今まで出てきております。でもそれでもパズルのピースはどこか足りなかったのです。
 それが今月号になってやっと、「パワーバランス表6位に属する大国でありながら、今までかなり説明の少なかったガマッシャーン共和国」の要人が登場してきたことで、ようやくその輪郭を(大まかにですが)描くことが出来るようになったと思います。

 それでもガマッシャーン共和国に関してはまだまだ謎が多いのですけども、ただし DESIGNS3の、他国の説明からここはGTMやファティマのアシリア・セパレート服の素材となる「ヘリオス装甲」の元になる原材料の産出国であることは確認できます。
 私達の産業も鉄鉱石や石炭がないと成り立たず生活できないように、貴重な原資のある所、またパワーバランスやGTMの配備状況からしても「結構なお金持ちで、他からこの国家は当てにされている」存在であることは間違いないでしょう。その原材料が手に入るところが相当限られているからです。
 物語でも既に、同じ原材料が産出されるカーマントー星の惨状が13巻のジャコーの口によって語られるわけですから・・・。
 今回ナオくんがどうしてバッハトマと組むのかは明らかになっていませんが、ただ(彼の名前から相当な立場の人物だというのが伺えるのにも関わらず)本人はあんまりこの戦場に乗り気でないというか・・・。領土を得たい!とか明確な参戦理由までは口にしていません。
 また軍備としてもガマッシャーン共和国としては今まではそのお金でウモスからGTMを買っていればよかったのですが、戦争になったこともあり自国生産のGTMをと、隣国・コーネラ帝国の協力を得てヴァルター・ヒュードラー設計のエクペラハを新規採用し、旗騎に至っては、とってもじゃないけど、相手とかなりの友好関係もしくは優位な力関係でもないと得られないようなGTMハロ・ガロを持ってきています。
 これも新型の機体ですから、ガマッシャーン共和国としては確実に勝てそうな戦でGTMのテストケースとしたい、といったところだったのでしょうか?

 そんなことをつらつら思いつつ、今回の作戦、枢軸側は・・・
・バッハトマが提案してきているものの規模が一番小さく(加えてジイッドが持ちかけてきたらしいので、ボスやんやデコースさんが知ってるのか不明)、
・ロッゾはツラック隊の戦っぷりが明らかに優れていると察知し、真っ向から撃破したいという意向があり、戦の中心メンバーになっている。あと、ここは報道規制がない。
(※ソープの台詞はそこを指しているように私は思います。ロッゾ、ジャカスターク両国とも民間マスコミがいることは明らかですし、そのせいもあってアルルとセイレイ、ネイパーの「見ているだけなら愉快な訳のわからん口喧嘩」も星団中に大々的に報道されてしまってますから・・・ソープとしては自身がこの戦に関わっていて、ツラック隊に大変強力な手助け。敵にとっては「何か恐ろしいものの正体」となっていることは公になってほしくないはず。あくまで個人的主観ですけども・・・)
・ウモスは確実に勝利し、領土と大国への影響力を得たい。
・ガマッシャーンも勝ちたいけど、ウモスとバッハトマの動きを妙に思っている。
ということをおさらいしつつ、戦火の当事者たちであるバッハトマとミノグシア連合の国々以外はどんなことを魔導大戦で目的にしているのか一応、勝手に図に書き留めてみました。


・・・え、なにこのテキトーさ^^;と思われた方大変すみません。これ、自分の覚え書き程度ですし・・
もしも気になった方はDESIGNS2や3とか単行本などを読んで下さい!
 傭兵関連とかディ・ヨーグンとか分からないものはすっ飛ばしました^^;戦線参加に各国がどのくらいの熱量があるのか、あるいは魔導大戦とシステム=カリギュラとの関連性を簡単に記しただけです。(※注意 GTMがそうだからといってカリギュラと関係させるのは危険なのですが、一応以前は彼らの手助けを得ていたというメモのようにお考え下さい。多分過去のおつきあいとかならば、もっとあるはず・・・
 ま、まぁこれだけでも今回のベラ国攻防戦の各国の真剣度合いが多少は見えてもらえば幸いです^^;
※ところでナオくんのGTM「だけ」形式上、元いた所属国家のマークも付随しております。
あれを見ただけで逆上しそうな人が今後ツラック隊に加わりそうだし、例え単身でも彼に猪突猛進で襲い掛かってくるのではないかと、今から危惧しております・・・^^;


あ、前回当方がちょっと関連している、2017年3月2日(水)メンデルスゾーン・コンサートのフライヤーができました!と書いておきながらチラシ本体アップしていなかったので、それも今回一緒に上げさせていだきました^^;三度宣伝ごめんなさい。
チェロを演奏される鈴木秀美さんは今週末、サントリーホールにて日本フィルハーモニー交響楽団第684回定期演奏会で指揮をされます。また10月30日(日)は上野学園ホールにてご自身のオーケストラ、オーケストラ・リベラ・クラシカの定期演奏会もあります。(ここでチケット先行発売あります!)
フォルテピアノの小倉貴久子さんはその前日、29日(土)2130~NHKEテレ「らららクラシック」にご出演されます。
また岡本誠司さんも11月2日(水)に第一生命ホールにて昼夜リサイタルのご予定がございます。
また、現在彼はヴィニャエフスキ国際バイオリンコンクールの真っ最中です。昨日最終選考の7名に選ばれました!セミファイナルでのモーツァルト、素晴らしい演奏も良かったら御覧ください^_^




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