ファイブスター物語13巻ネタバレ付き?感想。感想を読んではまた感想。(2015)


 ファイブスター物語についてのみ述べ続けているこのブログもなんだか曲がりくねった道をくねくねあちこち巡り、旅路のように歩きながら、ようやく辿り着いた13巻だったと思います。

 13巻を手にした時は念願叶ったあまりに興奮しすぎたのか、その前のネタバレなし版の感想が、短いのに文章がハチャメチャになっていることに後になって気付き、夜中にこっそりほぼ全面を直しました。
 先に読んでくださった皆様、大変すみません。(だからといって書きたかったことが変わったわけではありませんから一層情けないのですが^^;)

 そして今回ネタバレ版・・・と思ったのですが、これがまた上手く書けません^^;
 いや単行本自体は(あ、これ連載とは違うと思った幾つかの点を脳内書き換えしながら^^;)とても面白く読んでいるのですが、どちらかというと現時点では「13巻を手にした他の方の感想を読むのがまたドキドキする」感じです。

 私個人は、ファイブスター物語に関するこのブログを書くようになって3年、映画ゴティックメード~連載再開と掲載分のお話を可能な限りでは追いかけた(勿論至らないところは沢山ありますよ。)方かな?と思いますが・・・
 うーん、想像するのも難しいのですが日々SNSやブログで記されている単行本の感想を読んでいると、FSSに9年の間何も触れてこなかった皆様が単行本13巻に抱いた衝撃はとてつもなさそうだと思う一方、でもその決して短くない時間、新しい情報に接しなかったり、振り返ろうとしなかったりしなかったその時間は一体どう過ごされていたのかな?と思うところはあります。
 今どきならばネットが身近な環境として存在するのだから、タイトルでも検索すれば何かの片手間でもFSSはどうなっているか、位のことは触れられたのではないか?と思ってしまうのは私が捻くれ者だとしても・・・
 ひとの人生ってやはり色々なんだなぁ、と改めて突きつけられたような思いがいたします。
 少なくとも2012年にゴティックメードが公開されてからはファイブスター物語に帰ってみる機会はそれなりにあったと思うのですが・・・
 (勿論、映画でも連載再開時でも一旦戻ってきた上で好き嫌いを判断されるのは全く構わないと考えています。)
 まぁ、そういった方は「その分の9年間、他に夢中になれる事が山のようにあってFSSをすっかり忘れていたのだろう」と思うことにします。

 そしてその間、「何か大きな変化があるとネットや口コミで気が付きつつも映画ゴティックメードをご覧になれなかった皆様」には、ファイブスター物語の13巻の世界が(だけでなく、作品全体の印象も)大きく変わるからなんとかして映画作品をご覧頂きたいなぁと私も願っております。

 ただ、そんな機会…例えばゴティックメードの再上映はファンのリクエストで20回以上行われてきましたし、このブログでも出来る限りお伝えしてきました。
 しかし、それでもこんなに映画をご覧頂けなかったまま、単行本を手に取られ、見てみたいと声が殺到する事は嬉しくもあり、同時に自分の非力さを改めて感じています。
 私はただの1ファンでしかないのだから情報が拡散していかないのは当たり前であり仕方がない。それはそうなのですが…

 今、ゴティックメードの映画をご覧頂きたい方がひとまずできる事としてはとりあえずドリパス経由で見たい!と訴えられ、チケットが確実に買えるようにファン登録をしておくのが最善ではないかと思います。
 ドリパスという再上映サイトがあったお陰で、今迄も全国あちこちで劇場再上映が行われてきたからです。
 しかし、次はいつ、どこで上映されるか現段階では分かりませんし、そして今度、もし上映があるときはそんな皆様がGTMリピーターとともに殺到するでしょうから、チケットの入手具合もまた一段と大変になるのではないかと思います。
 また、単行本は新しい記述や設定項目も多くたっぷり書かれているのですが、はっきりいって「単行本だけではそれでもその半分くらいしか説明がされていません。」
 単語としてではなく、五感で確認出来る映画をすぐにご覧いただけない今現在でしたら、副読本DESIGNS4のご購入をお勧めしたいと思います。
 あと、例えばレッド・ミラージュやナイト・オブ・ゴールドがどんなデザインになったか、については最近公式HPもスマートフォン対応になりましたので、そちらから画像をご覧頂けると思います。
 ※永野先生の公式サイトに関してはゴティックメード部分含め全てスマホで閲覧出来るようになりました。便利になりましたね!

 尚、ゴティックメードについてソフト化をご希望になられている皆様は、単行本に入っているアンケートやお手紙に思いの丈を綴って直接ご希望をニュータイプ編集部に送ったほうが良いですよ。あるいはご自身で署名活動でもされるとか…。
 公開から3年経ってソフトになっていないものを動かそうとするのは相当の熱意が必要で、ひょっとするとそれでも難しいかもしれません。
 でも私はこの作品を映画館で観るのは大好きですが、そういった希望を現在持っていない(もしソフト販売の機会があったならば一応購入すると思いますが)ため、私からソフト化要望を発信したり行動を起こす予定は今後も一切ありません。
 私が皆様の感想から大まかに受けた印象をざっと述べるとそんなところでしょうか。

 ゴティックメードを映画館でご覧になって気に入られた、大好きな方は恐らくニュータイプの連載から展開が気になっていた方も多いでしょうから、その皆様は恐らく単行本描き下ろしのトリハロンとベリンの物語を映画とは別の形で満喫したり、新しい設定画が公開されて喜んだり、「あれ、ここってこうだったっけ?」となってDESIGNSなどをひっくり返されたりしていることと思います。
 (個人的には聖宮ラーンについての記述が結構変わったと思うのですが・・・”ラーンで教鞭をとっていた事になっていたコーラス21”がコーラス19に代わり、しかも「ラーン教導学院出身」というのがひっかかります。
ということはセイレイに性格そっくりの彼ということですから、聖宮ラーン東宮西宮の乱の頃って、超出来の悪い裏口入学生だったということ?^^;
あとラブが気になりますね…ユニオ同様の生き方をしているという事かなぁ…)


 ファイブスター物語という大海が今、まさに私達の目の前で美しくも荒々しく輝いております。
 大変魅力的ではあるものの、いきなり大波のなかを何も持たずつっこまなくてはならなかったのか、シュノーケル完備をして恐る恐る波の中を潜るのか、身体を大いに鍛えて思い切り飛び込むか、それともあらゆる嵐に対応できそうな巨大な船を建造し航海を試みるか、あるいは大波を対岸の高いところから眺めつつあれこれ海の中の世界を思い焦がれるか・・・
 FSS読者の世界の楽しみ方は本当、色々だと思うのですが、9年の時間はファンの営みをさらに複雑化させたようです。
 思い思いに作品に接してこられた皆様の個々の気持ちが溢れかえってネットではもう暫く感想が飛び交いそうですし、私も今後の展開について新しく示されたキーワードを参考にまたへっぽこなりに楽しんで考えたいきたいと思いますm(__)m。
 ※尚、ニュータイプ9月号の感想については、すみません当方お盆休みにつき多忙のため^^;11日更新とさせていただきます、ゴメンナサイ^^;

 え、本の内容についてのあれこれは?…連載中に色々書きましたし、今日はいいかな?とΣ(゚д゚lll)
 有る事無い事ないことないこと^^;沢山書きましたから、このあと適当に抜粋してリンクしておきます。
 あ、あくまで私の勝手な思いを綴っただけですから、間違ってもそのまま信じてはいけませんよ!
 軽いお気持ちでざっと眺めたら、読んだら忘れて下さい・・・あるいは改めて単行本、副読本などを追ってみてください。
 尚カッコ内は、私が記事を書いた時のおおまかな日付です。

 ニュータイプ5月号ネタバレ付き感想その2~見えない物語を追え。の巻(13年4月)

 カイゼリン・スーツの謎 (13年6月)

 イスパハンのあのひとは。(13年11月)

コメント

匿名 さんのコメント…
コーラス・ナンブがGTMガーランドって設定も引き継いでいるのであれば
裏口入学の必要はないのではないかと
匿名 さんのコメント…
あ、成績優秀でも素行に問題があったので裏口で、、って可能性もあるかw
チーク さんの投稿…
風のようにコメントを下さった方

ブログアップして、次の記事をゼイゼイ書いている真っ最中にコメントが届き大変ビックリしました^^;
こんなことがあるのも単行本13巻というビッグウェーブ中だからだと思いますがどうもありがとうござます。

元々19世はGTMの開発をしていたかは定かではありません。
今回単行本によって再度設定が変わっているような気がするスルーエクセルナSR1(エンゲージSR1)ですが・・・
元々コーラス21の頃の機体でマール・クルップとルミラン・クロスビンの開発、な筈だったのすが連載の時点で一度コーラス21が開発した記述になり、その後D4で再度前記の二人に戻っています。(ハイレオンSR2~4まではコーラス王家が関わっている事に変更)
なのですが今回単行本の記述はこのGTMがスルーエクセルナではなく、ハイレオンSR1になっています。

単行本にある機体がハイレオンSR1に変更になって19世が開発したことになったのであれば”疾風のごとくコメントを下さった貴方様"の言うとおりになるのですが・・・
ただ聖宮ラーン・ラーン教導学院の記述を読むと「ブラウニー・ライドとウラニウム・バランス」は教壇に立っているのですが「ゼビア・コーターとコーラス19」はそこの出身である、と読めるので先生としてではなく、学生として教導学院に在籍していた事があるように読めます。この辺りはお話が展開されないと分かりませんけども・・・

加えてコーラスの家系はどうもガーランドの才も持っているようですが同時に19世の性格が「セイレイ王女そっくり」ともD2にあるので、正直な印象ではろくな態度で勉学に励んでいるようには思えません^^;
東宮西宮の乱のころは人間でいうところの20代前半みたいなので、彼はラーン在学中か、卒業直後のヤンキーなお姿が見られる可能性は高い気がします^^;

そんなところでしょうか。ごちゃごちゃしてすみません。別に当たっているとかそんな事は期待しないでいただきたいですが、私個人はそんなふうに思っております。
匿名 さんのコメント…
コーラス19世とは書かずコーラス・ナンブ(19世)とされているところが
肝心だと思いました。GMTガーランドには銃器メーカー(この場合は
南部銃製造所)の名前がつく法則があるので。
チーク さんの投稿…
恐らく風のように返信も下さった方
(すみません、同じ方だと思うのですがこちらからは確認が取れないためこのような表記にさせていただきます。)

お返事も頂いていたのに遅くなりすみません。
コーラスの家系はガーランドの才もあるらしいという点はDESIGNS2で明らかになっているのでコーラス19がガーランドであっても全く不思議はないのですが、(ただ19がガーランドであったという具体的な記述は今回がはじめてだったように思います。)
ただ、スルーエクセルナSR1はもともとコーラス21の頃に(それも他のガーランド2名によって)作られたGTMだった筈なのですがこれが19に設定変更になるのか、それともそれ以前にコーラスが何か他のGTMを建造していたのかまでは単行本の記述だけではちょっとこれ以上のことは分からない、という感じです。
上手く書けなくて申し訳ありません…

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